Land of Riches


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 2019年10月30日(水)   Parental Guidance [改題] 

スマホで長文が書けるようになりたいなあ。

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と濃霧の中を走る電車で書いたのは、あまりにLRを触れていないため、
エンピツの無料使用の条件にそぐわなくなって消されてしまうのでは…と思ったから。
いや、無料はいつ消されてもおかしくないですが、反芻したい時はありますから。

水曜日はレディースデーということで、サンファンの外伝「西幽玹歌」見てきました。
ついに一般的には使えない漢字をタイトルに混ぜてきました。
(これ読む物好きな方の環境で文字化けしてたらすみません、3文字目環境依存です)
上映館が物凄く少なくて、都内でさえ新宿と豊洲の2か所だけ。
自宅近所だと新松戸にできたばかりのテラスモール松戸が都内以上に回数あるんですが、
新松戸駅から徒歩20分のアクセスは夜にはきついかな…と見送りました。

西幽と冠するだけあって物語はサンファン1より更に遡る前日譚。
舞台挨拶回のゲストが諏訪部さんだったので薄々察していたのですが、
啖劍太歳=殤不患と確信したのは劇場ロビーに飾ってあったサイン入りポスターでした(苦笑)
諏訪部さんサインする際に役名を脇に入れるんですよね。

主人公のCVは声優ではなく歌手ゆえ、サンファン2では無口設定でしたが、
今回は開き直って人形の口をあまり動かさない・映さない(終盤に登場した
殤不患は口も動けば見栄もきるので配慮しているんだなと)、むしろ歌を流しまくって
良さを強調する方向で演じさせてました。それが正解でしょう。

西幽と言えば2で出てきた新垣さんがCVを務める悪徳役人のイメージですが
(彼は今作も登場)政治を行う皇女が楽士の演奏がつまらないと
剣舞の中で命がけの演奏をさせるという筋金入りの屑だったので納得でした。
この皇女のCVが釘宮さんで、上映後に後ろの人が「くぎゅやばい」しか
言っていなかったのも納得の狂気でした。FGOノッブの悪の要素だけ抽出したような。

スタッフロールも2分割されていて、後半は少しだけメイキング。
相変わらず人形を投げ飛ばす、爆発に巻き込むと容赦ない撮影でした。
殤不患は竹に気を通して武器にするのですが、これが首飛ばす・体切断する・
出血しまくるのPG12も必然の立ち振る舞い。サンファン面白いのに、
本来の布袋劇基準だと地上波で流しにくくなってしまうの残念です。

とはいえ3期は現在進行形で撮影中のはずなので楽しみです。
あと今回の前日譚では直接1に接続できなかった(殤不患には今回登場した
2人の強い仲間がいて、加えて豪華な服を着ていたのに、なぜ1ではみすぼらしい格好で
一人旅をしていたのか)から、外伝も少なくとももう1作はあるはず。
まだまだたっぷり楽しめそうなコンテンツです。

2019.11.4 wrote


 2019年10月27日(日)   SYSTEM 

刀ミュ「葵咲本紀」ライビュを西新井で見てきました。

西新井になったのは私がチケットの発売を完全に失念していて、
一般発売開始から相当経過した時点で残席あったのが西新井か幕張ぐらいしか
なかったからなのですが、結果的には常磐アートラインのスタンプラリーにも
参加できて良かったです。完全に結果論ですけど。ギャラクシティに置かれていた
スタンプは問題ボードにまで子供が押しまくっていてなかなかの光景でした。
西新井のアリオに置かれていたグラブル星晶獣パネルも落書きだらけで、
これはさすがに足立区…という感想を抱かざるを得ませんでした。
アリオもスタンプラリーも他を知っているから、ここだけ異端さが際立つのです。

肝心の刀ミュは初めて(?)新規を切り捨てた完全続編。三百年の子守唄を見てないと
状況すら把握できず、その裏で進んでいた三日月の計画と、それを知ってか知らずか
審神者に極秘長期任務を命じられていた鶴丸、そんな本丸から明らかに浮いた明石…と
伏線張るだけ張りまくって終了した幕間的な作品で、正直に白状するとかなりストレスでした。
源氏双騎から…いや近藤勇を蜂須賀に切らせた天狼伝あたりからミュの脚本とは
相性の悪さを感じてますけど、いよいよ否めなくなってきた感があります。
(歌合は外部から脚本家を6人も呼んでますが、かえって私には良いかもしれません)

終盤に飛び出した鶴丸の「この世界には三日月宗近という機能がある」という爆弾発言。
これで一気にミュもステばりの考察班大活躍コンテンツ入りとなってしまいました。
いろんな考察を読んで、初めて観劇した内容をそれなりに整理できたというか。

他本丸の三日月の在り様を思い出すに、三日月が特殊な存在なのは
とうらぶ原作自体の裏設定である可能性が高そうです。それも無名世界観に近そうな。
世界(とうらぶでは時間軸)を移動し、介入する。それも当の世界では
意味をなさなくなった…死んだと思しき存在に接触することによって。
葵咲だと家康の殺された(ことになっていた)長男や、闇に葬られた次男の双子の弟に
三日月が正体を明かして接触しているので、まさにビンゴ!なのです。

ステで円環に囚われたのは自本丸のためである可能性が高いのですが、
ミュはもっと大きな世界が相手で、それに対して反発を覚えているっぽい
明石という実質新主人公が登場し…シリーズ化待ったなしです。
ミュを長くやれるコンテンツにしようという意図が感じられます。

ミュだけならそんなにぞわぞわしないのですが、全メディアミックスに共通しそうな
要素を出されると、ステや映画が好きな審神者としては興味を抱かずにいられません。

2019.11.4 wrote


 2019年10月20日(日)   “また”負けた 

2019シーズンのジェフ納め・千葉ダービーに行ってきました、フクアリまで。
スタメンから外された船山さん、前節ジェフが勝ったのでスタメン落ちなのは
予想できてたんですけど、だからって前半終了間際に到着する私、酷すぎです。

昨日、予定を変更して地下謎をやったので、メトロの24時間券が余ってたんですよ。
だから同時進行で進めているJOBANアートラインのスタンプを求めて南千住駅へ
午前中に行っておこうとして…起きられませんでした。疲れすぎですね。
行きは日比谷線間に合ったんですけど、帰りは時間切れでした。だから常磐線。

予想外だったのはスタンプポイントである荒川区ふるさと文化館に入館したこと。100円。
日暮里って昔は「新堀」と書いて、平安時代頃にはあった歴史ある地名なんですね。
常設店のみでしたが、普通にじっくり見てしまいました。

そしてフクアリで待っていたのは、そんな私より更に酷いジェフでした。
船山さんも途中出場したのですが、守備が庇いようのないいわゆる“アリバイ”で、
特に3失点目(未見の前半で既に2失点)直前にゴール前でお見合いしたのには絶句しました。

単純に個々の技量でもジェフは劣っている(他のJ2クラブに比べたら
レイソルに近いとは言えるかもしれませんが)のに、ディフェンスにおいて
きっちり数的有利が作れるレイソルに対して、twitterでバンザイディフェンスと
酷評されていた1対1突撃のジェフがかなうわけがないのです。そりゃファウルですよ。
後半しか見てないですが、むしろ5,6失点しててもおかしくなかったですね。

船山さんはなんとかしようという意思も、同じく途中出場の堀米さんに比しても
希薄としか評しようがなく、どう贔屓目で見ても10点満点で4点以下でした。
とても悲しかったです。昨日の地下謎エンディングで、人間は場所に影響される、
でも場所を変えることが出来る…という話が出てきたのを思い出してました。

これが私にとっての今季ジェフ最終戦なのか、と。ある意味で象徴っぽくもありますが。
ベテランには、ベテランにしか出来ないことがあるはずなのですが……。


 2019年10月19日(土)   思考“させられる” 

駅でフライヤーを見掛けていて気になったJR千葉支社の時かけ列車謎解き。
翌日にフクアリ行きを控えたこの日に予定していたのですが、まさかの大雨。
結果として台風の二次災害も出てしまった日を疲弊で回避したのは正解だったのでしょうか…。

代わりに、これまたキットだけ先行して買い、1stミッションだけクリアしていた
東京メトロ×SCRAPの地下謎2019に参加しました。FGOコラボのお陰で、
今年確実に増えた趣味の一つとして「謎解き」を挙げられるようになりましたね。

過去の累計参加者28万人だそうで、この日もどのポイントに行っても先行者だらけ、
時には答えを言われてしまったり(これにはさすがにブチ切れ)も。
人が群がっているだけで7割ぐらい回答を示唆してますよね…。
それでいて途中から結構ヒントに頼り(3rdミッションでヒントが無ければ
無限ループに陥っていた)ファイナルミッションに至っては解けたのが帰宅後。
SCRAP発行のゲームブックばりのギミックに悪戦苦闘したのでした。
(ゲームブックは一度クリアすると使い物にならないぐらいボロボロになる)

エンディングの文章が良かったです。思考は環境によって強制される、
だが逆に考えれば場所を変えれば思考を変えられる。だから見知らぬスポットへ。
メトロの1日乗車券は4回乗ると元が取れるので、実は結構便利だったりするのです。



福岡おさんぽbag4の破損に、最寄り駅へ向かう途中で気づきました。
先日の自主避難で飲食物を詰め込み過ぎて、持ち手がちぎれかけていたのです。
幸運にも被災は免れたとはいえ、自主避難所で貴重品と共に身につけて寝たせいで
顔に取れない紺の色移りがついた長谷部ラバスト、飲食物詰め込む前に外して
行方不明になってしまった長谷部極バッジと並んで、“MY被害”と呼びうるものが
全部長谷部関係なのに我ながら驚きます。それだけ“彼”は生活に浸透してるんですね。

2019.10.20 wrote


 2019年10月14日(月)   運命はここに巡り来る 

舞台ハリトビ、無事に観ることが出来ました。
台風で公演中止(当初は強行と発表され、twitterでプチ炎上して1時間後に
掌返しで中止に…)して、後日に自主代替するしかなかったフォロワーさんもいたので、
観ることが出来ただけで十二分なのですが、このタイミングで作中に
“避難所”が登場する作品だったのも、巡り合わせだと感じました。
(主人公の母が神戸生まれで、主人公は母と二人で避難所生活を送り、
 そこにろくでもなさすぎて母が捨てた父が見舞いにやって来る…)

舞台は2005年設定。使うガラケー、配置された小道具(宮沢りえさんの
写真集サンタフェなど本物を使っていたそうな)、出てくる話題(郵政民営化…)など
和田さんのファン層と思われる若い女性を置き去りにした感MAX。
twitterでも大人になってからの亡き父との葛藤がテーマだった今回の作品、
よく分からなかったという方は少なくありませんでした。

でも、2005年に27歳という設定の主人公、私には刺さったんですよね…。
家族との関係がうまくいってないので、もちろん共感できない部分もありましたが。
(和田さんは家族と良好なので、父と対立する主人公には相応の組み立てが必要だったらしい)

グッズの売り方からしても和田さんが客寄せパンダなのは否めなくて、
劇としては先輩俳優の皆様に振り回される役なのですが…これも必要な時間かなと。
いわゆる2.5次元俳優にとっての三十路って結構なハードルですから…。

劇中でナポリタンを食するシーンがあるんですけど(登場人物が絶賛する
亡き父の得意料理。実は特にとりえもない普通のナポリタン。だが、それがいい…と)
食べる前の挨拶から食べ終えた後に口を拭うところまで、役柄とは関係なく
和田さんの礼儀正しさが発揮されていたのが印象的でした。
いつか、ミスキャスティングだとぼやきたくなるレベルの悪役も見てみたいのですが。

和田さんは最初喪服で髪型もきっちり…で出てくるものの、途中で雨に濡れて
とんでもない装束に着替えさせられます。そして素なのか分からなくなるツッコミの嵐!
このタイミングでたくさん笑えたこと、それも率直に良い巡り合わせだと感じました。
これでReフォロワー並みの後味悪い作品だったら耐えられなかったかも。

帰りにtwitterのRTで見てずっと気になってた阿佐ヶ谷神明宮に寄りました。
大宰府の竈門神社と並び、可愛いお守りや刺繍御朱印で女子人気が高い神社です。
境内の舗装のされ方など見て、うまく集金できているんだと感じました(こら)

RTで回ってきた月うさぎは、期せずして10/14が頒布最終日。
かろうじて全色残っていたので、迷ったのですが薄紫×空色をチョイス。
これをタワレコの銀テープホルダーに入れてバッグにつけると汚れない…と
前にwebで見かけていたので、帰りに銀テホルダーも買って中に入れました。
そこそこ苦戦しましたけど、職場でうさぎを見ると落ち着く・癒されるので正解でした。

2019.10.20 wrote


 2019年10月05日(土)   白い星と黒い星 

10月のデーゲームと言えば本来、心地良い外気に触れる時間のはずですが、
30度越えの真夏日(もはや30度ごときで真夏と呼ぶなという感覚ですね…)とは。

ヴェルディの駒沢開催は2年ぶりだとか。私は…船山キャプテンのRKU以来?
(場外の螺旋スロープの下で出待ちをしていた記憶がうっすらある)
屋根はほぼ無いため野晒し、飲食売店もケータリングを若干呼ぶしかできないため、
試合開始前の時点で既に飲食共に枯渇気味。7000人も入ってないのに…。

ハーフタイム、ソフトドリンクを求めてホームゴール裏深くまで行きましたが、
唯一長蛇の列が出来ているのは沖縄系のケータリングカー。オリオンビールに惹かれるも
この状態で飲酒したら脱水確実(名護屋で熱中症やらかしたばかりですし)…と我慢。
幸いにも再入場が認められており、スタジアム前の広場ではたまたま獣医関係の
イベントがあったのですが、そちらもほぼ狩り尽された後。しかたなく体育館方面まで
自動販売機を探して彷徨い歩くという展開に。ラクロス部が肩組んで「紺碧の空」歌ってました。
こんな理由で後半開始に間に合わなかったの、長い観戦歴で初めてです。

試合はホームなのに何故か黒地に金文字とどう見ても不利そうなカラーリング
(黒のユニフォームは熱吸収がひどい)のヴェルディを白ユニのファジアーノが押す展開。
先制点こそ許しましたが(裏を取られるとジェフを思い出して妙な気分になると知覚)
押している時間が長く、チャンスを多く作っていましたから、時間の問題とは思ってました。

同点ゴールは仲間さんがスライディングしながら流し込んだもの。
ゲームキャプテンとして当然のように先頭で入場する仲間さんは、
レイソルユース卒業生には珍しいテクニックとパッションを兼ね備えたタイプ。
有馬監督のハーフタイムコメント「仲間を信じて」を実現させる強い男です(笑)
酷暑で体力を削り取られ(前半は給水タイムがあった)アディショナルタイムには
両膝に手をついてがっくりする姿も見られましたが、なんとかフル出場。
タイムアップ後には一人だけべったりとピッチに体操座りしてて、消耗を感じさせました。

でも、勝てばいいんです! ジェフと違って、ファジアーノはまだ上への希望があるクラブ。
後半に上田康太さんのゴールが決まり、逆転勝利を収めたのでした。
仲間さんはフォアチェックも、キープ力も、味方が逆サイドに寄せて作ってくれた
左サイドのスペースへの切り込みも、全部堪能できました。かっこよかったです。

2019.10.7 wrote


 2019年10月03日(木)   役者という在り方 

BSプレミアムで岡田准一さんが石田三成・小早川秀秋・黒田官兵衛の
関ヶ原の戦いでの心理をプロファイルするという番組「ザ・プロファイラー」を
V6推しのフォロワーさんが呟いてくれたおかげで見ることが出来ました。

3人中2人を演じたことがある(と言っても映画「関ヶ原」での三成の描かれ方は
岡田さん的にも納得は出来ないらしい)俳優は歴史への造詣が深いのもあって、
「山城に来て堀の話をしないなんて野暮」なんて名言(?!)も飛び出して。
関ヶ原の戦いは史料分析が進み、秀秋は最初から東軍だった説が有力になったりしてます。

それでも、全国の多くの人のたくさんの決断が積み重なってできた、
どれか一つでも違ったら違う結果になっていたかもしれないジェンガなのは確実で。
(先日の東北歴史文化講座でも上杉家の動向を学習したばかりですし)

番組の最後、官兵衛のターンで岡田さんは大河ドラマ「軍師官兵衛」の終盤で
如水が口にした「子どもに超えられるのは悪いことではない」というセリフは
自分が脚本化に直訴して入れてもらったものだと明かしました。
この発言だけで、番組見た甲斐があったと感じました。

ぶっちゃけ、如水(大河ドラマだから悪賢く描き切れなかった評が世間では多いんですけど)の
性格にはそぐわない発言ではあるとも思うんですよ。でも、これが岡田さんの
1年間黒田官兵衛という生き方を演じてきてたどり着いたフィナーレだったのです。

演技は役者さんの人間性と、非実在人物(歴史上の偉人と言えど現存はしてませんから)の
キャラクター性が掛け合わさったハイブリッドだと最近よく感じます。

和田さんの少しずれかけた生真面目さと優しさに引きずられるステと映画の(特に前者)長谷部。
毎日twitterで誕生日を祝う諏訪部さんに似て、毎日が誰かの誕生日と言ったテニラビ跡部様(フルボイス)
そして、長政こと松坂桃李さん(今でも岡田さんを父上と呼ぶ)を認めた岡田官兵衛。

和田さんはよく2.5次元は人間が演じることに意味があると言いますけど、
これは人が演じているからこそ現出する尊いものですね。ありがたいことです。

2019.10.7 wrote


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