- 2010年02月28日(日) 昨日の薩摩川内市で何かが吹っ切れたようで、今日はグレーのブーティと黒いパンプスを買った。折りしも通販で買ったスカートとチュニックも届き、補正に出していたジーンズが戻ってきた。 久々に物欲が湧いてきている。 まだまだ買うぞ。 買って買って買いまくる。 - 突然ですが - 2010年02月27日(土) 今、薩摩川内市に来ている。 過去に縁のあった場所を一通り巡り、今は駅前の洋食屋で黒豚のとんかつ膳を食べている。うまし。 薩摩川内市には小学四年から六年まで三年間住んでいた。 理由は自分でもわからないのだけど、ここ数ヶ月、なぜかこの街を見てみたくて仕方なかった。 それで今日ふと思い立ち、列車に飛び乗ってやってきた。 十八年ぶりに訪れた川内市は実に見事なシャッタータウンと化していた。 土曜の昼下がり、こんなに人がいない街をわたしは見たことがない。 熊本市も財政難だとかなんだとかいろいろ言われているけれども、これに比べたらはるかに活気があってよいと思った。 わたしがもしもこの街の出で、どこかよその都市圏の大学に進学していたとしたら、まず帰ってこないだろう。何もなさすぎる。以前と変わっていなさすぎるのだ。十八年も経ったのだから、もっと変わっていてよさそうなものだ。TSUTAYAが記憶の中そのままの姿で今もあったのはうれしかったが、あとは百貨店も商店街も、文字通り軒並み廃れまくっていた。 悲しい気持ちになった。 出身はどこかと聞かれたら熊本と答えるのが妥当なのだけど、でもこの街も、わたしの故郷なのだ。 わたしにはどうにもできないことなのだけど、それでも一瞬「どうにかしなきゃ」という危機感にも似た思いがよぎった。 三年しか住んでいなかったわたしでさえ思うなのだから、生まれたときからここで育ってきた人間はもっと強くそう思うのだろうと思った。 -
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