先日のニッキにも書かせていただいたのですが、 週間ブックレビュー(NHK BS2) 1月16日(土)午前8時30分〜9時24分放送予定 <再放送:17日(日) 午前9時〜9時54分> 藤沢周さんの司会で、 小室等さんと、北上次郎さんと、 合評をしたのですが、 たぶん、すごく面白いんじゃないかと。 (スリリングな会話があるかもしれません)、 ぜひ観てもらいたいな、と思いました! 私は村田沙耶香さん『ギンイロノウタ』を紹介したのですが、 かなりきちんとお話できたような気がしています! (写真は本文に関係のない、夜の風景)。
○週間ブックレビュー(NHK BS2) 1月16日(土)午前8時30分〜9時24分 出演させていただきます。 村田沙耶香さん『ギンイロノウタ』をご紹介する予定です。 ○あと、告知するの忘れてたのですが、 「papyrus(パピルス)」28号(幻冬舎) 2009年12月28日発売 に、「ビー玉、山に登る」という長めのエッセイ書きました。 これは、富士登山で山に味をしめた私が、そのあと小さな山に登って、ビー玉語りで書いたものです。 このエッセイ、いいような気がするので、できたらたくさんの方に読んで欲しいなあ。 ○それから、これは私が書いたんじゃないので告知というのでもないですが、 拙著「あたしはビー玉」の書評が、 「星星峡 1月号(幻冬舎)」に載っていました。(前田司郎さんが書いてくれていました)。 ・そして、関係ないんですが、この微炭酸ニッキは、2000年12月22日に始めたので、 もう10年目に突入してるんですね。 こんなに続くとは思わなかったですなあ。
2010年の刊行は、1冊だけにしようかな、と思っています。 この前「新潮」に載せた『この世は二人組ではできあがらない』を2月に書籍化する予定で、それのみ。 しかしもちろん、執筆にはがっつり取り組みます。 仕事は楽しい。仕事はたくさんしたい。 初めての長編小説の連載開始にわくわくしています(夢の上下巻を作りたいと思っていて、これの出版は3年後以降になるでしょうか)。 あと、もうひとつ書きたいことがあるので、これも連載小説の形で発表していきます(こちらの書籍化は2年後かしら)。 (前者の長編小説に関して、 かなり前にご依頼いただき、構想もして、 2008年に、新聞のインタヴューとか、あちらこちらで「来年は長編小説書きます」と言ってしまったのに、 結局2009年に開始できなかったこと、恐縮しています。すみませんでした。 3話目までできたので、今年から発表していきます)。 並行して書くということに、どきどきもしているのですが、 「この作家の、この時期にしか、生まれなかっただろう」という小説があると思うから、 私もそういう作品を、 書き手の時間も流れていくということを自分自身で楽しみつつ、 作っていけたらいいな、と思っています。 中編小説の構想もしていて、できるならこれも今年、書きたい。でも、焦らず進めたいと思っています。いい作品に仕上げることを優先したいですものね(いつも私は小説はゆっくり書いています。そして、書き直したり、校正したりするのが、好きなんですよねえ)。 あと、これは個人的なことなのですが、 毎日1冊本が読めたらいいなあ、と思っています。 本が好きだから作家になったのに、書くばかりで読めなくなるというのは本末転倒だから、私はやっぱり読書がしたい。 みなさんの2010年も素敵な年になりますように。
新しい年ということで、 まずは挨拶をさせていただこうかと。 旧年中はお世話になりました。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 2009年はいろいろな方の力を借りることができ、 それから読んでくださる方がいらしたおかげで、 5冊の本を刊行しました。 『手』、『男と点と線』、『モサ』、『ここに消えない会話がある』、『あたしはビー玉』、それぞれ思い入れのある本たち。 本を出す年にしたいと思っていたので、それが叶い、 作家として、本当に楽しかったです。 (私の場合は、ほとんどが書き下ろしではなく、雑誌掲載を経て本にしています。 且つ雑誌掲載までに紆余曲折があった作品もあります。 だから、書籍の出版の直前に原稿を作っているわけではなく、 したがって刊行が続く、そのときが大変ということは、まったくないのです。 原稿は2年前、3年前のものが多くて、 ゲラチェックはあるのだけれど、もともと校正好きだから苦ではなかったです)。 執筆は、冬から春は「ここに消えない会話がある」、 そして春、夏、秋と「この世は二人組ではできあがらない」に、 がっつり取り組んでいました。 (反省としては、ときどき小説に夢中になり過ぎて、 メールの返信ができなくなったり、スケジュールがめちゃくちゃになったりして、失礼なことをいろいろしてしまったことがある。 やっぱりマネージャーさんみたいな方にお願いした方がいいのかな、と考え始めました)。 そして一年通して、小説と出版活動以外の仕事はできるだけセーブして、 基本的にやりたい仕事しかやらず、 遊びも充実させ、友人と会ったり、旅行に行ったりもしたので、 ひとりの人間としても、青春が戻ってきたみたいに日々が輝いて見えました。 その前の2008年は、なんでかわからないけれど、辛かったんですよ。一昨年が、今までの人生で一番苦しかった。 それが翻って、2009年は面白かった。 みなさんの2009年はどうでしたか?
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