マキノ栗マラソンが気持ちよく晴れ渡った秋空のもとで開催されました。
親バカですが、小学校3年生の愚息も2kmのファミリーコースを走り66位でした。
マキノピックランドのメタセコイア並木とその周辺のコースを使ったこのマラソンは、2キロと、10キロとハーフマラソンの3コースがあり、特に2キロのコースは家族で気軽に参加でき(もちろん準備は必要ですが)、親子や老人、小学生などいろんな方が参加していらっしゃます。
日頃のストレスで体重94kgになってしまったほろよいも、来年は出場してみたいなあと思わせるくらい、気持ちのよい和気あいあいとしたムードの競技会でした。
↓小中学生の参加が多い2kmコース
↑レストランのテラスから見た琵琶湖と海津の町(眺めはバツグンです)。中央の大きな木が見えるところが、吉田酒造です。
10月22日のグランド・オープンを前に、「道の駅・逢坂峠」がお昼3時間だけのプレ・オープンを行ないました。
農産物の直売や、米粉パンのベーカリー、地元で栽培したソバを製粉・製麺して提供するレストランなど、やる気満々のスタッフですが、実際にお昼どきのお客様を迎えてサービスしたり、販売するのははじめての人ばかり。一度町内の人を相手に実地練習をということで、先日プレオープンのチラシがはいりました。
ほろよいもお昼前にのぞいて見ましたが、道の駅は大混雑。レストランは30分待ちの大盛況で、駅長さんをはじめ皆さんうれしい悲鳴をあげておられました。
道の駅・逢坂峠に製粉、製麺機、オーブンなどいろんな機材を納入した会社の社長さんを、ほろよいはよく存じあげているのですが(県内の既存の道の駅にも、いろんな機械を納入しておられる方でもあります)、その人いわく「マキノの人はみなさんマジメですなあ」と感心しておられました。
「道の駅・逢坂峠」きっと期待できる施設に育ってくれると思います。
↓米粉100%の米粉パン。ピザパンや、カレーパンなど調理パンも充実していて、小麦のパンよりモチモチ感があって日本人向けの食感です。
東海、関東地方の方には申し訳ないのですが、台風22号がそれてくれたおかげで、収穫直前の山田錦の被害が避けられました。
きのう徳島山田錦を現地見学してきた隣町の蔵元、池本君(社長ではなく息子さんの方です)がやってきて、生育状況をデジカメで見せてくれました(ほろよいは大事なお客様があったので、残念ながら今回はパスしてしまいました)。
阿波町農協の栽培指導担当のお話によると、ほとんどの田んぼがうまく生育しているそうですが、先だっての台風で一部倒伏した田んぼもあって、農家の栽培技術の巧拙が明瞭に分かれてしまった年になったそうです。
これからはカラッとした晴天が続き、最後の実入りが良くなると同時に、ぬかるんだ田んぼの表面が乾燥し、コンバインが入りやすくなるといいのですが、
↑きのう7日のマキノ山田錦の状態。頭が重くなってます。
台風22号がやってきます。
3日ほど前は990hpくらいの規模だったので、たいしたことはないわいとタカをくくっていたのですが、きのう920hpまで発達し、台風の目もくっきりと見えています。
スピードも早く、明日午後には近畿に再接近ということで、たいして勢力が衰えないままに直撃となると、収穫目前の山田錦が倒伏しないかとっても心配です。
一番の理由は栽培者が熱心で、良好な品質のものが手に入るからなのですが、台風による危険分散もかねて弊社では徳島阿波町、兵庫中町、地元マキノと3箇所から山田錦を仕入れています。
しかしながら、22号の予想コースはどの地域の山田錦もかなりの影響を受けそうです。
来週くらいからどの産地でも収穫がはじまるはずで、目一杯たわわに実った山田錦の穂が、暴風に蹂躙されてしまうのは、ほろよいには耐えられません。
なんとか被害が最小限にとどまるよう祈るばかりです。
今月21日に、マキノ町逢坂峠にオープンする「道の駅」の下見に行ってきました。
地元の農産品や農産加工品を販売する物販部門に、米粉パンの製造や、ソバの製麺加工、レストランもあるぜいたくな施設です。
現在小売酒販免許も申請中で、免許がおりれば「竹生嶋」も販売することができます。
小さ目の冷蔵ショーケースを置かせてもらって、カップ酒はもちろん、本醸造や、純米、純米吟醸など万全の貯蔵管理で販売しようと考えています。
今年はマキノ町でも新規の小売酒販免許が取れることになり「ピックランド」や「さらさ」など観光拠点には積極的にお酒を販売してほしいのですが、申請書類を結構つくらねばならないので、簡単にはいかないようです。
一般の消費者さんの購入意欲が今一歩なので、どうしても観光需要に期待してしまいます。
ここのレストランのテラスから見おろす琵琶湖の景色はすばらしく、おいでになった折には、ぜひお茶を飲みながら御休憩ください(おサルも1日に何度か出没するらしいので、イタズラされぬよう気をつけてくださいね)。
全国あちらこちらの里に熊が出没しニュースになっていますが、いよいよわがマキノにも現れました。
先日からマキノの雑木林で目撃されていたのですが、今日は、ほろよいの住む海津地先の山すそのお寺近くで熊が目撃されました。
蔵からは直線距離で400メートルくらいのところで(ニホンザルは日常茶飯事くらいにおいでになる場所なのですが)クマはさすがに初めてです。
昼間から防災無線で、夕方には区長さんが有線放送で注意を呼びかけておられました。
冬眠の準備のために食べ物を求めて里にでてきたのでしょうが、こんな里に出てくるのは、山中に食べるものが少なくなったからでしょうか。
鉄砲の餌食になる前に、山中にかえってくれるといいのですが。
2004年10月03日(日) |
純米酒フェスティバル2004秋 |
↑お手伝いいただいた黒沢さんです。今回はノートパソコンを持ち込んで、ほろよいが撮りためてきた酒造りや米作りの写真や、マキノの自然を写した写真をスライドショーでご覧にいれました。
フルネットさんが主催する、純米酒フェスティバル2004秋に参加してきました。
今回は10回記念ということで、いつも2部制のところが3部制となり、2時間半の会が3回行なわれ、のべ1700人の参加者でにぎわいました(休みをはさみながら午前11時から午後9時までの労働となりいささかこたえましたが)。
ほろよいの蔵もはじめて純米酒フェスティバルに参加してから3年目となり、無名ながらも、何人かのおなじみさんがブースにやってこられるようになり、東京近郊の酒販店さんとも数店ですがお取引がはじまりました。
竹生嶋を気に入っていただいたお客様に対し、「今日がはじめての東京デビューで、お取引している酒屋さんがないんです」といっていた最初の回にくらべ、「東京なら、このお店とこのお店が弊社のお酒をお取り扱いです」と言えるようになったのは格段の進歩です。
いつも一人でブースを切り盛りしているほろよいを見かねて、黒沢さんという「雪花」が大好きなお嬢さんがお手伝いを買って出てくれ、いつもより楽に長丁場をこなすことができました(一人で接客していますと、せっかくブースの前にとまってくれた他のお客さんに声をかけられず、みすみす売りこみのチャンスを逃してしまうことがよくあるのです)。
それもこれも、竹生嶋を売るために前向きに種を植えたきた結果だろうと思います。出展料や交通費、滞在費なとバカになりませんが、マキノでじっとしていてもお酒は売れません。あらゆる機会をとらえて前向きの行動をとっていかねば未来はないように思います。
↓3部制で1600人が参加した純米酒フェスティバル。若い女性のグループもけっこう おいでになり、ほろよいはうれしくなりました。
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