Land of Riches
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泣く駒野さんを慰めながら自らも号泣の松井さんを見て、じーんときた。 NHKのスタジオで、一緒にやった仲間がいるからとコメントしていた山瀬さん。 自分は視認できなかったけど、同じく駒野さんを支えていた阿部さん。 涙を流す嘉人さん―PK戦なんて大嫌いだ、という確信は更に深まったけれど。
今世紀初頭に過ごした時間、「谷間の世代」と呼ばれ続けていた頃の記憶がよぎりました。 もう誰もそんな言葉は覚えていないはず。そんなものは、ないのだから。
記憶を積み重ねて、その表層でしかない、けれどそこしか立てない現在に立ちながら、 私たちは生きていくのです。4年前、ドイツ大会は、日本戦含めてリアルタイムでは 1試合も見なかった…RKUの公開講座以外の接点を全く持たなかった私が、 他国の試合も結構見た、これだけでも、いろんなことが変わっているのだと分かります。
そして…フットボールは続いていく。
愛は寛容にして、慈悲あり、 愛は妬まず、愛は誇らず、 高ぶらず、非礼を行わず、 おのれの利を求めず、 憤らず、人の悪を思わず、 不義を喜ばずして、まことの喜ぶところを喜び、 おおよそ事忍び、おおよそ事信じ、 おおよそ事望み、おおよそ事耐うるなり、 愛はいつまでも絶ゆることなし。 (コリント人への手紙第13章)
教会式の挙式で朗読された聖書の一節。これを要約すると、 新郎のお父様が言っていた『夫婦生活の秘訣は、ちょっとの我慢』になるんでしょうか。
分かち合うのが苦手だから、他人のブログを読んで苛立つ有り様。勝手に読んでるのに。 我慢です…。
また柏を離れ、西へ向かってます。次に戻るのは、月曜の夜です。 冠婚葬祭は人生のmust事項だし、少なくともJ2リーグは中断してるんだから、 旦那はライトな岐阜サポでしょうが!と責め立てるのも筋違いで。
今日は山羊座満月…部分月食です。最近は星回りに振り回されてますが、はたして。
川島さんが、ボールの落とし方に細心の注意を払っているように映った。 ベンチに並んで座る川口チームキャプテンと楢崎さんが、彼が少し痛んだ時に映った。 1歳違いの二人が、3大会しのぎを削ってきたのは皆が知るところ。 98年、若い二人の間にいた小島さんが心を砕いていたのは、二人も知るところ。
曲がらないから直接FKは決まらない(特に高地では?)と言われた、ジャブラニ。 そんなボールを叩き込んでしまった本田圭佑さんは凄まじい即席FWで。 2点目を同じく叩き込んだ遠藤さんの喜びぶりは、4年の想いを重ねたもので。
チームの雰囲気は控えが作る、と言ったのは誰だか分からないけれど。 試合終了直後、輪になって喜びを表現する中心で踊っていたのは、稲本さんで。
サッカーはスポーツだから、勝つ日もあれば、負ける日もある。 それは、4年に一度の世界大会だってそうだし、そこへ至るまでの道だってそう。
勝とうが負けようが時は過ぎ去り…感じ取った「教訓」を次にどう生かすかが、 ヒストリーなんだと、歴史は人が代を変えながら紡いでいくものだと感じました。
GLを突破した試合に、出ている選手も、出ていない選手も、 そもそもエントリーさえ許されないサポートメンバーも…歴史を作っているのです。
それが、多くの人が記憶する表層に露出するタイミングは、それぞれだろうけれど。 まだまだ日本サッカー界はプロフェッショナル黎明期なんだとも、改めて思うのです。
それにしても、3点目を決めた岡崎さんは良い仕事をしたし、それを導き出した 本田さんのボールタッチは、リプレイを変なタイミングで入れる映像のせいで 驚くぐらい満喫できたし…2点目を取れないからFWになれないと分析する 本田さんの冷静さは、日本にもこんな選手がいるんだと唸らせるだけのレベルだと思います。
メッシがマラドーナの指揮するナショナルチームにいるのは、奇跡じゃないかと。 神がこの世に下したもうた至宝同士でしか分かり合えぬことがあるのではないかな、なんて。
先週水曜売りのエルゴラ1面コラムでも取り上げられてましたが、 メッシは2003年の豊田国際に、U-17バルセロナとしてセスクやピケと参加してます。 なんで見に行かなかったんでしょうね。残っているビデオは日本チーム対決だし(苦笑) #ちなみにメッシは大会MVPを受賞した模様。5位なのに。よく覚えてません。
栃木SCの企画で注目選手にメッシの名前を挙げている船山さんに、不思議な心地がするのです。
1987年6月24日生まれアルゼンチン・ロサリオ生まれ。
《第1ハウス》 ASC:乙女9 《第2ハウス》 冥王星:蠍7(逆行) 《第4ハウス》 土星:射手16(逆行) 天王星:射手24(逆行) 海王星:山羊6(逆行) 《第8ハウス》 木星:牡羊24 《第10ハウス》 月:双子14 金星:双子16 MC:双子17 太陽:蟹2 《第11ハウス》 水星:蟹16(逆行) 火星:蟹22
緯度経度はともかく、正午生まれでハウス割りは無謀以外の何ものでもないのですが。 これ見たら、メッシは正午に近い時間に生まれたんじゃないかと妄想。
昨夜から神社にお参りしたい気分が爆発的にふくらんだので、退社後、 神田明神へ行ってきました。いろいろ候補は挙がったのですが、えびす様。
この頃、ほぼ毎日、寝る前、布団に入ると…また今日も1日終わってしまった、と 心の中でぼやいているのです。その時間を節目として深く認識している。 また節目がやって来た…と愕然とするのです。代わり映えのしない、いらだつだけの毎日。
帰り、ふと振り向いたら、西の空に細い月と金星が輝いていました。今は共に獅子座。 1週間前の夜は、羽田空港にいたのだと思い出しました。 蘇る記憶…胸の痛み。それが幻視であれば良いのに、と思う視覚。 バカバカバカバカ、とぎゅっと胸が締め付けられて、泣きたい心地に。
はやぶさやボイジャー程度ならまだしも、銀河系が…なんて言い出したら、 自分の抱えている問題どころか、自分自身が小さすぎて、存在意義を見失いそうで。 夜空に輝く恒星の光は、自分が生を受けてなかった頃に放たれたものだったりするのも、ざらで。 そんなことを考えてしまうのは、これでも天文部OGだからでしょうか。
たとえどれだけ小さくても、私はこの身体にこの魂を抱えて生きていかなきゃいけない。 辛くても苦しくても切なくても…いろんなものを見て、聞いて、考えて。
あがいて。
昨日の試合で開催されたサガン鳥栖カードフェスタ、6等という名のハズレでもらえる オリジナルカードの裏面には、飯尾さん誕生日のゴール裏がプリントされています。 よく見ると、柳澤さんのゲーフラが2枚見つかります。ない選手だっているのに。
鳥栖暮らし3日間は、池田圭さんの今季初ゴールという鮮やかな幕切れでしたが、 双子座新月の最終日に待ち受けていたのは…サッカー観戦歴で、これを上回る衝撃なぞ 一度あったかなかったか、というレベルの、凄まじい衝撃でした。絶句しました、文字通り。
言葉すら口にできないなら、私の存在意義なんか…何かを恨みたいのに、相手が見つかりません。
今日から土曜の夜まで家を空けますので、ご承知おき下さい。
「カップの6」は追憶のカード。私が欲する喜びとは、何?
触れたら壊れそうな、不安定な心。 だから、試合ごとにパフォーマンスが全く違う。 予測がつかない。
まるで世界の中心は、このグラウンドだとでも言いたげに君臨したり。 “格下”の失うもののない猛攻に、簡単に屈してしまったり。
点を取っても喜びもしないことが、かっこいいと思ったり。 恋をしてるんだと、プレーを通してでもかぎ取れてしまったり。
めちゃめちゃ久しぶりに、USBメモリに入っている写真を見た。 まだ無事に生きていた(笑)
一番古い写真は、拾い物の、15歳。 リアルタイムでは知らない頃の茶髪。
もう23歳児扱いするのはやめなきゃいけないのにね。
大学サッカーには大学サッカーの魅力があるように、 2種年代には2種年代特有の魅力があり、3種には3種のそれがある。当たり前。
どんな日だって、人生で一度きりの日ですけど。 人の10代が眩しく見えるのは、自分の10代がサイアクだったからかな?
日立台の人工芝コートは、ご存知の通り、片側のタッチラインすぐ脇に ネットが下げられていて、それだけが観客と選手を隔てる薄い障壁になっています。
タッチラインとネットとの間は、人が一人かろうじて通れるぐらいの幅しかなく、 給水ボトルはそこへ置かれ、スローインもそこでしかできないから、勢いもつけられません。
人工芝内へ入ったことが一度しかない(トップの試合で体験型イベントがあった時)ので、 やっている選手からしたら、観客が近すぎるというか、ピッチサイドが狭すぎて とてもやりにくい会場ではないのかな…と勝手に思っているのが正直なところです。
クラ選2次予選、ジェフ戦。昨日、トリプレッタに痛い黒星を喫したジェフは 必死にレイソルへ迫ってきました。攻めも、守りも。それを超えられなかったのですが。
ネット脇が、右のタッチライン際だった、後半のある時。 二人に圧迫され、ライン際へ追い込まれた仲間くんは、背負いつつ、 ラインも割らせず…左と右の足の間でボールを動かしながらキープしていました。 それが、私の50cm手前。
迫り来る相手の足とライン。 物理的にも、心理的にも耐えながら、ボールを保持し、味方へ繋ぐ。 時間にしたら、ほんの数秒だけど…仲間くんの凄さを改めて感じた貴重な刹那でした。
2回フットサルをやった程度で、その練習にて、まずインサイドキックで ラインに沿ってボールを転がしてみましょう…というメニューすら できずに悪戦苦闘していた私にとって、選手は皆、雲の上の存在です。
仲間くんは、いつかの参入戦で、足裏でボールを撫でるタッチ1回で恋に落ちた選手。 こんな風に柔らかくボールへ触れられる人がいるんだ…と、うっとりして。 (この時も、タッチラインすぐ脇に座って観戦という、ありえない距離だった)
いつも言ってますが、選手が有名になればなるほど、そのプレーを見ることが 可能な位置(観客席)との距離は、遠くなってしまいます。大学サッカーでさえ、 ユースと比べたら距離を感じます。だからこそ、大臣杯予選は貴重なのでして。
あの、ありえない距離で見られる日立台の人工芝は、とても大切な場所なのです。 仲間くんも、今年の冬には、離れてしまいます…月日が経つのは早いですね。 そうなってしまうのが分かっているからこそ、記憶を刻み続けなければならないのです。
虫の居所が悪い日は、たまにはある…けれど、それが連日になると辛いです。
トラップ、ドリブル、シュート、タックル…意外性と熱情に押しまくられる 時間がどうしても必要なんです。非日常に間近で接して酔うための時間が。 大臣杯予選は、トップチームが至近距離で見られる、素晴らしいチャンス。
階段を駆け上がれば駆け上がるほど、物理的に遠くでしか見られなくなります。 遠くに行ってしまうことが望みではあるけれど、それを成し遂げた人を見るのは、 眩しい太陽を直接眺めているかのようで、直視できない部分もあります。
この街の、あの場所で、ほんの少しだけ、同じ空気を吸った。ただそれだけ。
今日は人工芝を張り直した東伏見―「18歳の決意」は5年前の5/8―へ行ってきました。 第1試合は、逃げ水が見える程の酷暑。トーナメントだからか、慎重にボールを繋ぐ ボランチに視線を集めながら、PK戦までをじっと眺めていました。PK戦、嫌いです…。
第2試合は糸数→武井(→三門)→千明という線が脳裏をよぎりつつも、 すっかり観客に「横浜FCの中里」扱いされている、短髪のボランチを見つめていました。
メッセージは、全てが、言語として明瞭化されているとは限りません。 サッカーは、ノンバーバルランゲージも飛び交う世界。 それを強く教えてくれたのが、船山さんなのです。
試合後、メッセージ付きのパスをレシーブしました。 4年前の夏が、昨日の出来事のように蘇ってきました。
私は、欲しいものを欲しいと言わないから、手の中のものさえこぼしている気がします。 でも…欲しいと言って、不快な顔をされるのが嫌なのです、辛いのです。 誰かを傷つけ、苦しめるぐらいなら、孤独を味わっていた方がマシだと考えるのです。
人間はミスをゼロにすることができない。 なのに、うちの職場は、ごくたまのミスをゼロに近づけるべく、 所属人員へ膨大な負荷を課す方向へ進んでいる。無駄だと思うのだけれど。
ワークライフバランスを連呼し、時短出勤を認め(本人も大変だが回りも大変だと 初めて適用された人が配属されて実感)ているものの、実際はまたしても 給料カットほぼ決定という、やる気を出せと言うのも無理がある現状。
ワークライフバランスは、ライフのためではなく、ワークのためにも言える言葉…なのか? 仕事がなければ、生きていくことができないから、仕事を作る。 なんだかんだと大義名分を振りかざして。
花も本もサッカーも、なくたって生きていくことはできる。 だけど、みんながそれぞれ無駄金を使わないと、回らない世の中に生きているから。
須藤キャプテン、お誕生日おめでとう^^
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