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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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拙著の刊行がある出版社さん宛てにメールにてご連絡をいただけませんでしょうか?
転送してもらえますので、私から返信します)。

大晦日とおっぱい
2002年12月31日(火)

サニーズというバンドのライブに行って来ました。
わたしが雑誌作りでインタビューさせていただいたバンドです。

本当に楽しかった。うっとりする三人組なのです。

ライブハウスにいると胸が音を受け止めますね。
音が大きいので、胸板にがんがん当たって息苦しくなる。
女の人にも胸板ってあるんだなあ。

その後、年越しということで、そばとカツ丼のセットを食べた。
がつんと食べたいと思ったので。
たくさん食べるのって楽しい。
来年こそはちょっとスリムに、と思いつつ、やっぱり食べるぞ。

でもこれ以上はふっくらしないようにしよう。




果たしてあやまるのは意味があるのか?
2002年12月30日(月)

私が前から思っている疑問で「人間関係において、果たしてあやまるのは意味があるのか?」というのがある。

自分が失礼なことをしてしまった時、相手にあやまりたくなるものだが、果たして相手の立場に立つとどうだろうか。

相手としては、別に「自分が悪かったと認めろ」とか、「下手に出ろ」とか、そんな欲求は持ってないだろう。きっと全然別の欲求があるはず。

「自分がいて、相手がいる世界観」だと、ついあやまってしまうのだが、「相手がいて、自分がいる世界観」を持てるのならば、もっと違うことが出来るように思う。

例えば、「遅れてごめん」よりは「待っててくれてありがとう」の方が相手には効くはずだ。ごめんなさい、すいません、と使う場面で、ありがとう、を使いたい。(そう思うがそれも難しい)

兎に角、自分の場合は、相手にあやまられてもなんとも思えないのだ。
これは他の人にはそんなにいないかもしれないが、私は真面目にあやまられてもあまり心が動かない。
むしろ、言い訳が可笑しい時に許す。
面白い言い訳の方が、意味があるように感じる。

それで、つまらない言い訳だったら絶対許さない。

それは何なんだ、と思うに、こういうことだと思う。

面白い言い訳、と書いたけれど、別に面白いことが言えない人でも、それぞれの空気を持っていて、話をしているとふわってするものがあると思う。

人はそれぞれ空気があって、だから人と人とが話すと温度差があったり、
そうすると、つむじ風が起こると思う。

それで、つむじ風にやられると、許す、とか思ってる。

要はあやまるあやまらない、じゃなくて、
風にやられるやられないじゃないのか。

だからあやまらなくていいから、つむじ風を起こして欲しい、
と私は思う。



私は女の人
2002年12月29日(日)

最近、自分の顔が老けてきたように感じる。

だからという訳ではないのだが、これからは自分のことを「女の人」と思おう。
日本では私ぐらいの人間を指しても「女の子」という言葉を使うことがあるけれど、よく考えるとやっぱり似合わない。
「女の子」じゃない、「女の人」。
他の人に「女の子」と言われたら訂正するくらいの勢いで女の人になりたい。

色々なことを考えると、色々なことはすぐには変わらない。じれったい。
今、困ってること、我慢ならないこと、コンプレックスに思ってること、どうしてもやりたいこと、人に迷惑をかけていることを止めたいこと、
そんな色々なことが、明日にどうにかなることはないみたい。
でも一ヶ月後、三ヶ月後は少しは変わってるだろうか。
(三ヶ月で人は全部の細胞が入れ替わるらしいし)
そっちの方向を向いてちょっとずつでも何かしていれば、ちょっとずつ変わるのか。
先のことって今作ってるのか。
10年後のことが今この瞬間、決定されてたりもするのかも。

兎に角、女の人の責任で、強くあらねば。
そして人に優しく出来れば。

私はしょっちゅう、優しくなりてえ、と思うわりにどうしても出来ない。
周りの色んな人の気持ちがわかればいいのだが。
修行が足りない。修行。



オレはスポンジになりたい
2002年12月28日(土)

オレはスポンジになりたい

荒川の水
多摩川の水
阿武隈川の水
エーヤワディ川の水

吸い込んで
乾いてそうな人に
無理矢理含ませたい



クリスマス雑感
2002年12月27日(金)

クリスマスも過ぎて年の瀬ですね。

毎日更新、と言って出来なかったです。申し訳ない。
反省だわ。来年からします。一行の日も出来ちゃうかも知れないけれど。

自分のHPを作ったのがおとどしの12/24だったのでかれこれ2年過ぎました。(引っ越しもしたけれど)
近々大幅リフレッシュするつもりなので、これからもよろしくお願いします。
書き込みしてくれた方たち、レスが遅くなって申し訳なかったけれど、書きましたので見て下さい。これからは早めにします。

ところで、クリスマスイブは皆様どう過ごされたでしょうか?

私の周りにはひねくれものが多く、クリスマスに批判的な話をよく聞きました。

でも私が思うに、クリスマスって、神様がくれた最大の恵みではないでしょうか。

なぜなら急に神様が「やっぱりクリスマス無くしまーす」と言ったら大打撃を受ける人がたくさんいるからです。

主に、ケーキ屋、苺農家、本屋、羽を付けてるスタバの人、オモチャ屋、お父さん、アクセサリーショップ、雪、新宿サウスエリア、靴下屋、ラッピングの人、ゴミ収集車、JR東日本、山下達郎、橇屋、トナカイ牧場、サンタなどです。

サンタが一番打撃を受けると思いますが、収入は減らず、支出が大幅に減り、無くなるのはアイデンティだけで、むしろそろそろ「俺はサンタじゃなくてもいいんだ、ただ生きてるだけで素晴らしいんだ」と気付く頃なのでかえって良いかも知れません。

そんなこんなで2002年が終わりますが、振り返ってはいけません。
振り返ると連れ戻されるからです。













私はあのこみたいに優しくはなれない
2002年12月15日(日)

最近思うが、自立だな、自立。


ああ、そんな界あるんだ
2002年12月14日(土)

先日、大学の後輩に「お酒飲まないんですか?」と聞かれて、そういえば、去年は「酒と音楽がないと人生はやっていけない」と考えていたことを思い出した。
今はそれらと距離を置いてる。特にお酒に対しては酔っ払うのがいやになったので、これからはもう酔うほど飲むことがないと思う。
でもそれでも楽しいし、やっていけてる。他に楽しいことがあるからか。
そういうことを考えると、今「これは必要だ」と思っていることでも、実際はなくてもやっていけるのかもしれない。
身を投じれば馴染む。

またクリスマスについて、「去年はもっと嫌っていた」と言われて、そういえば「豆球をひとつひとつつぶしてやる」と言ったことを思いだした。

これでもまるくなったのか?

あと、昨日神保町に行った。小川町まで歩いた。

マニキュアを塗ろうと思いつつ塗らない。
時間が無くてもマスカラだけはつけようと思っていたが、無くても気にならなくなった。
后の位も何にかわせむ。

自分のニノウデにキスをして眠る。



どういう時そういう顔をするの?
2002年12月11日(水)



この駅は水の中にあって、いつも舟で乗り付けます。



冷たい頬
2002年12月05日(木)

最近、忘れていたものがあるような気がする。
やさしさ。

この世界にいるのは、自分が気持ちよく生きるためでなくて、世界にやさしくするためなんじゃないのか。勿論、自分も大事だが。

そういえば、この前高校の頃の日記を読み返したのだけと、
「葬式やセックスの最中にも冗談を言う人をみつけて絶対結婚する」
と書いてあって、ちょっと笑った。葬式とセックスって何の関連なんだろう。

たぶん、ずっとふざけたかったんだろうと思う。
「人生の横腹つつく」「人生、からかってやる」「神様笑わせる」とかそんなことばかり書いてある。
こういうふざけた人生観、ちょっとは変わっただろうか?
少なくとも、ほとんどの人が実はまじめで、私ほど芯が腐ってる人はいないな、と、それは今は思う。
結婚はジョンにとってのヨーコみたいな人みつけて、自分からプロポーズしよう。
人まかせにしない。

とにかく、たくさんの人に愛されたい。
できるかぎりたくさんの人に。

たくさんの会社に、人に、必要とされたい。

私は性根が腐ってるし、顔もあんまり美人じゃないし、出来ることも少ないけれど、
やさしくして、にこにこして、
世界のはじっこに乗っかっていたい、と思う。
できるかな?

失敗もたくさんしたし、遠回りもよくやるし、人を傷つけたりもしたと思うけど、
そうしよう。

孤独と不安を犬のように可愛がって、私が神様のように頭撫でてやろう。
まばたきをたくさんして、シャッター切ろう。

世間は気にしない。何もしてくれないし。
組織も。

それから理解されなかったり、嫌われたりしたって、立ち直ろう。
大事な人にそう思われても立ち直ろう。

ある程度、自分の考えを信じようと思う。
自分は強いと、期待しようと思った。




折角、同時代に生まれたのにね
2002年12月01日(日)

みなさんこんにちは。
ミャンマーの魔除けの金のみみずくと、遠野で作った藁の馬。
 
 




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