Love Letters
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喧嘩している時は
あなたは容易く「もう、好きじゃない。」
という言葉を口にします。
でも、仲直りした後は
「愛してます。」という言葉が、
何のためらいも無く戻って来るから不思議です。
先日、あなたからのメールの中に
という言葉がありました。
日常の中で好きは嫌いに、
嫌いは好きに変化するものだけれど、
「愛している。」という言葉は
運命的でいつまでも変わらない響きがします。
これからも私達は
時々衝突したり、すれ違ったりして、
好きと嫌いの間を
何度も往復することがあるかもしれません。
でも、どんなに腹が立っても、
もう二度と顔も見たくないと思ったとしても、
やっぱり愛しているという気持ち、
その自分の気持ちだけは
絶対に裏切れないような気がします。
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2008年08月25日(月) |
あなたの気持ちを忘れないように |
あなたの体調が少しずつ良くなって、
メールや電話の応答も数日前よりずっと優しい。
今日からまた多忙な一週間。
あなたが無理をしないといいのだけれど。
9月のデートにはまだ間があるけれど、
あなたと気持ちが繋がっていると
確信していられれば、
こんな待ち時間もちゃんと楽しめるのです。
先日買ったカーキ色のシャツワンピース。
自分でも気に入っていて友人の評判も良いので、
初秋のデートにも着たいと思っていました。
お気に入りのブランドのお店で
ぴったりのボレロ風カーディガンを見つけたので、
早速試着して購入しました。^^
昨日のあなたからのメール。
あなたが私の送った画像を
お守りフォルダーにしまっておくように、
あなたがくれた大切な言葉たちもまた
私の携帯の鍵付きフォルダーにしまってあります。
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先日のデートから帰って来て、
電話で口喧嘩してしまった私達。
こういう時は必ず
あなたの体調の悪さとシンクロしていて、
長く話し合うほど悪循環。
一度電話を切ってお互い冷静になるとか、
話題をガラリと変えて楽しい話をするのが大事だって
最近になってやっと分かってきたなんて
大人気ない私達です。
デートであなたがお土産に買ってくれた
美味しいお寿司の話に切り替えて、
どうにか収まるところに収まった二人。
私達の場合、
喧嘩の時は美味しいものの話題が
修復するための一番の特効薬みたいです。
小さな喧嘩にも
去年ほど気持ちが追い詰められることも無く、
それなりに連絡を取り合っていた数日間。
「どこのお部屋を予約してくれたの?」
「そりゃ、
小夜子のお気に入りのホテルに決まってるでしょ。」
「嬉しい!!」
「マカロンも買わなきゃ。
合いそうなシャンパンを持って行くよ。」
お気に入りのホテルを予約してくれていたということも
勿論嬉しいけれど、
あなたが私に会いたいと思ってくれていることが
何より嬉しいのです。
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2008年08月22日(金) |
ありがとう、それから… |
お泊りデートの数日前から
あなたは風邪を引いていました。
食事をしている時や、お喋りをしている時なら、
私はあなたの体調を気遣うことが出来ます。
でも、一度あなたに触れられると
たちまちスイッチが入り、理性を忘れてしまうのでした。
片方の胸の先端はあなたの器用な指で弄られ、
もう一方は優しく甘噛みされながら、
熱く蕩けだす肉襞の奥は
絶え間なく、焦らすように
かき混ぜられていました。
私が深いオーガズムに達するまで
あなたは私を責め続けました。
愛撫の最中、
ずっと私の掌の中にあった
あなたの愛おしいものは
既に硬くなっていました。
私はそれを口に含み、
舐めたり、しゃぶったり、吸ったりしました。
そして、それが十分にいきり立った時、
私はあなたに騎乗しました。
私の体内にあなたのものを銜え込むと
その接合部分はますます熱くなり、
私はあなたのものを味わうように
腰を揺らすのでした。
あなたの上で腰を揺らしながら、
両方の乳首はあなたの指先に摘まれ、
クリを焦らすように弄られて、
私は身体中であなたを感じていました。
抱かれた後、しばらく動けずに
ベッドに横たわっていました。
激しい快感が去った後に初めて、
穏やかな感情が溢れ出すのでした。
あなたの体調を知りながら、
強く求めてしまったから。
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久しぶりのデート。
あなたといつものバーへ行きました。
もう何度も訪れているバーだから、
お客さんの中にも知っている顔がちらほら。^^
気心の知れたマスターと奥さん。
アットホームな雰囲気。
長居しても退屈しない楽しいバーです。
お酒のとっても強いあなたと
あなたに鍛えられて最近少し強くなった私。
それでもあなたに比べたら、
私はまだまだお子様みたいなものだから、
マスターが私に作ってくれるカクテルは
いつまで経ってもノンアルコールドリンクみたい。(笑)
そのことをあなたに告げたら、
とあなたが言いました。
以前、ここで少しお喋りしたことのあるお客さんに、
「結婚してるの?」
と聞かれました。
あなたはすかさず、
「まだなんですよ。^^」
と答えていました。
今回のデートではドコモショップの店員さんにも
「一緒に御説明しますので、
今旦那さんが座っている隣に行って下さい。」
と言われてしまいました。
「私達って夫婦に見えるのかな?」
「絶対にそう見えると思うよ。」
「えっ、そうなの?」
あなたの返事が意外で聞き返してしまった私。
「だって、どう見てもそうでしょ?
この前の宴会だって、
きっと誰か
『あれ、ほんとは嫁さんなんじゃない?』
って思ってる人いるって。(笑)」
「ふうん、そうなんだぁ〜。
旦那さんだって。うふふ。」
「めちゃ、にやけてる。(笑)」
「何だか嬉しいなぁ。^^」
「こりゃ、今日一日ずっとにやけてるな。^^」
そういうあなたの横顔をこっそり見たら、
あなたの表情も何だか和んでいました。
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2008年08月04日(月) |
すぐに懐かしくなる街 |
二泊三日の楽しい旅行を終えて帰る日、
列車の時刻までまだ時間があったので、
駅の近くのお土産屋さんを見てまわりました。
最後に小鯛の笹漬けを買ったお店で、
実は前日も街中の美しい橋のたもとで、
あちらから写真を撮って欲しいと頼んできたカップルに
ツーショット写真を撮って貰いました。
それなのに、私はその写真が気に入らなくて、
すぐにあなたに削除してもらったのです。
「また、撮って貰おうね!!」
という私の言葉に、あなたは少し怒って、
「ダメ出しなしなら。」
と答えたのでした。
今度こそはツーショットに成功(?)して
女性店主にお礼を言うと、
「結婚してるの?」
と聞かれました。
「まだです。」
と私が笑って答えると、
「今度は結婚してうちに来てね。
みんなここに子供を連れて来るのよ。」
と店主は明るく微笑みながら言いました。
この街のこのお店に訪れたカップルは
その後結婚する確率が高いのでしょうか。^^
帰りの列車の中、
あなたは携帯で窓越しの風景を撮った後、
それをフォルダに保存しました。
それから、あなたは
開いた携帯の画面にある幾つかのフォルダの中から
『お守り』と書いてあるフォルダを開きました。
そこにはあなたが新しい携帯を買ってから
私が送った私自身の画像が全て入っていました。
中には人に見られたら恥ずかしい画像もありました。
あなたは悪戯っぽく笑いながら、
それらの画像を私に見せようとするので、
私はすぐにフォルダを閉めてくれるようにお願いしました。
行きは早く目的地に着けばいいと思っていた列車なのに、
帰りはいつまでも旅の余韻を感じていたくて、
ずっと列車に乗ったまま
あなたの隣で揺られていたいと思っていました。
列車はまだ出発したばかりなのに、
今すぐにでもまたあの街に帰りたいと感じてしまう…。
あなたに膝枕したお部屋、
あなたが持って来てくれたドイツワイン、
お部屋から眺めた美しい庭、
頑張って自分で着付けした浴衣姿の私。
まぶしい思い出は全て
あなたと私の携帯のフォルダの中にあります。
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小夜子
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