Land of Riches
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2023年06月25日(日) |
Omnia unus est |
映画「愛のこむらがえり」に和田さんが…脇役(主人公の当て馬)なのに 舞台挨拶に登壇するというので、初めてのヒューマントラスト渋谷に行ってきました。 ミニシアターって映画館なのに前の人の頭でスクリーン欠けちゃうんですね(どんな感想) あとキャスト撮影タイムがあると思わず、スマホの電源切ってたので乗り遅れました(残念)
高橋監督はプロデューサーとしても活動されていて、和田さんが長谷部で ブレイクする以前からの知己の様子。映画は2021年秋に主に調布で撮影され (和田さん達が働いている設定のパン屋も調布市に実在するそのままの名前で登場) 出演者が不祥事でお蔵入りになったのかと心配する程の期間を経ての公開でした。
くすぶり続ける映画監督の卵と、彼を狂信的なまでにサポートするヒロイン。 和田さんはヒロインの勤務先で横恋慕する司法試験7回落ちの弱い男役でした。 本人も弱い男を演じるのは珍しいと話していましたが、ヒキゲキで少年の心を 演じた時に通じるものがあるとtwitterで見かけて、それもそうかも、と思いました。
主人公とヒロインがパン屋の前でやり取りする中、生地をかき混ぜるスピードが 早くなったり遅くなったりするのは和田さんの提案で採用された演技でしたが、 尺の都合でバサバサとカットされてしまう映画の宿命で断片しか本編には残らず。
この映画はフィクションなので、最後は主人公の脚本が柄本明さん演じる 大御所俳優に認められ、きちんと撮影に入れるシーンで終わるのですが、 途中に出てきた映画の資金繰りの話、めちゃくちゃ耳が痛かったです。
低予算映画として主人公たちが8年以上かけて貯めようとしていた額が2000万円。 主人公たちが途中、業界の厳しさを指摘されるシーンがあるんですけど、 邦画は耳目を集める原作・キャスティングがないと出資してもらえないと言われるのです。
サッカー界も厳しいですが、芸能界はもっと厳しい世界だと刀剣乱舞から 2.5次元に“再遭遇”した身として常に痛感しています。安定とは真逆の世界。 事務所の強弱や、歴史が編み上げたしきたり。ブレイクしたらしたで、 和田さんがよく悩んでいるようなSNSでのネガティブ拡散と対峙する時間があります。
刀ミュ長谷部の木原さんはソニーの事務所にいて、戦隊ヒーローでアフレコや Gロッソも経験していて、当時もキャラソンの枠を超えている歌とダンスだと 仲間たちから称賛されています。ぶっちゃけ、和田さんよりずっと恵まれた環境。
でも歌いたくて芸能界入りした彼にとって、特撮(趣味に挙げるぐらいには 好きみたいですけど)や2.5次元舞台は回り道には違いないでしょう。 恐らく分かってて、計算の上でその道を選んでるんでしょうけれども。
映画の作中で、映画監督は虚構で人を騙し、狂わせる罪人だと言われます。 これはプロデューサーを務めながら、年単位のインターバルを開けて映画を 撮影している高橋監督自身が少なからず投影されているのでしょう。
そう考えると、耶雲監督が刀剣乱舞2作を撮影して下さったことに改めて 感謝の気持ちを抱いたのでした。認知されている層が偏っているとはいえ twitterトレンド常連ジャンルの原作に対し、ギャラが安いのもあるでしょうが 2.5次元俳優をキャスティングしてもらえたのも、恵まれていたと言えます。
退場時には監督からお手渡しで撮影に使ったパン屋さんの商品をもらえたのですが、 クリームパンやメロンパンをもらった人がいたのに対し、私は要冷蔵で 今日が賞味期限のカスタードケーキ(外部工場製)でした。 リスク管理ちゃんとしてる!―と思ったんですけど(苦笑)
2023年06月20日(火) |
Everything comes to him who waits |
A代表の試合に中村航輔さんが先発する、とうらぶ連隊戦の確定報酬が実休光忠、 刀ステ土佐組が表紙の雑誌が発売…といろいろ重なった結果、帰宅するのが面倒になり 久々にHUBで呑みながら代表戦を見ました。予約なしで席に座れたのはラッキーでした。
実休は本能寺の変で信長が振るった時に18もの傷を作った刀だと言われています。 私も名前はとうらぶ初年度から知っていました。いわば、長谷部が最もやりたかった 『最愛の主と最期まで添い遂げる』を成し遂げた刀。チラ見せの時点から名前が出て 穏やかな気分ではなかったのですが、エミヤオルタみたいだというバレを twitterで見かけて気持ちのぶつけ先を失ったような心地になりました(苦笑)
とうらぶでの実休は薬研と対になるようデザインされているみたいです。 初期実装なのにゲーム内でほとんど掘り下げのなかった薬研がここに来て、とは。 9年目に実休や刀ミュ長谷部(るいべ)が出てくるとうらぶ、魔境ジャンルです。
代表戦はみんなうまくてビックリしました。ほとんど名前も知らない選手ばかりですが。 キャプテン遠藤航さんに至っては、2050年までにとJFAがぶち上げている ワールドカップ優勝を実現するには…もっと早くでもいいのでは?と いろいろ考えて日々を過ごしていると後で知って、本気で驚きました。
代表のメンバーはほぼ海外組なんですよ。だから仲間さんや荒木さんを通して 見るJ1よりもずっとレベルが高い。守備もめちゃくちゃうまいんですよみんな。 いわんや船山さんがいるJFLは日本の4部リーグです。差がありすぎます。 これでもA代表に生活のほぼ全てを捧げていた時期があった女なので、 ベスト16の壁を破ると真剣に上を目指す日本代表が頼もしく、また眩しいです。
強くなったんだね、日本―と年寄りの感慨を抱いて積み重なるゴールを眺めてました。 このくらい個々の選手が強くなると、コーチは名波さんみたいなモチベーターの方が むしろ丁度良くなるのかとも思ったり。私が応援していた選手はみんなもう指導者です。
国内サッカーリーグピラミッドの裾野が広くなったと思うべきなのでしょうか。 36歳になった船山さんがまだボールを追いかけていられるのですから。
2023.6.25 wrote
2023年06月18日(日) |
bilocation |
久々にラインメールの関東アウェイ、懐かしの『ムサリク』へ行ってきました。 三鷹駅からまっすぐ歩くとたどり着くんですが、今回は先日のヌン茶で教えてもらった 『いぶきうどん』に寄りたかったので、吉祥寺駅からやや迷いつつ向かいました。
伊吹いりこで出汁をとった本格讃岐うどん―経営は丸亀製麺と同じトリドール。 高架下で並ぶのですが、立ち食いなので回転も速く、とり天かけうどんには 程なくたどり着けました。薬味はセルフサービスなので、つい多めに。
武蔵野の閑静な住宅街を抜けた先はスタジアム脇の駐車場。福島グルメの ケータリングは胃袋容量の都合でスルーして、ぐるっと回って正面の階段から入場。 私の学生時代には開かずの踏切もあった武蔵境駅が高架化された結果、高架下に誕生した 26kブルワリーとホームの東京武蔵野ユナイテッドのコラボクラフトビールを あおりつつ、都内の企業なのに何故かラインメールをサポートしているスポンサーの、 ソッカー部と縁がありそうな口の悪い人たち(…)に囲まれて観戦しました。
ラインメールの声出しサポは女性ばかりだったんですけど、コールする選手を 間違えたからって悪口を言うスポンサー関係者は単純に感じ悪いの極み…。
背番号10ゲームキャプテンの船山さんはプレースキックも全て担当。 正確なボールを供給するのですが、船山さんは一人しかいませんから、 フィニッシュを…シュートを放ってくれる味方がいないのです。
前半終了間際、右SBのスペースまで下がり、相手のクロスに飛び込んで…そう、 体を張って防いでいるのを見た時、過去の試合で出していたコメント、 戦う姿勢をまず見せないと…という苦言が脳裏をよぎりました。ラインメールは J昇格を目指していると言っていますが、選手たちは本気で狙っているのか。
不完全燃焼でくすぶっている暇もなく、私は花影ライビュ会場の流山に向かいます。 刀ステのライビュでも、秋葉原から直行できるTXの速度に救われたのを思い出しました。
----- 舞台俳優には大千秋楽だからと特別な演技をする人もいる、と以前りんたこで 和田さんが話していました。自分はそうではないと言いながら。
意識してスペシャルにしなくても、最後だからと気合が入りすぎてしまったり、 妙に感情的になるパターンは前にも見たことがあって、プラスに働けばいいのですが、 マイナスに作用した演技がライビュや円盤で残ってしまう例も知っています。 私の記憶にある最も顕著な例は、もはや思い出したくもない2nd氷帝です。
花影の男士役俳優はキャリアが浅めの方が多く、初日配信から大楽に至るまで 良く言えば成長、悪く言えば不安定さを感じさせてくれました。 もちろん、それを感じられるのはリピート観劇できるのが前提になりますけど。 2.5次元に限れば誰よりも経験積んでそうな水江さんまで気持ち入ってるのには驚きました。
立川での現地観劇ではオペラグラスで長谷部の定点観測状態でした。 それでもカメラで抜かれるのは視野が違い、映像だから気づけた点が多くありました。
長義に「へし切くん」呼びされた際のコミカルな反応は、わだべとの個体差を最も感じる箇所。 肉体言語で長義と語り合う手合わせでも、怒っている表情の演技が初日と比べたら 格段に良くなりました。1部の雨に打たれるシーンでのガンギマリっぷりや、 ラスト一期に説教する場面での涙声…長谷部のまっすぐさが良く出ていました。
それでも木原さんの本業が役者でないことは、歌唱シーンで口を大きく開けて 気持ちよさそうに歌う姿の晴れやかな表情で伝わります。水江さんが役柄からか、 あまり口を開かない(でも声の通りはとても良い)で歌うのと対照的です。 刀ミュはアーカイブ配信やCD・DVDの発売までに物凄く日数掛かるんですよね…禁断症状…。 2日前の生観劇では2部のライブで高音がしんどそうだったので心配してましたが、 大楽は綺麗に突き抜けていたのは嬉しかったです。やはり綺麗なものが残ってほしいので。
ライビュの特典映像は事前収録の各自好きなシーン紹介。進行を座長、じゃなくて 隊長(ミュには座長概念がないので隊長が実質座長職を務める)がやったんですけど、 他の役者をどう呼ぼうか逡巡して、結果「林光哲さま」と不思議な呼び方になってました。 ちなみに水江さんの推しシーンは前述の長谷部との手合わせ(首を狙ったりと 割とガチなモーションがつけてある)、木原さんは光徳が刀を研いでいるところでした。 刀剣男士としては、生まれる場面のように感じられるそうです。
北九州公演がコロナ感染者を出してしまい中止になってしまいましたが、 どうにか大楽までたどり着けて良かったです。劇場の外ではとにかく 長義のレートの高さが身に沁みましたし、長谷部好きと長義好きは推し同様の 高慢さが似通っているのかな…とさえ感じました。正直、仲良くなりたくないというか。
全てを受け入れる必要はなく、良いと感じた面だけでも愛でればいいのかな、と とうらぶ9年目にして訪れた予想外の広がりを今後も楽しんでいきたいと思います。
2023.7.1-2 wrote
2023年06月16日(金) |
ただ君と会えた事にありがとうを |
高円寺アンドビールで昼間からカレー&クラフトビールを堪能してから、 追加販売でゲットした刀ステ花影・東京凱旋公演の『S席』に行ってきました。 (刀ステビュッフェの突然の先着予約開始や、開演直前に実休光忠疑惑のある 新刀剣男士のチラ見せがあって、かなり落ち着かない心境になりつつも)
1階最後列のほぼ一番端―本来は1階はフラットな立川ステージガーデンなので、 仮設の段差にパイプ椅子を並べた客席は、これまたステージガーデンの特徴である 少し変な音の反響(こもったり遅れて聞こえる)を受けると床が揺れます。
最も見づらいエリアは千鳥配置だそうですが、最後列は配慮なし。 すぐ前の人は遅れて入ってきたので、入ってこられるまでは問題なかったのですが、 着席後は上手4分の1が後頭部に遮られて見えなくなってしまいました。 構造の欠陥をフォローするために両脇に大きなモニターが設置されてるんですけど、 近い方のモニターは張り出した3階席に半分遮られる本末転倒ぶり。
これは見切れ席にすべきでしょ!―と憤りを抱えた私ですが、twitterを見ると もっと視野が狭いS席の例(並んだ3人の隙間から覗くだけで半分以上見えないとか)が 出てきて頭を抱えました。そもそも追加販売が実施される時点でステージガーデンの 敬遠されっぷりは明白なわけで、分かり切ったリスクに飛び込んてしまっただけです。
ただ、長谷部は隊長なので0番(センター)辺りでの演技が多く、そこは見えたので まだ救われました。見えなくて苛立つ場面も片手の指が余る程度。 長義や鬼丸はあまり中央に来ない(立ち位置で部隊内のポジショニングを 表現している?)ので、彼らが推しだったらストレスも更に増していたでしょう。
--- 立川初日以来の観劇でしたが、木原さんは更にブラッシュアップしてました。 眉間の皴は深く、声も原案寄せか低めになり(木原さんの地の声はかなり高い) 一段と笑わなくなったのです。長谷部は主の前以外では笑わないところが好きなので、 良い方向に深化したと私は感じました。メディアミックス出席率の高い長谷部ですが、 メディアミックスでは審神者が滅多に喋らないため、主と会話する長谷部、実は初出です。
とてもくだけた感じで話してて良いのですが、だからこそ刀ミュの過去作で 鬼みたいな任務をやらせまくっていた審神者と私の脳内で繋がらないんですよね。 今回は単純に一期を任せたとだけ言います(長谷部はこれで案の定空回るのですが)から。
笑わなくなったけれど味方を怒鳴ったりはせず、考えうる限りの手を自ら打ち、 上手くいかなければひたすら自責に走ってしまい、長義にストップをかけられる。 とても良い立ち位置なのですが、刀ミュ本丸全体を俯瞰したらどんなポジショニングなのか。 答えはきっと、9月の富士山麓にあるのでしょう(苦笑) 過酷すぎる…。
公演を重ねた結果、正の変化が演技の深化なら、負の変容はもちろん疲弊です。 オペラグラスで定点観測しているから、1部の殺陣後、スポットライトが 当たらない位置では肩で息をしている(男士は人外で神様なので、物語の展開以外で 基本的には疲労を表してはならない)のも見えました。2部のライブでは 持ち前の抜けるような高音が鳴りを潜め、声も全体的にかすれていました。 静止画だと上品な王子様なのに踊ると快活な在り様がいいのに、心配です…。 (これを書いているのは大楽より後なので、大楽では復活していて安心しました) 前回見たのが、北九州公演が飛んだインターバル明けの立川初日だから余計感じたのかも。
まるで、木原さんはその身を燃やして長谷部に捧げているように映りました。 1部でも2部でも雨に打たれている長谷部は、なんとなく水属性にも見えるのですが。 (ちなみにわだべは土というか鋼だと感じます。個体というか本丸の差異かもしれません)
あと印象に残ったのは、全体曲における客席のペンライトのアイスブルー率! 長義が人気なのか、伯仲なのか水江さんなのか、正確には分かりませんけど、 あまりにも過酷な現実が役者さんの目に見える形でも投影されてて苦笑いでした。
実際、演技の安定感は段違いなのですが、日替わりの小竜ラジオDJバージョンで 最後に脳内から歌が消えないのをめちゃくちゃ雑に長谷部に振った辺りが 水江さんの素で、ファンにはギャップ萌えになるのかな…と思ったりしました。
2023.6.17/7.2 wrote
近侍と差し向かいでゆっくりお酒を呑んでみたいと思いました。 本当にやりたいことは考えても浮かばず、疲労困憊の時に浮かび上がるのです。
私はAndroidユーザなので、PCでもブラウザはChromeです。 updateは自動更新なのですが、今日は何故かversion upできず。
その際の対策としていったんuninstall→再installが推奨されているため 実行したんですけど、downloadのために一度Microsoft Edgeを開かねばなりません。 GoogleとMicrosoftの足を引っ張り合う画面表示に苦笑いするしかありませんでした。
2023年06月11日(日) |
Fragmented Energy |
クラフトビールをあおりながらカードリーディングをしてもらう。 1月にも相模原まで足を運んでやりました。半年経過していないのに、 その際の占い師さんはSNSのアカウントを消したり更新停止されていて、 無常なる時間経過を感じますが、それはさておき。
同じようなイベントが柏市内であると知り、花丸満開まつりの直前なのに 15時オープンのお店へ飛び込んできました。ビール結局2杯呑んだのも1月と同じ。 今回は私が選んだセイクレッドクリエイターオラクルと、占い師さんが選んだ2種の オラクルカードを使っての6枚引きで、人生が楽しくなるヒントを探しました。
SNSに星の数ほどいるお小遣い稼ぎする自称占い師、自分が思ったことを バーッと伝えてくる割と陰キャ寄りのタイプが多いイメージなんですけど、 今回の占い師さんは会社で人事部門にいただけあってか、比較的無口でした。 言い方に語弊がありますね、こちらの解釈に任せてくるというか。
引いた6枚のカード(全部英語)の意味を自分でも調べたりして、咀嚼しました。 多分2枚1セットになっていて、安全圏で無難な生活を送る私が日々の生活を 面白くするには境界線の向こう側(混沌)に足を踏み入れなければいけなくて、 ただ、自分にジャストフィットするアプローチ方法を見つけるには試行錯誤が、 時間が必要かなと感じました。このLRすら碌に書けなくなっている仕事三昧の毎日ですが、 2月のコーヒーカード以来、表現というかシェアを求められているのも感じてます。
カードリーディングではなく人事経験からのアドバイスとして、 好きなことを50書き出すというのを薦められ、トライしてみましたが、 見事なまでに誰かと一緒にやるという発想が欠落していて、いかにも私でした(苦笑) 綺麗なものを五感で味わうのが好きな、牡牛座らしさが爆発してました。 ホロスコープ的には、精神の未熟を痛感します。
ビアバーがあるのは嬉しいんですけど、本当はおつまみも美味しいお店希望です(贅沢)
2023.6.13 wrote
今日から有楽町マルイで徳川美術館の「とくびぐみ」グッズ販売が始まりました。 恒例行事ですが、すっかり縁遠くなりました。初期の頃は後藤藤四郎をよく買っていたのに。
前にも書きましたが、長谷部以外の男士への興味が著しく薄れています。 なにせ、長谷部はメディアミックスへの登場頻度が高く、グッズもよく出まして。 部屋を見回しても今年手に入れたグッズ、そこそこあります。 無双イベント、映画黎明、刀ミュ、花丸イベント…来月には刀ステも出るでしょう。 ランダムを極力避けて、うまい具合に立ち回っているつもりでも、この調子です。
近いうちにワイヤレスイヤホンも届くでしょう。 无伝で買った長谷部のリボン、その公演では長谷部の缶バッジとご縁が無かったから 死蔵していたのに、この期に及んで原案立ち絵+虚伝再演わだべ+花影るいべをつけるとは。
明日はグッズ恐らく一番多く持っている花丸のイベントですが、 バッグには今回のグッズである応援アクリルバッジだけ付けていこうと思います。
2023年06月08日(木) |
瞬間瞬間を必死に生きていく |
今日は古馴染みと吉祥寺までアフタヌーンティーを味わいに行きました。 大学時代、武蔵野市民だった私には吉祥寺は想い出の街。 かつてのロンロン、今のアトレの天井の低さすらノスタルジーです。
思ったのと違う固有名詞が口を突いてしまっても(それでも話が通じるからありがたい)、 3段のアフタヌーンティースタンドがもはや量多すぎると感じても、 井の頭公園の池を一周するだけで息が切れても、それでも生きていかねばなりません。
今よりもっと体は動かなくなっていきます。 ならばこそ、今しかできないことを、後悔しないように、やっていきたいんです。
もう15年以上同じ仕事をしてますし、プライベートでも長谷部を追いかけてばかり。 狭い世界に生きているから、他の人の話を聞ける時間は貴重です。 ありがとうございます。
昨夜、テニフェスの銀テホルダーと長谷部クリアカードの『へしざんまい』を 作ってから入浴(プレゼントした頃はあまり興味なかったくせに、一度使い出したら 最もコスパの悪い3回分をリピートしているBARTH)後に、近侍の長谷部を部隊長に据えて 戦力拡充の超難80周へのラストスパートしながら、部屋をぐるりと見回しました。
一番お気に入りの長谷部イラストである2周年祝画のタペストリーから、 とうらぶ関係の書籍が入らなくなってニトリで買って増やした棚の冗談に並ぶ アクスタやぬースト、元からある本棚にいるぬいぐるみ、その上に乗ったフィギュア、 卓上のスタンドと天板下の箱、TV台、冷蔵庫に貼り付けたマグネットへ 引っ掛けたラバストに至るまで。この部屋には長谷部が何振りいるのか。
前に数えた時は30振りぐらいだった覚えあるんですが、もう50に届く勢い?! これでもtwitterでよく見かけるすわぬいや跪坐アクスタ、5周年祝画アクスタなど ない物もたくさんあるんですが(特にSDではない等身と内番ジャージが少ない)
iPhoneにストラップホールがなくなってラバストの需要が無くなり、 ケースが手帳型からクリア(私はずっとこっちなんですけど)に流行が変わって 中に入れるクリアカードが求められるようになりました。また推し活が市民権を得て、 ジャニーズからアクスタと食事写真を撮るのが一般化しました。 それに合わせて、とうらぶグッズもラバストからアクリルへ変わってきたのです。 最近ではねんどろなどの立体化もされなくなって、寂しい限りですが。 (正直、極のグッズはもっと出ると思ってました。装飾細かすぎ?)
良くも悪くも刀剣乱舞は9年目を迎えていて、その歴史の存在はもはや消せないのです。 たくさんの想い出も、役者さんの加齢も、グッズの移り変わりも、全てがHiStory。
冒頭に書いたへしざんまいのクリアカード、100均で買える硬質ケースに これまたセリアで買えるデザインペーパーを敷けばいいというのもの twitterのバズツイで知りました。ぴったりなのは家にあったのに、 サイズ違いを店舗ハシゴしてまで2種類購入した私は本当に阿呆なのですが。
花影のペンラを池袋メイトで事前に買えたお陰で劇場の当日物販は見送りました。 少しだけ買ってみようと思ってたんですよ、ライブver.のランダムグッズ。 でも、戦闘ver.だけが出た頃から長谷部のまとめ譲渡があるのは察してました。 圧倒的高レートの長義を数に任せて集めた強火担が、余りをキャラ別に譲渡するのです。
そして、立川のホテルで迎えた朝、ベッドでなんとなく検索していたら、 戦闘ver.が抱き合わせ扱いの9点まとめ譲渡(本日手渡し限定)が出ていたのです。 ルノルマンカードに聞いて、『手紙』が出てきたからお声掛けしました。 お陰でライブ第一形態以外のクリアカードが予定外に揃ってしまったのです。
だから、秋葉原メイトで当初は買う予定のなかったバッジケース(タッセルを 縛っているビニテを今日まで剝がさずに使っていたのは内緒。中のバッジも 緩衝材に固定してなかった)やアルバムまで買ったので、結構な出費になりました。 まあ、ランダムでないグッズは役者さんの収入になるはずなので…。
まだまだ「るいべ」を褒める声を素直に受け止められない自分はいるのですが。 あまり好きとは言えないビジュアルだった映画黎明2週目特典が活かせて良かったです。 二振り並んたケース、姫路や福岡にしか持っていけない気もするんですけど、それはそれで。
2023年06月04日(日) |
shake hands |
2016年以来7年ぶりの開催となったテニプリフェスタ。会場は初めての横浜アリーナ。 東急/相鉄新横浜線の開業以来、神奈川県の電車は検索しないとルートが分かりません。 立川から新横浜への移動に武蔵小杉乗換を提示されたのには、心から驚きました。 (結局、南部線沿線で手頃な宿が見つからず、立川のWINS近くで泊まる羽目に)
私が参戦を決めたのは3月24日に諏訪部さんが追加キャストで発表された時。 この時点で申し込める先行販売はローチケのプレリクエスト2次でした。 だから、割り当てられたのが1階席50列目のほぼ一番端でも文句は言えません。 (横アリは1階席がセンター、2階席がアリーナ、3階席がスタンドと呼ばれる) 右隣はお頭こと平等院鳳凰推しのようでしたが、安元さんの出演が発表されたのは 諏訪部さんと同時でしたから納得です。左隣はペンライト4本持ちの雌猫でした。
開演前、パッケージ音源を流すだけでも盛り上がる燃費の良いテニプリクラスタ達。 サマーバレンタイン新曲は「大好き」部分の度に嬌声があがってました。
まず登場したのは、スレンダーに仕立てた日本代表白ジャージを着た諏訪部さん。 (シューズに諏訪部さんがアニメと同じピンク底を自ら塗装して臨んだのは後方すぎて見えず) 会場を温めるために始めたのは、まさかのアカペラ『チャームポイントは泣きぼくろ』。 合いの手どころか氷帝コールも含まれるこの曲、めちゃくちゃ盛り上がります。
終わってみたら、個人的クライマックスはこの前説でした(笑) 豪華な前説は、1曲目でテンションをぶち上げたい制作サイドの要望を受け、 テニフェスの火蓋は全員/SEIGAKU/リョーマのいずれかで切るべきだと考えた 諏訪部さんが妥協点として構成を書き提案したプランが採用されたものでした。
海外勢としてテニプリとしては相対的に若い声優も参加しているのに、 グッズのペンライトは定例の学校別カラー。海外組の色を決めるMCを 2日目の昼公演で展開するマイペースさが歴史の長さを感じさせるというか(苦笑) 客席が盛り上がるのは中学組がトロッコで場内を回る時だったりするので。やむなしかも。
チケットもテニフェスなのに上部階の中心に値崩れ起こしていましたし。 これでも世界大会で最も人気があると投票で出ていたドイツ戦で対峙する ドイツ代表(ボルク役の人が髪を剃ったのかと焦りましたが、キャップで 隠していただけの陽で安堵しました)まで海外組は参加していたのですが…。
終盤、MCに煽られるまま、見ず知らずの両隣と手を繋いだのがとても印象に残りました。 全31曲+アンコール2曲、テニラビをアンインストールしてしまった私には 知らない曲も多かったのですが、LASER BEAM以外に会場がブチあがる曲が 爆誕(キミとParty Night)してしまったり、少しずつ変化もしているのだと感じました。
それにしても、なぜ配信等が最終公演ではなくてこの昼公演だったのか…?
2024.2.17 wrote
ようやく刀ミュ花影を現地で観劇することができました!
申し込める先行でことごとく落選し続けた私(ただし申し込んだ会場は全て立川以外)。 一般販売で日曜マチネのS席をようやく確保したのですが、チケットを取ったのが テニフェスと重複する時間帯なのに後で気づき、青ざめました。 twitterでどうにかの交換を見つけ(地方から上京して観劇される伯仲推しの方で、 余った自分の隣席と翌日公演とのピンポイント交換を探されていた。 たまたま2階Cブロック端の後方列同士で釣り合いも取れた)事なきを得ました。
刀ミュに身に着けて行きたいと4月下旬にboothでオーダーしていた長谷部モチーフの ペンダントを柏郵便局(本局)まで歩いて受け取りに行った後、立川に向かいました。 6月にして早くも牙をむいた台風2号の遺した強風で最短ルートの武蔵野線が ダイヤ崩壊していたため、一旦都心に出てからの中央線経由。立川、遠いです。
先述の通り、横浜アリーナ開催のテニフェスとハシゴするスケジュールとなったため、 ソワレ後の帰宅を諦め、立川のホテルを予約しました。お値段で選んだら、 WINS近くの夜は客引きがゾロゾロ立っているエリアで、失敗したと感じました。 円安もあってインバウンド需要が復活し、都内で宿泊費4桁に抑えようとすると こうなってしまうのか…という現状を痛感させられる結果となりました。
立川グリーンガーデンは駅北口のペデストリアンデッキを下りた先、 以前はヤギが草を食べていたエリアに整備されたグリーンスプリングスのコア施設。 モノレールに沿って整えられた綺麗な街並みの人工感がつくばを思い出させ、 嫌な気分になりました。私の本能が人工的な街並みを苦手にしているのです。 (京都レベルで年数経過していたら別) おしゃれな飲食店がテナントとしてたくさん入っていて、別の2.5次元演目の マチネだと1000円分のクーポンが配布されたりもするようですが。
刀ミュでさえ完売しない、悪評高き会場。客席に足を踏み入れて、即納得しました。 これは体育館…! 3階サイドスタンドの見づらさは想像を超えるレベルでしたし、 1階後方のパイプ椅子エリア偶数列は千鳥配置でも必ずしも救われないと 試しに座って分かる酷さでした。どうしてStageと名前を付けられるのか、理解不能です。
私が座る2階Cブロックは距離があってオペラグラス必須とはいえ、段差もあり、 全体的に効き過ぎている空調(花影カンパニーがCOVID-19陽性者を出して 北九州公演全滅したので換気過剰は文句が言えない。ソレイユホールのチケット 取れていたらどんな心境に陥っていたやら…)と、座席が一列全部連結されていて、 ちょっとした振動が伝わってくるのを除けば、まだマシな場所でした。
私が見たのは初日の配信だけなので、当たり前ですがカンパニーの演技は 比較にならないぐらい洗練されていて(特にwebで叩かれてすらいた一期など) 素直に良い芝居を見たと感嘆できる出来になっていました。初日時点でも 思っていたことではあるんですけど、花影って単発で見ると個人的には 120点の内容なのですが、刀ミュシリーズの一作と考えると75点ぐらいです。
過去作との連続性が感じられないんです。かろうじて、小竜に放棄された世界、 つまり江水の経験があると作中で触れられる程度。スマートさが増して 刀剣乱舞にはなった=男士の存在感は強くなりましたけど、やはり脇役さは否めず。 物語の中心にいるのは唐橋さん演じる本阿弥光徳で、そのエモーショナルぶりも パワーアップしているので、いい話ではあるんですけど、なんだか…とも思うのです。
木原さん演じる長谷部は、初日映像では非常に可愛らしい印象が強かったんですけど、 ブラッシュアップされてピンと背筋が伸びた立ち方、メイクさんの改善も 大きいんでしょうけど目つき、何より殺陣が凛として鋭利な長谷部らしくなっていて、 とても嬉しかったです。2月の発表からいろんな感情が私の中に渦巻きましたが、 やっと、率直に「あなたの演じる長谷部が見られて嬉しい」と思えたのです。
それを端的に感じたのは、自分の中で和田さん演じる『わだべ』とオーバーラップする 場面が多々あったこと。先程触れたように、オペラグラス必須の距離だったので、 開き直って長谷部の定点観測をしたのです。もちろん、瓜畑遊びを笑顔でこなしたり、 『わだべ』ではありえなさそうな立ち振る舞いも多くあるんですけれども。 (あとストラの裏にある操るための黒い紐もバッチリ視認しました)
良い姿勢で手を胸に当てたり、両腕を横に伸ばし刀身と鞘で攻撃を捌いたり、 シルエットが重なったんです。サッカー選手は姿勢を見れば遠くても当人と分かり、 また船山兄弟は姿勢がそっくりで血の繋がりを感じたりするんですけど、 立ち姿の類似で長谷部らしさを感じられる域にまで木原さんが来てくれたのが 本当に嬉しかったです。立川初日時点で私の手元にあった持ち歩けるサイズの 『るいべ』グッズが茶屋のコースターしかなく、百均の売り物で適当に改造した キーホルダーしかバッグに着けられなかったのが惜しいくらいに。 (翌朝、twitterで良いご縁に恵まれて大量のグッズと帰宅する羽目になるのですが)
2部MCは初日には無かった各男士を呼ぶコールからスタート。 長谷部は隊長(ミュには座長はいないけど実質座長のようなもの)なので トップバッター、ゆえに呼び損ねました。無念です。次回リベンジします。
長谷部はただひたすらに歌が上手かったです。木原瑠生さんとしての本来の歌声は もっとトーンが高いみたいですけど……彼の歌声に形容詞をつけるなら、 後日観劇された和田雅成さんも使っていた「甘すぎる」になってしまいますね。 ファルセット、2.5次元舞台で繰り出されるレベルじゃないんですよ。
衣装も、第三形態が直視できなさ過ぎてスリットが入っているのも誰かの ツイートを見るまで気づけないレベル。長谷部は露出度低いのが良さだと思ってるので…。 ゆえに一番好きなのは最初の第一形態です。白なのが良いです! 王子様みたい。
ソロ曲を歌い上げる第二形態の袖が透けているのは、オペラグラスを通して 初めて気がつきました。セクシーすぎる…藤色のペンライトに染められた空間で もう会えない人のぬくもりを想う唄を紡ぐの、本当にずるいんですよ。
日替わりをやるのもこの第二形態で、立川初日は長谷部の町奉行(警察官)でした。 「警察官に身をやつすへし切長谷部まで」と代理進行の長義=水江さんが 珍しく「長谷部」を噛んで、みんなにおいおい言われながらも開幕。 木原さんは戦隊出身だからかヒーローに特段の思い入れがあるらしく、 警察官やる日替わりはいつも警棒ばしばししてノリノリです。 風任せに旅する迷子の小竜のために客席にウェーブを起こすのですが、 3回目でフェイントを仕掛けて実に満足そうな長谷部、というか木原さんでした。
クライマックスはカテコ。この日は小竜さんが担当。尼崎で主たちに完走を誓ったのに 守れなかったという反省から始まり、また立川から走り抜けるという宣言でした。 挨拶というより、血を吐くような吐露でした。最後にカンパニー全員で 「俺たちはやるんだ!」と繰り返して終わりました。お世話になっている フォロワーにも福岡までただ観光に行った人がいます。過ぎた時間は変えられませんが。
生で見られて本当に良かったです。満足しました。ふわふわして一蘭入りました。 (終わるのが遅いので、まともな店には入れないのだけが難点)
2023.6.15 wrote
2023年06月01日(木) |
Soul of Fire |
毎月1日はファーストデー、映画が安く見られる日です。 6月は刀剣乱舞関係のイベントが週末に詰まっていて相当の出費が予想されるため、 毎週木曜に恒例化しているTOHO池袋/錦糸町での応援上映も見送ろうかと思ったのですが、 池袋の上映スケジュールに『6月1日(木)終了予定』の文字があったので、 思い切って行ってきました。オフィスワーカーには見れない時間帯とはいえ、 賛否両論出た作品の通常上映も2か月続けて下さったんですよね…ありがたい限りです。
しかも、この日のTOHO池袋は応援上映に6番スクリーン「プレミアムシアター」を 割り当ててくれました。14.4×6mの大きなスクリーン、帰宅後に調べたら 初日のTジョイ品川よりも大きかったので、この期に及んで最大記録更新でした。 動員が芳しくないため、ずっと映画館でも最小スクリーンばかりだったので、 大きな画面(あとスピーカーもカスタムメイドの良い物)で満喫できて嬉しかったです。
いまだに4週目特典が残っていて、その配布のためにスタッフがバックヤードまで 在庫を取りに行く羽目になり、その間、審神者は入口で待たされる光景までありました。 私個人は黎明大好きなんですけど(主に長谷部の殺陣が)他人に勧めにくいのも確か。
劇場へ向かう直前、手前のアニメイトでようやく刀ミュ花影のペンライトと キンブレ(コロナ禍で手持ちのペンラは処分したのでテニフェスに持っていく物がなかった)を 買えたので、応援にも使おうと思えば使えたのですが、じっくり見たくて ほぼ声も出さず、普通に鑑賞してしまいました。周囲ではやはり長義・各務ペアが大人気!
素晴らしい環境で見納めで来て良かったです。これを書いている時点では 6/15に再度、応援上映の開催が決まったのですが、それはそれとして(苦笑)
2023.6.10 wrote
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