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■ 不倫を棄てる決意を固めた
私から、この関係に結論を出します。
このまま続けても、どうしようもない。
私は、自分らしく生きるために、もう、振り返らない。
決断の下せない妻帯者の男と付き合っていくのは、
はっきりいって、相手の弱さを認めることにしかならない。
私ばかりが無理をして、私ばかりが後ろめたい思いをして、
私ばかりが切なくて、私ばかりが我慢をして、、、
不倫だから、仕方ないって思ってきたけど、
私は不倫がしたくて、彼と付き合ったんじゃないんだもの。
私は、純粋に恋をしたかっただけ。ただ、好きになっただけ。
なのに、どうしてこんなにも苦しくて、こんなにも自分を傷つけてる？
彼は私に甘えている。私の母性に、私の強さに、私の人生に。
家族連れを見るのが辛かった。
ゴールデンウィークのＴＤＬがどれぐらい苦痛で、
どれぐらい息苦しくて、場違いな思いばかりを与えたか。
そんなことにすら、気づかない。
一緒に過ごせる時間を、会いに来てくれた彼と、
私は精一杯楽しく過ごしたかった。
だけど、だけど、、、、苦しかった。
すっごく、苦しかった。
苦痛に歪んだ顔しかできなくなる。
このままじゃ、私の精神がおかしくなる。
どうして、そこまで自分を責めて、自分の思いを隠して、
大したこと無いって顔をして、生きていかなければいけないの？
私は、別れます。
私は、寂しさから逃れるためだけの不倫を、棄てます。
電話番号も削除。メールアドレスも削除。
Ｑも削除。そして、思い出も、忘れます。
新しい土地で、新しい仕事をし、新しい友だちと、
新しく居心地の良い空間で、自分らしさを大切にしたいから。
メールの返事は来ないけれど、それを答えにしたいと思います。
さよなら。
そして、もう、会わない。
2002年05月12日(日)
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