日記
起きても眠っている

2002年11月21日(木) じゃあまたいつか、話をしよう

朝の空気を殺して

私が侵されないように

冷たい息をしてもクリアにならない

ぼやける大きな月のそばで

徹夜の鴉も鳴く

君の温もりも無く

私は朝と泣く



2002年11月19日(火) ハイパ・ソウル

壊れない

崩れない

侵されない

開かれている

混ざっていない

透明で

触れるとなめらか

弾くと澄音

でも色々

そんなソウル



2002年11月14日(木) 忘れフェイク

一瞬それをつかんだ

次の一瞬それを忘れる

つかんだものが何なのかはわからない

もう見えない

もう触れない

もう消えた

今度生むのは二分後か

二年後か

二千年後か

君は知らない

もう消えた



2002年11月12日(火) さあって、知らない?

いいたいことの二割も言えない

きっとそれが自然

ずっとそれが自然

複雑な気分に支配される

こうして彼の前に立つと

だってたった一度きりのシンパシィ

思い込みだけのテレパシィ



2002年11月03日(日) きっとクラッシュ

じゃあ、こういうのはどうだろう

路の雑草を千切る

かわらない


見えないものは無い

それって、全部見えるってこと?

それとも君の背中は沙漠ってことかな


知りたいのなら宙返り


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takahiko [MAIL] [HOMEPAGE]

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