ちゃーむす日記
ちゃーむす



 踏んだ物は?Part2

昨日の「カエル踏んじゃった事件」を日記にアップして、思い出した。
実は私、以前にも、ある物を踏んでいた。

それは、私がまだ高校生の頃・・・。


やはり、雨が降り続いていた、多分、梅雨時だった。
2階の自分の部屋で寝ていた私は、夜中に目がさめ、むしょうに喉の渇きを感じた。
眠い目をこすり、階段を降り台所へ向かった。

パジャマ姿の私は、無論、裸足であった。

「ブチッ!」

私は、何かを踏んづけた。
暗くて、一瞬何を踏んだのかわからなかったが、なんとなく、「みかん」の房を1つ、踏んだような感じだった。

寝起きで呆然としていた私は、うつろな目で電気のスイッチを入れた。

電気がついた台所で私が見たものは・・・?

こうこうと照らし出された、私の足の裏に、ついていたものは?
ぺちゃんこに潰れている、物体であった。

よくよく見ると・・・

「ひえーい!!!」

なんと、それは、「ナメクジ」であった。

そう、私は、素足で「ナメクジ」を踏んでしまったのであった。。。

(うそだろ???)

みかんの房を踏んだあの感触、プチッと潰れたあの感触は、ナメクジ!!


こんな私に踏まれても声を上げなかった、ナメクジ。

殺生―――。

やってしまった。。。


何がこの時一番恐かったかって、ナメクジを素足で踏んで、万が一明日の朝起きたら、足が「ナメクジ」化してるんじゃないかと言う、恐怖。

ほら、昔よくあったでしょ?
蛇やトカゲをいじめたり、殺したり、肌に張り付いちゃったりすると、だんだんその部分から、「蛇化」していってしまうという、お話。
皮膚が、うろこ状になってしまうあの、漫画。

それを、思い出してしまった。。。

いっきに眠気も吹っ飛び、喉の乾きも忘れ、お風呂場へ直行。
これでもかと言うくらいに、足の裏を洗いまくった。


幸いにも、今私の足は、多少の偏平足であっても、「ナメクジ化」はしていない。

梅雨時の台所も、また要注意しなくてはならない。

とにかく、足元には注意を払わないといけない。



一体、私は、次に何を踏むことになるんだろう???





2001年10月29日(月)



 踏んだ物は?

夜、外に出た。

雨が降っていた。

何かを、踏んだ。

それは、とっても大きな、カエル、だった。

「ぎゃ!」

それは、カエルと、私の悲鳴。

大きなカエルは、潰れることなく、叫んだ。
身じろぎもしない。

ひるんだのは、私。

ライトに照らし出された、カエルは迷惑そうな顔をしていた。


「ご、ごめん」

そう、叫んで、慌てて家へ駆け込む。

窓から、カエルが怒って追いかけてこないか見てみる。

(ふ〜。助かった〜)



雨の日は、足元にお気をつけ下さいな。








2001年10月28日(日)



 車窓から

帰ってきました。
ゆらゆら揺られて・・・。

行きは「特急」帰りは「乗り継ぎ」でね。

乗り継ぎ・・・つまり特急じゃない列車、乗り継いで乗り継いで帰ってきました。

これが、またまた良い。

出発地からゆらゆら揺られ、窓の外は高層ビル街から、工場地帯へと景色は変わり行く。
暫くすると、田んぼや畑なんかも見えてきた。

と、乗り継ぎ駅。
慌てて列車を降り、階段を駆け下り、そしてまた上り反対側のプラットホームへ向かう。

来た来た次の列車。

順番に並び乗りこむ。

なんだか、素朴な電車。
がたごとがたごと揺られていく。

そうこうするうちに、またまた乗り継ぎ。

4人がけの席の1つに座ろうと、先客のおばさんに声をかける。
「ここ、いいですか?」
「はい、どうぞ」
ニコニコ顔でおばさんは答えた。

今度の列車は、大勢のおばちゃんが乗っていた。
お昼時らしく、お弁当を食べる人、漬物を他人にすすめる人、大声で笑う人、まあなんとにぎやかなんでしょ。

しばらく、そんなおばちゃん達を眺める。
なんだか、楽しそうだ。
ふと気がつくと、駅に止まった。
ワンマン列車なので、後ろから何人か乗ってきた。

窓の外の目をむけると、線路沿いの畑でおじいさんが菜っ葉を一生懸命引っこ抜いていた。
何本も何本も抜いて、それらを一輪車に積んでいた。

思わず、目が合った。

にこっと微笑んでみた、私。
おじいさんも、にこっと微笑み返してくれた。

列車はまたまた出発。

見慣れた風景が飛びこんでくる。
少しづつ色づき始めた山々、見下ろす峡谷。

降りる駅まで後少し・・・。

さあ、到着。
無事に地元の駅まで着いた。
こんな時間は、おじいさん、おばあさんばかり。
その中にまぎれて、改札口を出る。

なんだか、本当に久しぶりに「旅」した気分を味わった。
家路を急ぐ車の中で、
(たまには、ぼーっと一人旅もいいなあ。なーんにも、とらわれなくって・・・)
と、思ったりなんかした。



2001年10月25日(木)



 ゆらゆら揺られ

今日は一人で電車に乗ってきます。

久々の電車。

昔はよく乗ったよな。

今では、めったに乗る事も無くなった。

10代の頃、電車に乗って一人旅をするのが、好きだった。
車窓から景色を眺めるのが、好きだった。

「駅」とか「プラットホーム」も、好きだった。
「駅」のざわめきや、独特のにおい。

「プラットホーム」に立ち、電車が来るはるか向こうを見る。
大きな荷物を持った人々。

小さな駅には小さな駅の、大きな駅には大きな駅の、それぞれの良さがある。
寂しさとか、希望とか、いろんな物が溢れている。


さてと、そろそろ用意をしよう。

電車に乗ってきます。


2001年10月24日(水)



 異常発生

昨日とはうってかわって、快晴の日。
気温も高めで、気持ち良い秋の日。

だが・・・。

お昼前に白川茶屋の掃除を終え、家に帰ってきた。

なっなんと、我が家の外壁に黒い物がびっしり!!

「うっわ〜〜〜〜!!」

なんと、その黒い物体は、「カメムシ」!
この日記でもたびたび話題になっていた、臭い奴。

それが、それが・・・。


我が家は、比較的日当たりに恵まれた場所にある。
夕方、遅くまで暖かい日差しが入ってくる。

だから、だから・・・。


カメムシの絶好に憩いの場所となってしまっているのだ。

しかし、これほどまでに多くのカメムシを、私はかつて見たことがあっただろうか?

壁には勿論、網戸や扉、その上、蜂のようにブンブン飛びまわっている。

「なんじゃ〜〜こりゃ〜〜!!」

往年のGパン刑事の台詞ではないが、思わず声をあげてしまう。
それほど、すごいカメムシの量。。。。

棒でつついて、地面に落とし、靴で踏んで踏んで踏み潰す。
我が家は、昔作りの家なので横に長い。
こっちの端から、カメムシを落とし踏んで、順番に移動する。
あっちの端まで行き、やれやれと思い、ふと顔を上げてみる。

今まで落としてきたはずなのに、もう奴は、壁に網戸に沢山へばりついている。

「嘘でしょ?」

再び、カメムシを落とし、踏みつけていく。

当たり一面、カメムシの死骸と嫌なにおい・・・。

おぞましや・・・。


しばらくたって、お客さんがみえた。

「ごめんくださーい。」
「・・・うわっ!なんだ!!これは?」

そう、客人は、私が落としてつぶしたカメムシの死骸を目の当たりにして叫んだ。

「あっ。すいませーん。今「カメムシ撲滅作戦」をしてたんで・・・(^^;)」

「ちょっと、ちょっと・・・。いいの?こんなとこでつぶして?めちゃくちゃ臭いよ。」

「そうですかあ?私ちょっと嗅覚が麻痺してるかも?」

「やめたほうがいいよ。つぶすのは。臭いよ。。。」

「だって・・・撲滅作戦だもん・・・」

これ、実際の会話。

客人も、それでも尚、沢山へばりついているカメムシを見て、私に同情してくれた。
「でも、やっぱり、つぶすのはやめたほうがいいよ、臭いから。火箸で掴んで廃油に入れるとイチコロだよ。」
と、親切に教えてくれた。

(おいおい・・・。こんなに沢山のカメムシを火箸でつかむんかい?)
と思いつつ、
「ありがとうございました。早速やってみますね」
と、客人にお礼を言った。

客人は車に乗りこみ、帰っていった。

しかし、私は見た。

彼の車に、カメムシが2〜3匹入っているのを。
そして、別れ際に、彼の帽子に奴が飛びついた事を。

(臭いぞ〜。あの車の中・・・)








2001年10月23日(火)



 雨降り

今日は1日中、雨。

私も1日中、家。


今日の雨は、なんだか優しい。


外に出て、池に降る雨を見ていた。
池には無数の、雨だれの輪。

優しい輪。

家の前の水たまりを見ると、沢蟹が一匹、体を浸して遊んでいた。
ちょこんと触ってみると、すすっと横歩き。

かにさん、やっぱり、横歩き。


目の前の山々も、薄く靄がかかっている。

乾いた木々達が、体中から雨を吸い取っているよう。


柿の木の、葉っぱから一滴一滴、雨粒が落ちる。


顔を上げて、空を見る。

さわさわと、雨が顔に降り注ぐ。

なんだか、ちょっと、心地よい。


耳を済ますと、雨が降る音と、流れる音が聞こえる。


ちょっと、心を落ち着かせてみれば、
こんな雨の日も、なかなか素敵。


しゃがんで、水たまりを覗く。
かにさん、つつけば、またまた横歩き。


明日は・・・晴れるかな?







2001年10月22日(月)



 山の産物

白川茶屋HPのトップにも写真をアップしたが、今年も「きのこ」の季節になった。
昔から、ここらあたりは「きのこ」の産地だったらしい。
とくに「松茸」は、「白川松茸」と呼ばれ、軸が太くて業者の人達も喜んで買っていったそうだ。
そう、昔は、松茸は山ほど採れたそうだ。
大きな籠をしょって、山へ行くと帰りは溢れんばかりに採れたそうだ。

嘘みたい・・・。
でも、本当だったらしい。

悲しい事に、今ではもうそんな光景は、お目にかかれない。
年々、採れる量、いや、はえる量が減ってきてしまっている。

酸性雨・大気汚染・山林破壊・・・そして、最近は「松食い虫」による被害。
松茸はすっかり生えなくなった。

確かに、私がこの地にお嫁に来た時よりも、かなり少なくなっている。

まあ、松茸なんぞ、食べなくたって命にかかわるわけではないので、生えなくたっていいのかもしれない。
が、何てったって、「秋の風物詩」やはり、お目にはかかりたい。

もちろん、松茸ばかりじゃない、雑きのこだって、充分「秋の味覚」だ。
そうな・ずぼ・いくち・しめじ、その他いろいろな「きのこ」。
どれも、天然物。
決して栽培しているわけじゃない。
わざわざ山を登り、周り、見つける。
決してたやすい事じゃない。
だけど、それら「山の産物」を見つけた時には、超ハッピー!

そう、山の中で宝捜しでもしている気分。


今年は、そんな雑きのこの生えも悪い。
白川茶屋の店頭に並ぶ量も少ない。
欲しいお客さんは、大勢いるのに・・・。

沢山出るといいのになあ。

松茸はね、焼いて新の生姜醤油で食べるのが一番美味しい。
その次はね、松茸御飯。
松茸御飯を美味しくいただくコツは、松茸以外の具はあまり入れないこと。
我が家では、揚げを小さく切ったものと、これまた摩り下ろしたしょうがを少し入れる、ただこれだけ。
勿論、お米は新米を使うこと。
次は、土瓶蒸しかな?
ゆずを少し入れるとなおさらGOOD!

あー。お腹が減ってくる〜。


白川茶屋には地元産の松茸、きのこが出ます。
が、注意していただきたいのは、勝手に山に入って採ろうなんてことは決してしないで下さい。
ここらへんの山は全て「私有地」です。
山へ勝手に入ることは勿論、地主の了解も得ず山菜類を採ると、罰せられます。
とくに、このシーズン、地主同士でも山に入るのには、気を使います。

ただでさえも、生えなくなっている「山の産物」。
だからこそ、守っていきたいですね。





2001年10月21日(日)



 ハッピーな気分

人から物を貰うのって、とっても嬉しい!!
…なんて事を書いたりすると、私の人格が疑われるかな?

今日、布団の打ちなおしのおじさんが来た。
どうやら、先日母が頼んだそうで、やっと出来あがったので持ってきたとのこと。

布団の打ちなおし?なるほど、ちょいと興味があるな。
また、いつもの癖で、おじさんにいろいろと尋ねる。
「どうやってするの?」
「わたも洗濯するの?」
「何年おきくらいにすればいいの?」
「いくらかかるの?」

おじさんは、一つ一つ丁寧に教えてくれる。
そのたび、
「ふ〜ん」
「なるほど!」
「そうだったのか?」
「まじ?」
と、うなづく私。

おじさんは、布団の話から、何故かパチンコの話、そして宝くじの話までしだした。
このおじさんが、また面白いおじさんで、まじめな顔をしながらも、おっかしく喋る。

長い時間おじさんと話をしていた。
すっかり、日は暮れてしまった。

「じゃあ、いくわ」
「ごくろうさん。お金は今 手持ちが無いんで次回でもいい?」
「いいよ。いいよ。また、いつでも」
「ごめんね〜」
そして、おじさんは、車に乗ってエンジンをかけた。
「じゃ〜ね〜」
手を振る私。

すると、おじさんは車の窓を開け、なにやらごそごそ取り出した。
「昨日岐阜へ行って来て、買ってきたで、あげるわ」
「えー何??わー!!いいのー?本当に!」
「いーよ。特別だよ。」
「わーー!!ありがとう!!打ちなおしのお金も払わずにおいて、こんなの貰っちゃって・・・。ありがとう!!おじさんは、いい人だね〜!!」
「じゃーね」
と、おじさんは、「紅葉」と書いてある「ういろう」を1本私にくれた。

ちょっと感動、いや、めちゃくちゃ感動!

子供が
「何貰ったの?頂戴頂戴!」
と寄ってきて、包みを開けてしまった。
すると中は、とっても綺麗なういろうが入っていた。
緑のういろうの中に、いろいろな色のういろうが埋めこんである。
本当に、紅葉した山のようだった。

食べてみると、これまためちゃくちゃ美味しい!!
元来、「ういろう大好き娘」なのだが、こんなに見た目が綺麗でなおかつ美味しいういろうは食べた事が無かった!
更に、感動!

結局子供達にちょびっとづつあげ、あとは私一人で食べるようにと、戸棚に隠した。(^^;)

ということで、思いもかけず他人からものを貰う行為だけでも嬉しいのに、更にそれが美味しかった!ということで、なんだか今日はとっても良い日だった。

やっぱり、私って、単純?

2001年10月19日(金)



 課題クリア?

今日は久しぶりの白川茶屋当番。
ちょっと緊張して当番に望んだ。

朝から、雨。
お客さんの入りは悪いかな?
などと思いつつ 、笹寿司や朴葉餅をパックに詰める。
それらが終わると、じゃがドーナッツとかぼちゃドーナッツを揚げる。
そう、いつのまにか「かぼちゃドーナッツ」も仲間入りしていた!

これがなかなか上手く揚がらない。
生地が柔らかいので、型を抜こうとすると、いびつな形になってしまう。
なんだかんだで、四苦八苦しながらも、何とか全てを揚げ終わった。

そうこうすると、お客さんがドドドッとやって来た!

おお!!飛ぶように笹寿司や、朴葉餅が売れた!
「すいませーん!朴葉餅蒸してくださーい!!」
「笹寿司定食、おねがいしまーす!」
加工の人達に大声で伝達。

休憩時間もままならないまま、対応をする。

でもね。こういう、茶屋のあわただしさが私は好きなんだ。
お客さんが来てくれると、休憩時間が無くても、お昼が食べれなくても、やっぱ嬉しい。
活気がある茶屋が私は好きだ。

今日は、私自身に「課題」があった。
それは「茶かりん」を上手に作る事。

今までは、最後の砂糖をまぶすタイミングがどうもうまくいかず、なかなか満足できる物が出来なかった。
さて、今回は上手く出きるか?

先輩の、かよさんにコツを教えてもらった。

鍋に砂糖と水を入れ、あわ立つくらいまで煮詰め、その中に揚げた茶かりんを入れる。
軽くかき混ぜ、火を止める。
両手で鍋を持ち、ゆすりながら砂糖を絡める。
全体に白っぽくなれば出来あがり!

毎回毎回失敗していた。

それが、何と今回は先輩のおかげで大成功。
綺麗に綺麗に出来あがった。
自分でも感激〜。

要領さえ覚えたらこっちの物さ。
「見て見て!上手に出来た〜」
おばちゃんたちに見せびらかす。
「おや、美しく出来たやないか。」
「上手、上手。美味しそうだね」
こんな風に言われると、子供のようにめちゃくちゃ喜んじゃう!
んでもって、張り切って、又作っちゃう。

こうして、今日の課題はクリアできた。

当番が無事終わり、帰路の車中でふと思った。

(やっぱ、茶屋は楽しいな。今日も1日よかったよ。)
そして、
(でも、私って、やっぱブタもおだてりゃ木に登る…性格だよなあ〜。)
更に
(単純だよなあ。。。良いんだろうか?こんなんで)






2001年10月17日(水)



 ご苦労様

ライスセンターでの仕事が終わりました。
毎年秋季の恒例の仕事。
ハードだけれど、結構楽しい仕事。

今日で、今年のお仕事は、おしまい。

仕事内容はきついけど(「茶屋娘日記」2001年08月28日(火) 米詰め娘 参照)、
やめられないなあ、この仕事。

今年もいろいろありました。

ねずみのフン食べ事件やら、掃除の時の「武装戦線」。
だけど、1番の思い出は、携帯どっぽん事件だろうな。

皆さんにお世話をかけっぱなしでした。

楽しく、元気にやってこれたのも上司、同僚の皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

(で、反省会はいつにする〜??忘れないでよ、上司のY下さん!!
 その後は、音痴同盟で、カラオケか〜?同僚のH武さん!!
 ライスセンターが終わっても腐れ縁よろしく!K子さん!!)

ライスガールは、ただの茶屋娘に戻ります。。。
皆さん、ありがとーーー!!(^^)






2001年10月16日(火)



 小さなパラダイス

念願の「こたつ」を出した。

最近めっきり朝夕冷え込むようになり、夜になると身の置き所(?)が無かった。
母屋では、とうに電気ごたつが出ていた。
この部屋は「豆炭ごたつ」を設置!!(笑)

「豆炭ごたつは」、ちょっと面倒かもしれないけど、足を入れると「電気」のそれとは違い、優しい暖かさがある。
つい、足を突っ込み、ダラーと横になる。

(ふぁ〜〜。気ぃもちいい〜。)

ああ・・・天国。。。。

冷え性の私には、ここは本当のパラダイス!


寒がりの人、「豆炭ごたつ」の入りにおいで〜。(^O^)/

2001年10月15日(月)



 お茶の花

お茶の木の花を見たことがありますか?

この田舎では、お茶が特産品である為あちらこちらにお茶畑があります。

ちょうど、昨日我が家は「秋整枝」なる、お茶畑の手入れを済ませました。
その時に、いくつもの可愛らしい、お茶の花を見つけました。

4枚の真っ白な花びらに囲まれた、沢山の黄色いおしべ。
とっても、可愛らしい花です。
花の横には、もうすぐ咲こうとしているつぼみが膨らんでいます。

この花、私がここへと継ぐ前から・・・、
そう、産まれた時から知っていました。

名古屋の我が家(実家)の垣根は、何とお茶の木だったのです。
だから、お茶の葉っぱや、お茶の花、そして、お茶の実は、
幼い頃の私にとって、絶好の「ままごと」の材料でした。
ある意味で、私はお茶の木と共に育ったのかもしれません。

まさか、お茶の産地へ嫁ぐとは思いも寄りませんでした。

今は、肥料をやり、整枝し、お茶を摘んだり、刈ったりしていますが、
あの頃のように、お茶の花を摘んだり、お茶の実を集めたりはしません。

さっき、お茶の枝をちょっとだけ、折ってきました。
白い花と大きく膨らんだつぼみがついている枝を。

PCの前において、こうして眺めていると、
あの頃の自分が、見えてきます。

無邪気に笑ったり、泣いたりしていた幼い頃。
お茶の花を沢山摘んで、妹とままごとをしたっけ、
お茶の実を沢山採っては、割って遊んだっけ。

今は・・・
こんなに、まわりはお茶の木だらけなのに、
落ち着いて花を眺める事なんて一度も無かったような気がする。

一輪のお茶の枝を引き寄せて、そっと、においをかいてみると、
遠く、懐かしい、青い香りがしました。


2001年10月14日(日)



 こんな私は・・・

落ち着いて日記を書きたいんだけど、なかなか書けない時がある。

悲しい事に、ダーリンは私がこうして、PCに向かっているの事があまり好きではないらしい。

四六時中、PCをつけているわけにはいけないわけだし、自分が落ち着いて座っている時間も限られている。
茶屋の仕事として、メールチェックやHPの更新もしなきゃあいけないんだけれど…。

結構気を使いながら、こうしてPCに向かっている。

趣味と仕事がごっちゃになっている作業なので、いたしかたないのかなあ(笑)

そんなわけで、日記を更新したくても、掲示板やメールのレスのみに終わる日も、多々ある。

く〜。
思いっきり、ネットを散歩したい!
思いっきり、HPを更新したい!!

早く常時接続にならないかなあ。。。

待てよ。
常時接続が可能になれば、こんな優柔不断な私は、「家事放棄」で、ネットにのめりこんじゃうかもしれない。
これは、やばい。

ってことは、やはりダーリンにブツクサ言われながらも、こうしてこそこそやってるほうがいいのかも?

う〜む。(ーー;)



そんなわけで、ダーリンの冷たい視線と言葉を背中に感じ、今晩もこそこそとPCに向かい、日記を書いているのでした。














2001年10月13日(土)



 探し物は何ですか?Part2

結局、見つからない。

多分、燃やしてしまったんじゃないか・・・。
もしかしたら、可燃ゴミとして収集日に出しちゃったのかも・・・。
万が一、何処かに落として、誰かに拾われているかも・・・。

見つからない。(ノд・。) グスン

大事な大事な物なのに。

ダーリンに言わせりゃ、
「おまえが悪い!だらしないからこうなるんだ!!」

図星…(T.T)

ダーリンにも見放され、神様にも今見放されようとしている。

毎晩、それが見つかる夢を見る。
喜んで目覚めると…それは…夢、夢。

ああ〜〜。
今日も気がつくと、ため息・・・か。




2001年10月11日(木)



 殺生は嫌い

また、この時期がやってきた。
洗濯物を取り入れる時には、念入りに注意を払わなければいけない。
丁寧に、1枚づつパタパタと振りながら取り込む。

洗濯物をたたむ時にも、更に注意を払わなくてはいけない。
下手に、折りたたんだりしたら大変!

何を、そんなに神経質になってるのかって?

カメちゃんですよ。。。
カメムシです。

この時期になると、そりゃひどいもんです。
都会で育った私には、洗濯物に「虫」がつくことなんて、考えてもみなかった。
その虫が、さらに「クセ〜モノ」だったなんて。。。(-_-;)

そんなにまでして、丁寧に取り込んだはずなのに、奴は、陰に隠れている。
私に見つからぬよう、ひっそりと息を潜めている。

要領のいい奴は、そそくさと逃げる奴もいる。

でも、私は逃さない!
私の視野に入った奴は、見逃さない!

ティッシュを数枚とリ、奴を掴む!
ある時は、そのままごみ箱へ、
またある時は、ボイラー内に、くべてしまう。

さようなら・・・カメちゃん。

昼間、外の壁や、窓に張りついた奴を見かける。
ほうきで、サッと払い落とす。
すかさず、靴でキュッ!!

あたり一面、嫌なにおいが漂う。
目に付く全てのカメちゃんを、始末する。

こうするしかないんだ。
他に方法が無いんだ。

共存は無理だ・・・カメムシとは。

においが・・・強烈。
時には・・・噛みつく。

そんなわけで、この時期私は、カメムシハンターとなる。

*本当は殺生は嫌いなんですが・・・。(ーー;)
**都会に住んでる人には、この状況・・おぞましいだろうなあ・・・(^^;)




2001年10月09日(火)



 結婚式に思う。

今日は久々の結婚式のお手伝い。

シャイな感じの花婿さんと、とても明るそうな可愛い花嫁さん。

そんな二人を、もう何度見つめただろう。
この仕事を受けるようになり、沢山の初々しいカップルをお世話させていただいた。
そんな幸せいっぱいの、二人を見ていると、自分たちの結婚式の場面がオーバーラップする。

まだまだ若かった私達。
多くの友達、お世話になった先輩、暖かく見守ってくれた親戚・・・。
沢山の祝福を受けた。

今でも覚えている。
仲間内でも早いうちに結婚した私達に、感動して言葉が出なかった、友達。
休み時間を割いて、私の絵をこの日の為に、キャンバスに描いてくれた、上司。
緊張のあまり、瞬きをしすぎた私に、そっと忠告してくれた、伯母。
何も言わず、こらえきれず涙をポロリと流した、父親。
真っ赤な目をしながらも、微笑んでくれた、母親。

みんなみんな、祝福してくれた。

あの頃は、これから二人がどんな責任を背負っていくのか、自分たちで人生をどう判断して歩いていくか、なんてことを考える余裕は無かった。
ただ、これから未来、ずーと共に歩きつづけていくんだ、と心に誓った。

そして、あれから何年経ったのだろう。
責任は、ちゃんと背負っているだろうか?
自分達で人生を判断して歩いているだろうか?

やはり、今だみんなに支えられている。
どんな時も、私達はみんなに支えられているような気がする。

家庭を持ち、子供も生まれ、親と同居し、義父が無くなり・・・。
そんな今でも、まだ自立できないでいる。


あの時の言葉、今もう一度思い出す。
「お父さん、お母さん。今までいろいろわがまま言ってごめんなさい。
・・・そして、これからもよろしくお願いします。」

今でも、わがままいっぱいの娘です。。。。m(__)m







2001年10月08日(月)



 探し物は何ですか?

ああ。。。。
またやってしまった。。。

また、無くしてしまった。

というより、記憶が定かでないので、それが何処へやったか、全然記憶に無い。

無くした物は、何かって?
ちょっと、ショックで言えません。(T.T)

むかーし、結婚指輪を無くしたこともあったけ。
そんでもって、
「馬鹿だなあ」
と、言われつつもう一回買ってもらったけ。
そしたら、ひょっこり出てきて、
私は今でも結婚指輪を2個持っているのです。
(決して2回結婚しているわけではないですよ(^^;))

そんな過去のことは、この際どうでもいいんだ。

ああ。。。
どうしよう。。。

この数日間、完璧に落ち込んでいる。
「あれ」を見つけなきゃ!
記憶をたどってはいるけど・・・・(-_-;)

私って、もしかしたら「痴呆症」っぽいのか?
不安。。。

井上陽水に頼んでみようかなあ(まじに。)
あの人なら見つけてくれるかなあ。

ああ。。。
神様、お願い!
どうにかして〜〜。

(当分、立ちあがれないでしょう・・・私)

2001年10月06日(土)



 感傷的になる・・・

10月に入り、ますます時の流れの速さに戸惑う。

こんなことを、つぶやくと「年寄り臭い」と思われがちだ。
・・・まあ、確かにそうかもしれないなあ。。。(自身で納得)
秋の景色を眺めていると、少しだけ感傷的な気分になる。


いろんな、「しがらみ」から逃れたいなと思う時、
沢山の、「厄介ごと」から飛び出したい時、

ふと、思うのは、あの頃。

昔、行った、遠い北の海。
何も考えず、ただ波が寄せ返す。
太陽の光がきらきら反射している。

そんな、光景が目に浮かぶ。

その、風景が、何を受け入れてくれたのかは判らないけど、
あの情景は、私の心に深く焼きついている。

あれは、あの頃の私の唯一の聖域(サンクチュアリー)だったのだろう。

今、私は、現実の世界の中で、何とか生きている。

まだまだ、やりたいこと、やらなきゃいけないことが山ほどある。

だから・・・

本当は、立ち止まってばかりはいられない。

そうだ!

そうなんだ!

思い出を作るのは、「今」なんだ。
「今」はいつか「過去」になる。

楽しいことを、見つけたい。
いつも、何かに夢中でいたい。

そう・・・
この気持ちが、私にとっては大切なんだ!








2001年10月04日(木)



 ON THE ROAD 2001 "THE SHOGO MUST GO ON"

いってきました!浜田省吾のコンサート。

いや〜よかった。よかった。

私は、コンサートが始まる前の雰囲気がたまらなく好きなんです。
ホールに入り、自分の席を見つけ、まずは座り、ステージを見る。
そして、ホール全体を見渡す。
BGMをききながら、照明や音響、各種装置を眺める。
もう一度ステージを眺め、これから始まるショーを想像しつつ、だんだん興奮してくる。

このコンサートの前の、緊張感がめちゃくちゃ良い。

と、思いにふけっているうちに、いよいよ始まる!!
興奮は、最高潮に達する!
甘く、渋い彼の声が闇の中から聞こえてくる。
「しょーごー!!」
思わず、声が出る。
こうなりゃ、隣のダーリンは私の眼中に無い。
私の目に映るのは、ステージ上だけ。

4年ぶりくらいの、彼のステージは、そりゃ最高!!
とても、40代には見えないたくましさ、甘く低い声。
ああ・・・・。

コンサートの中身は、新しい曲あり、古い曲ありのスペシャルメニューでした。

嬉しかったのは・・・。
私の、1番好きな唄、「路地裏の少年」を唄ってくれたこと。
その次に好きな「片思い」も唄ってくれたこと。
思わず、涙が溢れてきた!

唄を聞くと、思い出す。
あの時の、状況や、思い出、いろいろな人・・・。
曲と共に、私の頭の中で駆け巡る。

コンサートの感動全てを今ここに全部書き記すことはできないな。

オーディエンスの年齢層の多くが、ほぼ私と同じ年代だったような気がする。
彼が年をとるように、私達も年を取っている。
だから、安心して聞ける。
気負い無しに、楽しめる。
昔は、ずーとスタンディングで、彼の「ちょっと、皆さん座ってください。」なんていう言葉にしたがっていた。
でも、今はただ思いきり「乗る」だけではないことに気づいた。
「乗り」が良いだけじゃなく、「じっくり楽しむ」ことが出来る。

いいよなー。
コンサートって。

長い、至福の時間が過ぎた。

終了のアナウンスが入る。

でも、感動をもう一度心にしまうため、じっと、誰もいないステージや、家路を急ぐ人達を見つめる。

この、楽しみにしていた物が終わってしまった時間も好きなのだ。

いつのまにか、係員に声をかけられる。
「お帰りはあちらですよ!」

席を立ち、ホールを出る。
ごった返すロビー。

外に出たら、雨が降っていた。

帰りに寄った居酒屋の生ビールがめちゃくちゃ美味しかった。

永遠に、J・BOY&J・GIRLでいたいよね!










2001年10月01日(月)
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