にっきちゃん。

2002年09月30日(月) モエタイ

さて。
本日2度目の日記ちゃん。
何を書こうか、そうだ音楽バナシをしよう。

そう決めて日記に取りかかる深夜0時。
あっ、もうカボチャの馬車が迎えに来てしまう・・・どうしよう。
(つまり眠いってことらしい)



さ、さ、さ、さ、

そんなワケであちこちで言っていますが
あたしは最近音楽に飢えてます。これ確実に。
イヤあちこちというのはあたしの体中の耳や目、鼻、クチ、すべての
部位がそう訴えていると言う意味でアチコチなのですがまぁまぁまぁ、



最近。
萌えてません。
萌えたい、声を大にして言いたい、

萌え―――――――!!!!!!!!!!









最後に萌えたのは・・・
JBだったでしょうか。
はたまたシートベルツだったでしょうか。
どっちにしろ目が細くなるほど遠いムカシの事・・・
ああ、あたしはかわいそうなシンデレーラ。

というのは冗談ではなく本気の本気で、
確実に萌えたいです。モエタイの。ムエタイじゃないよ。



そうそう、この間相方ちゃんとも話していたのですが
自分と全く同じ種類の「萌え」を持っている人ってなかなかいないよね、と。


自分の、キターーーー!!!!!な、音楽のわくがあるとして、
そのわくがまるっきり重なる人っていないよねと。


重なっている部分がある、というのなら勿論何人か存在はするわけですが。
不思議だねぇ。



さて。
そんな感じで萌えていないあたしですが
この間ラジオで聞いた、ヤイダヒトミらいぶ。


いや、ヨカタよ。


何がってアレンぢが。
バンドが。
やっぱプロハスゴイーね。

なんかねぇ、唄は普通なんだけどアレンジがカコイイから
やいだひとみちぇけ、な感じでちょっとキました。

音楽に関して全く勉強不足なあたしは
「なんだこのリズムは」
「な、なんなんだこのドラムの入れ方は」
「なんだなんだ、このホーンは」

と心が疼いてばかりでした。



あたし、やいだひとみってシングルを店屋なんかでかかっているのしか
きいたことがなく「ふうん」と普通に思っていただけでしたが
なかなかどうして、いやいやいやライブの音がカコイイんですよ、

アルバムでもそうなんですか?
それともライブでのバンドアレンジがたまたまよかったのでしょうか。


誰か、やいだひとみについて語って(;´Д`)。


今度CD借りてこようかなと。
思っております。


だけどあまのじゃくのあたしはヒットしてるというだけで
なんだかちょっと借りに逝く気持ちが萎えてたり萎えてなかったり。


あ、大変。
もうカボチャの馬車が迎えにきちゃう。
(つまり寝るんだろ)



とりあえずやいだひとみよりも、
ちゃぶだいさんが送ってくれた山崎まさよし様のMDを
早くきくために、コンポを直さなければ逝けないあたしです。

早くききたいなぁ。
ちゃぶしゃんダイスキ。


・・・このあたしの秘めたる思い、
ちょっと危険なので日記で告白してみますた。

おちゃめ。(逝ってよし)



2002年09月29日(日) ブリッコメン

最近、ずーーっと絵を書いていません。
会社の送別会の色紙やポスター、先輩に頼まれた結婚祝のカード
などにはちょこちょこ書いていますが
自分から書こうとして書くことが非常に少なくなってきました。


久しぶりに書きたいなァ。
モノトーンでカッコイイ絵が書けたらなぁと。
そんな風にして想像して楽しんでいる辺り、ちょっとヲタっぽく、
塩辛い匂いがするあたしです。
ちょっと潮風に干された感じ。
そう、スルメもびっくりな感じ。これ。やっぱこれだねスルメだね。
意味不明だね。支離滅裂だね。弱肉強食、西高東低だね。
つまり冬だねやっぱこれだね。

・・・まぁまぁ。


それにしても最近は必ず一度、この画面の前で日記に何を書こうかと
思い悩むのですが、薄いネタばかりでわびしく閉じることしばしば。


そうそう。
これ。あたしはこれを書きたいのでした。


あのねぇ、ウチの会社の新入社員さんにね、Iくんという人がいるのですが。
えー、そのIくん、高卒で、18歳。若いねこれだね。
少年だね。

その彼がね、背が高くて色が黒くて細くて、しゃきっとした顔立ちをしており
一見、まぁカッコイイんだろうなっていう。
モテそうだな、っていうマスクを持っているわけですよ。


それでさ、そのIくん、みーんなにかわいがられてるの。
特に女子にね。そう、婦女子にね。
もう1回言うけど特に女子にね。婦女子にね。


なんでかっていうとさ、もう、





超ブリッコ。




これだね。
オトコのぶりっこ?なんだそれと言われそうですが、
あたしは見ぬいた。ちぇけ。

女性の先輩の前で、かわいがられようとスンゴイ、ぶるの。
首傾げてわざとわからない顔したり
うるうる瞳うるませてみたり、
挙句の果てにはテヘッ、とか笑っちゃったりなんかしちゃってもう。


女性陣にはモノスゴイかわいがられよう。
きっと女性の前ではそういう自分しか見せてないんだろうなぁというのが
見ていてわかる。

オトコの人の前で同じように
できないだろ、と。


あたしは彼と部署も違っていたので深く接する機会もなく
たまに見る彼からそう感じていたのですが。


今日から、あたしはレストラン勤務になりまして。
偶然にもそのIくんも今日からレストラン勤務になりまして。

接することが多くなりまして。


今まで以上に感じました。
そう、今度ははたから見るのではなく実際に肌で感じましたよ、
ええええ、彼のブリッコを。


えへ、とか笑うの。エヘ、とか。

「あたしにするなぁ!!!!」と思いましたね。



ああ、どうして他の女の人は彼のブリッコぶりがわからないんだろう。
みんなで「かーわーいーいー」とかいって 
ちやほやしてる。


ヴぁかヴぁかC!!!


ああいうのはヒモにでもなりかねません(泣)←泣くなよ


ああ本当にヴぁかヴぁかCです。
異性に媚びている人はきっと自分の人生も
何かに頼って進んでいくんだろうなぁと漠然と思います。


結果的にその思いがあるから女性の前でエヘ、と笑う
Iくんを、あたしは苦手なのでしょう。



これで自立心を持って仕事をしゃきしゃきしてくれるのならいいのですが
彼の仕事は何につけても女子に好かれようと媚を売る事に
徹底しているので見ていて腹立たしいったらありゃしません、あおん。


女子の多い我がホテルでは、彼にとって過ごしやすい環境なのかもしれません。
ああ、コワイコワイ。
甘い蜜の匂いがする。
くさい、くさいよぅ。



18歳の男子に、そんなことを言っても通用しないのでしょうか。

18歳か。
確かにあたしも18歳の時、こんな風に考えなかったかもしれません。

同じ年齢に戻ってIくんを見たら、何も思わなかったかもしれません。



ああ、人間は、早くから正しい世界を知り、多くの努力をし、
また多くの視野を身につけるまでの環境と力を手に入れなければと
気付いたもの勝ちです。


そして多くのいい出会いをしたもの勝ちです。
あたしだってこのIくんのいるような世界にずっといたら
今25になってもIくんと変わらなかったかもしれません。


話しはぐっとずれますが、


今の若者達は「若いうちしか遊べない」「若いうちに無茶しよう」
「今のうちに遊んでおこう」
そんな考えの人が多いですよね。
あたしの周りの10代もそんな人が多いです。


だけどねぇ、それは違うよね。と思うわけです。



『今しか出来ない』『今だから』といって
遊びほうけている、それはムダナジカンに過ぎません。

確かに楽しいかも。その日は、その時は。
だけど、何も残らないのですよ。


苦しかったりつらかったり、でも努力をして何かを得ようと
早くから気付いて行動に移せた人は
確実に濃い人生を送る事が出きると思います。

そしてその努力や苦しみを超えた時、(達成で来た時とかね)
毎日遊んで楽しかった思いの何倍も何倍も
素敵なものを得られます。
漠然とした話で申し訳ないのですが。


実際ね、あたしも高校の春休みや大学のとき、
遊びほうけてました。
楽しいなァとその時は心から思ってました。


そして今、あの頃のような遊び方はしていません。
むしろ毎日苦しいし鬱にもなるし、家に帰って涙が出るときもあるし。


でも、今のほうが確実に人生楽しいです。
人生にやりがいというか生きがいのようなものがあります。


比べ物になりません。





今の若者さんは苦しいとすぐに逃げます。
文句ばかり言って、文句を言う事で自分を正当化して。
苦しくさせるもの(例えば仕事など)を友達同士ちゃかして
その対象から逃げます。


正直腹立たしいです。
逃げんな!と言いたい。


あたしは、苦しくても鬱でも絶対にじぶんの「イヤだイヤだ」
という気持ちから逃げたくないです。
この状況を自分にとってどうプラスにして吸収しようと。
そう考えたいし、その対象から自分が離れた時、
「あーあれはやだったなー」ではなく
「ああ、あのことは勉強になったなぁ」と思いたいです。

ていうか思わなきゃヤダ。
思えなきゃ、今の自分が苦しんでがんばっている時間が無駄です。
そう、苦しんでも無駄。


あんた何やってンの、って話です。








さて。話はアメリカからブラジルくらいまでずれましたが
ワールドカップも成功した事だし、いいとして。



そんなわけで無理やり話をまとめると、
今のIくんはきっと将来、この時間がためになったなぁ
と思うことはないだろうと。

そういうことですた。




あたしも、まだまだ努力が足りないなぁ。
死ぬ気でがんばればもっと成長度があがるはずだ。
と思っていられるということは
やっぱりまだまだ甘いのでしょう。
















2002年09月28日(土) プレゼント

さ、くどいですが日付の前後相変わらずで。

ところで、先日、あたしの誕生日でした。
いろいろな方からメールを頂き、本当にウレシカター。

お誕生日オメデトウ!ってメールは、嬉しいものですね。

それにしても同じオメデトウメールでも
一人一人の個性があるわけで。

読みながらとってもタノシカタです。

「またひとつ、美しく、年を重ねて行けたらいいね、おめでとう」と
ああ、ありがとう・・・あたし、がんばる、うるうる。

と思うものもあれば

「もう四捨五入できないね、ッケケ」とかいう
憎たらしいのものある。





   でも、






・・・そのどれもがあたしの大切な宝物です。







と、J−POPの歌詞のような言葉を吐いたところで
(いやいや、本当にオメデトウメールは嬉しいです、と
まじめに書こうとしたのにホラこんなんなっちゃったよあたしは。)




あたし、今年の誕生日、そう2002年9月2●日、(ふせるのかよなんでだよ)
今まで生きてきて一番心にじんと染みるプレゼントを頂きました。



本当に心の底から嬉しいプレゼント、ってホントに初めてです。


モノスゴイ、おっきな気持ちがずっしりと伝わってきました。
そしてものすごく幸せだと、思いました。

本当にありがとう。
このプレゼントを毎朝、出勤前に見て
がんばるぞ。


んっ。




2002年09月27日(金) なんとかしなきゃ

さて。
こんばんわ。
何度も書いていますがあたしのこの日記の日づけは全くもって
正確ではありませんので今後も一つよろしくです。

ざっと、2,3日は前後していますので1つよろしくです。
どうしてかって、それはまさにその日の日付で日記を書き終わった後
新しく書きたいネタが出て来た時にコマッチャウからなんです。
そう、コマッチャウの。その後の日付が未来になっちゃうから。
ね、コマッチャウの。

さて。
前置きはコノ位にして。
のっけから暗い話題ですが
一つ書かせておくれ。

今日ね、またしてもウチの会社で仕事中に呼吸困難になって倒れて
救急車で運ばれた人がいました。

またかよ!

本当になんともいえません。もう、ね・・・。

「ああ・・・」としか。

相変わらずみんなは騒ぐ事もなく
「ああ、またね」みたいな。

特に何の変わり映えもない他の社員でした。


あたしは何度も何度も言っていますが、やっぱりもう一度言わせてください。

それって、おかしいよと。
心の病気になって運ばれていく人があまりにも多すぎること。
体力的に仕事がつらくて・・・じゃなくって
心の病気になって、体を壊していくんだよ。
これは異常です。
過呼吸で息ができなくなったり、何かを思いつめてぎゅ、っと握り締めていた
自分の手が開かなくなったり。

それに対するほかの社員の対応。
会社の相変わらずの「無関係だぜコッチハ」ぶり。


あたしは人間として、そんなふうになっていく人達がいることが
本当に悲しいです。
また、そこまでさせてしまうものを、人間が生み出している事が悲しいです。


・・・それよりももっと心が痛いのは、
あたしのこの感情によって何かが変わっていくかというと
何も変わらず、何も動かせていない事です。

ここでこうして気持ちを吐いていながら、
実際の現場であたしがこの現実を変える為の何かになれているかといったら
そうではない・・・ということ。


ウチの会社は入ったばかりの人間には何の権利も、発言権もありません。
まともに話をできる環境にありません。
これも果てしなく寂しい事ですが、まぁそれは今は置いておくとして。


例えばあたしが今この現実について何か物申したらどうなるか。
きっと、
生意気。むかつく。イジメてやろう。

そういう動きに拍車がかかるだけであって
会社や仕事、そして社員にとってプラスに働く事はないだろうと想像できます。


この会社の空気を読んであたしはそう思います、実際きっと当たっているでしょう。



そうどこかで諦めている自分が確かに、・・・いるのでしょう。



きっと誰もがそう思うからここ何十年とこの会社は変わらずに来たのでしょう。



あたしは、今何を思っているんだろう。
イジメられるのがイヤ?

確かにイヤだよ。
・・・でも違う。


あたしは、諦めている?
ただ耐えているだけ?


あたしはこのままでは自分がダメになる。
確実だ。


ヤバイ、ヤバイよぅ、チェケ。



なんとかしなきゃ、なんとかしなきゃ。
こんな毎日は、絶対にイケテナイ。



・・・恥ずかしいですが、そんな素直なあたしの状況を
告白してみました。


さ。


負けるな・・・。

・・・と気合だけでは本当にどうにもならないんだ、
人生は。

ね、なんとかしなきゃ。







2002年09月26日(木) ラヂオDEオリコン

新しくなったあたいのクルマには、残念ながら
CDチェンジャーがついておりません。
カセット。そう、カセットなのですよ。
しかしながらカセットを持っていないため、チェンジャーをつけるまで
毎日ラヂオの日々です。


しかし聞いて見ると
いろんな番組がありますね。
出勤中の朝には、アナリストさんが経済について語ったりしてるし
仕事がえりの夜にはなんだかやたらテンションの高いにぃちゃんが
ヨゥ、チェケーーー!!!とかキターー!とか叫んでるし
(どんなだよ)

そうかと思えば渡辺まちこが童謡歌ったりして、
思わず一緒に唄っちゃったりして。
ついつい唄に入りこんで赤信号で隣に止まってた
原付のおにぃちゃんに見られたりして。
はっと気付いて顔の角度を変えず前向いたまま窓閉めたりして。
ういーーんて。ういーーんてね。
そしたらまだ操作がわかってないもんだから間違って
ワイパー動き出したりなんかしちゃって。
しかもそれが最高速度の早さでしゅんしゅんいわせたりしちゃってね。

もう、あれだね。童謡に入りきってたかと思えば
いきなりワイパー最高速でなんなんだこのねぇちゃんはと。


まぁ、自転車ノリながらひげそってるおじちゃんがフツーに走ってる
藤枝の町じゃァさもありなんなことかと。

そう納得してあの原付少年は仕事へ向かったのでしょう。(無理やりしめるなよ)



ま、そんなラヂオライフですが(そうなのか、ほんとにそうなのか)

今日は聞きましたよ。
あのね、オリコンベスト10。

もうねー、ワカンナイね。
BOA、とかいっちゃって、



なんで「ぼあ」?



ぼあってそりゃないよアンタ。ぼあだよ、
イニシャルBだよ。

あとね、アムロな見えさん。

あとね、しぇら。

しぇら、ってなんだよ。


もう、ぼあだとかしぇらだとか何なんだと。
いくらしぇら言ったって佐藤茂子とかなんでしょ?ホントは。ねぇねぇ。

とりあえずベスト10聞きましたがなんだかみんなウタダちっく。
何系、とかハッキリワカンナイけど似てるな。

どうして売れるのかワカンナイ。
何がいいのかワカンナイ。


「あなたのそばにいたい」とか
「同じ空気を吸いたい」とか
真剣な声で唄われて一体何が胸に響くというんだろう。

今ハヤってるからみんなベースがボンボンして
ウタダちっくな曲にして、
同じ空気を吸いたい系の歌詞つけてるのかしら。

それで売れるのはどうしてかしら。
聞いていて嫌悪感とか、そんなのはないけど
あたしは確実に芯には届かないのはどうしてかしら。


これははたして音楽のスキキライってだけですかね。


ツマンナイなぁ。
やっぱりオリコンはツマランちゃい。



というわけで、サザエさんらっぷは
胸に響きました(;´Д`)


オリコンはいるでしょう、これは。
まちがいない。



2002年09月25日(水) あたしのヘッポコくんの思い出を勝手なペースで語る日記

ところでね。

昨日から、アタシ新しい車に乗っています。

2年間お世話になったかわいいかわいいヘッポコくんと
昨日サヨナラしましたのです。



前のへっぽこくんがさ、かわいくてかわいくて仕方がないんだけど
でもね、すごかったの。

窓を閉めてもすきまかぜ。
ドアをあければギ、ギィーと鈍い音。
ちょっとCDのボリューム上げるとスピーカーがいっぱいいっぱいになって
ベース音が和太鼓に。
そして走ればガタガタいうしエンジン音と振動はものすごいし。

しかもサビだらけ、傷だらけ、
バックライトは割れてる、トランクはへこんでる、


・・・いや、書いてて涙出てきた。


「く、クルマなんてなぁ、走ればいいんだよ、走れば」
とカタクナに言い続けてきたあたしですが、
こう書き出してみてちょっと、なんというか
ココロなしか唇が乾いてきました。
・・・ま、まぁまぁ。


それでもさぁ、本当にヒドイ扱いだったよ。
免許取立ての相方ちゃんが運転する時も。

相:「ね、ねぇねぇこの駐車場せまいよ。ぶつけたらどうしよう・・・」
私:「あ、いいいい、もう廃車だから。」
相:「えっ、いいの・・・?」


こんなんを続けてきたから
彼の対応も変わってきました。


彼はこの間バックをしながらあたしのクルマを思いっきり柱にぶつけ。
ガン、という振動と鈍い音が。
さすがにあたしはちょっと青ざめました。

すると相方ちゃん。

相:「あっ、ぶつけちゃった・・・。(気を取り直して)ま、廃車だしな。」



ケロっとしてるよ。オイ。


モノスゴイ扱われ方のあたしのへっぽこくん。
ゴメンネ(涙)。

あの時彼がぶつけたのがあなたじゃなければ
何十万の借金ですよ。
持ち主に平謝りですよ。



・・・そんなあなたも数々のあたしや相方ちゃんのつけた傷を残しながら
去って行きました。
なんだか寂しいです。

よく走ったなァ。2年で10万キロくらいがんばった。
いろいろ思い出があるなぁ。
雪の日スリップもしたし毛布かぶって冬にねたりもした。
寂しいなぁ。

・・・やや、なんだか感傷的になってきました。

そんなわけでアタシのへっぽこくんは生まれ変わりました。
今度はサンルーフがついてるんだもんね。
運転しながら秋の夜空、見ちゃうんだもんね。

あーん、楽しみ。
というわけで、あたしと一緒にクルマから秋の夜空を見ようよツアーに
参加する方、密かに大募集。


そんなシメってありかよ。






2002年09月24日(火) コトバヅカーイ

突然ですが、ずっとずっと前からうおりゃ!と思っていたことを書こうと思います。


それは、接客の際の言葉遣い。
コンビニの店員さんやら、ファミレスのおねいさんやら、
ガソリンスタンドのおにいちゃんやら
スーパーのレジのおばちゃんやら、

ウチのホテルの従業員やら・・・。



とにかく、自分が接客業をする以前の高校の頃から
漠然と思っており、今は確実に訴えてやりたいのはこれ。


「〜のほう」。


例えば、ファミレスで。

「ドリンクバーのほうはあちらのほうになります」
「おはしの方は、よろしいでしょうか」


ほう、ってなんだよ、どっちだよ、どれだよ。


「ドリンクバーはあちらでございます」だろ。
「おはしはよろしいでしょうか」だろ。


ニホンジンみんな、言葉のつなぎのように、〜のほう、〜のほう、って言うよね。


意味がないのに〜のほう〜のほうって言うのは
ニホンジンの自信のなさが出ている気がする。
極論で言うとね。


〜のほう、って突き詰めて考えると結局
言いたいことや指したい物を濁しているんだよね。

それと関連して思うのがもうひとつ。

「〜という形になります」

ウチのホテルの予約センターの人もみんなカタチカタチいってるんだけど、
たとえばこれ。

お客様に「部屋は和室なの?」と聞かれた場合、例えばこんな風に答えてる。
「はい、御部屋は和室ではなく、洋室でのご用意、という形になります」

「食事は部屋へ運んでくれるの?」
「はい、お食事はレストラン会場へお出かけ頂く、という形になります」


この「カタチ」も〜ほう、と同じで結局濁しているように思うんだよね。
はっきり答えてない。内容は伝えているんだけど
なんだかごまかしている感がある。



それとね、まだあるの、きいてきいて(;´Д`)こりずに聞いて(;´Д`)


お客さんから予約をとって電話を切るとき電話の最後にみんなこう言う。
「それではお待ちしておりますので。」


ので、ってなんだよ、ので、って。


お待ちしております、だろ、もしくは
お待ち申し上げております。


ので。で終わるって言うのは、次に相手が「はい」とか言わなければ
会話は終わらないわけで。
お客様に委ねちゃってるわけですよ。
その電話のフィニッシュを。お客様に頼っているわけですよ。
これがガマンならんのです。

これと似た例をもうひとつ。

「○月○日、あいてますか」と聞かれ、調べて、満室だった場合。

「そのお日にちは、お部屋が満室になっておりますが」。


が。ってなんだよ、が。って。


文章終わってないじゃん。
お客さん、あー・・・そうですかとしか言いようがない。
お客さんがその会話運ばなければ後が続かなくなっちゃうわけですよ。


満室ですが。って言って相手の言葉待ってると
お客さんは、あーー・・・えっと・・・じゃぁ、うーーんと・・・どうしようかな
困ったなとしか言いようがないわけで。
それで、あ、じゃぁいいやほかさーがそ、って思ってくれるお客様だったら
が。でもいいけれど
本当にお客様のための接客だったら

「満室でございます。」のあとに例えば
「もし変わりのお日にちありましたら、お調べ致します」だとか
「この日は満室ですが、この日でしたらご用意できます」だとか、
こちらから次に続けるべきだと思うのです。

なのに、が。ってなんだよ、が。って!(もうイイから)


そして言葉ついでにもう一つ。
あのねぇ、正しくお客様の為に言葉を喋るとしたら
無駄な言葉をいれてはいけないと思うのです。

たとえば
「あのですね」
「えーー・・・」
「そうですねー・・・(考えながら)」
「うーーん」

こういう言葉をお客様と喋りながら言うのはまこっとに
無駄、無駄なのです。

「あのですね、食事はですね、レストランにお出かけ頂くというカタチに
なりましてですね、それでですね、えーー・・・そうですねー・・・
この日でしたら、洋室ではなく和室で空きがありますので、
そのようなカタチでのご用意となります」

とかいっちゃってる。いっちゃってるよ。


「お食事はレストランでご用意させていただきまして、お部屋は
洋室ではなく和室でお支度が整います」

と言えば2行で簡潔に無駄なく終わり、お客様にも簡単に
わかりやすく伝わるわけですよ。

あのですね、とかえーーととか、
その辺の人とフツーにしゃべってんじゃねぇんだよ!と。

だいたい「あのですね」、なんて「あの」も「ですね」も
その場をつなごうとするごまかしでしかないのです。
必要ないのです。

尾崎豊で言ったら歌の途中に入る、語りと同じなのです。
「とにかくもう、学校や家には、」とココまで
せりふを言って突然そのまま「か〜え〜り、たっくないぃ〜」
と唄い出すのと同じなのです。
・・・違うから。
あ、ちなみにコレは「15の夜」という曲なんですけどね。
もうありえないったら。

・・・話がそれました。



・・・というわけで接客業に限らず、例えば大勢の前で何かを発表したりする場でも
同じ事が言えますね。


まぁ接客に関して言う言葉遣いは
お客様の為にわかりやすく、正しく、というサービス心からですが

例えばプレゼンや講演などでは本当にわかりやすく、正しく。
それだけです。


・・・そんなわけで、日頃そりゃアンタおかしいよ、と思っている
言葉遣いを書いてみると
それはごまかしや、言葉もしくは場のつなぎに使っているんだろという
点で一致致しました。

ダメだヨゥ、チェケニポンジーン。


ちなみにレジで言う
「1000円からお預かり致します」の、「から」も
ナンダヨ!とチューヤン口調で思います。
カイヤでも可。


キリがないですね。
コワイコワイ、言葉遣い。



みなさんも、フツーに聞きなれちゃってるけど
考えてみればこの言葉、意味がないよね、ってのは
ありませんか?
静かに、密かに、募集中。




本当に正しく欠点のない言葉を使ってお客様と接するのは
語学力が必要ですね。
何も勉強していないと聞きなれているし意味も通じるし、ということで
「1000円からおあづかり」とか言っちゃうわけです。


みなさんも言ってませんか?




ああ、それにしてもあたしこそまとまりのない文章で
これはむしろニポンジーンだからとかそういう問題ではなく
あたしの脳みその腐り具合に問題ですね。

というわけでそろそろ逝きます。
ぐったり。





2002年09月23日(月) つれづれ

今日、女子更衣室でたまに会うSさんに
「ねぇ、最近顔がすっごい疲れてるよ。たまに会うからわかるんだけど」
と言われ全力でショックでした。

あたしも最近鏡に映る自分を見てうすうすそう感じてはいましたが
ヤパーリ・・・。

顔に疲れが出てる、って普通に思われるのって
ショック過ぎます。
あー、あたしどんな顔してるんだろう、今。

ヤバイヤバイ、元気出さなきゃ。
と、どんな励ましよりも思ったキョウでした。
そんな近状報告。

それにしても最近夜、めっきり寒いね。
やっと秋到来でしょうか。

風も秋っぽくなってきました。秋の風、ってどうして切なくなるんでしょう。
あたしだけでしょうか。
そしてやたらと人肌恋しくなります。


さて。
話ははるか遠くへとびますが、
あたし、 またウイルスに感染してしまったようです。
一日にそんなメールが100通もきて受信するのに
一苦労。

ネット画面もそりゃ凍るよ、って話です。
もう、カチカチです。


全部英語のワケのわからない件名の中、日本語で書いてある友達からの
フツーのメールに救われます。
ということで、あたしにメールを下さい。
救ってください、赤い羽根。
でも間違えてウイルスと一緒にフツーに削除しちゃったら
ゴメンナサイだめじゃん。

それに加えてですね、最近いやらしいメールがやたらきます。
もう題名見ただけで削除ですが。
どうして。なぜに。
コワイねぇ。

そういうメール見て思わず載ってるアドレスにアクセスしちゃう人も
フツーにいるんでしょうね。
ああ、バカバカしい。
そういうコトを商売にしてるのってどうなんでしょう。
イヤにならないのかな。
あの迷惑メールとかさ。


迷惑メールってその名前で迷惑って言ってる以上に迷惑ですよ、ホントに。

迷惑というか、腹立たしい?

そういうことを人間の力で行っていると思うと
侘しいですな。


そんな侘しいことが組織として成り立っている社会では
小さな一つの会社の中の個人に
バカバカしい人がいる事くらい
なんでもない事なのでしょうね。


あたしはどうしても受け入れられませんが。




人を受け入れられないと言うのは
本当に苦しいものです。


無垢な多幸感と昔誰かに言われましたが
あたしは人間を憎んだりどうでもいいと思ったりしたくないです。

誰もを愛しく思いたいです。


無垢な多幸感だというならそれでよいよ。


これが絶対に曲げられないアタシなのです。




・・・ワケのわからなくなったところで
お風呂は明日の朝入るとして
キョウはばたんきゅさせて頂きます。



きゅ。



2002年09月22日(日) 逝ってしまわれます

21日、仕事を夜中の3時までやっており、
次の日の22日、友達のライブをどうしても見たかったので
そのまま寝ずに、夜中から朝方にかけて4時間車を走らせました。

そしてその日のライブが終わり、家に着いたのが
朝がたの5時過ぎでした。
車の中で少し仮眠を取り、そのまままた仕事に出かけました。

そして一日の仕事が終わり、今夜の12時。


ファ、ファンキー・・・。
目の前に見えてはいけないものまで見えてしまいそうです。

きっと今2日ぶりの布団にはいったら
オヤスミ3秒だよ。

ウチの父輝雄はいつだってオヤスミ3秒だけどね。
おやすみ〜っつって部屋にはいっった輝雄に用事を思い出して
「あ、そうそう、ねぇねぇ」って
ドア開けると、

んごーーーっ、んごーーーっ、・・・響き渡ってるからね。

たまに、ンッ、ンガッとかいって自分のいびきで起きてるからね。
ファンキーでしょ。
ファンキーナイトでしょ。


・・・というわけで、逝ってきます。
オフトンがあたしを呼んでいる。コレ、間違いない。


でもしかし、ライブにいってよかった。
とても楽しかった。
いろいろな事を感じました。


ありがとうございました。
また、行くよーう。



というわけで、最後に。
最近アツイ音楽がありません(;´Д`)

誰か助けて。


こ、これは!!!!わなわなわなわなっっ!!!!
・・・という感情。

恋しい。


飢えてます。
めちゃくちゃファンキーでカコイイ音楽をあたしに教えてください。
あおーん。



あっ、逝く。



2002年09月17日(火) オヤスミナサーイ

さーてさてさて。
夜の8時ごろ、会社にて。なんだか口をすっきりさせたい衝動にかられ
歯磨きをしていた所へ洋食の板前さんが通りかかり
あたしを見るなりひとこと言い放って去って行きました。


「朝か、オマエは!!」

すたすたすた・・・。


彼は真顔でした。



なんだかオモシロかったあたしでした。


以前こう言われたこともあります。
おはようございまーす、ありがとうございまーす、おつかれさまでーす、
とやたら元気に、はちきれんばかりの笑顔で
みんなに声をかけているあたしに向かって
宴会係のリーダーが一言。

「ラジオ体操か、オマエは!」




・・・なんだかおもしろかったあたしでした。

あたしは命を持っていながら、人間でいながら、
「朝」でもあり、「ラジオ体操」でもあるのです。


なんとすヴぁらしきかな、すヴぁらしきかな。


まぁどっちかっていうと
ラジオ体操のスタンプ、夏休み最終日にリーダーにこっそり
おかしを渡せばハンコ全部打ってあげるよ、って感じです。



まぁそんなわけであたしはつまりどっちかっていうと
「午前中」的な力をもっている、
実に眠たい人間だって事です。

ああ、昼ご飯が待ち遠しい。ってことです。



・・・さ、ねようねよう。ふああああ。疲れた。



2002年09月16日(月) Nさん・・・。

先日、トイレで精神状態が通常でないため、
過呼吸に陥ったあたしの慕う先輩と、それに対してした会社の処置
などを書きました。

読んでいただけましたでしょうか。



今日はその後日報告です。

今日、いつものように予約センターの席に座っていると、
うしろからぽん、ぽん、と肩を叩く人が。
振返ると、いつものように着物を着てニッコリ笑う
その先輩、Nさんがいました。

「この間はありがとう。」


この間見たあの姿とは180℃違った、いつもの冷静でおだやかで、
優しく微笑むその人でした。

「あ、Nさん・・・!!」

あたしは、あの日以来Nさんを見かけておらず、ずっとずっと気がかりでした。

Nさんは優しく静かに微笑みながら続けて言いました。

「あの時そばにいてくれたのがあなたでよかった。もう、大丈夫だよ。」


・・・Nさん。
あの時泣き叫ぶNさんをずっとずっとさすって抱きしめて、
ただそれだけで何も言葉を交わせなかった。
いや、Nさんは誰とも話を出来る状態でなく、
誰も受け入れられない状態だった。


だけど、あの時隣にいたのが私だと知っていたんだね。



ねぇ、Nさん。

Nさんは今、どう毎日を生きているの?
あんなになるまで、そしてあんなになって、
それまでの、そしてあの時の、そしてあれからの毎日、
どんな気持ちで生きている?


・・・たくさんたくさん気持ちが溢れた。
でも、何一つうまくいえなかった。

あたしはただ、「あの時ありがとう」

といつものように静かに微笑んでいる目の前のNさんを見て
心がパンクしそうだった。


あたしは、彼女のタメに、何かできたのだろうか。
・・・後悔でもない、歯がゆさ・・・?心配・・・?
力になれていないであろう自分・・・?なに・・・?



・・・あたしはただただ、彼女が心から幸せで、穏やかな日々を送って欲しいと
100%願っている。
本当に強く強く。



そんな時、目の前のたくさんある予約カードの一枚が目にとまった。

「N家、O家、両家顔合わせお食事会」―――


それはNさんと、結婚相手のおうちの顔合わせの為の食事会の
予約が記されたものだった。



Nさん、結婚するんだね・・・。


あたしは心からホッとした。


彼女を、支えてくれる人が、いるんだと。
彼女は一人じゃないんだと。
とても嬉しかった。
本当に嬉しかった。



あたしがこんな気持ちを抱いていること、
何かの前進になるかどうかはわからない。


あたしの人生に、彼女の人生に、それぞれの前進に、
かすりもしない感情なのかもしれない。

だけど、どうしようもなく
あの日の彼女と、今日の彼女、そしてあの予約カードが
頭に響いて心に響いて

今日はまだまだ、眠れそうもない。



Nさん。
思いきり抱きしめたい。



2002年09月15日(日) 負けたくない

今日。

お客様に宿泊のご案内をしおわって席に戻ったら言われた。
上司に一言。


「キミは仕事が楽しくてたまらないんでしょう。
 見ていればわかるよ」


そう、ニコニコと。




勝った、と思った。

あたしはこの会社に勝った。
そう、思った。


あたしは仕事中は絶対に負けたくない。

この会社に負けたくない。


いつも生き生きとしていなければいけない。
いつも笑っていなければ。
そしていい仕事をしなければ。
泣き言なんて絶対に言ってはいけない。
飲まれてはいけない。


あたしは、過呼吸になんてなってはいけない。



ココであたしがいない時
みんなに
「あの人はいつも生き生きとしているね。
 この仕事が本当に好きなんだね」

と言わせなければいけない。


絶対に。絶対に。




それがあたしの精一杯生きると言う事。
今は、それがあたしの命のありかた。


負けたくない。











2002年09月14日(土) 2002年の夏

今元ちとせのハイヌミカゼを焼いております。
それまで、日記を書こうと。
日記を書こうと思い、画面に向かい合って書くのは
久しぶりのような気がします。


みなさん、毎日をどう過ごされていますか?
あたしはなんだかんだでイッパイイッパイです。
イッパソイッパソです。
むしろイシパソ イシパソです。


さて。今日は仕事での事を書こうと思います。


今日。いつものように出勤し、鳴り止まない電話を何本か取ってから
本日行われるブライダルフェアの会場準備をするために
あたしは部屋を出ました。
そして廊下を歩いていました。
ホテルの廊下でなく社員用の裏の廊下です。

そして女子トイレの前を通った時。
その中からドア越しにモノスゴイ声が・・・。
オンナの人が泣き叫んでいます。
本当に中で彼女がものすごい精神状態でいる事が
ドア越しにわかりました。

これは一人にしていては危険だ、という思いと
心配だという思いでドアを開けました。



そこにいたのは我がホテル、和食レストランの女店長。

トイレのきったない
(どれくらいきったないのかは過去の日記参照)←不親切でゴメン
タイルの床にべったりと座りこんで彼女は泣き崩れておりました。


理性とか、そんなものはまったくなく本当に壊れている状態でした。
そして、
「大丈夫ですか、何があったんですか」
そう声をかけてもそんな状態の彼女は返事をできるわけもなく
ものすごい過呼吸状態。

はっ、はっ、はっ、とものすごい早さで呼吸を繰り返しながら
悲鳴のように泣き崩れています。

その泣き方を見たら、彼女の精神状態が
どれだけものすごいものなのか、痛いほどわかりました。


あたしは、本当に彼女が心配でした。
彼女はイジメが激しい我が会社の中でいつもとても穏やかで
冷静で、あたしは心の中で非常に慕っておる人でした。

その冷静で穏やかな彼女がこんな状態に・・・。


ゴミや髪の毛や汚物だらけのトイレのタイルに座りこんで
泣き崩れている。

その状態は普通の精神状態で見たらひいてしまうくらいの
光景でした。


あたしはどうすることもできず、ただただ彼女の体を抱きしめ
さすりながらそばにいました。


どのくらい経ったでしょうか。


しばらくすると彼女の泣き叫ぶ声を聞きつけた
フロント課長Nさん(♂)が「どうしたんだ」とドアを開けました。


そして彼女を見て一言。

「あーこりゃ過呼吸だな」
そう笑いながら出ていき、すぐにビニール袋を持ってきて彼女の顔にかぶせ、
空気を吸えないようにしました。


「過呼吸にはな、これが一番一番」

さらりと言いました。


そして、彼女の体を支えながら
「よくあるんだよなー。過呼吸。うん、ははっははは」
「あー膝が痛いよ全く・・・」←彼女を支えているから



その間も彼女のはっ、はっ、はっ、と泣き叫びは鳴り止まず。
ビニール袋が彼女の呼吸に合わせて顔に張りついて、
彼女の息の温かさで顔中汗だらけ。


「苦しい・・・苦しい・・・」

彼女が叫んでいます。



しばらくそうしたあと、彼女の呼吸が落ちついてきました。
するとN課長は「はい、よし」と言って出ていきました。


そのあとあたしはホテルの静かな一室のカギを空けて彼女を連れていきました。
抱きかかえて。

一度はおさまった呼吸と泣き声はまた復活しました。
泣き声と言うかもう、・・・うまく表現できませんが
・・・なんと言ったらいいのでしょう。

あー、あああーーー、ああああああっっ、

という感じです。


誰かにわかってほしいとか、そんな泣き方ではなく
こらえきれず泣いてしまったとかそんな生易しいものではなく
・・・もう、本当に体の奥底から涌き出ている叫びでした。


あたしは、人があんなに理性をなくして苦しんでいるのを
初めて見ました。

本当にショックでした。



彼女はこの後仕事を続けられるわけはなく、
あたしは急遽彼女の穴埋めとして和食レストランに行きました。

そこで毎日彼女と一緒に仕事をしている仲間が言った言葉は

「あー?○○さんダメなの?じゃぁ今日はかえらすか。
こりゃ明日もダメだな、あーあ。」


それだけ。たったそれだけ。
途中助けに来たフロント課長が言った言葉。
「よくあるよくある、過呼吸なんてな」


たったそれだけ。


わからない。あたしにはわからない。
みんな、・・・一体どうやって毎日いきているの?




あんなに精神を壊している人がいるのにどうして
何も響かない?


彼女のあの姿を見て何も思わないのか・・・。




和食レストランの人がきてあたしにこう言った。

「昨日休みだったから休んだら今日支配人に呼ばれて
『休むな!』と怒鳴られた」と。

休むなって、じゃぁいつ休んだらいい?
休むな、ってどう言う事?

31日毎日休むな。って。


働け、って。


ココはおかしい、と思いすぎるほど思ってきたけれど
それを通り越して理解が出来ない。

31日毎日休むな、ってどうして怒鳴られる?

きっと和食レストランのトップの彼女は
あたしの想像や理解よりも、ものすごい負担と
ストレスを抱えていたのだろう。


それが今日抱えきれずに職場という最も吐き出してはいけない場所で
耐えられなくなってああなってしまったんだろう。

そうなるまでの彼女の精神状態を考えたら
あたしは「よくあるよくある」
「あーこりゃ明日もこれないな」

でおわらすなんて出来ない、できないよ。



彼女が弱いんじゃない。
違う。

強くそう思った。




強く強く、そう思った。







この間新入社員の女の子は精神がおかしくなって入院した。
またある人はこの間自律神経失調症になってやめていった。
以前違う人もトイレで過呼吸になって倒れていた。
また違う人も過呼吸になって途中で帰った。


新入社員のあの人の入院は体の治療が目的じゃない。
過呼吸は、体の病気じゃない。


ビニールかぶせて呼吸がおさまったら治療が終わりじゃない。
過呼吸は心の病気だよ。
心が病気になって、もう限界だよ、って精神が言うと
なる。



あたしは自分の好きな接客ができる仕事場で毎日過ごしていながら
これほど悲しい日々はない、と強く思った。
強く強く、思った。




2002年09月13日(金) こんなこと、



「久しぶりだね」

珍しい人から突然の電話がありました。



数分しゃべるうちにふと気付きました。


「なんだか優しくなった」

言葉が優しいとか、うわべだけとか、
そういうものではなく
その人の中身からにじみ出てくるあったかさというか
でっかさというか
ぬくもりのようなものを物凄く感じました。

そう、種類は違うけれど
家族の愛のようなでっかさの何かを。


聞いてみました。

「何かあった?」



「綾の知らないうちに恋人が出来て
 綾の知らないうちに1年付き合って
 綾の知らないうちにこの間別れた」



そうだったんだ。へえ。
ふんふん。



「その人はきっと優しい人だったんだろうね。 
 あなたをこんなに優しくさせた」


「そうだね。優しい人だった」



1年の人との付き合いで人は変わるものなんだと、
しみじみ思いました。


すごいよね。1年で。
人との出会いってモノスゴイ力があるんだと改めて思いました。
久しぶりに数分喋っただけで
感じさせるでっかさ、優しさ。
すごい。


正直、あこがれた。


きっとあたしからはそれは発されていないだろう。
そして、普段感じる事もない。



この友達は1年前、もっと違っていた。
もっと違っていたよ・・・。




なにがどうなっていて
どうなるべきなのか
はっきりとしたカタチは見えないけれど


あたしのめまぐるしい生活の中で
何よりも今、欲している何かをこの人は持っていた。




「何か」ってなに。

ねぇ、「はっきりとは見えないけど」ってなに。



ねぇ、なに。




ねぇ・・・。

恥ずかしいよ。

ねぇ・・・。

ほんの少し胸がぴりりと痛い。




こんな日記、
   


   誰だって、かける。




こんなこと、誰にだって、言えないね。




2002年09月12日(木) きっとそう

あたしはどんな話なら会話が出きるのだろう


何を言えばいいんだろう

あたしは自分をみせられないから

素直に人を受け入れられない

きっとそうだね

きっとそうなんだね



こう考えている時間なんて
人生のうちの

ほんのひとかけら



何十年後振返ってみれば
今この瞬間は
きっと

とけかけた氷とのみ残したオレンジジュースの混ざり合った
薄い液体のように
なんでもないもの


きっとそうだね
きっとそうなんだろうね



2002年09月11日(水)

こんな時がいつかもあったな。


いつかもあったな。


いつかもあったけど・・・





2002年09月10日(火) にわか雨



あの時のあたしはどうして
大切なものをいとも簡単に捨てたりしたのだろう。

若かった。


それはあたしのいいわけ。
今だからできるいいわけ。


ねぇ、バカだよね。
もう、5年も経つのに。



5年間駆け抜けて、ふと立ち止まって安息の場所を探すと
雲の上でかすんで笑った あの、若き日の狭い6畳部屋。



2002年09月09日(月) すまップを語る


スガシカオ氏の曲に「ミートソース」ってありますよね。
みなさん、ごぞんぢでしょか。


アタシね、アレはじめて聞いたときからずっと思っていたんだけれども。
誰かに言いたいと思いつつ言うコトでもないやと思いつつ
つつ、つつなんですが。

今日言ってみようと思います早く言えよ。


そのミートソースの歌詞の中でこんなんあるよね。
定かでないので適当ですが。


「テレビで暑苦しいアマがミートソースを食った
 唇にこびりついてニヤニヤと笑っていた」

みたいな。
そこ聞くといつも思うんだけど、コレってさー
昔やってたスパ王かなんかのCM見てシカオちゃん思いついたんぢゃないの?


と。


スパ王のCMでさー、オンナの人が(誰だか忘れたが)
唇に不自然なくらいミートソース付けながら食べて
ニヤ、ってキモチワルク笑ってるCMあったよねぇ、
ねぇあったと言って。
ねぇどうでもイイなんていっちゃイヤン。



ま、それだけなんだけどさ。
俺もそう思ったぜちぇけ、って人、静かに募集中・・・。え、えへへ。


そしてまたしても芸能ネタで申し訳ないのですが。
今日、あたし多分1年ぶりくらいにまともにスマッぷをみましたよ。
ええ、スマスマを。

ビックラしたね。


「スマッぷ、老けてるよ、ちぇけ」

と涙を流したね。

いやぁ。ビックラこきました。
草薙氏の目には深いしわが。
香取氏はなんだかおっさんだし。

で、キムタクさん。

「なーにがキムタクだよ、カッコつけすぎよっ」
と思っていましたが、
久しぶりに見ると、スゴイね。
あたしゃビックラこきました。
なんだ、あの佇まいは。
あのオーラは。何かオーラがモノスゴイでてるぞキムタクよ。

あれってきっと生き方がカッコイイんだろうなぁ。
・・・きっとあのスマッぷの、有名なキムタクという知識ナシで
彼を初めて見てもオーラを感じるでしょう。
とおもいますた。


そりゃヲンナどもはきゃーきゃいうよ。
と、素直に納得した夜ですた。


で。
すまっプの曲、「FIVE RESPECT」を聞いたわけですが。
スゲーね。


みんなで、つよし!とか仲居!とかシンゴ!とか
言い合ってお互いの事を唄にしてるという。
「ワイン以外も飲みなさい、ゴローっちぇけ」とか言って。


で、売れるんでしょ。
スゲーね。
すまっプだからなせる技だよなぁ・・・としみじみ思いましたよあたしは。


あたしが友達とバンド組んでライブハウスや路上なんかで
そういう歌作って
「朝は苦手さ、TE-KETSUATSU、あーやっ、っちぇけ」
とかノリノリに唄ったって


フツーに、「じゃぁ早くねろよ」ってだけの話で。
オメェ誰だよって話で。
売れるどころか村八分?


たとえばラッキー池田なんかがラップで
「おれはラッキー、池田だよ、っちぇけ」

とか唄ったって、売れるどころか
・・・・・・いやそれはそれでそんな世界もあるな・・・。



まぁまぁ。
そんなわけで(得意で強引にまとめ)


芸能界での一流スターのあかしは

自分たちの名前を呼び合いながら唄にして
村八分にされない事ですね。



芸能界でプロのミュージシャンを目指しているみなさん、
そんなわけで

目標は「自分の唄ラップ」を売り出す事ですよ。
よぅ、ちぇけ。OK?



2002年09月08日(日) むがむちゅ

何年ぶりかに高校の友達と飲みました。
部活仲間で集まったのですが久しぶり過ぎて
何はなしてイイのかわからない始末。
・・・本当にオトナになるってコワイで(以下略)

さてさて、そんな中。
バリバリに(バリバリはないだろ)車の営業マンをしているUに
二人になった時にまじめに聞いてみました。


私「人生幸せ?」

U「人並みに。」


人並みに。まぁ、幸せ!!!!ってこともないが
もう死んでやる!!!ってわけでもないと。



トコロかわりまして大学のときずっと仲がよかった友達Oに聞いてみました。


私「幸せ?」

O「がむしゃらでわからんよ」

・・・そうか。
かなり哀愁漂っていました。
結婚して2歳の子供もいて、毎日12時過ぎまで仕事、という
暮らしをしていたら、そりゃそうだろうな。



みんな社会人になると学生の頃とは変わってくる。
昔みたいにバカ言ったりはしゃいだり
思いっきり何かを発散したり、バカ笑いしたり、時には夢を見たり・・・。


そんな人、すくなくなってくる。


だって、生きていかなきゃならない。
自分の力で。
みんな生きる事に必死だよ。

形にならないことや生きていく上でなくてもやっていけるもの、キモチ、
そんなものは生活から省いていく。

こう書くと悲しい文章だなァなんだか(;´Д`)



だけど、大多数の人がそうして、生きていく。



それにしても今日もよく晴れていたのかなあ。
あたしの周り以外の世界は
どのようにして回っているのだろうか。


恥ずかしいくらいに小さな世界でもまれているあたし。





ああ、なんだか疲れたなぁ。
そろそろパフェでも食べなくっちゃ。

こんな日はすきなひとに会いたいね。

そんなふうにして日々は過ぎ、月日は経ってゆく。


まって、まってよ。



2002年09月07日(土) おはよう、おやすみ、げんきですか

安らぎたい、癒されたいと思うことはいけないことなのかもしれない。
今の私にはもうよくわからない。


おはよう、おやすみ、その言葉だけでもいいのに・・・。

北の国から見た?見たよ、どうだった?

なんて、そんなどうでもよさそうな何気ない
会話が今は宝石よりも欲しい。





「次の休みはゆっくり休んでおいしいもの食べてね」
先輩からのメールを見て涙がぼろぼろこぼれた。

その時気付いた自分の 姿。



そんな、深夜2時の仕事がえり。



2002年09月01日(日) 防災とか



***今日はきっとウチの会社でも防災訓練やるんだろうな・・・***

ちょっと鬱になりながら出勤しましたが
幸いにも(幸いなのかよ)防災訓練メンバーにあたらず、

ホッと胸をなでおろした綾です、まだまだ暑いですね。
皆さんいかがおすごしでしょうか。

それにしても防災訓練メンバーに抜擢されたおじちゃんたちが
なぜか全員スーツの上にホテルの客室の半天を着、
埃をかぶった真っ赤な消火器を
脇に抱え


「応答せよ!234号室より発火!応答せよ!」
とかいいながら館内を本気汗かきながらズタバタ
走りまわっているので

大変申し訳ないとおもいながらも笑いをこらえてしまいました。
こらえているので右半分の口元がニヤリと歪んだりして
ちょっとニヒルな感じでしたごめんなさい。

だっておじちゃん達黒ブチ眼鏡ずれてるんだもの、だって本気だから。
なんだかアラレちゃんに出てきそうなキャラなんだもん。
だって本気だから。

そんなわけで本物の火事がきた際には
抜擢された防災訓練メンバーの本気眼鏡おじちゃん達以外の従業員は
逃げ遅れてどうにかなっちゃうだろうと思われる
我がホテルです。
ニヒルに笑っていたあたしはまちがいなくどうにかなってしまうのでしょう。




しかし考えてみると小学校なんかでも防災訓練をやりましたが
役に立っているとはまかり間違っても思えないわけで。
だって
「今から訓練を行います。皆さん速やかにグラウンドまで集合して下さい」
とかいう悠長な放送の後、校内の生徒たちは
これまた悠長に廊下をずらずら並んでフツーにグラウンドまで集合するだけ
ですから。


さらに我が静岡県は東海大地震がいつ来てもおかしくないと言われ、
それに伴って富士山もいつ噴火してもおかしくないと言われ、
大変危険がイッパイなわけですが。

ウチときたら懐中電灯のチェックもしておらず
非常食の準備なんかもあるはずがないわけで、
こりゃまいった。
死んじゃうじゃないか。




というわけで近々、そんな備え用品をそろえなきゃなぁと
思っている9月1日の夜でした。


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