Land of Riches


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 2023年04月30日(日)   pulsion 

4月最終日はとんでもなく濃厚な1日となりました。

まず都営地下鉄駅で無料配布されているスマイルスポーツマガジンを見て
物凄く軽い気持ちで申し込んだメンタルコーチング入門を受講すべく、
東京体育館へ。まず入口が分からない(会議室はメインゲートから向かわない)始末。

公益財団法人・東京都スポーツ文化事業団が主催する講座、スポーツの指導者が
対象のガチ講義で、それを一般向けに会場の半分開放しただけの代物でした。
しかも一般向け卓に案内されたのに、同卓が中学校教師・開業医・選手の父親と
これまた切実な動機で参加されている方々で、最初から最後まで私なんかが
軽い気持ちで参加してすみません…と申し訳なく思ってました。講義を一方的に
聞くだけではなく、何度も1対1の実践(相手の話を聞く練習)があったのです。

それだけに、聞く価値があるお話でした。投げかけによって導くのではなく、
相手の心から自然に答えを湧き起らせるのが最終形(理想の展開)みたいですけど、
ハードル高いですね。開業医先生と、相手の話をうまく聞くにはまず自分の
心のコンディションを整える必要が…という結論に達しました。

そんな開業医先生の悩みは、息子がいわゆるニートなこと。私もニート経験あるので
複雑な気持ちになったのですが、祖父母に父・叔母と医療関係者しかいない
(叔母は医者になれなかったので放射線技師に)環境でそれ以外の選択肢が
実質許されていないのって、かなり苦しいのでは…と想像できました。

モンマスティーにも寄らず帰宅して、夜は刀ミュ花影の初日配信。
パライソ初演が数日で中止になり、円盤も出せず大赤字を出した(推測)ため、
初日配信が恒例となっている刀ミュ。しかし、役者にとってはあまり喜ばしくないはず。
あの拡樹さんでさえ、悲伝の初日上映会を嫌がっていた覚えがあります。

今回の花影出陣部隊は刀ミュ出演経験者がひとりしかおらず、
(一応、戦隊出身だったりで素人ではない。2.5次元デビューはいる模様)
求められる要素多すぎの刀ミュでは粗が目立ち、twitterでもネガティブ感想が
そこそこあがりました。あと脚本家が伊達双騎より替わり、人気の男士を
繊細な展開ながら無難にまとめる傾向になったのもネガティブを引き起こした感あります。

とはいえ、私個人は前の脚本家とは趣味が合わなかったので、長谷部の登場が
このタイミングだったのは助かりました。スパルタ教育が目立つミュにあって
長谷部は信じられないぐらい愛されている(少なくとも花影時点では)立ち位置で、
一期を頼むと言われて隊長として出陣します。他のメディアミックスでも
割と隊長を務めるキャラですが、そこに至るまで結構時間が経過している例が
多いため、なんて恵まれているんだ…と思ってしまいました(笑)

物語は刀を偏愛する本阿弥光徳によって一期一振と影打ちの立場が入れ替わってしまい、
その結果、なれの果てである男士もカゲと入れ替わってしまい…という展開。
ミュ長谷部は口もよく回り、見ていて『光の黒田官兵衛』という印象を受けました。
口も手も動かしていろいろな手を打ちますが、うまくいかずに悩み、
長義と肉体言語で語り合う場面も。総じて、美味しいポジションでした。

演じる木原さんはもともとシンガー志望で芸能界入りし、戦隊イエローや
ソニーの劇団(番ボ。やたら男士を輩出している)、アカペラグループなど
若い割にはいろんな経験を積んでいる方のようです。2.5次元舞台には
場違いなぐらい歌が上手いのですが、今の世の中、ソロアーティストとして
生きていくなら米津玄師さんレベルが要求されるのでしょうから、楽な道ではありません。

刀ミュは役者の得意分野を前面に出してくる(歌が苦手な人にはソロはやらせない、
ボイスパーカッションのような一見とうらぶには合わなさそうな特技も導入etc.)ので
1部も2部もソロ曲持っているのは納得なのですが、9月のすえひろがりに
8連勤できる若く歌える役者が欲しかったというニーズに合っていたのでしょう。
2部のソロ曲、まさかの二度と会えない大切な人を想う唄でやられました。
(ご本人曰く「へし切長谷部を演じる僕としても思わずグッとくる曲」)

懸念していたライブ衣装も、そこまでお色気過剰ではなかったです。
大般若みたいなへそ出ししてたらどうしようかと…あと木原さんの体躯が
極度にがっちり系でないのも良かったです。公演重ねたらどうなるか分かりませんが。

メイクの印象で、最悪「病みべ」もあるかなと覚悟していたので、、
(ミュ山姥切国広は折れた仲間に心を囚われているトンデモ設定)
健やかな個体だったのには救われました。2月の発表以来、正直いろいろと
葛藤もあったんですけど、和田さんのお陰で素直な気持ちで待てましたし。

残念なのは先行で当たらなくて、生で見られるのが悪評高き立川になることです…。

2023.5.21 wrote


 2023年04月29日(土)   四つ葉 

>大丈夫。きっと上手くいきます。四つ葉が幸運を約束してくれています。
>成り行きに任せれば、自然によい報告に向かいます。
>うれしい偶然やラッキーに恵まれるときでもあります。
>ただし実力以上の幸運に恵まれるのは、短い期間だけです。
>叶えたい願いがあるなら、チャンスを逃さないで! ラッキープレイスは公園。

ルノルマンカードはタロットカードに比べるとシンプルに告げてくれます。
だからといって…J1の当日券を買うか買わないかを尋ねて従う日が来るとは、
自分でも驚きです。サンガが日立台に来て、荒木さんがベンチにいる…だけれども、
当然ながら出場するかは分からない、そんな状況で3000円近いお金を払えるかどうか。

成り行きに任せれば―思い切って、私は日立台公園の当日券売り場に行き、
一番安いゴール裏ではなく、きちんとAL3200円を買っていました。
まさかの2列目でした。しかも、鹿島戦みたいな一番端のブロックではなく。

Jクラブのレギュラークラスにはもう知っている選手自体が少なくなりました。
レイソルはまだTLで名前を見かけるユース卒業生がいるんですけど…。
サンガのチャント、紫魂は松井さんや黒部さんがいた頃を思い出させますし、
レイソルのエンヤゴラッセは経過した歳月の重みをプラス・マイナスどちらでも感じます。

レイソルに同点ゴールを許した直後の57分、�諜�裁監督は交代3枚切りを発動。
結果として、覚悟していたよりも長い時間、荒木さんのプレーを見られました。
左サイドを駆ける姿、獣のようにしなやかなドリブル、左SBとして戻る守備。
いつしか既婚者となった荒木さんの変わった点と変わらない良さを噛みしめました。

2023.5.21 wrote


 2023年04月21日(金)   Get so crazy 

ゲネプロ★7の公開日に4回組まれた舞台挨拶のうち、退社後に行ける最終回が当選したので、
先週、黎明の4DXを見て以来のユナイテッドシネマ豊洲に行ってきました。

バルト9からの移動を経ての最終回、かつ上映前でネタばれNGとあって
ふわふわかつお疲れ気味の挨拶でしたけど、このメンバーで別作品を撮るなら
70年代を取り上げたいと堤監督が和田さん単独なら学生運動のリーダーと言っていて、
どうしても舞台ダブルの『初級』を思い出してしまう本人と私たちでした。
(他は高野さん=体操のあん馬、染谷さん=屋根をかける時代劇、荒牧さん=詐欺師、
佐藤さん=細野晴臣、黒羽さん=ロードムービーだったと記憶)
後はキングダムの舞台で山の民のパンツが…などアクシデントをカバーする話題などでした。

Abemaのオーディション番組オレイスこと「主役の椅子は俺の椅子」の優勝特典であるこの映画。
脇は刀ミュ・刀ステを黎明期から支える刀剣男士キャストがずらり。
主演の三浦さんはとうらぶを演じる前の和田さんが唯一の共演経験者で、
入るのは緊張したようですが、作中でも劇団セブンに新規加入する立場ながら
(作中でもオーデション場面がある)勝ち抜いただけの演技力を見せてくれました。

殺陣に関しては「和田さんが僕も上手く見えるようにやってくれた」だそうですが、
和田さんも普段は時間遡行軍役の皆様に引き立ててもらっている立場ですからね。

作中世界では絶大な人気を誇る劇団セブンのメンバーがリーダー蘇我の急死と
蘇我の元彼女である歌姫ヒナコの翻弄、そして飛び交う怪情報により対立し、
ゲネプロでは役のままでいながら相手への殺意剥き出しなガチ殺陣を行う…しかも
何者かによって武器は真剣に差し替えられていて、劇場は血に染まり、
最後は新人の山井以外の全メンバーが殺されてしまう…というストーリーでした。

しかし、エンディングは血糊べったりのキャストがカテコをする風景で、
劇団の専用劇場シアターセブンの2Fでは蘇我が拍手をしているという謎映像です。
この作品はミステリー仕立てで、解釈は観客に委ねられています。

どこからどこまでが素で、どこが演技なのか。twitterで見かけた解釈で
一番腑に落ちたのが最初から最後まで全て蘇我の脚本通りのドラマ、
カメラは蘇我の目線(光の線が走るのは蜘蛛のシルバーアクセの反射)というものでした。

確かに真剣で斬り合うシーンでは劇場の設備を吹き出す血糊から守るため
やたらビニールがかけられていますし、序盤からメンバーの対立やわがままに慌てる
スタッフも殺し合いを全く止めません。また、和田さんが演じる陣内は
最後、妖精パックと一騎打ちになって袈裟斬りされるのですが、
ガチの袈裟斬りなら胸にだけ切り傷があんなに入らない(服の破損が不自然)です。

でも、劇団が演じる「舞台」作品なら、バックヤードや前日譚映像は挟まず、
板の上だけで説明してくれ!―と思ったのも事実。いや、最近の舞台では
割と挟み込まれますけどね、映像(苦笑) あと大人気劇団の専用劇場たる
シアターセブンがエンディングで立ち見席になっていたのが納得いかない!(苦笑)
これは使われたのが劇場ではなく品川のクラブexだったのがメタな原因なのですが。

事実か虚構かはさておき、人気2.5次元俳優が揃いも揃って悪態をつきまくり
(本人が抱かれがちなイメージをさらにデフォルメしたような性格の役を演じている)
最後には内ゲバで血みどろになって(少なくとも演技として)死んでいく、
PG12指定されているのは鑑賞後に知ったのですが、黎明よりも映画としての完成度は
高く感じましたけど、何度も繰り返して見たいかと言われたらNOという作品でした。
やはり推しが真っ赤に染まって息絶えるのを大画面で見るの、単純に消耗するんですよ。
(とうらぶの時間遡行軍は斬られると消滅するので男士は実写でも基本的に綺麗なまま)

けれど、2.5次元俳優が悪役を演じさせてもらえないのは前々からの不満だったので、
どす黒い感情を剝き出しにしてぶつかり合うシーンは迫力がありましたし、
見ると疲れるだけで嫌悪感はありません。とにかく彼らは殺陣が上手いんですよ。
その場でつけられた殺陣に対応できるのは映像役者にはあまりないスキルで、
堤監督も適応力の高さには唸っていたようです。いや、監督ご自身も
舞台挨拶でボケまくるというツッコミの和田さんもビックリのテクを持っていたのですが。

1枚だけ買ったムビチケは2週目の特典になってから、平日以外の心身に
エネルギーが割とある日を選んで使おうかと思います。そんなに上映館多くないですし。

2023.4.22 wrote


 2023年04月20日(木)   夢は叶えるもの 

新月のwaカードで『夢』を引きました。
幼い頃、夢はなりたい職業と同義語でした。
いい歳の大人になった今、抱く夢などないのですが。

願いはあるのです。刀ステの完結を見届けたい。
私を現世に繋ぎ留める唯一無二の理由。
でもこれは、私の力や努力では何も動かせないこと。

私が実現したいこと。仕事の合間に考えました。
ふと思ったのです。近侍と二人で旅をしたい。
遠征ではなく。秋の福岡だと遠征に含まれてしまいそうですけど。

七隈線も更地の天神も能古島も私は見ていません。
web経由で仕入れて『知っている』だけです。
一週間くらい、福岡で暮らせたらどんなに楽しいでしょうか。

御伴撮影か、もちマスか、アクスタか、どれが一緒に過ごせてる感を
強く味わえるかさえ分かっていませんが、それは楽しそうだと思えたのです。


 2023年04月17日(月)   甘味 

いつも帰省した時は母が好きな地元の洋菓子屋で職場用の土産を買います。
流石に今回は実質忌引(でも有休消化を優先した)だったので、買いに行けず。
代わりに名駅のタカシマヤで適当に見繕ってConeriのパイを買いました。
名古屋限定パッケージの、海老やら西尾抹茶やら小倉トースト味の。

幸いにも職場で好評だったのですが、うちの部署にはスタバのバリスタすら
観察してランク付けするお局がいるので、今回のパイもあっという間に
検索されました。うなぎパイの春華堂による別ブランドだったのです。

東京ばな奈の生地がいまいちと言う舌の肥えた母への土産も
いつもとても苦労してます。大丸で売ってるあられすらまずいと言われました。
自分が菓子をあまり食べない生活になったので、さっぱり分からないのです。

2023.4.20 wrote


 2023年04月15日(土)   分陀利華(その4) 

火葬場での待機時間、違和感を覚えて眼鏡をはずすと、メガネの鼻パッドを支える足金具、
正式名称クリングスが片方折れてロストしてしまっているのに気づきました。
斎場で泣いてしまい、無我夢中でメガネを拭いた際にでも折れてしまったのでしょうか。

私が今使っているメガネはJINSのAir Frame(物凄く軽いもの)です。
誤って踏みつけた時、フレームがボロボロになった時と既に2回交換していて、
今回破損したのが3代目でした。長く使っていてレンズも傷が入っているため、
近いうちに作り直そうと思ったのですが、月曜から出勤するのに折れたままでは…と
慌ててJINS店舗のありかを検索しました。イオンモール各務原ならバスで行けると分かり、
葬儀翌日、雨降る中、母のジャンプ傘を借りてバスに乗り行ってきました。

クリングスの交換は預かりの上、2週間かかると言われたので、おとなしく
フレームごと交換しました。4代目。あっという間に問題は解決。
後は広いモールの中を歩き回りました。ナナグリも無印もあって、関東のモールより
豪華だと感じるレベルの店舗ラインナップ。少し羨ましく感じました。

イオンシネマは公開翌日の名探偵グッズで売店が埋め尽くされてましたが、
ちょうどいい時間帯にあったので、長谷部のムビチケ使って黎明を見ました。
特典のクリアファイルはメインビジュアルバージョンでした。
無常を感じまくった翌日の鑑賞だと、一段と刺さるスカイツリーでの山姥切国広の発言。

私は現世を肯定的に捉えさせてくれない仏教が苦手なのですが、帰省中に話して
父も無神論者に近く、浄土真宗の教えは信じ難いと思っていることが分かりました。
成田山に通っているのは…なんだろう、自分の利益を求めてないから、でしょうか。
黒田長政は道理に従えば何を信仰しても、という答えに達したようですが、
私も後悔しないように、一つ一つ選び取っていきたいと感じました。

2023.4.23 wrote


 2023年04月14日(金)   分陀利華(その3) 

葬儀本番では僧侶が二人(住職夫妻)に増えました。1人増えると御礼が5万円プラス…。
祖父の時は後から院号を依頼して無駄にお金を払っていますが、今回は揃いの院号付き。
帰りに明細書を葬儀屋から渡されたのですが、花束8000円など値段めちゃくちゃでした。

出棺前に会場を飾り付けた大量の花を葬儀屋スタッフが切り、棺に詰めました。
他はひ孫が作った折り紙飾りなど。個人の使った物は入れても意外と燃えないそうですが、
今回は特に何も入れませんでした。祭壇の両脇を飾った手芸作品もそのまま持ち帰りです。

可愛がられた記憶しかない外孫たちが泣きながら遺骸に最後の別れを告げる姿を
少し離れた位置で眺めていたのですが、涙もろい義妹に見つかり、花を入れさせられました。
まさか自分が嫌っていた祖母の死で泣くとは思いませんでした。恨みつらみと
喪失感は普通に両立するんですね…意外でした。でもそんな自分も肯定したいと感じました。

祖母は長くないと言われていたので、帰省した際に集っていた叔父・叔母たちにも
悲壮感はあまり強くありませんでした。来るべき時が来てしまったというか。
この世に、病気ではなく老衰で死ねる人がどれほどいるのでしょうか。
老々介護は特に母にとって負担でしたが、それでも周囲を大きく苦しめることなく
あの世に…浄土に旅立った祖母は、果報者ではあると思います。

1時間ほどの火葬を経て戻ってきた祖母の骨は、人の形をとどめていませんでした。
火葬場係員の説明で、かろうじて部位が分かるレベル。特に下半身は実質寝たきりで
弱り切っていたため、ほとんど残っていませんでした。カルシウム摂取しないと
こうなってしまうのか…と骨粗鬆症対策頑張りたいと感じました。切実に。
(上半身は、正月にも私の手を強く握ったように、相対的にはまだ残っていた)

繰り上げ初七日法要で昨日から通算3回目(喪主の長女なので順序が3番)の
焼香を行い、精進落としは各自持ち帰りとなって実家の食卓で食べました。
塩辛過ぎる焼き鮭と、なぜか3尾も海老が入っていたのが印象的でした。

この精進落としで甥姪にコロナ禍明けて初めて、数年ぶりに話せました。
ピアノ、バレエ、サッカー、英会話と習い事漬けで中学受験も控えている兄妹は
英語教師の影響で互いに呼び捨て。負けず嫌いで互いの悪口ばかり言ってました(笑)
父親の立場が弱そうなのが傍から見ていても察しられました。
やっぱり可愛いですよ。数少ない血の繋がりを感じる相手ですから。

一連の葬礼をを通し、時間経過を痛感しました。
今年は両親と過ごす時間を、つまり帰省を増やす方向になるでしょう。
GWの帰省も、もともと残り時間の少なさゆえに私欲を捨てて組んだ予定ですし。

2023.4.23 wrote


 2023年04月13日(木)   分陀利華(その2) 

祖母の葬儀に出席するに際し、最もネックだったのは喪服が手元にないことでした。
コロナ禍のここ数年、都内勤務の私は老人の集まる親戚の葬儀に出なくていいと
言われていてスルーしてきましたし、数年前に50代以上の社員を果敢にリストラしたのもあり、
仕事関係で出席する機会もありませんでした。実家には20年以上前、祖父の葬儀で
着た喪服一式はあるのですが、今、着られるかは定かではありません。

まずは9時開店のイオンモールにワンピースを買いに行きました。
小物類は20年前の物が使えるのでは…とわずかな期待を抱いていたのですが、
パンプスは経年劣化でボロボロになってしまっていました。
結局、名駅の高島屋でバッグとパンプスを買う羽目になりました。
(家にあったパンプスは葬儀に適していない先の尖ったデザインだった)

イオンモールと違って、予算と希望、使うタイミング(双日)を伝えると、
在庫から適した品物を探してくれる百貨店の店員さんは流石だと感じました。
お値段の何割かは確実に人件費ですね。価格面でワンピース≒バッグ+パンプスとなり、
交通費なども含めると12万円以上を1日で費やしました。正社員になっていて助かりました。

祖母は100歳手前まで長生きしたせいで、生き残っていた友人も一人しかおらず
(その人が誰の悪口も言わない良い人だったと嘆くので私と母はあんぐり)
出席者の9割が親戚。喪服にそこまで神経質にならなくても結果的には良かったのですが。

派手に葬儀をやってほしいという故人の希望を汲んで広い会場で大きな祭壇を組み、
過剰なまでに花で飾り付けられた会場で行われた通夜と葬儀は、祖母が通っていた
寺が浄土真宗だったので、対照的にシンプルなプログラムでした。

浄土真宗では阿弥陀の本願を信じた人は亡くなった瞬間に極楽往生して仏となり、
何の心配も不要だとされます。だから葬儀は供養や追善ではなく、往生させてくれた
阿弥陀如来へ感謝し、信仰に触れる機会でしかないのです。読経もしません。
私たち参加者にも本が配られ、全員で正信偈を唱えました。

正信偈は浄土真宗のエッセンスを凝縮した文章で、親鸞が書いた当時は読本でした。
これを朝夕の勤行で唱えろと決めたのは蓮如です。浄土往来に必要なのは
阿弥陀の本願を信じる信心のみであり、念仏を唱えるのは功徳を積むためではなく、
報恩でしかないと説明し、讃えています。また後半ではインドから日本に至るまで
この教えを伝えてきた七高僧の業績を讃えます。龍樹の名前はリアタイで見つけました。

両親を8歳までに失い、天台宗で20年ほど修行しても心の平穏を得られなかった
親鸞が法然の教えを聞いて他力本願に救われたのが28〜29歳の頃。
これは鎌倉時代ですが、蓮如が生きた戦国時代は更に民草まで殺伐としていたのでしょう。
後生の一大事さえ解決すれば現世は…という思いで一向一揆が起きたのも納得です。

祖父の時は父と叔父が斎場に泊まり込みしたようですが、今回は全員帰宅。
家族を名駅のマリオットに泊めて(3人泊まれるホテルは岐阜では見つからなかった)
一人、実家泊を選んだ弟も合流して、親子4人、前にこの顔触れで過ごしたのは
どのくらい昔なのか、思い出せないぐらい久々に水入らずの団欒を過ごしました。
弟とゆっくり話したのは、コロナ禍以降初めてだったかもしれません。いい夜でした。

2023.4.23 wrote


 2023年04月12日(水)   分陀利華(その1) 

正月に満99歳の誕生日を迎えた祖母。ほぼ寝たきりで両親による老々介護が続いてましたが、
排泄の面倒が限界になってきたのもあり、父を説得して老人ホームに入居させました。
これが3月後半。家でも食事の大半を残していましたが、今月に入ってからは
ほぼ何も食べなくなり、点滴でかろうじて生き永らえている状態でした。

長男である父は毎日ホームに通っていましたが、入居の判断が間違っていたのでは…と自責。
私は子供の頃、夕食で祖母が繰り広げる悪口大会に堪えかねて、昼休みが終わりかけても
給食が食べきれないタイプだったのに、早食いに変貌したのを筆頭に、
大学卒業後、実家に戻っていたころは余計な心配ばかりされていたりと
母ともども嫌な思い出しかなく…正直に白状すると世界で一番嫌いな人でした。
(ちなみに2番目がテニミュの想い出を無に帰した某俳優)
年末年始は母に介護の苦労や愚痴をたくさん聞かされ、私も父を説得する側に回ったのです。

時間の問題で、GWに予定していた帰省には間に合わない可能性が高いと
言われていたのですが、実際に訃報を受け取るとそれでも虚しさを感じました。
老人ホームのスタッフが朝6時に様子を見に行ったら息絶えていたというのです。
実際は夜中のうちに亡くなったのでは、とも想定されています。
前日も父は祖母にあって普通に話し、手も握ったのですが。

生きている間にスタッフが最後に聞いた声は、嫁である母を呼ぶ声でした。
母はあんなに祖母を嫌っていたのに。血のつながった子供ではなく嫁を呼ぶ。
それだけ面倒を見させるのが当たり前だと無意識に刷り込まれていたんでしょうが、
葬儀後に泣きながら語る父の話を聞きつつ、私は皮肉なものだと思ってました。

喪主が慌ただしいのは、哀しみから遠ざけるための古来からの知恵だと言われています。
通夜と告別式のスケジュールの連絡があったのは、夕方でした。

もともと週末は仙台でラインメールを見るために遠征予定で、金曜は休みを取ってました。
その直前に黎明コラボカフェ、MX4Dの鑑賞など詰め込んでいて、忙しい予定でした。
昨日の夜、仙台の謎解きイベント4000円とソニー仙台の前売り券800円買ったばかりなのに。
最後の最後まで足を引っ張る人だ…と恨みを募らせながら仙台行きをキャンセルし、
発券したチケットをごみ箱に捨てました。そして黎明カフェも断念せざるを得ません。
衣装展示も、コラボメニューも、もう二度と巡り合えないでしょう。
(グッズだけはシブツタ2.5Dで買えますが、行けなかったのを思い出すトリガーにしかならず)

いろいろ考えた末、MX4Dの黎明だけは見ることにしました。
これも今週で打ち切りなので、逃したら再びのチャンスはありません。
スカイツリーで山姥切国広は言います。何があっても生きていくのが人間だと。
彼が人間ではなく、それでいて人間にずっと寄り添ってきた存在だと実感しました。
4DXよりMX4Dは全体的におとなしめなので、花の香り以外は特筆事項はありません。
でもやはり…さすがに、これまでのように見ればテンション上がる、とはいきませんでした。

父方の親戚は私と弟以外ほぼ岐阜県と愛知県に住んでいます。
口では私と弟には無理して来なくていいと言いながら、来ないと兄弟(私の叔父・叔母)に
示しがつかないとぼやくので、帰る以外の選択肢はありませんでした。

チケットたくさん捨てる羽目になりましたし、ダイナミックパッケージも
キャンセル料かなりかかりましたが、それでも迷いはありませんでした。
1週間前だったら、舞台ダブルの2列目を捨てていたわけで、それだけでも
見させてくれたのは祖母のせめてもの恩情だと友人に言われ、少し思い直しました。

全ては巡り合わせ、縁なのです。
(ラインメールはソニ仙相手にアディショナルタイムぎりぎり追いつく試合をしました)

2023.4.22 wrote


 2023年04月10日(月)   cassata 

ゲネプロ★7の公開記念イベント(チケット申し込み時点では公開日の舞台挨拶は
発表されていなかった)昼の部に申し込んだら当たったので、半休取っていきました。

グッズが先行販売されていたのですが、コスパはともかくアクスタやブロマイドが
一切ランダムなしというエンタメではなかなか見かけない形態で大好評を博してました。
(これを書いているのは公開後なのですが、場面写真もローソンプリントだし
後は機械で印刷するネームシールなどやはりランダムなし。入場特典も1種のみ)
豪華メンバーなのでレートも極度には偏らないと思うのですが、英断に敬意を表したいです。

イベントは作中歌を担当するジパングオペラの生歌唱から始まり、映画本編冒頭15分上映も。
竹中直人さんと和田さんがサシで向き合う場面もあり、役者冥利だろうと感じました。

和田さんは前夜、舞台ダブルの大楽を迎え燃え尽きているのではと少し心配でしたが、
馴染みのメンバーと楽屋でワンピースカード三昧で盛り上がったようです。
(荒牧さんが言うには、プライベートでは一緒にいないから集まると近況報告会になるとのこと)

公開前なのでネタばれできず、どうしても他作品を擦るような話題が多かったです。
特に印象的だったのは、主演の三浦さんが大きな割合を占める殺陣について話した時、
「この人たちは刀だから」と表現していた点。それに対してきちんと乗ってあげる和田さんと、
「そうだっけ?」とボケる流司さん、更に単騎出陣していた話を返す和田さん…。

短いイベントでしたが、映画への期待感は高まりました。
ゲネプロ前の2週間を描いた映画なのに、撮影は僅か5日間(しかも流司さんは
初日不在でメイキングにも映っていなくてみんな驚いてしまうレベル)で完了。
クランクアップ後はうち4人が22時スタートの演劇ドラフト会議に移動する忙しさ。
なんて時刻に開始するんだと当時も思っていましたが、事情が分かると更に唖然とします。

終了後はイベント会場と同じビルにあるプラネタリウムで満月珈琲店コラボの
「銀河のカッサータ」を食べました。冷やし固めたケーキをなかなか崩せず、
プラスチックスプーンを追ってしまい、それをフォークのように刺して食べたのは内緒。

そこから2週目にしてコナン公開に屈して打ち切りとなる黎明の4D上映を見るべく、
17:05開始という見せる気なさげなスケジュールを組むユナイテッドシネマ豊洲へ移動。
ゲネプロ7も上映されるので初めてフライヤーを手にしたのですが、イベントでさえ
触れられていなかった対立だらけの人間関係図を見て驚かされました。

twitterでは月曜だけあり貸切で黎明見ているツイートを見つけたりしてましたが、
私が見た4DXも合計4名でした。特典しおりが長谷部自引きだったので全て許せます!

4DXは香りはしないのですが(男士が出てくると芳香剤が漂うのはMX4Dの方)
胸を叩く振動があって、山姥切国広がスカイツリーで伊吹を抱きとめたのと、
渋谷バトルで最後、長谷部が締めくくる3体撃破で刺されたのを体験できてドキドキしました。
高速道路走行中の場面では、本当にリアルな高速バスの静かな振動を感じました。
アトラクションみたいで楽しく、この映画には向いているとよく言われますが、
楽しいは楽しいですけど、私は長谷部の殺陣をちゃんと見たいかな、とは思いました。

自引きでテンション上がったので、フードコードで安くない桜ソーダ飲んで帰りました。
しおり、まさかの型抜き方式だと思わないですよね…。

2023.4.22 wrote


 2023年04月08日(土)   この両手で何ができるの? 

2010/8/26サービス開始のレトロゲーム「100万人の信長の野望」。
我が近侍が戦国時代に活躍した武将の刀なので、知識をつける目的もあって始めました。
その後、現代を舞台にしたシリーズ「信長の野望20XX」もトライしましたが、実質引退。
100信の方は地味に継続(半月ログインしなくてギルドから追い出されたりしつつ)してます。

このゲームでもシブサワ・コウ40周年コンサートの招待プレゼントがあったのです。
特に課金しなくてもプレイできるゲームなのに!(笑)
もともとシブサワ・コウブランドは1981年3月スタートなのですが、記念コンサートも
コロナ禍で一度延期になっていて、今回のゲットしたのは再募集枠でした。

100信も一応BGM存在しているのですが、普段はずっとOFFにしていますし、
当然ながらコンサートで演奏されるレベルの曲はありません(苦笑)
つまり知っている曲が流れる可能性はゼロです。それでもご招待いただいたので
横浜まで行ってまいりました。Zepp横浜は遙か7イベント以来ですね。自社施設強い。

コンサートは夜だったので、昼間は映画館で映画刀剣乱舞黎明を見ました。
何気に初めてのイオンシネマ。内装がTOHOは舞台の劇場風味なのに対し、
イオンはショッピングモール内のカラフルな1施設なんだ、という印象を受けました。
スクリーンも小さかったですが、人も入ってなかったから仕方ないですね。
(時間的に無理だった4DXは残席少と表示されててホッとしました)

2週目の特典クリアしおり、アクスタみたいな切り抜き式と知ってびっくりしました。
透明スマホケースに入れられることはプロモーション的に重要なのでしょうか?
そして5回鑑賞して3回入場特典で小烏丸を引く自分の平家オタぶりにも驚きます。

コンサートの招待ユーザーはかなり平均年齢高かったです。遙か7イベでも
ロマンスグレイの女性がそこそこいて驚きましたけど、今回は更にその上。
待ち時間でも歴史小説を読む白髪のおじさま多数。40周年の重みを実感しました。

シブサワコウさんが自分の好きな曲を選び、それなりのレベルの演奏家を
40周年記念管弦楽団と称して集め(コンマスが女性だったのにも少し驚き)
ユーザーは御裾分け的に無料招待するの、さすがKTだと感じました。
(普通は宴奏会みたいに有料開催にしてグッズも販売して稼ぐ)

70代になっても朝から晩までゲームをしている少年のような旦那と、
デザインと株のやり手であり、女性の力を強くプッシュしてきた年上の奥様。
襟川夫妻の才覚で成立している企業なので長い目で見たらどうなるかは気がかりですが。

Jupiterを聴いてシブサワコウさんがオファーしたという平原綾香さんの
その曲の生歌も聴けましたし、知らない曲ばかりでも生演奏は良い!と満たされました。

KTの戦国時代ゲーム開発経験とルビパの女性向けゲーム発売経験がミックスされて
生まれてきたのがとうらぶ無双(厳密には無双だからオメガフォースも混じっている)。
思えば贅沢な作品です。あれが世に出てきてくれたこと、本当にありがたいですね。

2023.4.9 wrote


 2023年04月06日(木)   Lack knowledge 

舞台ダブルを見てきました。買った後に追加された原作者トークショー付き回。

私の推し・和田さんが演じるのは天才役者……一目惚れした男・鴨島友仁が
持たない才覚を持ち、それ以外の生活能力が著しく欠けている男・宝田多家良。

つかこうへい「初級革命講座飛龍伝」にインスパイアされた、
ある特殊状況(飛龍伝では学生闘争、ダブルでは演劇)にないと関係が成立しない、
そのためにはヒロイン(ダブルではアイドルの愛姫)すら踏み台にする男二人の物語。

友仁役が劇団柿食う客の俳優にして演出家、そして大河出演俳優でもある玉置玲央さんで、
あまりの再現度ゆえに並び立つ和田さん(しかも稽古がカミシモの撮影と平行になって
時間が足りてない。一度オファー断ったが原作者の指名でもあり受諾)が相対的に
そこまででもなく見えるのは、もう仕方ないのかな…とも思いつつ、
演劇が好きな人の感想ブログでイマイチと評されているのを口惜しく感じました。

「演者と役 2つの人生が板の上で重なって芝居が生まれる」
「あなたがどう生きてきたかでお話がまるで変わってくる」

作中で、過労で声を失った後に復活した多家良を飛龍伝にキャスティングした女性の台詞です。
和田さん本人も言っていましたが、彼は天才などではなく努力で食らいついている役者です。
映画とうらぶ黎明でも、エキストラの人に見られながら練習するのは…と言いつつも
どの役者よりも長く入念に殺陣の練習を繰り返していたのを周囲に目撃されています。

天才とは努力とは反対側に立つ人を称する概念です。
原作ダブルの多家良は友仁への好意の発露(無意識)として自己表現手段、
自らを削りだして磨いていく演技を深めていきます。彼が自らを削る過程は
友仁とのセッションであり、つまり演技なので、演技と愛に境界線がありません。

セットを多家良の自室に限定し、練習という体の再現劇を多用。
演技を通して近づいているようで、人生における演技の位置づけが異なるがゆえに
すれ違う二人の男の切ない物語(多家良は友仁にBL的な意味では振られる)でした。

原作を読んだ時の多家良の印象は、これは絶対に現実にはいないタイプ!―でした。
現実世界では多分彼はヒトという動物として社会で生きていけないでしょう。
たまたま演技という共通肉体言語を持っていたがゆえに、愛におぼれ傷ついていく男。

板の上に現れた多家良も、演技が好きで、自宅なので素足でのたうち回る
アル中野郎を演じてくれた(俳優は足の指一本一本まで役者なんだと思いながら、
原作者がペンをノックする運動能力を評したシーンで私は足の裏を見ていました)し、
マイルームなので基本薄着、一番脱いだ場面ではトランクス一丁にもなってくれました。
和田さん細すぎて、骨と皮しかないようで心配になりました。私が見る半裸は
大体フットボーラーだったので基準がずれているのかもしれませんが、それにしても…。

和田さんの多家良はなんだか可愛らしくて、周囲が放っておけないのも必然だという
原作とは少し違う味に感じました。作中で再現された三人姉妹や飛龍伝は
私の観劇経験が無さ過ぎて(2.5次元から入り『普通の』演劇はかじった程度、という
意味では役者としての和田さんとそんなに大差ない)表層的にしか受け止められませんでした。

オープニングに大音量の白鳥の湖が流れるのは、劇中では多家良が先輩に
勝手に設定された着メロと説明されていましたが、これとて同じくつか演劇の
「熱海殺人事件」の開幕オマージュだそうです。そもそも今回の会場が
紀伊國屋ホールなのも、つか演劇の聖地だからこそだそうで。

6人の役者さんは声を揃えて楽しいと言い、原作者も感激していたようだから、
それでいいじゃないかと思考停止したくなります。でも私は間違いなく、
板の上で役者が表現したものの3割もキャッチできていないでしょう。
それが…悔しいんです。悔しさが感想として残る観劇、珍しいと思います。
だからといって本多劇場などへ行って経験値を積もうとも考えてはいませんけれども。

もともとドラマなどに出たくて芸能界に入り、間口が広い舞台へ足を突っ込み、
ひょんな縁から長谷部に抜擢された和田さん。長谷部以降、2.5次元俳優扱いされますが、
2.5次元作品はオーディションを受けず、オファーがあったものしか出演していません。
今回の過密スケジュールは映画とうらぶ継承と薄ミュ以来の印象で、
あの時以降、仕事数は増やさない方向で来たように見えるのに、今回は…。

……私、和田さんの演技が浅いとつかファンにブログで書かれたの、
かなり口惜しいんですね(苦笑) 書く理由も理解できるんですけれど。

でも和田さんは心が折れそうになった時も鯨井さんに出会って蘇ったし、
それからも出会いを重ねて成長してきました。彼が最も長く演じている役が長谷部で、
ゆえに長谷部には和田さんが得た経験値が如実に反映しています。
(和田さんはこれを、どんな時も長谷部と一緒にいた、と表現している)

虚伝初演、長谷部のキャラをつかむのに苦戦しながらも大人っぽいのではと
感じた和田さんに対して2016年の末満さんが用意したのは青臭い長谷部でした。
2022年、映画黎明に出てきた長谷部を和田さんが大人っぽく演じようと考え、
実現できたのは経験の賜物です。殺陣もうまくなりましたし、表情演技も。
仮の主・実弦との別れの表情が絶賛されているのも、今の和田さんゆえ。

だからこそ、今回の舞台ダブルもきっと和田さんの糧となって、いつかの未来で
出会える長谷部に結実するのだと信じれば、尊い観劇経験だったと私も思うのです。

長谷部を演じるのが、和田さんの夢とは直接繋がっていないと分かっているからこそ、
演じてくれるのに感謝しつつ、夢を追いかける楽ではない道のりを応援したいです。

2023.4.9 wrote


 2023年04月05日(水)   視野狭窄 

わんぱく刀剣乱舞カフェ第3弾に行ってきました。予約したのは2月前半。
どうして映画料金の安くなる水曜日に…と後悔するほど、映画とうらぶ黎明が
私にとってポジティブな作品だったのは良かったと思います(苦笑)

第3弾は私の推し男士たる燭台切を擁する伊達組や長船などが並ぶラインナップ。
メニューを眺めて、何を食べようか困ってしまう自分にビックリしました。
伊達組はわんぱくカフェ名物おこさまランチプレートなのですが、
燭台切のメインメニューは目玉焼きハンバーグ! あとおこさまランチは海老フライ付き!
(卵も海老もコレステロールが高いので回避するように心掛けている)

結局はパッション(ストレス発散とも言う)優先で、燭台切のプレートと
謙信景光のミルクドリンク、こんのすけのホットラテをオーダーしました。
コースターの引きも書きたくないぐらいひどかったんですけど、落ち込まず。
グッズも何も買いませんでした。正直、何をしに行ったんだという感じ。

これで自覚できたのですが、私はもともと箱推し概念の分からない奴ではありますけど、
ますます最推し、つまり長谷部にだけ愛情(の表現としての時間と金)を
注ぐようになっていたのです。幸いにも長谷部はメディアミックスやグッズ化には
割と恵まれていて、ふなっしーとのコラボやわんぱくスタンプグッズも
お店まで実物を見に行っているくせに、結果としては購入していません。

原案ゲーム、無双イベント、花丸雪月華DVD、映画黎明の公開及びグッズ、控える刀ミュ。
長谷部を追いかけるだけで手いっぱいですし、満足してしまっているのです。
これは……幸せと呼ぶべきでしょう。

早く退店したのにいい時間で上映している黎明が見つけられなかったので、
シブツタ2.5Dに初めて足を踏み入れました。和田さんがあまり2.5次元俳優らしい
アイドルチックな活動をしていないので、縁が無かったのです。
梅津さんの棚のご本人描き込み凄かったです。黎明のグッズはまた今度カフェ行く時に。

2023.4.9 wrote


 2023年04月04日(火)   「それで、何を斬ればいいんです?」 

2015年のサービス開始時から変わらない、長谷部のログインボイス。
実装男士が100振りを超えた今となっては、そう簡単には聞けません。
もともとミュートにしてプレイすることも多いので、今年もまだ1回聞いただけ。

新マップ8-4「五条」が実装された今宵、帰宅してupdateを終えたお疲れの私に
聞こえたのは馴染みのふてぶてしいボイスでした。黎明の“わだべ”にメロメロで、
6月に開催される花丸イベントの長谷部アクリルも通販で注文する私ですが、
世間一般の審神者より自本丸/他本丸の境界に執着がないとしても、
それでも我が本丸の近侍は一番特別な存在ですし…声が聞けて嬉しかったです。

五条のマップは最低でも3周、私はクリアまでに6周する羽目になるなかなかの難易度でしたが!
大阪城でも長谷部の討ち漏らしが多い事実から目をそむけたくなっている中にあって、
打刀の投石が活躍できそうな面の登場は、正直ありがたいです。刀装溶けまくりですが。


 2023年04月02日(日)   死ぬために命を続けたいわけじゃない 

タイトルは映画とうらぶ黎明のED、ブルエンの「DESTINY」より。
黎明はFateシリーズ(マスターとサーヴァントは別離する)みたいな後味なので、
ED曲もしんみり系なのですが、このフレーズが一番刺さりました。
18歳の頃からずっとメメントモリ(いまだに答えを出せていない)と直面しているので。

今日も黎明をしっかり鑑賞して封切り3日間の最低限のノルマは達成しました。
繰り返し見ることで、気合入れて見る部分と力を抜いてもいい箇所が分かって
だんだん体感時間が短くなっているように感じるのは面白いと思います。
緻密な設計ではなく、いろんな要素を詰め込みまくった作品なので、
自分が好きな側面(長谷部仮主従)だけ愛でるのもありだろう…と開き直ってます。

鑑賞後は秋葉原に移動して久々の2.5茶屋。ずっと刀ミュばかりやっていたので、
禺伝は久々の刀ステ。女性キャストの作品だからか、相席なしでゆったり過ごせました。
お弁当もお味はともかく色とりどりで綺麗でしたし。それにしても刀ミュとは
新作「砥水」のチケットも全然当たらず、どうにも縁が薄いです(苦笑)
なんだかんだで升入りティラミスを食べてしまいます。カロリー? 知りません!


 2023年04月01日(土)   Meiner Augen Lust und Sonne 

映画刀剣乱舞黎明にはOP曲があります。J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
鑑賞中は聞き覚えがあっても曲名まで思い出せなかったのですが、twitterで
『あるじ』と読ませてのイメージ曲では…という考察を見てゾクッとしました。
讃美歌なので本来の『しゅ』は当然イエス・キリストであり、誤読借用は不敬の極みですが、
刀剣男士は人間ではないので―『あるじ』の存在を褒め称え、心から離さないと誓う詩。

タイトル部分は、意訳すると『あるじ』は己が瞳にとっての歓喜にして太陽、の意。
ある審神者さんに占ってもらった時、我が近侍の長谷部が私に向けているものを
指し示したカードが大アルカナの太陽でした。これが、とあるwebオラクルカードで
MUSICというカードで啓示した、歌詞の内容に気を配るように―の正体か、と悟りました。

2回目の黎明は上演前に原案ゲームのCMが流れるTOHO(上野)で見ました。
1日でどこの映画館でもグッズは枯れてしまい、オフィシャルガイドや
シナリオブックも何館か巡って、やっと舞台挨拶が行われた日比谷で確保する有様。
(長谷部と長義を自宅販売の特典としてずっと伏せ続けたTOHOよ…)
果たして今月末の大型updateは世間の人が想像するような変化なのか?!
(初回が散歩でみんなずっこけた。でじたろうさん達には大きな意義あるようですが)

初回と違って、中だるみも感じず見られて我ながら驚きました。
仮の主がバスの車内で長谷部にかける言葉の意味も分かってて見れましたし…。
恐らく初回だけだと消化不良でネガティブ評価つけちゃう映画でしょう、これ。

この日の本命は夜のトップガンマーヴェリック。さんざん映画館で見た方が良いと
昨年言われていたアカデミー賞6部門ノミネート作品。この期に及んで見たのは
(ファーストデイとはいえ全席完売でちょっとびっくりしました)
フォロワーさんのインスタを見た時に、船山さんがストーリーをあげていたのを見たから。
24時間で消えてしまうストーリー機能でしか投稿しない船山さんは、私からすると
物凄く今どきの若い人なのですが…私はインスタ稀にしかアクセスしないので、
なかなかpostと巡り合えないのです。それがこの日ばかりは見られまして。
投稿内容は、配信されているマーヴェリックを何度見たか分からない…というものでした。

トップガンから36年振りの続編(前作未見です)であるマーヴェリック。
前作で発生した事故で死亡したマーヴェリックの相棒の息子がやはりパイロットになり、
(マーヴェリックも真相が伏せられた死を遂げた父の後を追ってパイロットになった)
彼を死なせたくないマーヴェリックと父を殺したと恨むルースターの対立から
いろいろあってミッションを成功させ、なんとか帰還するまでを描いた大作です。

黎明がやたらハリウッドスケールのVFXを主張していますが、本物のハリウッド作品は
これくらいの壮大なスケールがないと…と思い知らせてくれました(苦笑)

一般的にこの作品の長所は劇場の大画面で見るべき迫力だとされています。
配信=自宅で繰り返し鑑賞し、絶賛する船山さんにはどの部分が刺さったのか、
私自身には前評判ほど刺さらなかったのですが、彼には刺さったという事実が
あまりにも大きく感じられました。ベテランと若手が紆余曲折を経た後、協力して成功する。
船山さんが望んでいまだ実現できずにいるものがそこにあるから、なんて邪推したり。

ファーストデーに2作品を見て、和田さんも船山さんも大人になったと実感しました。
DNAを繋ぐ生物としての役割を放棄した私は、人間社会に対して何が尽力できるのか。
ずっと考え続けなければいけないと、改めて肝に銘じたのでした。

2023.4.2 wrote


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