今日は

　私のクラスの小学生の生徒さんが

　数人風邪でお休みしました。

　やはり急に寒くなったので、

　学校で風邪が流行っているようです。



　帰宅してから

　そのまま薬を飲んで

　ベッドに横になりたいところを、

　気力で夕食の支度をしたり、

　子供達の宿題を見たり…

　ただし、

　動きはかなりスローペース。(苦笑)



　あなたにも

　早く寝なさいと言われたけれど、

　結局はいつもと変わらず

　この時間になってしまいました。＾＾；



　さっき体温を計ったら

　３７．９℃でした。

　身体中が熱でぼーっとしているような感じ。＾＾；

　子供の頃は良かったなぁと思います。

　だって、

　風邪を引いたら

　お家で大人しく寝ていればいいんですもの。



　大人はそうはいきませんよね。

　仕事は急に休めないし、

　子供もいつもと同じようにまとわりつくし。

　子供達に風邪をうつさないように

　細心の注意を払わなければいけないし。

　あなたのことが

　気になり出した頃、

　あなたは私にこう言いました。


　「今したいのはSexよりも恋愛。

　　会えない時間も恋は出来るからね。」


　今思い出すと、

　照れ屋のあなたらしくない

　ロマンチックな発言。




　今、私達は遠距離恋愛で

　１〜２ヶ月に１度しか会えないから、

　あの時のあなたの言葉通り、

　会えない時間にも

　恋をしていることになります。




　確かに

　会わなくても、

　毎日のようにメールを交し、

　毎晩チャットでお喋りし、

　週末は電話をかけあうことが習慣になっています。

　これらのコミュニケーションツールは、

　会える日が近づくと

　あなたの声を聞いただけで、

　胸がきゅんとなります。



　昨日、お昼休みに

　珍しくあなたから電話がありました。

　平日の昼間に電話で話せるなんてことは

　私達にとってはとても珍しいこと。

　言葉にすると

　ちょっと恐いようなタイトル。(笑)

　私が結婚したのは

　精神的にまだ幼かった頃で、

　時々友人から聞かされるこんな言葉が

　まるでピンと来ませんでした。

　子供は好きだから欲しいとは思っても、

　この人の子供が欲しいとは一度も思ったことがなくて…




　きっと

　これから先も

　あなたとの子供を作ることはないけれど、

　この人の遺伝子を残したいと思った

　あなたが初めての人。




　以前、

　あなたと少し切ない話をしていた時に、


　「あなたの子供なら私、生みたいな。」


　と言ったことがありました。


　あなたがとても落ち込んでいた時だったから、

　あなたの人格や能力を最大限肯定したい気持ちになって

　ついそんな言葉が零れたのです。

　せめて

　夢で会えたらいいと思うのに、

　何故会いたい人は

　なかなか夢に現れてくれないのでしょうね。




　「夢を作り出す装置みたいなものがあればいいのに。＾＾」


　「小夜子が見たい夢ってどんな夢？」


　「うふふ。

　　それは秘密。(笑)」


　「突き突きされる夢とか。(笑)」


　「あはは。＾＾

　　そういう夢って見たくても見れないもん。(笑)

　　あなたはそんな夢見たことあるの？＾＾」

　あなたはとてもお酒が好き。

　付き合い始めの頃、

　あなたはこの世で何よりお酒が好きと

　言っていました。

　女性とお酒とどちらか１つを選べと言われたら、

　迷わずお酒を取るだろうと。(笑)　

　退職したらバーを開きたいという夢の話も

　あながち冗談とは思えないほど。




　あなたと付き合うようになって、

　バーのカウンターで飲むことにも慣れました。

　あなたのお酒に対する気持ちはとても一途。＾＾

　それは愛情や敬意に近いものがあります。

　だから、あなたは飲んでいる時に

　愚痴をこぼしたり、

　女性を口説いたりということをしません。

　「抱っこして。＾＾」


　「じゃあ、脱いでごらん。」

　昨日は

　あなたが早紀に勉強を教えてくれました。

　ＩＣＱとメールを使って…

　塾で出された難しい問題だったので、

　早紀がきっちり理解できるまで、

　あなたは丁寧に説明してくれたようです。




　「少しは自力で解く力をつけなきゃね。」


　「うん、それはわかってるんだけどね。＾＾

　　何でも教えてくれる人が身近にいると、

　　つい頼っちゃう。(笑)」


　「全く、もう。＾＾；」




　「折角のお休み、

　　早紀に付き合わせちゃって

　　ごめんなさいね。＾＾；」


　とあなたに言うと、

　最近、

　過労とストレスで

　あなたが倒れてしまうのではないかと

　思うことがあります。

　今度あなたに会う時に、

　美しいと評判の

　イルミネーションを見に

　クリスマスマーケットへ行こうと

　約束しました。＾＾



　毎年イブは子供達と過ごすから、

　あなたとは一足早いクリスマスなの。




　ＩＣＱでお喋りしながら、

　あなたと行きたい場所の

　ＨＰを見ていたら、

　今すぐあなたに会いたくなって…

　素直な気持ちをそのまま

　メッセージにして送りました。


　「会いたい。」


　「うん。」


　「愛してる？＾＾」


　「いっぱい愛してます。＾＾」


　「私もいっぱい愛してる。＾＾」


　「やばい…」


　「ん？」

　シャワーを浴びずに

　Sexするのは嫌でした。

　あなたに出会うまでは

　ずっとそうでした。



　部屋の中が散らかっていることも、

　服を脱ぎっぱなしにすることも

　嫌いだった私。




　初めの頃、

　あなたによく


　「小夜子は潔癖症だね。(笑)」


　と言われたものでした。




　服を脱ぐ間も

　もどかしいと感じるほどに、

　「今度のデートの時、

　　小夜子何が食べたい？＾＾」


　いつものように

　あなたが聞きました。

　
　「まだ一ヶ月も先のことだから

　　思いつかないわ。(笑)」

　ずっと会えなくて

　寂しくて仕方なかったから、

　電話でKissをおねだりしました。



　「ねぇ、Kissして。＾＾」


　「Chu！」

　私の髪を撫でながら、

　呼吸が乱れ、震えている私を

　抱きしめてくれるあなた。

　その後は

　ぐったりして、

　そのままあなたの腕の中で

　眠ってしまうのです。




　ＡＶの女優さん達を見ていると、

　演技なんじゃないかなと思ってしまう。

　まだ

　一度も会ったことはないけれど、

　日記には書かれていない

　言葉が伝わってくると

　今はもう『エンピツ』から消えてしまった

　日記書きさんに言われたことがあります。



　多分、

　私のつたない文章はとても曖昧で、

　読む人の捉え方によって

　いかようにも解釈が可能なのだと思います。



　知っている人がここを見つけた時に、

　私であることを特定されないように、

　ディテールに若干変えられている部分はあるものの、

　日々の私の想いは

　そのまま読む人の心に伝えられているのではないかと

　思うのです。



　恐らく

　どんなに取り繕ったところで、

　感動や喜び、

　嫉妬や迷い、

　悲しみや孤独といった心の色が、

　そのまま伝えられているのではないかと

　思います。




　実際何があったか、

　恋人や子供達や友人や周囲の人達と

　どのような会話があったか…

　その全てを１００％としたら

　そのうちのほんの数パーセントの事実しか

　ここには書いていないけれど、

　私のその日の想いは

　おのずと露呈されてしまうものなのでしょう。

　そして、

　それは皮肉なことに

　ポジティブな心の状態よりも

　ネガティブな心の状態、

　心の奥にある醜い部分、未熟な考えの方が

　よりストレートに伝わり易いという気がします。

　あなたと付き合い始めの頃は、

　一日に何度も

　長文と言えるほどのＰＣメールを往復させたものでした。



　しばらく

　夜のチャットと

　週末の電話だけになっていたけれど、

　最近またメールが復活。＾＾

　お互いの職場のデスクにはＰＣがあって、

　あなたはいつも

　ＰＣの画面を前に仕事をしているから、
　
　お互い仕事の合間に

　メールを送り合っています。

　夜、チャットでお喋りしていた時に

　あなたが聞きました。


　「今度、ここ行ってみない？＾＾」

　最近

　週末に画像を送るのが習慣になっています。＾＾

　明け方
　
　嫌な夢を見ました。

　

　無表情な男に

　殴られる夢。

　昨夜、

　少し元気になったあなたとチャット。




　「早く会いたい。」


　おやすみ前に

　つい素直な気持ちが零れてしまう…


　「葡萄も会いたがってる？(笑)」


　私の会いたい気持ちを知って、

　あなたはわざと

　私を刺激するような言葉を言います。


　ノーブラのカットソーの衿元から

　ちらりと白い胸を覗く。

　あなたの言葉に

　先端がもう固くなっていました。


　「ん、会いたがってるみたい。(笑)」


　「そっか。(笑)

　　俺も小夜子の葡萄と桃に会いたい。(笑)」


　あなたはいつも

　私の乳首とお尻を果実にたとえます。＾＾；


　「そういえば、

　　今日ランジェリーを買ったの。＾＾」

　あなたが風邪を引きました。

　昨夜は

　ＩＣＱに繋いでくれたけれど、

　頭痛がすると言うので、

　すぐに

　「おやすみなさい。」と

　言いました。

　寒くなって来たからか、

　もう１ヶ月近く会っていないからか、

　誰かに抱きしめられたいと思う今日この頃。

　誰かというのは、

　他でもないあなたのことだけれど。

　二人の間の距離が恨めしいのです。




　昨夜、チャットであなたと

　chain-smokeの話になりました。

　私が大好きなある女性の日記に、

　愛し合った後に

　煙草同士をくっつけて

　彼から火を点けてもらったという

　話が書かれていました。




　私は今まで

　ほんの数回しか煙草を吸ったことがありません。

　大学の時、

　生まれて初めて失恋した夜に

　自分の部屋で泣きながら自棄になって吸ったのを

　憶えているけど。(笑)

　あなたとの恋愛に疲れて

　離れたいと思った時に、

　他の誰かと付き合う自分を

　想像してみました。



　近くに住んでいて、

　会いたい時にいつでも会える人。

　私の仕事や子供達のことを

　理解してくれる人。

　冷静と情熱の両方を

　持ち合わせている人。

　ステディでありながら、

　二人の将来については何も考えずにすむ関係。

小夜子

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