Love Letters
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明け方
もう一度シャワーを浴びて
ベッドに戻ると、
あなたが目を覚まして
私をぎゅっと抱き寄せました。
朝一緒に目覚める幸せ。
まるで猫みたいに
あなたの胸にじゃれつきました。
懐かしいあなたの指が
長い夜に閉じていた
私の蕾を優しく開き、
丹念に愛撫するのでした。
猫のような私の悲鳴。
朝露に濡れたような私の中に
あなたが入って来ました。
あなたの腰に
脚を絡め
あなたを感じる私。
斜めに挿入されるその感じが
目覚めたばかりの私の感覚を
甘く狂わせるのでした。
ずっと繋がっていたい。
その想いが
肌と肌
液と液の混じり合いで
あなたにどこまで
伝わるでしょう。
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2008年02月20日(水) |
7月以来のお泊りデート |
もう私達は大丈夫。
そう確信出来たのはクリスマス前のデート。
今回私はバレンタインのチョコレートと
誕生日プレゼントのバカラのグラスを用意しました。
あなたは家からシャンパンを持って来てくれました。
7月の小旅行以来のお泊りデートでした。
一抹の不安はありました。
あなたと久しぶりに一泊することによって、
あの頃のお互いに対する不信感が
蘇ったらどうしようかと…。
あなたは私が以前から行きたがっていた
とびきり日本酒とお料理の美味しい
居酒屋さんへ連れて行ってくれました。
あなたと私の食の好み、
食べるペースはとてもよく合います。
だから一緒に食事をすることが
とても心地良いのです。
普段は強面と呼ばれているお店のご主人とも
お料理の素材の話で盛り上がりました。
私はあなたより遅れてお店へ行ったのですが、
あなたは苦笑しながら、
「ご主人、小夜子が来るまでは無愛想だったのになぁ。」
と後で私にこっそり言いました。
普段はあまり飲まない私ですが、
美味しいお料理にお酒も進みます。
お店を出る12時頃には
私はすっかり酔っていました。
コンビニでミネラルウォーターを買って
タクシーでホテルに行きました。
お部屋に戻ると
酔いと眠気で
そのままソファーで眠ってしまいそうでした。
それでも、シャワーを浴びて、
黒のキャミソールとTバックを着けて、
ロクシタンのローズの香りを身に纏い、
ベッドですでに寝息をたてていた
あなたの隣に滑り込みました。
あなたが半分寝ぼけながら
私の体をまさぐるのでした。
しばらくの間、
あなたは脚を強く絡めてきたり、
ヒップラインを優しく撫でたり、
キャミからこぼれる
私の胸の先端に吸い付いたりしました。
そして、いつか
あなたの寝息が…。
先に寝てしまうあなたが
憎らしくて仕方がなかった以前の私。
今はただ
無防備に私の横で
幸せそうな顔で眠っているあなたが
とてもいとおしく思えるのでした。
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小夜子
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