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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

(新たなご依頼をいただける場合、あるいは、既刊の作品についてご質問をいただく場合も、
拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

かっこいい雑誌
2005年02月18日(金)

・先日、女の子の友だちに手作りのチョコレートをもらったとき、
「あ、チョコレートの日だからだよね?……えーと、あのー、チョコレートの日?」と、
ヴァレンタインという言葉がすぐに出てこなかった。
自分の女子力低下ぶりに驚く。
手作りでお菓子を作れてしまう可愛い女の子は、自分とは性別の違う人のように見える。私は見た目は多分、女性なのだが、中身はおじさんである。この先の人生でも、お菓子を手作りする機会があるとは、全く思えない。
ヴァレンタインといえば、義理チョコというものがあるけれども、あれもあげたことがない。普段、性別を気にせずに仕事したり友達付き合いしていたりするのに、なんでいきなり性別意識してプレゼントあげるのか? そんなの本当に潤滑油? と思ってしまう。
ついでに、よく女の子が「お菓子食べますかー?」って感じにみんなにお菓子を配っていたりすることがあるけれども、あれもなかなかできない。「どうぞ」って言うだけで、どもるほど緊張するのだけどなぜだろうか。
が、もらえると嬉しい。

・新宿で東京ダイナマイトという人たちのお笑いのトークライヴを見た。
笑いについて悩んでる話だとか、ファンに対する対応を考えている話だとかを普通にしていて面白かった。

・上野でミュシャ展を見る。
商業用の絵、という描き方が、なんか心弾かれる感じがする。
商業的っていいよねー、と思った。
クッキーの缶だとか、かっこいい雑誌だとかもあった。



四分の三拍子
2005年02月06日(日)

池上線の荏原ナントカ(読めなかった)という駅に行く。
マンドリンを弾くためだ。
8時間くらい弾いた? と思う。

最近刺激のあることをしていないので、虫とか食べてみたい。イナゴなど。
あとカエルなど。食べたことがないので。



パリ
2005年02月05日(土)

治療して詰めていたものがとれちゃったので、歯医者に行く(オヤシラズ)。
また何か詰められた。

かわかみじゅんこさんの『パリパリ伝説』に影響を受けて、
海外移住を考えている(架空)(しかもたぶん逃避)。

これから先の私の人生で、「今までの価値観はゴミだった」「オレの今までの人生はくだらなかった」と思うことがあるような気がする(大恋愛とか? 本との出会いとか?)。
それで「海外に行く」とか、自分は言いそうな気がするので、あながち架空ではないかもしれない。
でもいくらくらいお金貯めたらいいんだろう?
資格も一個も持ってないし、貯められそうもない。

ま、でもどこ行ったって同じだろうけど。

それにしても、かわかみじゅんこさんは天才ですよね。
でももう、前みたいなマンガは描いてくれないのかな?




スピッツ
2005年02月04日(金)

友人とスピッツのライブに行ってきた。

聴きに来ている人たち、きっと、ライブどころじゃない人もたくさんいるんだろうなあ、と周りを見渡した。
職場や趣味の場面での人間関係でいろいろと悩んでいたり、自分は周りに迷惑をかけているんじゃないかと思い悩んだり、自分のことが大嫌いだったりする人もいるはず(しかし、おそらく嫌いなままでいいのだ。私も自分のことが大嫌いで、墓場まで自分のことは好きにならないつもりだ。自分のことが大嫌いでも、元気にふざけて楽しく生きていけることを私が証明してやる)。

私の年代では、青春ソング(?)と言えば、たぶんミスチルかスピッツ(中学高校くらいの頃に、なんか、すごかった)だと思う。
スピッツが出てきたくらいの頃は「好きなコは好き」みたいな感じだったけど、そのうちブレイクして、いわゆる女子高生ブームの中、ハデなコたちも「マサムネかっこいー」と言い出して「ああ、何が一般受けするかってわからないものだな」と思った覚えがある。一般受け、というのは言い方が悪いかもしれないけれど、「みんなが好きそうなものを、みんなが好きになる訳じゃない」ってことを。

いやあ、それにしても、面白かった。

今日はやらなかったけれど、私はスピッツの曲の中では『ラズベリー』という曲が一番好きだ(なんか、ちょっとエッチなやつ)。




苺パフェ
2005年02月02日(水)

この前パスタを食べに行ったとき、左隣は男の子二人、右隣は老夫婦だった。

左隣の男の子たちは絶対、OB訪問だ。
社会人2,3年目くらいの感じの男の子が、
「オレはいつも、周りに何を求められてるかを考えながら行動している」
「矢田亜希子に会いたかったら電通に行け」
等のよくわからないことをずっと喋っていた。
大学生らしい男の子は、
「はい」「はい」
とまともに返事していた。

右隣の老夫婦は、二人ともお洒落をしていて、ゆっくりとパスタを食べ終わったあと、おばあさんの方がすごく大きい苺パフェを頼んで、おいしそうに食べる。それを、おじいさんがじっと見つめていて、こちらが照れるくらいだった。
いやあ、いいものを見た、と思った。



目を開けたら髪がストレートになってるの
2005年02月01日(火)

圧力に期待できないのなら絶対量を増やそうと、
血行を良くするために、
お茶をがぶがぶ飲む。
血しょうが増加したはずだ。
しかし、一向に楽にならず。
考えてみれば、水分摂取で血行が良くなるのなら、
夏よりも冬の方が血行が悪くなる理由を説明できない。




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