Land of Riches
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2012年06月28日(木) |
不可知オーガニゼーション |
ここ最近の私を、通勤時間までスマホ打ちに縛り付けていたものが脱稿し、 非常に開放感あふれる夜を迎えております(笑) すっかり寝不足です。
▼スピードワゴン小沢さん、“特命社員”としてイベント発案(くまにち)
今日は以前より楽しみにしていたこの番組がオンエアされる日ということで、
アキバのグッ鉄カフェもイベントで早期閉店だったし真っ直ぐ帰りました。 その割には、放映を思い出したのはTwitterで呟いてくれた人がいたからなんですが。
ご贔屓さんの一人(仲間さん)が在籍しているため、何度も通っていて 思い入れのあるクラブであるロアッソ熊本。クラブハウスは木の香り漂う新築ですが、 あれも昨日引退を発表した俊哉さんが、必要だと説き続けたからの産物なのだとか。
芸人さんがそんなロアッソの一社員として、営業や練習サポートなど まさに身を粉にして働く様子を流してくれる、素晴らしい番組でした。
Jクラブの食料は魂ではなくお金であり、スポンサー確保が必須であること。 そのためには動員数を上げなければならないこと。 動員数を向上させるには、戦績が伴わなければならないこと。 イベントは何が目的で行うか、きちんと考えなければいけないこと。
営業、企画、選手サポートといろんな人がいて、選手は初めて戦えるし、 試合だって運営されるのだと改めて気づかされました。 日頃は、それらは当然のように水面下で粛々と進行されているし、 気づけない…きちんと進んでいて当たり前だと思い込んじゃっているのです。 だから、運営は駄目だと文句を言いそうになったり(苦笑)
クラブは多くの人に支えられた存在。 支える人の中には、当然サポーターもいるわけです。 (小沢さんの考えた、試合前の選手に思いの丈をぶちまける企画、熱かったですね。 恥ずかしさも私なら覚えますが、それさえ超えるのが本来の愛情であり、 愛のあるメッセージは、スタンドの代弁になるという…)
逆に言えば、クラブを支える方法はいろいろあるけれども、 勝利をクラブへもたらせるのは選手だけだというのが、厳然たる事実なのです。
もっと選手には頑張れと。 そして試合に行ったら多くの人々への感謝を忘れるなと。 たくさん学ぶことのあった番組でした。ありがとうございました。
2012年06月27日(水) |
柳澤さんお誕生日おめでとう! |
豊スタサブグラウンドで見た姿に、心萎えかけたけど…でもやっぱり好きです。
…そんなバースデーを、試合後の時間なら空いているだろうと ufotable cafeで祝ってしまうあたり、私もどうかしています。 それだけ遠坂凛が大好きということでしょうか。 (正確には、今cafeで行われているのは時臣お父様のバースデー企画。 しかも遅くに行くから、凛をイメージしたはずの苺が切れたとかで、さくらんぼ載せ) 某Rさんが4桁のお金をつぎ込んでgetして下さったちびフィギュアと一緒に仕事してます。
今年初めてJ1行きました。レイソル。昨年もレイソルTOPは1試合だけでしたね。 それもモンテディオめあての、日立台アウェー側ゴール裏(苦笑) 今回は酒井さんの渡独が迫ってきて、見納めとして行ってきました。 いや、アウェー万博はともかく、7/7が別ジャンルのイベントで行けないとは…。 現在の職場へ勤め始めてから初めて、日立製作所経由でチケットも回ってきたのに(苦笑)
吉田達磨チルドレンとして昇格した6人は、それぞれの道を歩んでいます。 A代表までのぼりつめた者、レンタル先で完全移籍を選んだ者、 試合に出られなくて苦しんでいる者。酒井さんは出世株です、当然。 ユース時代の彼についてよく聞かれるのですが、「左SB」の印象はほぼなし。 (当時の右SBは現在、青学で副将を務める御牧家の兄) 私、身体能力に恵まれている選手には魅力を覚えないらしいです(微苦笑)
それでも…ユース時代にプレーを見た選手がワールドカップ最終予選に出たり、 レイソルへ移籍金を残していく形で海外移籍するなんて、夢のようです。 だからこそ、それを叶えてくれた酒井さんを見ておかなければと思って。
久しぶりに見たJ1は選手の技術レベルが高く(最近J2下位やJFLばかり 見ているから、下手なのに慣れてしまって…それらも、見ている最中から 下手さ加減にはイラついているんですけどね、既に)、さすがでした。 レイソルはセカンドボールをほとんど拾って、試合を優位に進めました。 スコアこそウノゼロですが、その数字以上に差を感じました。
ただ、他の人の感想を聞くと、私がレベルが低いのを見慣れただけだったようで。 レイソルは苦戦したと評する人が多いです。たまにはJ1見ないと駄目ですね。
酒井さんは力強いストライドで走る姿が印象的でした。 スライディングカット、正確なクロス…なかなか倒れませんし、実に頼もしかったです。 現役生たちも、昔の高校生に比べたら強くなりましたが、工藤さんともども トップで戦力となりうるレベルになると、身体的にも強くないと無理だと思い知らされました。
酒井さんの上げたクロスを工藤さんが頭で合わせたシーン、惜しかったです。 私は感情を分かりやすく表現する工藤さんが、結構好きみたいです。
ドイツに渡っても、酒井さんに太陽の加護がありますように。
2012.6.28 wrote
今の職場、ちょくちょくチームシャッフルするんですが、現在は2チーム制。 人数もいびつで、私は少ない方に属しています。
多い方のリーダーは、休む時は休むし、定時で上がる日はさくっと上がります。 少ない方のリーダーは、盆正月の帰省しか休まず、大抵、ほぼラストまでいます。
不思議なもので、休暇の取得率や、退社時刻は、リーダーに似るんですよね…似せてしまう。 強迫概念と言うか。
私も来週の月曜日休んで、松本でゆっくりしたかったよ(涙) ※実際は6時台のあずさで出勤する。
2012年06月14日(木) |
Project Itoh |
ジークレフで買った水出しローズペコーがおいしすぎます(挨拶)
しかし無印で買った冷水筒は1リットルサイズだから、 500mlでティーバッグ1つと指定されているローズペコーは、 あっという間になくなってしまいます…先日の断水騒動の際、 実家からミネラルウォーターを3箱送ってもらったので、 その有効活用として水出し紅茶始めましたが、この味を覚えてしまったら もう無印の茶葉には戻れない悪寒。いや、ホットティーでも割と コストパフォーマンスいいと思うんですけどね、無印良品。
昨夜、吉祥寺へ行ったのは、スポーツバーで山雅の試合を見るため。 飯尾さんらと後半開始前、身振り手振り交えて真剣に話し合う船山さんは、 切れのいい動き以上に格好良くて、早く松本へ行きたくなりました。 しばらくは月に一度が精一杯です。アルウィンのナイターは 雰囲気いいとは聞きますけど、帰ってこられないから、今月末も 朝6時台のスーパーあずさで新宿まで出勤してくるという贅沢…。
試合が楽しみだなんて、幸せなことです。 先日、豊田スタジアムのサブグラウンドで見た「悪夢」ときたら…。
あの前夜、刈谷に泊まったんです。ホテル代の安さに惹かれて。 ここ数年、Jユースカップの遠征で良く訪れている街ですが、 電車で降りたのは、幼少期、父親に連れて行かれて以来でしょうか。 当時、刈谷があまりにも遠くて(子どもの時間軸的に)うんざりしたのを 思い出しました。刈谷の街自体は記憶に残ってませんけれども。 …工場が多いせいか、若い男の人が夜、たくさん呑みに出てました。
刈谷駅前のバローに「本の王国」という書店がありまして、 そこのPOPがキュートかつ本への愛情あふれる、素晴らしいものでした。 おそらく女性店員さんが作ったものだったと思われるんですが、 それに惹かれて『虐殺器官』と『ニューロマンサー』を買いました。 どっちも今更感あふれるSFです。非常に面白かったです。 特にニューロマンサーは2回目の読了でようやくストーリーが分かったという。
『虐殺器官』の作者は、34歳の若さでこの世を去っています。 今、通勤電車では同じ伊藤計劃さんの『ハーモニー』を読んでます。 どちらもSFと分類されており、実際、現実世界では実現するとは まだまだ思えない技術がたくさん出てきますけど、描かれている問題は 「今現在」に深く根付いていて、ぐっと引き込まれます。 …SFもファンタジーも設定の道具であって、フィクションは、かくあるべきだと思います。
「平和的解決は…まあ、諦めて欲しい」 これは、Fate/EXTRAのチュートリアル的シーン、保健室で目覚めた主人公へ サーヴァントたるアーチャーが聖杯戦争の設定を説明する時に出てくる台詞です。
ゲームFate/stay nightの聖杯戦争が5回目、もうすぐアニメが最終回を迎える Fate/zeroの聖杯戦争が4回目に当たるのですが、第1回は「戦争」ではありませんでした。 3つの名門が集って儀式を始め…しかしながら、1人しか戦果を得られないと 分かってしまい、独占権を得るために内輪揉めに陥ってしまった、その内輪揉めに 整然たるルールを、ということで組み上げられたのが「聖杯戦争」なのです。
その形式をトレースした月面虚構世界での「聖杯戦争」でも、ゆえに、 最初から勝者は一人きり、その果実を得るために参加者全員が殺し合いを強いられます。 それを自明の理として説明するアーチャー。でも、おかしな話です。 何故、最初から諦めなければならないのか。
平和。善。その究極系の恐ろしさを描いたのが「ハーモニー」です。 生物の生存本能を超えた…ゆえに実在しない、フィクションでしかない世界。
善が悪より…生存本能の総体が虐殺に突き動かしているアーチャーの設定より ずっと酷いものが、穏やかな設定の下に描かれているのです。 なんという恐ろしい…フィクションの強さ、ペンの恐ろしさ。 どうしてこんな話が書ける人を、神はすぐに召してしまったのかと。
…久々なのでダラダラ書きすぎました。 ええ、ご想像通り、書かなきゃいけない、締め切りがあるモノから逃げてます(!)
8月31日にならないと夏休みの宿題に手がつけられないような性分が嫌になります(笑)
ずっと見ていると、こんなにも想っていると、証を立てるために言葉を選り抜く。 磨き抜かれた…真に迫った言葉でないと、相手の心を揺さぶることなど出来ないから。 だから、言葉を磨く。言葉を探そうとする。
駅からの帰り道、雲の向こうでぼんやりと月が欠けていく夜。 天啓(こたえ)が降りてきた…気分になれました。
そう感じた瞬間は、凄く嬉しかったのです。 こうやってタイプすると、既に言葉が陳腐化してしまっているように感じるのですけれども。
ぴったりと重なることは出来なくても、相手に限りなく近づいた言葉を投げる。 的外れな表現は、白々しさしか生まないから。
ああ、だから私はずっと言葉に執着しているんだと気づけました。
好きな選手に苦言を呈する、っていうのはファンに許された権利なんでしょうか。 いや、やっちゃってることもあるけどね……。
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