Love Letters
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2005年02月28日(月) 4分の1の金曜日


 金曜日、

 あなたに会えることになりました。

 日帰りの慌しいデートになりそうですが…




 昨夜、電話であなたに言われました。




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 あなたは3日のプレゼンテーションの日まで

 ずっと残業で忙しいからです。




 4分の1日だけ

 あなたと過ごして来ます。

 きっと

 あっという間に時間が過ぎていくでしょう。

 それを思うと

 今から少し悲しくなるのです。



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2005年02月26日(土) 発熱Kiss


 「朝、起きたら

  いきなり38度熱があった。^^;」


 会った途端にあなたが言いました。


 「大丈夫?

  私も諒に風邪をうつされたみたいで、

  昨夜から微熱なの。」


 「それなら、良かった。(笑)」


 「良かったって?」




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 「種類の違う風邪が混ざり合って、

  明日は起きれなくなるかも。(笑)」



 
 結局、

 私達はその夜、

 お互いの唇から熱を奪い合うようにして

 一晩中Kissをしました。




 風邪ウイルス混合の実験結果は

 どうなったでしょう?


 翌朝、

 私達は二人とも

 嘘のようにすっきり

 熱が下がっていました。^^



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2005年02月25日(金)


 抗うような声と

 甘ったるいおねだりの声が

 唇から零れる



 小さな波が幾つも訪れて、

 その歓喜の波をとらえようとする度に

 あともう少しというところで

 波は引いていく



 あなたの舌が

 執拗に

 私の濡れた窪みを

 愛撫する



 つま先まで硬直し、

 身体中が

 熱く

 震え出す



 もっと

 もっと

 愛して

 

 狂ってる

 壊れそうなほどに



 意識が

 飛んでいく



 深い

 深い

 うねりに

 飲み込まれていく




 「指と舌どっちがいい?」


 少し意地悪くあなたが聞いた




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 私はこんなにあなたに夢中なのに、

 もっと限りないほどに

 夢中にさせたいのね



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2005年02月24日(木) 春の足音


 来月のプレゼンテーションがいよいよ近づいて、

 あなたは毎日遅くまでオフィスでお仕事しています。

 プレゼンテーションが終わったら、

 まとまった休暇が取れそうだから会おうと

 あなたに言われました。




 最近、

 あなたと言葉を交す時間が少ないせいか、

 心と身体が乾いている感じがします。

 早く春が訪れますように。

 ブラウスに春物のトレンチであなたに会える日が

 とても待ち遠しいのです。




 元気付けに画像を送りました。

 もしも誰かに見られたらすごく恥ずかしいから、

 一人の時にこっそり見てねといつも言っているのに、




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 そして、見た後は必ず、

 メールでエッチな感想を送ってきます。(笑)



 
 「少しは元気になった?^^」


 「最近疲れ過ぎてて、どうも駄目だなぁ。(笑)」


 「画像効果もいまいちかなぁ。^^;」


 「小夜子に会えばすぐに元気になるんだけど。(笑)」




 プレゼンテーションが無事成功して、

 笑顔のあなたに会える日が楽しみです。



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2005年02月23日(水) 幻の永遠


 遠距離になってから、

 別れるぎりぎりの時間まで

 二人きりでいたいと思うのです。

 二人の身体が離れてから別れるまでの時間が

 長ければ長いほど寂しくなってしまうから。



 あなたは別れの寂しさを表に出さない人でした。

 それに、人前でベタベタするのが大嫌いな人。

 それでも、

 私が別れ際の寂しさをあなたに話したら、




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 せめて最後にあなたの体温を感じたくて…




 あなたとお別れする日の朝、

 早起きしたあなたが

 まだベッドでまどろんでいた私に言いました。


 「川沿いを散歩でもしようか。^^」


 ホテルの近くには大きな川が流れていて、

 川沿いには朝の散歩に最適な遊歩道があります。


 「うん…いいね。」


 私の声のイントネーションで

 あなたはすぐに

 私の本当の気持ちを察したようです。


 「やっぱり…もう少しこうしていようか。^^」


 あなたは煙草の火を消すと、

 ベッドに戻って来て

 私を優しく抱き寄せました。




 あなたと一緒にいる時は

 抱かれるための私でいたいの。

 ずっとずっと

 くっついて

 溶け合っていたいの。



 永遠の愛なんて存在しないから、

 せめてひととき

 幻の永遠を感じさせて。



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2005年02月20日(日) 再び濡れて…


 抱かれるのではなく

 抱きしめたかったのです。



 Kissされるのではなく

 自らKissしたかったのです。



 深紅のキャミソールのせいか、

 身体が燃えるように熱くなっていました。



 感じる前に

 あなたを感じさせたくて、

 夢中になって

 あなたを求めました。



 あなたの上で

 乱れている私を

 あなたは

 ずっと見つめていました。






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 逝った後、

 あなたは私の髪を撫でながら

 そっとたずねました。


 「意地悪ね。(笑)

  でも… 」


 「でも…?」


 「あなたはいつも冷静ね。

  ちょっと悔しい。(笑)」


 「俺ってやっぱりSなんだろうな。

  小夜子を苛める方が楽しい。(笑)」


 言いながら、

 あなたは私の乳首をきゅっと摘みました。


 「いやん。^^」


 「小夜子をあんあん言わせて、

  ぐったり動けなくするのが一番楽しい。(笑)」


 「うふふ。^^」




 一度乾いた私の身体は

 あなたの愛撫で

 再び濡れていくのでした。



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2005年02月18日(金) 眠りに落ちるまで


 目を閉じているあなたの横顔を

 しばらく見つめていました。

 何だか、忙しいあなたを独り占めしているみたいな

 贅沢な気分。



 そっとあなたの肩に触れたら、

 あなたが気づいて目を覚ましました。


 「ごめん、起こしちゃった。」


 あなたは何も言わずに微笑んで

 私を抱きしめました。



 結んだばかりのバスローブの紐が

 あっという間にあなたに解かれて、

 熱い指と舌に

 私の身体は弄ばれるのでした。



 懐かしいあなたの匂いに

 私の身体は

 とろけるようにしなり、

 会えなかった時間を埋め尽くすように

 貪欲に抱き合う…





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 身体を重ねるたびに

 もっともっと

 深いところへ導かれるのです。




 快感の波が幾つも押し寄せて、

 抗い、

 震え、

 崩れていく…




 全てが終わった後、

 私達は寄り添ったまま

 深い眠りに落ちました。



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2005年02月17日(木) Chocolateより甘い午後


 「小夜子の今日のスカート、

  神戸の有名な洋菓子屋さんの

  パッケージの柄に似てる。(笑)」


 バレンタイン3日前のデート。

 ショコラとミルクが溶け合っているような柄の

 私のスカートを見てあなたが言いました。




 眺望の美しい高層ホテルのお部屋。

 テーブルの上には

 綺麗にラッピングされた2つの箱。




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 お財布は一足早い誕生日のプレゼントです。




 「こっちにおいで。」


 ベッドに寝転んでいたあなたが、

 少し甘い声で

 窓際の椅子に座っていた私に言いました。


 「待って。シャワーを浴びて来る。」




 熱いシャワーを浴びて、

 ソープの柔らかな香りが残る素肌に

 白いバスローブを羽織りました。



 バスルームから出ると、

 あなたは目を閉じていました。


 『疲れて眠ってしまったのかな…』


 あなたが目を覚まさないように、

 そっとあなたの隣に潜り込みました。



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2005年02月10日(木) 会いたいとは言わない


 昨日、あなたは日帰り出張でした。

 朝、新幹線のホームからあなたが電話をくれた時に、

 諒が風邪を引いて学校を休んでいるという話をしました。

 夜8時頃、新幹線の中から

 あなたはもう一度電話をくれました。
 

 「諒君の熱下がった?」


 「うん。

  今のところ熱は下がっているけど、

  ぶり返したらいけないから気をつけてる。」


 「もし明日も具合悪いようだったら…

  無理はしない方がいいね。」


 「うん。

  諒の具合が悪ければ、金曜日は会えないなぁ。

  明日様子を見て、電話するから。」


 「最近、風邪によく邪魔されるなぁ。

  暮れも小夜子が風邪で会えなかったしね。」


 「そうね。

  あの時はつらかった。^^;」


 「諒君が早く元気になるように祈ってる。(笑)」


 「多分大丈夫。

  食欲も出て来たし。^^」




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 「うん。私だって会いたいよ。」




 もしも、私の都合で会えなくなっても

 あなたは不満を口にしたりはしないでしょう。

 あなたの感情は

 いつも大人らしく抑制されています。

 
 「会いたいとは言わない。

  言ったら、自分の気持ちに

  歯止めが効かなくなりそうだから。」


 あなたはそんな風に言っていました。




 以前は気持ちを口にしてくれないあなたを

 じれったく思っていた私。

 今は会話の中のさりげない言葉で

 あなたの気持ちがわかるようになりました。



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2005年02月09日(水) 覚悟


 またいつ会えるかわからないから、

 あなたと別れるのはとても辛いのです。

 だから、最近、

 会う前から心に決めてるの。

 限られた二人の時間を大切にしようと。



 あなたと再会したその瞬間に

 あなたと別れる時の寂しさを予感しています。





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 あなたと話すこともあります。

 でもね。そんなのはずっとずっと先の夢みたいな話。



 何も期待はしない。

 あなたに出会えた…ただそれだけでいいの。

 ちっぽけな寂しさはその場で忘れてしまおう。

 覚悟して落ちた恋だもの。



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2005年02月08日(火) Sex は好きですか?


 PCが機能しなくなってしまったので、

 再セットアップをしました。

 ほんの少し、あなたからのメールも保存していたのに、

 それらも消えてしまって…



 あなたは

 自分が送ったメールもしっかり保存している人だから、

 2通だけもう一度送って欲しいと

 お願いしてみました。

 そのうちの1通があなたのプロフィールが書かれたもの。

 私がどこかのサイトで見つけた質問のリストに

 あなたが答えてくれたものです。



 すぐにあなたが

 そのメールを再送してくれました。

 読み返すと、

 なかなか楽しいプロフィールです。^^

 その中にこんな質問がありました。



 『Sexは好きですか?』




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 プロフィールの日付は

 2002年11月26日。

 あれから幾度

 あなたと肌を重ねたでしょう。



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2005年02月07日(月) あなたの声が好き


 昨日、

 とうとうあなたが風邪でダウン。

 休日出勤の予定が

 急遽お休みとなりました。



 いつもあなたは、

 自分の居場所を私に教えてくれる人。

 だから、昨日の朝も

 会社をお休みすることにしたと

 ICQに伝言が入っていました。



 その後、

 あなたと少しだけ電話でお喋り。

 来月のプレゼンテーションのことや

 今週の出張の予定について話してくれました。



 あなたの声を聞くとほっとして、

 幸せな気持ちになります。

 あなたの声が好き。

 話し方が好き。




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 あなたに会いたい。

 そして、あなたの声を聞きながら抱かれたい。



 甘いものが苦手なあなたに

 ウイスキーが入ったビターなチョコレートを買いました。



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2005年02月06日(日) 優しく噛んで


 昨日もあなたはお仕事で…

 お疲れ気味のあなたに

 元気づけの画像を送りました。




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 10時過ぎ、

 帰って来たあなたとICQでお喋り。


 「小夜子の葡萄、自己主張してる。^^」


 「そう?(笑)」


 「噛み噛みしてって言わんばかりに。(笑)」


 「ん。そう言ってるのよ。^^」


 「食欲そそるよ。^^」


 「食べたい?(笑)」


 「あぁ。噛みつきたい。(笑)」




 あなたの厭らしい言葉に

 子宮のあたりがキュンと疼きました。

 あなたが欲しい…

 会えない時間をこれほど長く感じたことは

 今までなかったような気がします。



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2005年02月04日(金) 元カノからのメール


 気にしないふりをしていたけれど、

 心の何処かに引っかかっていたの。

 あなたのPCのメール受信のリストに

 今も元カノの名前があったこと。



 「最近はずっと連絡取っていないよ。」


 とあなたに言われても、

 どこかであなたの気持ちが彼女に繋がっていることを

 想像して嫌だったの。

 あれから、何度も後悔しました。

 あの場で元カノのメールは全部削除してって

 言えば良かったって。



 昨夜、あの時の気持ちがまた蘇って、

 ジェラシーがどんどん膨らんで…

 でも、はっきりとは言えずに

 メールにこう書きました。

 
 「もしかしたら、今も元カノの画像を持ってたりして。^^」


 私は時々本気で怒ってる文章に

 (笑)や ^^ をつける癖があります。^^;

 そして、あなたはこういう時の私の発言を

 さくっと流して返事を書いてくるのです。




 夜、ICQであなたに繋がった時に、

 正直に聞きました。


 「私が知りたい肝心なことは

  いつもさくっと流されちゃうのね。」




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 「うん、そうして。

  愛する今の彼女のために。^^」


 「はい。(笑)」


 素直に自分の気持ちを言えたらすっと楽になりました。


 「消しました。^^」


 「うん。良かった。^^」




 ジェラシーなんて

 醜い負の感情だと思っているから

 いつも隠して意地を張ってしまうけれど、

 変にひねくれて

 あなたとギクシャクするよりも、

 ストレートに気持ちを伝えた方がいいんだなと

 実感しました。



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2005年02月03日(木) Workaholicじゃない


 来月初めの重要なプレゼンテーションのために

 あなたは土日も休まず仕事しています。

 あなたの設計した装置が

 ライバル社の船に搭載されれば、

 あなたの会社にとって億単位の利益になります。




 あなたは仕事に打ち込む人だけれど、

 workaholic な感じはまるでしない。

 あなたは管理職になるより、

 今のまま好きな設計を続けたいという人。

 趣味も多いし、

 プライベートな時間は

 仕事から完全に切り離されたいと考えている人です。

 設計士としての才能はあなたの魅力だけれど、

 それはあなたという人のほんの一部分に過ぎないの。




 今回のプロジェクトの話を

 あなたから初めて聞いたのは二年前でした。

 これから専門である機械工学以外の勉強が必要になると

 あなたは言いました。



 あれから二年、

 私達の間には諍いもあり、

 一時の別れもありました。

 そうした月日を経て、

 今の深い繋がりがあります。

 一方、あなたがずっと熱意を注いで来たプロジェクトも

 花開くことになりました。




 今月の休日は

 11日からの三連休だけだとあなたは言います。



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 11時過ぎに

 ICQにログインしたあなたに言いました。


 「身体こわさないようにね。」


 「あと一ヶ月の辛抱だから、頑張るさ。^^」


 私には何もしてあげられないけれど、

 せめてあと一ヶ月は

 あなたを困らせるような我侭を言うのはやめましょう。



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小夜子

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