Love Letters
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あなたと付き合い始めて
一年と半年になるけれど、
今でも
あなたに会う日が近づくとワクワクしたり、
あなたにKissされるとドキドキしたりします。
たとえ
付き合いが長くなっても
あなたの前では
いつも綺麗でありたいし、
可愛い女でありたいと思うのですが…
この前のお泊まりデートの夜、
私はあなたに
とんでもない恥ずかしいことをしてしまいました。^^;
今夜のチャットでも
そのことであなたにからかわれました。^^;
「また、小夜子を息絶え絶えにしたい。(笑)」
「あなたとだと
いつも息絶え絶えになってるでしょ?私。*^^*」
「じゃあ、更なる高みへ。(笑)」
「また、この前みたいに、
抱かれた後、
だら〜っと動けなくなっちゃいそう。^^」
「また俺の腕にだらだ〜ら?(笑)」
「やだ。あのこと憶えてたの?
忘れて下さい。^^;」
実はあの夜、
あなたと抱き合った後、
私は疲れ切って爆睡していたのです。
「まっ、俺もたまに出るし。(笑)
それにいっぱいKissしてるから
自分のみたいなもんだし。(笑)」
あぁ。
あなたは何て心が広いんでしょう。^^
それとも
今はまだ
恋の魔法がかかっているから?
そのうち
同じ女の同じ行為でも
いとおしいものから
幻滅させるものに
変わってしまうのかも…ね。^^;
あなたの浅黒い脚に
絡まれ
抑えつけられ
拘束された私の脚。
あなたの前に
差し出された
私の身体を
隅々まで撫でていくあなたの指先
舐め尽くすあなたの舌
あなたを求める想いが
加速されていく…
アナタガ
ホシクテ
ホシクテ
タマラナイ
「小夜子は焦らされる方がいいんでしょ?」
私の脚を
強く締め付けながら
意地悪く尋ねるあなた。
あなたに抱かれると、
何故
私の身体は
こんなにも
欲張りになるのでしょうか。
『他人を責める時にも、必ず相手に逃げ道を残すこと。』
あなたの亡くなったお父様の手帳に
残されていた言葉だそうです。
「自戒の念を込めて書いていたみたいなんだ。」
「あなたは相手に逃げ道を残す人?」
「残すようにしているね。
新たな道を示唆するとか。」
「あなたは私よりずっと大人だね。」
「但し、嫌いな相手は徹底的に攻撃するけど。(笑)」
「女性と別れる時に言い合いになるって言ってたよね。」
「でも、攻撃する意図じゃないんだけどね。」
「どんな意図なの?(笑)」
「相手が繕おうとして言った言葉の矛盾をつくとか。
嫌な奴かも。^^;」
「そんな風になるあなたって私には想像出来ないな。
私にはそうならない気がする。
初めから醒めてるのかもね。」
「相手を嫌いにならない限り、出ないと思う。
隠しモード?(笑)」
「そういう風になった時には、
あなたも相手の女性が好きではないの?」
「子供みたいな言い方。(笑)」
「そう?(笑)」
「うん。大人なんだけど子供みたい。(笑)」
あなたは、
かつての恋人に
どんな怒りの表情を見せたのでしょう。
私が一度も見たことのない表情。
そんなに激しい怒りにつき動かされたのは、
彼女を深く愛していたから?
二人はどんな風に罵り合ったのでしょう。
それは
二人が抱き合った後?
それとも
抱き合う前の諍い?
少しだけ胸が熱くなったのは、
私の知らない
あなたの過去に対する
嫉妬からでしょうか。
いつものように
仕事を終えて
買い物をして
夕食を作って
子供達の話を聞きながら食事をして
お風呂に入って
あなたとおやすみ前のチャット。
今日は、
平日にしては
いつもより少し長いチャット。
一時間くらいは話していました。
だからでしょうか。
あなたの名前がオフラインになった後、
無性に寂しくて、 私の好きなあなたの声、
あなたの話し方が
耳に心地よいのです。
これから先…
それを考えると寂しくなるから、
今
こうしてあなたを想い、
あなたに想われている幸せを
感じていたいのです。
2003年10月22日(水) |
あなたが風邪を引いた時 |
あなたが風邪を引きました。
その間
チャットやメールでしかKissをしていないのに、
私も風邪を引きました。
昨夜あなたは、
38℃まで熱が上がったそうです。
今日も調子がいまいちだと
会社からメールがありました。
去年、
二人で過ごした
クリスマスも
あなたは風邪を引いたんだっけ。
ホテルに着いた途端、
あなたは寒気がすると言って、
毛布にくるまってベッドの中。
私は、
ベッドの縁に座って
あなたのおでこに手を当てて、
「今夜は大人しくしてようね。^^」
と言ったのでした。
「小夜子、一緒にお風呂入ろう。^^」
「風邪引いてるのに…」
「いいから。入ろう。(笑)
一緒にお風呂入ったら治るから。」←意味不明
あの日のあなたは、
学校を休んだ子供みたいに
甘えん坊でした。
あの夜、
少し体温の高いあなたに抱かれました。
Kissも肌の温もりも
いつもより熱くて…
港のイルミネーションは見られなかったけれど、
心に残る去年のクリスマス。
あなたの風邪が
早く治りますように。
私の誕生日は12月、
あなたは2月生まれです。
ただの偶然かもしれないけれど、
私が好きになる人は
冬生まれの人が多い気がします。
冬生まれの人の方が
照れ屋というか、
内に秘める想いが強いと感じるのは、
気のせいでしょうか。^^
あと、1ヶ月半くらいで
私の誕生日が来ます。
私自身はすっかり忘れていたのに、
今日
あなたが思い出させてくれました。
あなたが
私の誕生日を憶えていてくれたというだけで
私は嬉しいの。
これから先
幾つの誕生日を
あなたと一緒に迎えることが出来るでしょうか。
あなたと
初恋の話をしました。
あなたの初恋は、
小学校の先生だったそうです。
「プラトニックな関係だった人の方が
心に残っているというのは不思議ね。^^」
「じゃあ、俺は心に残らないじゃん。
身体に憶えてもらおう。(笑)」 「遠隔操作で。(笑)」
それから、
京都の和風旅館に泊まりたいねという話をしました。
「夜、小夜子は声を出しちゃ駄目だよ。(笑)」
「声を潜めて抱き合いましょうね。^^」
今度、あなたは、
私に目隠しをしてみたいと言います。
両手の拘束の次は目隠し?
最近、
私の欲望は
あなたに遠隔操作されているような気がします。
「最近、翻訳の勉強してないの?」
昨夜、あなたに聞かれました。
あなたと知り合った頃、
私は
教える仕事をする傍ら、
翻訳家になるための勉強をしていました。
あれから
日々の生活が忙しくなり、
あなたとの恋に夢中になるにつれて、
いつしか
実現できるかどうかもわからない夢のことなど
忘れていました。
昨夜、あなたに聞かれて、
恋をすると、
私は
その人と共に生きることが夢の全てになってしまう…
日本人女性は
愛する人に連れ添うだけの
影のような存在になりたがるって、
日本人の恋人を持つ
イギリス人男性の友人に指摘されたことがありました。
あなたは仕事に対して
いつも好奇心と向上心を持っている人。
私には、
ささやかな仕事と子育ての他に
誇りに思えることってあるのかなと
急に不安になることがあります。
あなたとは
いつも対等でいたいのです。
依存したりされたりする関係は嫌。
しばらくお休みしていた勉強を再開しようと
そっと心に誓いました。
私のかつてのパートナーは、
私と一緒にいる時でも
他の女性を
物欲しげに見る男性でした。
この人は視姦しているのだろうかと
時に感じるような
動物的な眼差し。
彼は、
おそらく意識していなかったのでしょう。
私が何度か指摘した時にも
そんなことないって
笑い飛ばしていたから…
それは彼の癖のようなもので、
愛していた頃は
私はそれに傷つき、
もはや二人の関係が壊れてしまった後は、
彼のその癖を
冷めた眼差しで見ていたような気がします。
私は彼との付き合いが長かったから、
本当は生理的に耐え難い
彼のその癖を
男の性みたいなものだと
無理に自分に言い聞かせていました。
つまり、
それは男の本能的な行動であり、
私への愛情や関心とは別なものであると
無理に思い込もうとしていたのかもしれません。
あなたに出会って、
かつてのパートナーが
隣にいる私を
決して見ようとはしなかった理由が
わかりました。
惨めで哀しくて
認めるのが嫌だった真実を
今やっと受けとめることが出来るのです。
今夜、
チャットであなたと話しました。
「あなたが仕事をしている顔、
見たことはないけれど素敵だと思う。
厳しい、きりりとした顔じゃないかな。
想像だけど。^^」
「怒り出しそうな顔だと思うよ。(笑)」
「私を見つめるあなたの顔も好きだけど。^^」
「小夜子を見つめる顔は、
小夜子しか見てないと思うよ。^^」
「無理しなくてもいいのよ。(笑)」
「いや。それが自然体だから。^^
小夜子の笑顔に癒されてるよ。
すごい楽しそうな表情をしてくれるから。(笑)」
「あなたが私をそういう表情にさせてくれるの。」
私はもう傷つかなくていいんですね。
いつも
あなたの優しい眼差しに守られているから。
2003年10月15日(水) |
あなたの声に抱かれて |
今朝、
6時ちょっと過ぎに
あなたにチャットで
「いってらっしゃい。^^」
と告げて、
もう一眠りしようと
ベッドでうとうとしていたら、
7時頃、
あなたから電話がありました。
駅から会社へ向かう道の途中で
かけてくれたようです。
「チャットでまた一眠りしたいって言ってたから、
そのまま寝坊したら大変だと思って。(笑)」
「大丈夫だって。
毎朝ちゃんと子供達を送り出してるんだから。^^
でも、ありがと。」
「うん。^^」
「何だか今朝は幸せ。^^」
「どうして?」
「だって…こうしてあなたの声を聞けたから。」
「日曜の夜のこと…思い出した?(笑)」
「ん?日曜の夜のこと?^^」
「もう…朝から何言ってるの〜。*^^*」←ちょっと嬉しい
「今度は四回だな。(笑)」
「きゃはは。
やだ。恥ずかしいじゃん。」←嬉し過ぎ。^^
私はあなたの声が好き。
低くて、
包み込むような優しい声。
知的で温かみのある話し方も好き。
朝、あなたの声に目覚めて、
一日中あなたの声に抱かれているような
そんな一日でした。
あなたが言うには、
私は
とても負けず嫌いで、
すぐムキになる性格なのだそうです。
自分では
そんなつもりはないのに、
あなたはいつも
「ほら、またムキになってる。(笑)」
と言って、
私をからかいます。
そんな負けず嫌いの私も
ベッドの中では
あなたに惨敗。^^
「縛ってもいい?」
あなたは、
タオルで私の手首をきゅっと縛りました。
胸の先端を
あなたの舌で転がされ、
濡れた秘所を
指で弄られて…
両手を拘束されたまま、
私は逝ってしまいました。
「ねぇ。ちょうだい。」
耐え切れずに哀願する私。
「まだ、駄目だよ。
小夜子がもう一度逝ってから。」
手首は縛られたまま、
再び
私は、
快感のうねりに
導びかれたのです。
二度目に
私が逝った時、
息を切らし震えていた私を
あなたは優しく抱き締め、
手首を縛っていた
タオルの結び目を解きました。
ようやく
あなたと繋がることを
許された私。
あなたのものに
身体の奥まで貫かれる悦び。
泣きたくなるような
強い快感の中で、
私はずっと
あなたの名前を呼んでいました。
2003年10月13日(月) |
バスローブでアイスクリーム |
日曜日は、
あなたとお泊まりデートでした。
テーマパークで
長い列に並んでアトラクションを見たり、
パレードや花火を楽しんでいたら、
あっという間に時間が過ぎて、
結局、ホテルにチェックインしたのが10時。
「飲み足りないなぁ。
ルームサービスで何か頼む?」
「私は、アイスクリームがいい。」
ソファに座って、
あなたはビールを飲みながら、
私はアイスクリームを食べながら、
洋画劇場の『ハムナプトラ』を観ました。
時々、
あなたは、
私のバスローブの胸元に
手を差し入れて
私の乳首を弄びます。
私も
バスローブの上から
あなたの固くなったものに
悪戯をします。^^
二人とも
目はTVの画面を見つめているのに、
笑いながら
映画の内容についてお喋りしているのに、
あなたに触れられていくうちに、
冷たいアイスクリームと
火照った身体。
それを知ってか知らずか、
あなたは
ポーカーフェイスで、
バスローブの中の
私の素肌を
愛撫するのです。
触れるか触れないかの
あなたの微妙なタッチに焦らされて、
私の身体も
アイスクリームみたいに
とろりと溶けてしまいそうでした。
これから
木曜の夜が楽しみになりそう。
というのも、
貴島誠一郎プロデュース、
豊川悦司主演というコンビは、
『青い鳥』以来だそうです。←これも良かったなぁ。
第一話が期待以上に面白かったので
HPにアクセスしてみたら、
『エ・アロール・チェック』というものを見つけました。
その中の二つの質問を
あなたにしてみました。←半ば強制的。(笑)
『あなたは何才まで好きな人とキスができますか?』
『あなたは何才まで手をつないでデートができますか?』
でも、
そんなあなたが
そっと手を繋いでくれたり、
車の中で熱いKissをくれたりすることが
私にはとても新鮮で嬉しいの。
久々にハマってしまいそうなこのドラマ。
きっと毎回録画してしまうことでしょう。^^
会える日が近づいて、
会いたい気持ちが募ります。
メールでも、
チャットでも、
二人の会いたい気持ちが
行き交う言葉に溢れていて…
相手を想う分量を量ることは出来ないけれど、
あなたといると、
心も身体も
リラックスして
気持ち良くなれるの。
「今度小夜子を抱く時は、
抵抗を許さないから。^^」
あなたによって、
私は
どこまで
開放されるのでしょうか。
決して言葉にすることのない願望。
もう後戻り出来ない場所まで
私を連れ去って下さい。
今夜はチャットで
一年前のデートの話をしました。
去年も10月の連休に
私達はお泊まりデートをしたのでした。
私達は三日間、
一緒に過ごしました。
今思えば、
あの頃の私は、
まだ完全にあなたのものではなかったのです。
そして、
あなたの心の中にも
私を決して立ち入らせない
不可侵区域のようなものがありました。
私もあなたも
過去の人とのSexの記憶や習慣が、
あまりにも長い間
身体に染み込んでいたから、
微かな違和感を感じながらも
それを拭い去ろうとするかのように、
私達は何度も愛し合いました。
三日目の朝、
私達の間に起こった諍いも、
今思い出せば
必然だったのでしょう。
あれから一年、
私達にとって
あの日の諍いは、
懐かしい思い出。
私達は、
過去の誰よりも
お互いを知るようになりました。
会えない日が続くと、
心も身体も
あなたを欲して疼きます。
一人快楽に耽る時は、
あなたに抱かれた記憶を呼び起こし、
あなたに愛されたように
自分の身体を弄んでいました。
最近、
一人遊びをする時は、
あなたとのKissを思い出すようになりました。
2003年10月06日(月) |
チョコレートのように甘い時間 |
「早くくっついて寝たいね。(笑)」
チャットの最後に
あなたが言いました。
あなたはいつも、
「セックスしたい。」とか
「エッチしたい。」とか言うかわりに、
私とくっつきたいと言います。^^
初めて私を抱いた夜も、
私とくっつきたかったから
そうしたんだって
あなたは言ってたっけ。
周囲に人がいる場所では、
あなたは
むやみにベタベタしたりしない人。
けれど、
二人っきりになった途端に、
あなたは私に
くっついてくるのです。^^
あなたと身体がくっついている時は、
あなたの腕に抱かれると、
私は
心も身体も
あっという間に蕩けてしまう…
チョコレートみたいに
甘い甘い時間。
あなたとのベッドで
快感が強くなると、
私は無意識の内に
抵抗してしまうのです。
「何故抵抗するの?」
と私は答えました。
「続けて逝かせてみたいから、
今度は抵抗しないように。」
あなたに言われました。
「手首を縛って。
そうでないと、私はきっと抵抗してしまう…」
「わかった。
何か用意して行くよ。」
「自分から言っておいてドキドキしてる。私。^^」
「フフフッ。(笑)」
「恐いよ。(笑)」
「今夜、妄想しそうだ。(笑)」
冗談?
それとも本気?
着ているものを全て剥ぎ取られ、
手首を拘束された私の身体を
あなたの指と唇が這う…
気がおかしくなりそうな快感…
一度そこに辿り着いてしまったら、
私の身体は
あなたから離れられなくなってしまいそうで…
私の心は
あなたに支配されたくはないのに、
私の身体は
あなたに支配されることを欲しているのでしょうか。
あなたと迎える二度目の秋が
やって来ました。
去年は京都に旅行した私達。
また詩仙堂に行きたいねと
二人で話しました。
今度は
お料理の美味しい和風旅館に泊りたいねとも…
私は、
この季節が一番好き。
深まる秋に色づく街を歩くのが好き。
少し冷たい風を頬に感じながら、
好きな人と寄り添って歩くのが好き。
ルナが始まりました。
今回はちょっと痛みがひどいです。^^;
でも、
今度のあなたとのお泊まりデートには
重ならなくてすみそうなので安心しました。
夜のチャットで、
「今度、小夜子を連続して逝かせてみたい。^^」
と言われました。
「あなたはどんな風にして欲しいの?^^」
私が訊ねると、
あなたはそう言って、
取り合ってくれません。
季節を通り過ぎるだけの
軽い恋がしたかったのに、
私達の恋は
去年よりも確実に
深い色に染まっています。
今度の連休に、
あなたとお泊まりデートの約束をしています。
ずっとその日を楽しみにしていたのだけれど、
午前中、あなたから電話があったので、
そのことを伝えておきました。
「会う日、変えたほうがいいかな。」
「変えなくてもいいと思うよ。
連休より後になると、
今度は俺の方が忙しくなるから。」
「また、前回みたいにぶつかっちゃうかも。
あまりいちゃいちゃ出来ないかもよ。^^」
「いいよ。
そしたら、後ろから小夜子を抱き締めて眠るから。^^」
『あの…
そうすると、私が眠れないんですけど?^^;
だって、あなたは後ろから
色々悪戯をしてくるに決まってるし…^^;』
一年半付き合ってきて、
一度もデートのキャンセルをしたことがない私達。
忙しい二人だから、
お互い会おうと決めた日は、
数週間前から他の予定を入れないようにしているのです。
でも、
だいたいの予想はつくものの
其の時になってみないとわからないのが、
ルナが来る日。
「ホテル、予約しておくから。^^」
午後、あなたからメッセージがありました。
あなたには会いたいけれど、
少し気が重い私。
ただ、
いつものように抱き合えないという理由だけでなく、
ルナの日のデートはちょっと憂鬱です。
お酒を飲んで絡む女
化粧の濃い女
束縛する女
泣き喚く女
香水のきつい女
ウエストに肉のついた女
詮索好きな女
気性の激しい女
あなたから別れを告げられる時、
私は
このいずれかのタイプになっているでしょう。
或いは
私から別れを切り出す時には、
これらの幾つかを演じてみせれば良いのでしょう。
あなたが私に
ひとかけらの未練も残さずにすむように。
今朝、
電話であなたの声を聞いたから、
今日は一日
ふとした折りに
あなたを思い出していました。
夜、
あなたとチャットをしていたら、
ここの日記と
あなたの言動がシンクロすることは
本当に良くあることで、
あなたがこの日記を読んでいると確信しては、
その度にあなたに否定されてしまいます。
夜が更けて、
本気とも冗談ともつかない
あなたとの淫靡な言葉遊びに、
生温かい私の花弁が
しっとりと濡れていくのがわかりました。
小夜子
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