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■ いつか見た夢
私がまだ小学生だった頃、ある夢を見た。 それは、自分の部屋の窓から外をのぞいたら、目の前の路地を「市バスが通っていった。」と言う夢だった。 私の家は大通りから一本、裏に入ってる。 普段市バスは、表の大通りは通るが、どう考えても目の前のこの路地を通ることはありえない。
それが・・・・。
何年かたったある朝、(たしか中学生か高校生になっていたと思う)布団からおきて、ふと窓の外を見ると・・・なんと!市バスが目の前を通っていたではないか? 「えー?!」 忘れかけていた光景が再びよみがえった。 (これって・・・いつか見た夢じゃあ・・)
なんと、大通りに面した医院が火事になり通行止めとなりやむなく、市バスは迂回してこの路地を通ることとなったらしい。
嘘みたいだけれど、ホントのお話し。 まあ、ただの偶然なのかもしれないけれど、その頃の私にとってみれば、こんな小さな路地をバスが通るのはありえないことと思っていた。だから、この光景にはとっても驚いた。
今、考えてみればこれは、「偶然」というより、「可能性」があったということだったのだろう。 世の中、「偶然」とか「ありえない」とか言われていることは、本当には「可能性」が無いわけではない。 いわば、全ては「可能性」を持ってる。
私は、そう思う。
私の見た夢も、予知夢__などといわれる大それたものでもないと思う。
世の中、不思議なことがいっぱいあるけど、「偶然」と「可能性」は、紙一重。
どっちも、「夢」があって、ワクワク感じてしまうのは、私だけでしょうか?
2001年02月25日(日)
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