○日経新聞 2月24日夕刊 読書日記(最終回) 『細雪』について書きました。 ○ 書影がうまくアップできないので、 写メで申し訳ありません。 近々ちゃんとし直します。 装丁、実物はかっこいいので、 どうぞよろしくお願いします。 装画は会田誠さん、 装丁は池田進吾さんです。 帯は、 「無冠の帝王・山崎ナオコーラが描く 素朴な社会派小説」 です(爆笑)。 新潮掲載時から、かなり改稿しました。 今までは、文芸誌に掲載した小説はほとんど直さずに書籍化していましたが、 今回は、ものすごく赤字を入れたので、 おそらく雑誌のものとは、全く印象が違うものになると思います。
○『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社) 25日発売ですが、 新宿の大きな書店には、今日、もう置いてありまりました。嬉しかったです。 見かけたら、ちょっと立ち止まってみてもらえたら、と思います。 ○三省堂成城店で、保坂和志さんとトークショーをします。 『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社刊、税込1365円)の発売を記念して、 著者の山崎ナオコーラさんのトーク&サイン会を開催します! トークのゲストは保坂和志さんです!ご期待ください!! 【日時】平成22年3月5日(金)18時30分から(開場18時) 【場所】成城ホール4階 集会室D (成城学園前駅北口 新宿方面徒歩約5分) 【申込】2月25日発売予定の新刊『この世は二人組ではできあがらない』をお買上げのお客様、 先着50名様に当店レジカウンターにて整理券を配布いたします。 (お電話によるご予約も承ります。) 【問合せ】三省堂書店成城店 電話03-5429-2401(10時から21時) 【ご注意】トーク終了後にサイン会を開催します。 都合により書籍の販売は三省堂書店店頭のみとなります。 会場内での販売はございませんので、ご注意ください。 なお、保坂和志氏は当日のご都合により、お越しになれない場合もあります。 あらかじめご了承ください。 というわけで、当日、もしかしたら、都合により、 保坂さんがいらっしゃることができないかもしれず、 私がひとりでトークすることになるかもしれません。 そこのところをご了承いただいた上で、ご予約お願いします! ○「SPUR(シュプール) 」(集英社)4月号 2月23日発売 コラム「通勤電車読書」第4回掲載 (CULTURE内のBOOKのページ)。 村田沙耶香さん『ギンイロノウタ』(新潮社)、 本谷有希子さん『あの子の考えることは変』(講談社)、 のレビューを書きました。 ○「青春と読書」 3月号 (集英社)2月20日発行 対談「歌舞伎は、自由で不思議で面白い!」掲載 市川染五郎さんと私で対談しました。 歌舞伎について。 面白い記事になったと思います。 ○「VOGUE NIPPON(ヴォーグ ニッポン) 」(コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン)4月号 2月24日発売 菊地成孔さんと、小川彌生さんと、私で、三人でお喋りしました。 弟キャラについて(笑)。
○日経新聞 2月17日夕刊 原語から離れても残る「強い何か」 スコット・フィッツジラルド『グレート・ギャツビー』(村上春樹訳)中央公論社 について書きました。
○webちくま 男友だちを作ろう 第8回 2月12日更新 「お笑い」の人に会う ジャルジャルの、後藤さんと福徳さんに、 会って話したことを、 書きました。
○「昼田とハッコウ」どうぞよろしく。 本屋さんの話です。 2年程続けるものですから、単行本化は大分先になります。 ぜひ、文芸誌で読んでみていただきたいです。 1話だけとか、とびとびで読まれても構いません。 文芸誌に売れて欲しい。
○日経新聞 2月10日夕刊 読書日記 「芥川賞だけが文学賞ではない」 村田沙耶香『ギンイロノウタ』の読書日記を書きました。文藝春秋批判です。 ○『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)2月25日発売予定です。 装丁がすごくかっこいいと思うので、 楽しみです。
○連載小説「昼田とハッコウ」を「群像」3月号から書いていきます。 2年続ける予定なので、単行本になるのは3年後くらいかも。 文芸誌に売れて欲しい。 表紙にタイトルが入って、巻頭で載せてもらえたので、 ひとりで「わーい」と飛び跳ねました。
1月に読んだもの 1『インド夜想曲』アントニオ・タブッキ 須賀敦子訳 (白水Uブックス) 2『現代詩文庫 伊藤比呂美詩集』(思潮社) 3『レポメン』エリック・ガルシア 土屋晃訳 (新潮文庫) 4『宮沢賢治、ジャズに出会う』奥成達(白水社) 5『ギンイロノウタ』村田沙耶香(新潮社) 6『あの子の考えることは変』本谷有希子(講談社) 7『私の船長さん』M.B.ゴフスタイン 谷川俊太郎訳(ジー・シー・プレス) 8『冬の夢』スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳(中央公論新社) 9『(タイトル未定)』市川染五郎(集英社) 10『のぼりくだりの…』まど・みちお(理論社) 11『愛についてのちいさなおはなし』マリット・テーンクヴィスト 野坂悦子訳(小峰書店) 12『ねむり姫』澁澤龍彦(アートン) 13『ピンクがすきってきめないで』ナタリー・オンス イリヤ・グリーン絵 ときありえ訳(講談社) 14『全ての装備を知恵に置き換えること』石川直樹(集英社文庫) 15『おもいで』内田麟太郎 中野真典絵(イースト・プレス) 16『わたしのろば ベンジャミン』ハンス・リマー レナート・オスベック 写真 松岡享子訳(こぐま社) 17『富士山にのぼる』石川直樹(教育画劇) 18『トラさん、トラさん、木のうえに!』アヌシュカ・ラヴィシャンカール プラク・ビスワス絵 うちやままりこ訳(評論社) 19『こねこのぴっち』ハンス・フィッシャー 石井桃子訳(岩波書店) 20『ふゆのひのトラリーヌ』どいかや(偕成社) 21『ビロードのうさぎ』マージェリィ・W・ビアンコ 酒井駒子絵・抄訳(ブロンズ新社) 22『パンダのリンダ』さかざきちはる(白泉社) 23『すてきな三にんぐみ』トミー・アンゲラー いまえよしとも訳(偕成社) 24『木を植えた人』ジャン・シオノ 原みち子訳(こぐま社) 25『なきすぎてはいけない』内田麟太郎 たかすかずみ絵(岩崎書店) 26『ペネロペ こわいゆめをやっつける』アン・グッドマンゲオルグ・ハレンスレーベン絵 ひがしかずこ訳(岩崎書店) 27『つみきのいえ』平田研也絵(白泉社) 28『初雪のふる日』安房直子 こみねゆら絵(偕成社) 29『コノヒトタチつっつくべからず』シェル・シルヴァスタイン 川上弘美訳(講談社) 30『ラストリゾート』J・パトリック・ルイス トベルト・インノチェンティ絵 青山南訳(BL出版) 31『てぶくろがいっぱい』フローレンス・スロポドキン ルイス・スロボドキン絵 三原泉訳(偕成社) 月末にほとんど絵本で数字合わせをした。 絵本と詩集もありで、再読も1冊、上下巻なら2冊と数えることにする。 それでも、1年で365冊いけるのかどうか。 ついでに、見たものメモ ・束芋展 「断面の世代」 (横浜美術館) ・小谷元彦展 「Hollow」(メゾンエルメス8Fフォーラム) ・レベッカ・ホルン展 (MOT) ・ラグジュアリー・ファッションの欲望(MOT) ・日本の新進作家展vol.8「出発-6人のアーティストによる旅」(写美) ・木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし(写美) ・躍動するイメージ 石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流(写美) ・石川直樹写真展 「ARCHIPELAGO」(キヤノンSタワー) 観たもの ・与話情浮名横櫛(歌舞伎座)
○日経新聞 2月3日夕刊 読書日記 「無垢な『フラット』感覚磨く」 サリンジャー『若者たち』の読書日記を書きました。 (2月は私が、この欄を毎週担当します)。 これ、入稿後に、サリンジャーの訃報が届き、 ショックを受けました。 サリンジャーは永遠だと思っていた。
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