Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2002年05月31日(金)   The World, The Earth, The Sphere 

ワールドカップ開幕戦見終わりました。いくら地上最大の祭典とはいえ
ハーフタイムのNHKニュースのトップが「ベルギーの主軸故障」で
「ムーディーズ国債2ランク引き下げ」が後ろに回されるのはどうよ…と思ってみたり。
でも、ほとんどのニュースがワールドカップだらけでしたね…我が家の夕食の話題すら
ワールドカップになってしまうのですから、そういう“身近さ”が
自国開催ならでは、なのかな、と思います。願わくはもう少し私自身が身近に感じたい…。
パブリックビューとかで(豊田スタジアムは遠い…(くどい))

試合の感想は省略(ちゃんと最後まで見ましたよ!!)しますが、ただ、フランスの
途中出場「フランスリーグ得点王・シセ」って、昨年のツーロンで日本DF陣が
予測もつかなかったようなアクロバティックシュートを決めた人ですよね。
フランスは平均年齢が高い、日本は低い、などと言われてますが(事実ですし)
そんな中でもfutureは確実に芽吹いているのですね。さて、私は生きている間に
何度、この世紀の祭典と巡り会えるのでしょうか?(日本開催はないでしょうけど(苦笑))

宮本さんの骨折の話を聞いた時、心配よりも「あの顔にノーズガード…」という
間違った方向の心配をしている私は、どんな顔して日本戦見るんでしょう?

♪いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい
♪不安や迷いと無二の親友になれればいい
♪旅立とう 明日は無いぞってな具合に
♪胸に刻みながら一歩ずつ進んで
♪いつだって夢中だ
(MusicCocktail再放送、田原さんと中川さんが喋ってる(喋らされてる)!―が
第一感想の私はどこかおかしいんでしょうね。シングル欲しくなってきたかも)

しかし、こういう日にさりげなく補強を発表するチーム…鹿島は元ヴェルディの
エウレルを7か月契約で引っ張ってきましたね。31歳。柳沢さんの移籍交渉が
順調なんでしょうか? それとも、FREAKSで言っていたようにあの監督は
今の(注:代表選手がいる状態での)アントラーズに補強が必要だと思っていたのでしょうか?

最後はこれ。
>J2福岡は31日、昨年11月までJ1の名古屋に所属していたMF宮原裕司(21)の
>獲得を発表した。契約期間は6月1日から6カ月間。宮原は名古屋との契約が
>切れた後、テスト生として福岡の練習に参加していた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/20020531135716.html より。
やっぱり某超巨大匿名掲示板は情報が早いなぁ…
既にサテライトには馴染んでいるようですが、正直、半年勝負、死にもの狂いで
やらないときついと思いますよ…とりあえず頑張れ。
「Marvellous Taste」がアーカイブになるかどうかは、これからのあなたと私次第。

2002.6.1 drafted


 2002年05月30日(木)   日本の10番は名波だっ! 

テレ朝前日特番の代表ロッカー映像見てて、切なくなりました。
アジアカップの頃の名波さんの―10番の存在感の大きさに。
(特に朝の散歩で吐き捨てるところはさすが、凄まじかったです…)

小野さんは大丈夫…なんですよね?(弱気)<とりあえずNステ稲本コメントを信じる!
(フランス戦大敗後の二人の絡みは…不謹慎だけどかわいかったなぁ…)
自分のコンディションは自分が一番分かっているでしょうし、責任感も強い人ですから、
“取捨選択”ぐらいきちんとできる人だと信じてますよ。…無理は、しないで。

そんな特番を見ながら『サポーターの星』(昔サカダイに連載されていた漫画)と
『Fの奇跡』を読み返してました。また後者は途中で投げてしまったんですが(苦笑)
サッカー関連書籍はまず買わない私がなぜこの二冊を持っているかというと、
私が出ているからです。web上の、今とは異なる“場所”にいた頃の私が。

あの頃一緒にいた皆さんとはすっかり疎遠で、たまに、メーラのアドレス帳に
私のアドレス(私サイト開いてから一度もアドレス変えてないもんな…)が残っているのか、
メルアド変更のお知らせをBCCやCCでもらうのですが、そういう事務系のメールには
レスしないことにしているので、音信不通状態ですね、もはや。
かろうじて当時の交友関係をとどめているのは、手入れをしないリンク集かな…。

ネットデビューしたばかりでしたし、大学入学以来、相馬さんとフランスへ行くことだけを
夢見て、バイトで稼いだお金には一銭も手をつけないという暮らしを送っていた私にとって、
フランスへの道のりを一緒に駆け抜けたあの人たちは、生まれて初めて
“仲間”だと思えた人たちでした。傷も負ったけれど、忘れられない日々です。

1998年―私は相馬さんと共に世界と遭遇して…バーンアウト状態に陥っていました。
それは、今だからこそ分かる“感覚”、なのかもしれませんけど。…いや、きっと、そう。

そんな私に手を差し伸べた―暗闇に差し込んだ光が、本山さんなのです。
(だからいつも“光の化身”にたとえるのかもしれませんね)
彼に惚れたきっかけが挨拶魔だったのは…多分、時の流れが定めた“宿命”だったのでしょう。
それをきっかけに(ナイジェリア大会)ユース代表と出会い、彼を愛し、
また彼を取り巻く人々を愛する人と出会い、挙げ句の果てに羽田さんに一目惚れして(苦笑)
(アルゼンチン大会)ユース代表を追いかけたのですから…ああ、私って
“そういう方法”でしかナショナルチームを愛せないんですね(微苦笑)

…決して、フランス以前に愛していた人への想いを失ったわけではない、
けれど、私は先を照らす光を必要としていた、本山さんはタイミングよく飛び込んできた
“ターニングポイント”だった、そうなんだと思います。

世界へ挑むチーム、それもいいでしょう。
でも、それ以前に、サッカーは楽しくて、私を酔わせてくれるもの、なのです。

うまく言葉にならない…世紀の祭典はいよいよ明日開幕。
今の私には熱情はありません、しかし希望は抱いています。

緑の芝、蒼い衣、白い刃、そして、ほとばしる情熱。

♪元よりこの世こそが 夢幻だとしたら 空かける虹をいこう

…今日のMusic Cocktailは、ポルノ。


 2002年05月29日(水)   のざわん。 

最近、一度は封印したはずの某巨大匿名掲示板蹴球関係を暇つぶしに
のぞくようになってしまって、「はねけん」はともかく「のざわん」と
以前、笠間の人(…)をチャットでそう言われたのをやっと理解した私でした。
犬…かわいい…しかもセットだなんて…☆(紅潮)

Nステの「あと韓日くん」もいよいよという数字になり、いるものいらないもの
とにかくサッカー関係の情報は別にネットであさらなくてもあふれかえってますが、
なんとなく感じるのは、もし「サッカーの神様」(notジーコ・ペレ)が実在するなら
その方は優しく憐れみ深いのではなく、逆に冷淡で次々と蹴球を愛する人々へ
試練を与えているような気がします…その試練の中に恍惚を見出すのが
真の蹴球信者ということでしょうか。サッカーはスポーツ、勝敗がある以上、
この世界に生きるすべての人を同時に全員幸福にはできないとは分かっているのですが。

…人生は、やはりそのほとんどが苦しみでできているのでしょうか?

さて、やはり触れなければならないのは「虫垂炎」の18番でしょうか(泣)
自分も盲腸疑惑で救急救命センターへ搬送され、結局は2日間抗生物質と
ビタミン剤を点滴された挙げ句“また痛くなったら手術”という
(リアルタイムのLRにも書いたと思いますが、盲腸は判断がとても難しいらしいです)
ふざけた宣告をくらった身なんですけど、webサーフィンしていたら
投薬で治ることもあるし、そう見せかけて再発することもあるし、ひどくなると
腹膜炎(服部さんが前にかかっていたやつ)で下手すると命も…らしいので、
スポーツ、それも4年に一度の大舞台を迎えようかという人がそれでいいのか、と
非常に心配です。だって西澤さんだってどうかと思っているのに…。
某夕刊紙は代わりにベテラン(…)レフティが呼ばれるとか言ってますけど、
正直、そんなので出ることになっても嬉しくないですよ…。
もしも、もしも、もしも、そうなってしまったら、ナイジェリアの時の
石川竜也さんのようにベストを尽くしてもらうことを祈るのみですが。

あんなに…ケガと変な病気には気をつけて、って23人には祈り続けているのに…。

最後に、
>>某さんが日記で鹿島は「本山さんの誕生日までオフ」と書いていて、
>>「金古さんの誕生日から」の一言が抜けていた【後略】
とSさんに書かれてしまった(無断抜粋すみません)のですが、
5/27=金古・柳沢の誕生日ということをすっかりきれいさっぱり忘れてました(にっこり)
ちゃんと当日FREAKSで二人の写真も見ているはずなのに…愛がなさすぎ…。
この調子で7/19とか8/12とか9/7とか10/4とか12/1とかも忘れていくんでしょうか。
年齢的に、日々途方もない脳細胞が死滅しているはずの私は(嘲笑)

…何を思ったのか、今日は絶版『俺のシュートを受けてみろ』(サイン本(笑))を
読み返そうとして、途中で投げ出してしまいました。もうダメです…タイムラグが…。
(誰の本かはあえて書きませんが、出たのは1997年です)
彼も、代表の大抵の選手のように、精神的な葛藤を積み重ねてきましたよね…。
どれだけヘタレ扱いされても、また自分でそう思っても(苦笑)どうしても
見捨てることができなかったストライカー。富一の頃から好きですからね。
進学校暮らし、しかも哲学的懐疑を抱えて苦しんでいた私の目には、
母を亡くし、目に陰を宿しながら(私の中での彼のイメージは、ずっとそう)
愛するサッカーを通して父や姉、そして亡き母の想いに応えていこうとする姿が
同年代のはずなのに、すごく素敵に見えて…彼が鹿島に入ったのは、本当、ただの偶然です。

うーん…代表に限らず、サッカー選手って、当たり前なんですけど、監督の駒ではなくて
生を受けたという苦悩を背負った(私たちと同じ)一人の人間なんですよね。
機械ではありませんから心にも体にも傷を負う、それでも戦いへ身を投じる人たち。

ああ、せめて、そこに“楽しいサッカー”がありますように。“幸福”がありますように。

2002.5.30wrote.


 2002年05月27日(月)   「ゴールが違うぞ。なんであんな方向に飛んでいくんだ?!」 

FREAKS最新号到着。とりあえず表紙に「羽田憲司」の名前を見つけるだけで嬉しい私。
今回はジェネレーションギャップで、相手は「ウチくん」なんですけど…この二人
(というか野沢&羽田と内田さん? 拓也様は浩二王子の連載“コージーコーナー”でも
相変わらずの傍若無人ぶりを発揮していて爆笑なんですが(笑))
本人たちも認めるように同期みたいなもの、というか同期(苦笑)なので
あんまりコーナー趣旨に合ってない気はしますね。一応丁寧語で喋ってますが(^^;
ま、いいんです…いつ撮ったか分からないんですけど、トレーニングルームの主と
化している羽田さんの近影を拝めただけでも幸せですから。そんなもんです、羽田ファンって(微苦笑)

今回のタイトルは、「ウチくん」もばっちり見ていた、もうすぐ1年になろうかという
あの…初戦のOWN GOALについての本人のコメント。いまだに、私、ロサリオは
懐かしんでもよいのか、それとも忘れるべきなのか、分からないのです。

…あんなpassionは二度と帰ってこない、そんな気はするのですが。

「自分の希望としてはワールドカップの後ぐらいに動き出さればいいかな」と本人。
果たして“再デビュー”は…思い描いても輪郭は霞のごとし、ですよ、私には…。
一番見たいもの、ではありますが。

信じる、ことが、辛すぎて、思わず、「サッカーって楽しい?」とさえ、
自問自答を、始めてしまった、ぐらいですらある、今の、私、だから。

今はただ、小野伸二さんのおなかが調子良くなることを真剣に願っています。


 2002年05月26日(日)   ♪今も心に虹があるんだ 

↑ミスチル「蘇生」より。

「にんじん?」 ←自分で書いてて懐かしさで泣きそう

昔から読んで下さっている方は、私が虹をサッカーと縁の深いものだと思っているのは
ご存知だと思いますけど、今日国立のバックスタンドに架かった虹は画面越しでも
すごい綺麗に見えました。さて、虹の橋の向こうに待っているのは…。

今日のキャプテン翼が休みなのはアズーリ戦のためだったのね、と今朝気づいた私(笑)

Yahooのトピックスに「ポスペにセキュリテイホール」とあったので
慌ててアップデートしているところです。というか、Ver2.04から2.06へ
一気にアップすることはできなくて、まず2.05…というのが非常に面倒。
これをぱちぱち打ちながら同時進行でやってますけどね。

さて、アズーリ戦の感想。野沢さん、髪…もごもごもご(誰かに口をふさがれている)
1-2。善戦したのではないでしょうか? 平瀬さんが取るとは思いませんでしたが(失礼)
若いメンバー好きなので、彼らのプレーを見られるのは単純に嬉しいんですけど、
何かとつっかかっていった本山さんよりも、はっとするようなロングパスを
数本蹴っていた青木さんよりも、内田さんが左からあげたクロスの精度がインパクト大でした。
あの人は守備のユーティリティとして育成されているのでしょうか…?
その後に出てきた“本職”石川さんのクロス2本も見事でした。

…正直な一番の感想を白状してしまうと「相馬さんの帰ってくる場所はあるのだろうか?」です。
近頃の石川さんそして相馬さん(人聞きが多いんですが…)の様子を伝え聞くにつれ
その思いは残念ながら強まる一方なのですよ…某清水サイトで単純明快に
「相馬はもう俺らの知っている相馬ではなくなっている」(ややあやふや)と書かれていた時は
ブラウザの前で泣きたかったです。名波さんも楽しいサッカーを探している最中でしょうけど、
相馬さんは茨の道を歩いているような気がします…いや、あくまで伝え聞きですが。

しかし、各Jクラブがスパークリングパートナーやってますけど、
Rさんが見た限りでは今まで相手チームとユニ交換したクラブはないそうですよ。
我が愛する若い子ちゃんたち(また失礼な…)は無事にアズーリの
ダサダサkappaユニ(…)をゲットできたんでしょうか? 目撃証言募集。
仮に手に入れたとしても「寄越せ!」と途中交代の25番あたりが言ってそうで…(笑)

さて、鹿島は6/20(本山さんの誕生日)までオフに入ります。
元気にタイトスケジュールをこなしてきた皆さんは心身ともにリフレッシュを、
残念ながらリハビリ中の方々はこの期間に一気にリカバー目指して下さい。
今日から豊田スタジアムの鹿島戦(8月)のチケット発売なんですけど、
豊田のナイターはなぁ…と尻込み気味です。一応、路線検索で調べた限りでは
地下鉄経由ではなく知立まで出て名鉄で新岐阜行った方が早く帰れるようですが。

♪そうだ まだやりかけの未来がある


 2002年05月25日(土)   夢の軌跡 

…野球派で基本的にサッカー音痴の親父に「日本弱いな〜。後ろにボールを回してどうする」と
言われました(泣)わ、私だって見てて悲しかったですよ…まずフィニッシュまで行かないし。
「期間限定エセ市川マニア」(今回のワールドカップ期間中はこれで通そうかと思います)としては
玉虫色と報じられた髪がグレーだかシルバ−だかで案外まとも(ベリーショートだし)だったのが
救いで、もちろんもっともっとも走るところ、クロスをあげるところを見たかった、のが本音。
本番ではよろしく頼むよ!小野右サイドに歓喜する解説陣を見てブルー入りまくり…というか1試合で右から左は酷いです。

今日一番感動したのは、日本の得点でベンチメンバーに「点入ったぞ! 喜べ!」と
ハイタッチして回る隊長のお姿。これまでの代表チームはライバルを内包してましたが
(今もその部分はありますけど)23人決まった以上は一致団結して闘わなければ
ならないファミリーなんだ、とサブメンバーあるいは下がった選手へ
体を持って示していたあたり、さすがチームの牽引者だと頭が下がる思いがしました。

ま、壮行試合のことはこれくらいにして(一応、天覧試合だったのに…)
本屋へ行くと把握不能なぐらいサッカー本があって、エセ市川マニアとしては
彼の記事だけは頑張ってチェックしてるんですが、彼の次(らしい)に期待の
小野さんはもう追いかけきれませんね…海外組への期待高すぎ…しょうがないか…。

その中で、昨日某鹿系MLで回ってきたキャプテン翼増刊、最初は立ち読みで済ませたのですが、
電車の待ち時間が中途半端にできてしまったので、結局安さもあって買ってしまいました。
巻頭の「翼たち日本代表黄金世代vsオランダ」に関しては、何も言うことはありません(笑)
いや、これを原作にしたフル代表バージョンアニメができるって…うわぁ…。
あとは名波(切ない…)・森島・浩二・アレックス・森岡・チェヨンスの物語。
やはり事実は小説より奇なりというか、胸に迫るものがありますね。
それぞれ思うところがあったのですけど、ネタバレしても仕方ないので一つだけ。
浩二王子のマンガの中に“コンフェデ杯のカメルーン戦で横断幕が一つもなかったこと”に
対して、彼が“熱くなる”シーンがあるんですけど、何もこだわらなさそうに見えて
結構細かいこと(?)気にしてるんですね。ちょっと意外。

あと、昨日LR付け忘れ(…)で残念ながらWEBからは消失してしまったんですけど、
昨日付サンスポの「中田浩二の矜持『サインは断らない』」は本当です。太鼓判押します。
いわく、自分が幼少の鳥取在住時代、選手と接することなんてできなかった(彼は鴎ファンだった)、
サインとか持っている人が羨ましかった、だから自分がする立場になったらちゃんとしよう、
というわけなんですが…他のチームにもいるとは思うんですけど(多分、鯱の岡山さんもそう)
私、浩二王子がファンサービス断っているの、一度も見たことありません。
夏休みの、人垣が凄まじい時でも、スタンプ顔と言われつつ(苦笑)
淡々とすべてのリクエストをこなしていました。これは、誇ってもいいことだと思います。
いや、本来は…理想的にはそれが“当然”であってほしいのですが、
選手自身の都合もあるでしょうし、ファンと接していく間にいろいろと心に傷がついた
人もいますし、一概に拒絶する人を責めることはできません。少なくとも一回ぐらいでは。
(初対面で断られるとかなり印象悪いんですけど―でもファンサービス嫌いです、と
公言するような選手のファンではありたくないですね…残念ながらそうはいってないのですが)

古い話ですけど、本山さんが「早く帰らないと寮のおばちゃんに怒られちゃうんですよ〜」と
走り去った後、浩二王子が悠然と全リクエストに応える姿を見た時には
“この人は寮で夕ご飯食べないのか?”とさえ思いましたよ。
ま、真相は本山さんが軽やかなフェイントでファンを振り切った、というとことでしょうが。

…とかなんとか言って、私、浩二王子のサインとか写真ほとんど持ってないや。
なんかもらったのは、ほとんど全部譲ってしまったような気がしますし。

今回のタイトルは浩二王子のマンガのタイトルです。王子の少年時代の夢は、
プロサッカー選手でもなく日本代表でもなく「ワールドカップ出場」。
その夢が叶う日は…もうすぐそこまでやって来ています。
鹿の王子として(微笑)素敵なパフォーマンス見せて下さいね。
それが次の夢―たとえば海を渡ることとかにつながっていたとしても、
応援してますから。…今更ですけど、やっぱり応援しているチームから
たくさん代表選手が選出されているのって嬉しいですね。うん、本当、今更ですが。

明日はアズーリに挑む“若き”鹿のミッドフィールドが本当に楽しみです。
結果じゃなくて、過程でもなくて、“空気”を感じてほしい…。

最近よく思うんですけど、ワールドカップ本番って、スタジアムの空気が震える気がするんです。
トゥールーズの記憶が強すぎるのかな―ピッチでボールが駆け巡り、観客はざわめき、
スタンドは揺れ…これは他の試合でもあることですけど、ゲームを包む空気自体が
“震えている”のはワールドカップだけじゃないでしょうか。
…他の世界大会(オリンピック・ワールドユース)見てない身じゃ言いきれないか…。

マンガと分かっていても名波さんの2002年バージョン「10番」は切なすぎました…「蒼き炎を継ぐ者」は現実では別の人になりましたが。


 2002年05月23日(木)   隔離 

…Music Cocktail「I'll be」見事に見逃しました(TT)
やっぱり私には“毎週決まった曜日の決まった時間にテレビを見る”ことは不可能に近い模様。
(だから、いわゆる“連ドラ”の類で、ほぼパーフェクトに見たのは、
何年前だかもう分からない大河ドラマの「太平記」だけ。一回以外全部見た)
今、一番頑張って見てるのは某サッカーアニメ(笑)だけど、これだって結構飛び飛びだし…。
とりあえず今日はアレンジしたバージョンで演奏したそうです(Rさん情報)。
それもフランスワールドカップの映像満載で…(遠い目)
さ、再放送こそしっかりチェックするぞ…その前に部屋のビデオの録画機能が
働いてないことが一番の問題だと思われます(なにせ時刻がセットされてない<すぐ電源抜くから)

なんで公的機関というところは各種手続きが面倒なんだ、とか、
どうして静岡人の作るサッカーサイトは妙に濃くて読み応えがあるのか、とか、
思索記録としてつけておきたいことはあるにはあるのですが、あまりの脱力感にもう放棄(死)
とりあえず市川さんは昔から有名人で(清水FC→清水Jrユースと高林さんと
同僚で、メニコンも二人で出てて、でも高林さんはU-16の最終予選には出てない、などが
本日の収穫。その他、市川さんの各種小ネタなど、面白いのいろいろ拾いました)
その割には応援サイト少ないのかな、ぐらいの感想は残しておきましょうか。
(あと反動で変な髪型するのやめて下さい…なんですか玉虫色(青みがかっているらしい)って…)

後はもう面倒くさいので転載、転載。
http://www.antlers.port.ne.jp/antlers/RELEASE/020523205527.html

><得点>
>前半 7分/ 4 ポチェッティーノ(アルゼンチン代表)
> 後半 2分/25 野沢拓也(鹿島アントラーズ)
> 後半 4分/ 9 バティストゥータ(アルゼンチン代表)
> 後半16分/ 9 バティストゥータ(アルゼンチン代表)
> 後半35分/ 9 バティストゥータ(アルゼンチン代表)
> 後半37分/ 9 バティストゥータ(アルゼンチン代表)
>
>試合後のアントラーズ選手のコメント
>
>【野沢拓也選手】
>
> 楽しかったし、勉強になりました。とにかく強かった。
> ベロンとシメオネはやっぱり凄い。パスの精度も高くて、
> 見ていて面白かったですよ。
> 1つ1つのプレーが見ていても本当に勉強になりましたし、
> 自分でももっともっと足りないものがある。これからの
> 練習に生かしたい。

…略し過ぎですが、まあ自分として必要最低限の情報はこのくらいかな、と(苦笑)
どうせURL打ち込んで飛べばメンバーとかは分かることですしね…。

ミスチルのダメージが「つうこんのいちげき」で痛烈に効いているので、本日はここまで。

2002.5.24wrote


 2002年05月22日(水)   「タカバ、お誕生日おめでとう!」 

元気でやってますか? もう大学サッカーを見なくなって1年近く(苦笑)
とりあえずは一緒に市川ウオッチングに励みましょう(笑)<笑い事なのか…。

藤本主税さんがオランダのNACへ移籍確実と報じられています。
果たして、その後を受けてピッチに立つのは…右利き? 左利き?
…ああ、私は何を望んでいるのでしょう?

-------------------


サカマガ&サカダイチェックに本屋へ行った後、某所の99円均一ショップへ行ったら
何気にのぞいた菓子棚に代表チップス第1弾のブルー袋発見!しかも2袋で99円(笑)
4袋つかみとりつつ、「こうやって買った中から羽田(Rさんにいただいてもう持ってる)が
出てきたりするんだよな〜」と思っていたら、案の定、出てきました、羽田憲司!(爆笑)
4枚中3枚ダブリでしたよ。私も頑張って買いあさったんだな、と実感。
確かに「ハネが出るまで喰う」と言った以上は、これで手をひくべきなんでしょうけど、
まだ青木さんとか田原さんのノーマルとか昇平さんとか欲しいんですよ…ぐふっ(死)


 2002年05月20日(月)   「いつでも微笑みを」 

↑ミスチルのニューアルバム「IT'S WONDERFUL WORLD」で「蘇生」の次に
お気に入りの曲です(シングルの3曲除く)短いけど、この世の真理をついているところが。

さて、トップページから以前にも触れたU-21情報庫「ヨゾラノムコウ」へリンクをはりました。
帰ってきたU-21一行の様子などを伝え聞いて、“続いているんだ”という感情が
私の中で発生している間に(苦笑)はらないと永久にはれない気がするので、
もはや無気力症候群くさい自分に無理やりHTMLいじらせました。ははは。
まあ今の私とU-21との間柄はこれまでのLRを見ていただければ薄々(どころじゃないか)
察せられるかと思いますけど、うーん、うまく言えないんですが、
“未来を描く”―今後は新フル代表監督の指揮下で活動するでしょうから
それは本当に不可能に近い行為なのですけど、分かっていながら、
無謀とも思える、違う、無謀でしかないことへの執着が、私の中にあるのです。

もし、私が絵を描くことにたけていたら、いくらでも望む未来を描いてみせるのに…。

とにかく今回大事なのはそんな妄執ではなく(苦笑)真面目な話。
「ヨゾラノムコウ」は「See The Sky」管理人有志によって運営されていますが、
現時点では、私はサイトの運営には直接は関与しておりません。
よって、「ヨゾラノムコウ」に対するご意見・ご感想、あるいはリンク希望などは
ヨゾラノムコウ内にあるメールフォームより、管理人の方々へ送って下さい。
(あそこから送信すると、管理人全員にメールが回るシステムのはず)
私に寄せていただいたからといって握り潰したりはしませんけれど(苦笑)
お門違いではありますので、その点は是非ご理解の上、ご協力下さい。

…“あの道”がダイレクトにアテネへつながっていないのは経験で分かりきっている、
けれど、続いているんだという幻視が私をまだ捕らえて離さない…。


 2002年05月19日(日)   「ある日本代表選手の4年間を追う」 

…なんて「すぽると」の新聞予告に夜更かし。誰かと思いましたが、
(私的に)いい方に転んでくれて市川さんでした♪
#私、市川さんのクロスが一般的に「精度が悪い」と評されるのを昨日初めて知りました(死)
なんだかんだと彼もコロコロ髪型変えてますね。爆発もありましたし(苦笑)
でも4年前の、ヒガシ時代の本山さんを彷彿とさせる黒髪にお姉さんメロメロ。
よし、これだ!―と思いました(意味不明) ちなみに高校生時代の出場が
トレーニー扱いで報酬6万円というのは初耳。メモメモ。

さて、SUPER SOCCERでベッカム様にとろけつつ(…)ツーロンの3位決定戦の
“断片”を見ました。駒野さん、悟志さん、(また妙な髪型の)黒河さん…。
懐かしさで胸がいっぱいになって、やっぱり“続いてるんだ”と初めて、
そう*初めて*感じたと同時に、覚悟していた通り、ある感情の芽生えを
痛感しました。本当、醜い―だけどU-20を追いかけていた頃はほとんど感じたことのない、
それゆえに、自分でもどう接していいのか分からない感情。
どこかのマスターじゃないですけど、分からないからとりあえず放置=無関与を貫いてますが。

その感情の名は、焦り、そして、妬み。

…まだまだ先は長いです、一体どうなっていくんでしょうね…。


 2002年05月18日(土)   決意の言葉 

フル代表に興味なしと自他共に認める私ですが、生中継から「すぽると」まで
めぼしいニュースはほとんど全部見ました。選手のコメントが聞きたかったんです。
…本当は個々について書くのは止めようと思っていたんですけど、
テレビを見ていたら、どうしても触れたい選手が何人か出てきて(苦笑)
しょうがないので(LRはあくまで思索記録だし…)書きます。
全員じゃなくてすみません。全員のコメントがテレビで流れてれば
書きようもあったかもしれないんですが(稲本さんみたいにHPの人もいますし)

☆秋田さん
今朝何をしてましたか、なんて質問してた女性も女性ですが、
「子供の予防注射に行ってました」というお答えが素敵でした。
正直アズーリ戦のDFどうなるんだと思いつつ(笑) いってらっしゃいませ師匠!!

☆服部さん
アトランタの副将以来、密かにチーム内調整能力も、左ならどこでもこなせる
オールマイティさと共にこの人のウリだと思っている私。前大会は我が愛しの
相馬さんの控えとして出場なしで終わったわけですが、今回はそのようなことはないでしょう。

☆松田さん
Fマリノスから唯一の選出。会見が組まれたのも俊輔さんより後で、何か背中に
背負っているのではないかという表情が気になりました。いや、本番では
そんなもの投げ捨てているいつもの強気な松田さんでいてくれると思いますが。

☆浩二さん
どこの局だったか…日テレだったか、「トルシエ最愛の男」というコピーが
あまりに素敵すぎてブラウン管の前で拍手してました。ウリはやっぱりフィードでしょ?

☆福西さん
大量の(隊長目当ての)報道陣の前、しかもマイクは隊長の後、という状況に
「話すことがなくて緊張しているだけです」と言う姿が初々しくて好感度大。

☆市川さん
「4年前のことを思い出しました」―実際、「外れるのは市川、カズ、三浦カズ、
北澤」というセリフも流されましたし、4年前私たちと同じ傍観者でしかなかった
彼が、自分も言ってましたが“表現の舞台”を得たこと、非常に嬉しく思います。
こんなに大人になっても最年少なのね、とぼそりと呟いてみたり。

☆中山隊長
当然のごとく各局が最大にその言葉を流してくれた人(特に「すぽると」はすごかった)
「陛下、我々臣民は陛下の征かれるところ、どこへでもついてまいります!」な心境。
(元ネタ分からない人すみません…(><))
その全ての言葉に途方もなく強いwillを感じ取りましたが、印象的だったのは10番について。
「前に10番を付けていた選手にプレーでは負けるかもしれないけど、それに負けない魂を」
(うろ覚えすみません(死))発言には泣きそうになりました。
前の10番と言えば、知らぬ者なきレフティ二人(私の中ではそうなんです!!)
あの二人の幻影さえ背負ってしまおうという意思強い言葉に、痺れました。
無論、“それ”が誰だか知っているからですね…はぁ…。

☆柳沢さん
発表の瞬間の、お父様の安堵の表情が印象的。本人の「FWで選ばれたので
ほっとしました」は本音出し過ぎ(笑) この人も本当は4年前涙を飲んでます。
ちょっとFW陣は層的に心もとないけど、信じてますよ! 天国のお母様に素晴らしいゴールを!

☆俊輔さん
正直、この人をクラブハウスへ連れてきた広報は誰だ、と暴言吐いてました。
いや、だって広報に言われて来たとか言うから…何も語らなかったら語らなかったで
「俊輔雲隠れ」と書かれるのがオチな人ですけど―確かに今は傷ついているでしょう、
でも今回のメンバーだって4年前メンバーに入った入らなかったはあったにせよ、
辛い思いを味わった人がたくさんいるんです。だから、あなたの言葉は真実です。
…あなたがそれを真実にしようとこれから歩いて行けば。
あなたにはたくさんのファンがついてます(私は違うけれど(苦笑))
だから、あなたの信じる道をあなたの力で切り開いて下さい。幸運を祈ります。

☆名波さん
この人の言葉だけは…聞きたくなかった…でもたくさん取りに行ってましたね…。
それを「何?」とあしらおうとする姿も、「ケガではなく力がなくて落ちた」と
一言で片づける姿も、覚悟は決めていたとは言え…本当、辛かったですよ…。
でも名波さんの左足がどれだけ素晴らしいかは、よく知ってます、知ってます。
あなたは…私なんかが何も言わなくても、歩いて行くべき道を知ってますよね?


 2002年05月17日(金)   the opportunity to play 

今回は…サッカー界で一番抜粋の困難なページからあえてタイトル引っ張ってきました。
(お願いですから報告なんて本当しないで下さいよ…(><))
だって、あまりに今の私の心境とぴったりくる表記だったから。ただ、それだけ。
そう、まだ23人が得たのは opportunity に過ぎないんだ、って。
結構各所サーバが潰れてて(苦笑)探すの大変だったんですが、とりあえずペタペタ。

GK
川口 能活(1:ポーツマス)
楢崎 正剛(12:名古屋)
曽ケ端 準(23:鹿島)

DF
秋田 豊 (2:鹿島)
森岡 隆三(4:清水)
服部 年宏(6:磐田)
宮本 恒靖(17:G大阪)
松田 直樹(3:横浜)
中田 浩二(16:鹿島)

MF
森島 寛晃(8:C大阪)
福西 崇史(15:磐田)
中田 英寿(7:パルマ)
三都主 アレサンドロ(14:清水)
戸田 和幸(21:清水)
明神 智和(20:柏)
小笠原 満男(19:鹿島)
稲本 潤一(5:アーセナル)
小野 伸二(18:フェイエノールト)
市川 大祐(22:清水)

FW
中山 雅史(10:磐田)
鈴木 隆行(11:鹿島)
西澤 明訓(9:C大阪)
柳沢 敦 (13:鹿島)

…さすがに秋田さんと中山隊長の名前が出てきた時はテレビの前で声あげましたけど、
(いくら今朝の報知「本山・秋田」記事を読んでいたとしても…なのに
日テレは秋田さんの写真付きボードを用意してなくて手書きしてましたが(^^;)
後は特に言うことはありません。いや、それは絶対に嘘なんですけど(苦笑)
疑問とか希望とか、もうそういうことを言うのはサポーターのすべきことではないと思うので。

今、気がついたんですけど、10番は隊長が背負うんですね(@@)

しつこく言ってますけど、晴れてワールドカップの代表に選ばれた皆さん、
皆さんは私たちの誇りです。あとはコンディションの調整に気を付けて
(もうケガとか変な病気とかには本当気を付けて(><))
ベストパフォーマンスを本番の舞台で披露して下さい。それだけ願ってます。
…ねぇ、市川さん(微笑)<現時点での代表でのイチオシは市川さんらしい

外れた選手―最初それが誰だか整理がつかなくて、今でも何か言葉があるのかといえば
そんなことはないんですけど、趣旨それるの分かってて書きますが、
4年前―トゥールーズとナントとリヨンで体験した270分があって、
それから各年代でトルシエ監督に率いられて積み重ねてきた時間があって、
どんな一瞬でも…たとえ破片にしか見えなくても、それは確かな財産です。
歴史の大きな流れは非情なものだと「子午線の祀り」で影身の内侍も言ってましたが、
この時が、この時に携わった誰にとっても決して無意味なものなどではなく、
必ず、たとえ今は分からなくても、意味を持ってくるはずです。

人それぞれ心に抱く history は違う、けれど目指すものは同じのはずだから。

…楽しみ、なんですよ、本大会。


 2002年05月16日(木)   Winding Road to "ATHINAI" 

これ言っちゃいけないんだろうな…私が高校の時、地理の授業で使っていた
地図帳には「アテネ」にこういう字が当ててあるんですよね。アテナイ(今調べた)
なんとなく響き的にはギリシア神話を連想させるんですけど…現地語かな?
英語では、GeocitiesのAthleteにあるAtheneかな、とも思うのですが確証なし。

えー、元ソラミナ管理者有志さんたちが作成したU-21(現在は1981・1982年生まれを
サポート中)ニュース保管庫のようなページを近日リンク予定です<自分に圧迫かけてる
その時に某7番サイトのURL変更も一緒にやる予定―すみません待たせてしまって(><)
なんで“気楽に行こうぜ!”だけはサクサク更新されているのかは、全く不明。
adidasのCMとは逆にサッカーから逃げてるんでしょうか?(でもあっちもサッカーねた…)

今夜は高橋克典さん(好き♪)の代表番組を見て、その後、しょうもないと思いつつ
(高橋さんの番組では、俊輔さんが「日本代表とは?」との問いに、なんだよそれ、
みたいな反応を返していたのが印象的でした。「居続けるべき場所」みたいなこと
言ってましたけど、彼にとって代表は言語で定義できる“もの”ではないんでしょうね)
香取さんの「青に恋して」を見て、20分くらいからNHKに切り替えて後悔しました。
あーあ、最初から「Music Cocktail」見ればよかったですよ…。
先週Rさんからミスチルが出てると携帯メールをいただいて、その時に「蘇生」へ
一目惚れならぬ一聴き惚れして、アルバム出てからはガンガンに聴いてますが
(発売以降、一度ショパンのピアノ―幻想即興曲とか聴きたくて―を聴いた以外は
CDラジカセ、「It's Wonderful World」が入りっぱなし)
その時にちゃんと番組HPチェックすべきでしたね。ミスチルはマンスリーゲスト!!
http://www.nhk.or.jp/cocktail/

再放送が翌週金曜にあるので、先週それに気づいていれば2回目の再放送を見れたはず!
悔しいです。先週の3回目もトークを全然見てないので明日が楽しみです。
ただ…5月の締めくくりが「I'll be」なのはかなり辛いです。
(毎回1曲ずつトークして、今週は「youthfuldays」からプロモを制作してる方による
「君が好き」プロモ制作について。出演した窪塚洋介さんがいろいろ話してました)
あれは月末に出るワールドカップ公式アルバムにも入りますし、ミスチル的には
一番サッカーと縁が深い曲なんでしょうけど、その理由を考えると、すごく胸が痛いです。
明日(いや今日か…2002.5.17wrote)いよいよ23人が発表になりますけど、
なんか通信社が勝手に当落予想をしてて、その中に縁の人がいて、彼の境遇は…。
市川さんに関しては祈ってますけど、彼に関しては自分の中でも覚悟は出来ていて、
それはそれでいいんですけど…そこへ「I'll be」ですからね。辛すぎます。
なんか違う曲にならないんですかね〜〜へろ〜。


 2002年05月15日(水)   「でも今はそんなこと全然考えられない」 

.....I think so.
いろんな意味で。巡る年月の行方―行き着く先など知るよしもないけれど、
少なくとも今現在は。この瞬間は。ただ同じ空の下にいるということだけが望みの糸。

♪叶いもしない夢を見るのは
♪もう止めにすることにしたんだから
♪今度はこのさえない現実を
♪夢みたいに塗り替えればいいさ
♪そう思ってんだ
♪変えていくんだ
♪きっと出来るんだ
(from Mr.Children「蘇生」)

ノルウェー戦は催促される格好で(半ば冗談半ば真実)見ましたけど、
体が重いと自らも言い、また周囲からも評されていたヨーロッパの3人(notGK)が
目に付いたのは、カメラの抜き方のためか、私の目が腐っているのか…。
感想としては「イナのレプリカント(註:RX-9世界における“アンドロイドの
クローン”の意)を作れ!」でした。いやRX-9を作れる研究者亡くなってますが…(苦笑)
ジョークではなく、守備に疲れたというコメントからして、特にパートナーが
戸田さんに変わる前(前半)は辛そうでした、いろいろと(福西さんゴメン…)
ま、イナ(級)が二人いたらいいのに…という、失礼な感想です。すみません。
あと22歳の誕生日に本意のパフォーマンスの出来なかった市川さんに少し「頑張ってね」と。
あくまで17日―会見に監督がいるかいないかなんかもうどうでもいいよ―に選ばれたら、ですが。

試合開始まで、珍しく自分のサイトの駄文を読み返してました。えんじの部屋。
本山さんとの会話記録を見て「牧歌時代だな〜」と感じた私の感性はどうでしょう?
今、もし鹿嶋へ足を運んだら、私を待ち受けているのは何でしょう?
落胆?…過ぎ去りし日々への追憶? 現状への失望?

なんか、あの頃(苦笑)とはサッカーの見方が違う気がしますよ。それは成長?
でも…好きな選手が楽しそうにボールを蹴る姿とか、大事な試合に臨む姿とか、
そういうのを見たいだけなんだ、って気持ちは何も変わってないつもりなんですけど。
所属チームがどうとか、戦術がどうとか、ゴール裏の雰囲気がどうとか、
そんなことは全部、そう全部“付随物”でしかなくて、はっきり言ってしまえばどうでも良くて、
(実際は大好きな選手にとってそれは結構重要なファクターだったりするから無視できないけど)
同じ志を持つ友が欲しいとも思わないし、物の見方なんか十人十色なんだから
好き勝手にやればいいじゃん、ましてや仮想空間の“自分の城”でなんて、と思いますが。

一人の人間を、サッカー選手という側面から愛していく、ただ、それだけ。
インクで書いた手紙のように、時と共に色褪せても…綴った気持ちは確実に存在したもの。

1年前の日々を懐かしむことも出来るし、忌むことも出来ます。
だけど、そういう時を過ごした、過ごしてしまった(苦笑)過去は揺るがないから。

最後に虹を見たのは…選手権福岡大会決勝の帰りの飛行機…。
さあ、“僕”の心に未来へとかかる虹はあるか? それは確かに美しい色をしているか…?


 2002年05月14日(火)   夜明け前 

やっぱりなんでも書いてみるものですね(笑)
高林さんの血液型はA型らしいという情報をHさんからいただきました♪
ありがとうございます―というか筑波サイト回れ、という感じですが(苦笑)
本当、「ラ・マルセイエーズ」について延々と読みふけっているぐらいなら、と
我ながら思いました。読んでいる過程で得た知識もいろいろ面白かったんですけど。
たとえば、作者は単に(フランス革命とは直接関係のない)進軍歌を作ってくれ、と
言われて一夜にして書き上げたこと、彼は穏健な立憲君主制を望んでいて
「ラ・マルメ・マルセイエーズ」(マルメ=英語ではアーミー)が民衆の熱狂と共に
意味を変えていくのを苦々しく思っていたこと…などなど。

Sさん情報で昨日深夜というか今朝早朝にワールドカップ・アメリカ大会のプレイバック
(もともとハイビジョンでオンエアされたもの)をやると知らされて、
羽田ファンでありながらバレージのラインディフェンスを見たことない者としては
たとえ丸山さんのゴルフ(あれもあれで偉業なんですけど)を前に挟まれても
チャットしたりして頑張って夜更かしして見ましたよ。準決勝と決勝。
準決勝のブルガリアvsイタリアとスウェーデンvsブラジルが約30分、
決勝のブラジルvsイタリアが約1時間(延長前半なんかまるごとハサミ入ってたし)と
ダイジェストもいいところで、結局アズーリのDFで目に付いたのはバレージではなく
マルディーニだったり(でも最後のPK外すのはちょっと見てて辛かった)、
それよりも準決勝でいとも簡単にゴールを奪うバッジオに「なんでそんなイージーに
点が入るの?! どっか(…)のFWに教えてやってくれ!」と思ったり、
やっぱり(…)アズーリよりセレソンの方が印象的で、その理由が
異常に(後の)Jリーガー率の高さにあるんだと気づいたり、
(中継ではジョルジーニョはベテランと呼ばれてました…その人を鹿島は…)
なんかドゥンガ様「闘将」のイメージと違う、と思ったり…。

まあ鹿島ファンとしては必然の結末だと思われますが、一番イメージが変わった人は
ベベットですね。後に来日して、アントラーズから競争原理というプロクラブの「常識」を奪い、
それを嘆いた鹿島サイトマスター有志(私も一応発案者の一人…)に“あのバナー”(後註)を
作らせたストライカー。見てて、このベベットなら欲しいと思いましたし、
ベベット鹿島在籍当時に、どなただったでしょうか、「昔はいい選手で好きだったのに…」と
ぼやいていらっしゃった理由を今にして、ようやく、やっと理解しました。

今夜はノルウェー戦ですけど(苦笑)NHKではプレイバックも最終回、フランス大会をやります。
あの決勝は私も見ました。決勝会場を埋め尽くす観衆の大半が「ラ・マルセイエーズ」を
大合唱する異様な雰囲気。それはどこかのパラレルワールドへ続いているのですが(苦笑)
あの時も、かのプラティニは国歌を歌わなかったそうですし、Bluezの中にも
強い政治的信条から決して「ラ・マルセイエーズ」を口にしなかった選手がいたそうです。
(これも上に書いた検索もろもろで知ったこと…)
しかし、シャンゼリゼ通りに集った100万を超す民衆の大半は祝祭としてやはり
「ラ・マルセイエーズ」を何度も歌い…フランス国内でも論議を呼ぶ歌詞ながら、
あの歌は、人々のスピリッツ、特に闘争心と勝利の余韻に対して強く働き掛ける
メロディを持ち、それは作曲者が一夜にして作り上げたエナジーの反映でもあるのです。

…日本代表には…とりあえずこれ以上離脱者が出ないことだけを祈ります…。

※あのバナー
「増田忠俊をもっと見たい」「熊谷浩二をもっと見たい」「平瀬智行をもっと見たい」
「本山雅志のプレーが見たい」という4つのコピーがぱらぱらと変わっていくだけの
シンプルなバナー。鹿島サイトのみならず、多くのサッカーサイトから賛同をいただきました。
決してネガティブなキャンペーンではなく、(当時の)鹿島には試合に出ている選手よりも
もっと可能性のあるプレーのできる選手がベンチで埋もれてしまっている、
それを活かすべきだ、それが見たい、という前向きな取り組みでした。
ちなみに、本山さんだけコピーが違うのは、当時サテライトの試合よりも
スポンサーの営業を優先させられるという、試合出場経験という
サッカー選手として何よりも重要であるはずのファクトをフロントの意向で
奪われていたことに対する、本山ファンの強い怒りが表れています。
今となっては笑い話ですが、当時はハーフタイムにサブメンバーでボールを回す
本山さんを見て「ベンチに入っている姿を見られるだけで私たちは幸せなんだ」などと
冗談でも何でもなく言っていたのです。なかなかベンチにも入れなかったのですよ…。


 2002年05月13日(月)   待ってました! 

いや、この前のフランスといい鹿島オフィシャルのU-16に対する熱情は何?
U-21(ツーロン)もチームによってはメンバーとか載ってますけど、
鹿島のサイトへ載ってるレポートは、チームオフィシャルにしか許されない(笑)
超偏重レポで、うちのサイトの駄文も真っ青です。いいんですけど。
で、一次予選、須藤さんは毎試合ごとに登録メンバーを変えるというサバイバルを選択。
「候補」の二文字が取れただけでは安心できないんですね…うわ…。
某タクヤくんはCKの写真を見る限りエースナンバー付けてるっぽいんですが、
試合と関係ないところで絶賛(?)されていて、これがまた不気味。
キックオフ前の斉唱シーンで素敵といえば筑波時代の鶴見様を超える方は
そうそういらっしゃらないと思いますけど(あまりの男前ぶりに崩壊した記憶が)
今回の某タクヤくんもなかなかすごいので、遠慮なく抜粋(笑)
http://www.antlers.port.ne.jp/antlers/RELEASE/020512101731.html

>ところで、国歌演奏時の山本に関するエピソードをひとつ。
>メインスタンドには国旗が設置されておらず、入場を先導した日の丸が
>チームの左手前に掲げられていた。国歌演奏中に他のスタメンの選手が
>正面のメインスタンドを向いたままだったのに対し、山本だけは
>君が代が始まると左斜め前の日の丸の方へスッと身体の向きを変え、
>君が代が終わるとスッと身体の向きを戻した。ナショナリズムが必ずしも
>絶対的なものとは思わないが、山本の日本代表としての意識の高さはとても美しく見えた。

昔、私シドニーオリンピックの一次予選(の日本戦がなかった日)に、
TBSに「日の丸・君が代」について取材を受けたことがあって、
私、どっちかというと左寄りなんで、本当は特に後者の方には疑念があるんですけど、
今現在、一般的に認識されている(まだ法制化前)“日本国国歌”が君が代である以上、
代表戦の日は、(同じく日本を代表している)日本代表のために
君が代を大きな声で歌う、学校の入学式や卒業式では歌ったことがない(本当)と
答えました。なんか、ラ・マルセイエーズが古風なフランス語で書かれているため
今のフランスの子供は意味も分からず“軍歌”を歌ってるのであろう、のと同じ感じで、
私も昔は君が代の歌詩の意味(音楽の教科書の最後のページに、よりによって
平仮名で書いてありませんでしたか?)分からなかったんですけどね…。

…うわー、ナショナリズムトークだ(苦笑)
とりあえずどの代表よりも応援してるんで、頑張って下さい>U-16の皆さん


 2002年05月12日(日)   スリーストライプ 

アニメ「キャプテン翼」は5月から声変わりという噂だったんですが、
今日はみんな少年のままでしたね…小次郎@東邦学園高等部も岬@南葛高も三杉@医大付高も。
それにしても、ブラジルへ旅立つ翼にパティーク(推定)渡す早苗ちゃんもすごいけど、
向こうに渡った翌日に、その新品を履いてジュニオールのテストに合格する翼…さすが。
ブランコスFCでのパートナーでレフティストライカーのペペとの出会いが
今日のメインテーマだったんですけど…ペペが左利きだと翼が判断した
“左のアウトサイドが特に擦り切れたボロボロのスパイク”もやっぱり三本線。
最近の選手起用(松田さん俊輔さんの)CMといい、こち亀CM前後のカットといい
adidasの世界戦略(なのか?!)はなんか怖いというか面白いというか、いやはや。
で、このペペが確かヤンジャンの原作では鹿島アントラーズに入団…と。

アントラーズ、ナビスコカップ予選リーグ勝ち抜けましたね。びっくり。
確か全治3週間やら6週間やら言われてたくせに強行出場した本山さんの左膝は
大丈夫なんでしょうか…個人的にはガジエフ監督@サンフが交代枠を
使い切るまでは Live Antlers で追いかけてたんですが、3人目に
中山元気さんが出てきたところで睡魔にノックアウト。
恭平さんに出てもらいたかったです…初めての「ふたじまーず」対決だったかもしれないのに。

…これだけ言ってもやっぱりスポーツブランドは adidas だと思う私。ふぅ。


 2002年05月11日(土)   「決めてくれー!!」 

どう考えても中田英寿さんでもなく小野伸二さんでもなく稲本潤一さんでもなく
その三人より頼りなさそうな国内組のFWへ向けられる言葉なんでしょうね、これは。

ものすごく久しぶりにAFC公式へアクセス。多分羽田さんたちのアジアユース以来。
ナビスコカップの結果とか載せるなら(!)とっととアンダーエイジの
ナショナルマッチを載せい、と吠えてみたり。単純に英語読解力が足りなくて
見つけられないだけだったら爆笑ですが。いや、ちゃんとリザルトのページは見つけたし…。

桜井さんの優しい歌声(今の髪型の感じとかも好き♪)に揺られながら、
今の閉塞―違うな、世界から遊離した状態を打破するためには、
公的機関に頼るかどうかはともかく、自分から動かないとな、と思っている次第です。

ところで、どなたか高林さん(筑波大蹴球部)の血液型ご存知ないですか?
こう書けば「お前が自分で聞いてこい!」と返ってきそうなの必至なんですけど(笑)
大学サッカーのプログラムって誕生日・身長・体重・キャリアどまりなんですね…。
この前、少し近況を小耳に挟んで、はぁそうなのかぁ、と思ったんですけど、
考えてみれば京輔さんに優勝記念の黄色い花束を渡して以来、見てないですよ、筑波。
千代反田さんたちが4年生ですか。すごく時の流れを感じます。
今、自分の脳内ではあえて1998年を振り返ろうプロジェクト(…)進行中でして、
当時彼らは高校3年生で―最近すごく思うのは、市川さんに、今度こそ、今度こそ
世界大会をつかみとってもらいたい、これですね。どうも結構好きみたいです。
今朝なんか17歳のインタビュー発掘して、ほーっ、と感心してました。変貌ぶりに。
何が怖いって、今年彼は22歳で、次の大会は26歳で、その次も30歳だったりすることです。


 2002年05月10日(金)   Re-birth 

「廊下の伝言板」にも書きましたけど、ミスチルニューアルバムの2曲目
“蘇生”が良いですよ。今の私の心境に合ってるだけかもしれませんが。
それにしても、“LOVEはじめました”に

♪このあとニュースで中田のインタビューがあるから
♪それ見てから考えるとしようか

という歌詞があるんですけど、これって、普通に考えたら中田英寿さんのことですよね?
でもあの人がそう簡単にインタビューに答えるとも思えないから、
もしかして浩二王子かもしれないと深読みしてしまうんですが、どうでしょう。
うーん、それにしてもさりげない布教がうまい!―と感心しました。
私が某ファイナルで配布したのには「中田ヒデ・森島・アレックス・市川」と
自分の好みではなく、客観的にメジャーだと思われる人を(名前だけだけど)
出してみたんですが…これが既に最初以外地味だと言われそう…がくり…。

さる方々のご厚意で、2001/8/11のアントラーズvsコンサドーレで
トステム賞(MOM)の表彰を受ける羽田さんという動画像を見せていただいたのですが、
すごく久々に14番着ている姿を見て(いや、試合のビデオは持ってますよ。
混戦からのゴールの後、実況さんが最初誰だか分からなかったようで、
カメラが盛り上がるゴール裏を映している時に、落ち着いた声で「羽田です」と言うの、
もう見られなくなって久しいというのに、はっきりと思い出せますもの)
本当に、これからわずか数日後に、彼はサッカー選手であることを
許されなくなったなんて、やっぱり信じられないんですよ。見てませんから。
見てません、というか、無論、見たくなくて敬遠してるんですが…。

昨日の恭平さん話でも、何度か「サッカー選手であること」について触れてますが、
県リーグとか学生サッカーだと微妙になりますけど(だからアマチュアの選手の
ファン応対が悪いからといって責める気にはなれませんが、プロのは責めます)
少なくともJリーガーは…プロフェッショナルサッカープレーヤーは
サッカーをしている姿を見せるのが仕事で、*サッカーをしている姿を見てもらうのが
喜びのはず*ですから、そうでない、というのはすごい苦しみなんですよ。
本人にとっても、こちらにとっても。人の生きざまは各自が選ぶ道ですから、
たとえばそうじゃない道(西ヶ谷さん結局今どこに…)トレーナーとか指導者とか
選んだとしたら、それを追うのはちょっと失礼かな、と遠慮入る部分もあるんです。
うまく言えないんですけど…代表がああだこうだ言いたい気持ちも間違いなく
私にも存在してますけど、それ以前の大前提として、大好きな選手が
楽しく、気持ちよくサッカーしていてくれているのなら、それだけで
こちらはある程度は満足しないといけないと思うのです。
人間の欲望なんて無限で、どうしようもなく上を望んだりしますが、
そこは良識というか、自分がこれまで生きてきた中で培ってきた判断力で
望むべきレベルは決めないといけないと思うのです。全く、他人事なのに失礼極まりないですが。

とどのつまり、自分のことを含めて、もっと現実を直視しろ、ですね。
たとえ、それが見たくないもの…醜かったり、辛そうだったりしても。
…自分の願う通りにこの星が回ってくれなくても。勝手に世界が動いていっても。


 2002年05月09日(木)   空白の10+4分間 

まずはやっぱり「フェイエノールトUEFAカップ優勝おめでとう!」
その一員として(最後までピッチには立てなかったけど)十二分に貢献した
伸二さんは素晴らしいの一言に尽きます。いや、正直白状すると
UEFAカップやらUEFAチャンピオンズリーグやらの位置づけが分かってなかったりする
国内専門ファンなもので、どなたか分かりやすく、どれくらい価値のある偉業なのか
教えていただけると幸いです(苦笑)この伸二さんが、ようやく代表と合流するのですね。
左の翼―レアル戦での稲本さんには「アーセナルの稲本」としての自尊心が
私には見え隠れして映ったのですが、果たして小野さんはBluesの一員としては
どんなFANTASYを見せてくれるんでしょう。すごく楽しみです。
まずは本番まで体を大切に…(アクエリアスのCMで少年たちと楽しそうに
ボールを蹴ってる伸二さん大好きです。見てるこちらまで心が洗われるような)

ナビスコカップ、キックオフ直前の時点で笠松(アント)の方は斜め読みして、
どきどきしながら瑞穂をチェック。そうしたら…甘かったですね、どうせ一日
暇だったのだから、サーフィンして回るなら広島系サイトを見るべきでした。
八田さん(61分まで)と松下さんが先発で、恭平さんが途中出場。
サンフ公式を見ると、松下さんはプレースキック担当で1アシストみたいですね。
で、恭平さんが瑞穂…3日前に暑い日差しの中行ったあのピッチへ立っていた時間が
10分間プラス、ロスタイムの4分間、計約14分。
瑞穂へ行ってない自分が悔しくて、すごい腹立たしくて、本当にまさに「ふて寝」してました。
明日、朝から名駅の新幹線下りホームで待っていれば、サンフの制服(=スーツ)を着た
相変わらず見目麗しいであろう恭平さんたちに簡単に会えるのですが、
言うまでもなく、私が見たいのはそんなのではなく…たとえ10分ちょっとだとしても
サンフレッチェの14番のユニフォームを着て、ピッチを駆け回る恭平さんであって、
次、その姿が見られるのは…おそらく中断明け(のサテライト?)でしょうから。
もう1年以上見てないんですよ。だから誰かさんの“時計が凍り付いた”なんて以上に
硬直化した記憶。サッカープレーヤーとしての彼の魅力すら忘れてしまいそうですよ…。
ああ、ただ、元気なんだね、ちゃんとサッカー選手としてやってるんだね、って
ブラウザに並ぶ無機質な―本当、愛想も何もない文字の羅列から
フィーバーノヴァを蹴っ飛ばす姿を勝手に想像するしかないのです。悲しい。

新幹線で3時間。その壁を乗り越えてきてくれたのに…やっぱり悔しい、これに尽きます。
どう考えても私自身の過失ですからね(自嘲)あーあ、またふて寝したくなってくる…。

…また、どこかで会いましょう。次の機会は逃しませんよ!
君がフットボールプレーヤーである限り、チャンスはきっと来るはずですから。


 2002年05月08日(水)   U-19 < U-18 

こう見えるってどうなんですか田嶋さん…私の趣味がおかしいのかな…。
U-18は中盤以外の大半を84年生まれ(でU-19から漏れてるメンバー)で構成。
前も書きましたが、今月、各種代表が各地で経験値を稼ぐ(DQ風)んですけど
正直、どのカテゴリーが一番気になるかといえばU-16だったりして…(^^;
サカマガの記者座談会がそういう話題(U-21が「羽田・中澤がケガで」という言葉に
そういう風に言われているうちが華だと心から思った私)だったんですけど、
なーんで日本でやるのはU-19なんでしょうね。そんなこと言ってもしょうがないんですが。
(U-19ファンの方ゴメンナサイ、無論代表ですからフル代表並みには応援してます)

ああ、羽田さんがボールを軽く触り始めたみたいで(Sさん多謝!)
6日にハネケン詰め合わせ袋(笑)をもらって帰ってきて、
当然(…)全部飾るわけにもいかず、とりあえず一番でかい、
黄色いスイカ(これって確かポスペ初期のレアおやつでは)を持った子に
机のTAの隣に立ってもらってるんですが、この子をご対面させますかね。
うん、なんかゲーセンのジョンって顔がみんな細くて、似てないんですよ、彼に。
ポンちゃんだけが似てると思ってしまいます。それに、ぬいぐるみを持って
口をつく名前が「ハネケン」でも「ポンペイ」でもなくて「きょうへい」なんですよね〜。

自分が帰りを待っている人は、決してマツリ・コーポレーション製のアンドロイドでも
(アンドロイドだから遺体を1年間氷漬けにしても平気…なんだと思う、あれは…)
ブラックゴーストやエクリプス財団にサイボーグ改造手術を受けた人でもないのだから、
ものを言うのは「自己治癒力」であって…それは人間の干渉できる領域ではないのですね。
それにしても…今の最先端の技術でサッカーに耐えうる人工義足を作ることは可能なのかしら???

レアル戦は後半開始頃に目が覚めて(not起きて)メンバー交代をぼんやり見て、
気がついたら夢の世界にいたようで、名波さんと観戦してました、なぜか。
しかも5得点で代表圧勝(笑)。なんじゃそりゃ。うーん、それだけ私が
名波さんの代表入りに(いまだ)執着しているってことでしょうか。
ここに来てFWの離脱が相次いでますけど、トルシエは今のメンバーでいく気のようですし。
(よ、芳輝さんも?!)
とりあえず、はなから夜の特番の方でチェックするつもりだったので(非国民)
それを楽しみにしてます。まだ各種速報サイトもろくに見てませんし、

ああ…これ昨日書きたかったことなんですけど、NHKスペシャル「サッカー・地球の熱情」
良かったですね。3回目のヨーロッパ・ビッグマネー市場だけ見てないんですけど、
最初の回が前にも書いた「ジダンを生んだフランスの育成システム」、2回目が
「マラカナン(キリスト像を見ただけでリオって分かった自分に少し寒気)に
通うサポーターたち」、最終回が「アフリカンサッカー(カメルーン)」。
ヨーロッパの緻密な育成システム、ラテンアメリカのフットボールに対する熱情、
これは今までも知識として持ってましたし、同じサッカーだと認識できたのですが、
最終回のアフリカンサッカーはすごかったですね。見てて、これが同じ地球上の、
FIFA加盟国で行われているスポーツで、その代表も来月には日韓へ来るのか、って。

だって、サポーターが対戦相手を呪ってるんですよ。本気かつ当然のごとく。
ナレーションは「アフリカサッカー独特のブラックマジック」なんて
呼んでましたが…黒魔術じゃないですか、それって!
一番ビックリしたのはマリで行われたアフリカ選手権の準決勝、
カメルーンのコーチがマリの警官たちに囲まれて強引なボディチェックを受け、
柑橘類の皮の破片が出てきたからって「マリを呪っている!」と即逮捕されたシーン。
アフリカサッカー連盟が騒ぎの責任だと言って、そのコーチに1年間の
出場停止処分を下してしまうあたり、何の世界だって思いました、いや本当に。
思わず、あのワールドユースでもアンゴラサポに彼らは呪われていたのか?!―なんて考えてみたり。
でも王様ペレの言うように、アフリカンサッカーの時代は確実に近づいてますよね…。

最後にまた宮原さん情報(またまたSさんサンクス!)
アビスパの一員として練習も一緒にこなし、トップの試合も仲良しの
河村優さん(高選仲間ですよね)あたりと一緒にちゃんと見に来てるそうですよ。
あとは本契約が結ばれるのが待ち遠しい…。

あと、Sさんにつっこまれた6日付の「初めて見た“リッキー”の強烈な
飛び出し過ぎによる自爆」ですけど、「初めて見た」「“リッキー”の」の二つが
「強烈な飛び出し過ぎによる自爆」にかかってます。自分でも微妙だな、とは思ってましたが。
…しかし私はリキさんをどこで見てるんでしょう?(汗)鳥栖?

さあ皆さん、明日はKIRIN「勝ちT」の締切ですよ!!


 2002年05月06日(月)   不可知・不可避―ヒトの力を超えたところに 

どうあがいても時間は止まってくれません。
一方的にただ流れ続けていく「もの」へ「時間」という概念を与えたのですから。

まずは備忘録としてSさん情報の笠間メモ(笑)
・期待(…)を全く裏切らない、素敵なぐらい田舎の中の田舎らしい
・石屋が意外に多いらしい
・ショッピングセンターは「ポレポレ」という名前(…)らしい
・やっぱり(…)笠間の人は相当茨城訛りがきついらしい

…ここ最近何度か取り上げている「茨城県笠間市」ですけど、
一応説明をしておくと、野沢拓也さんの出身地です。茨城県北西部。

さて、瑞穂、行ってきました。いろいろ痛感させられました。試合自体は
まさに「惨敗」なので、とても観戦記など書けそうもありませんので、
メインとして見てきた人(背番号20番台ばっかり…)について多少。

#とりあえず片桐さんのデビュー華々しく、という印象ですか、客観的には。
#名古屋サポはさっそく個人コール連発してましたし。
#帰りには原竜太さんとの「2人1枚」配布カードまでもらう始末…。
#あと2失点目は初めて見た“リッキー”の強烈な飛び出し過ぎによる自爆。
#あれで一気にモチベーションダウンでした。次はGK加藤さん起用希望。

☆青木剛選手
本日のお目当て…だったはずの人(泣)3ボランチだからなんでしょうけど、
左のタッチラインにべっとりという印象で、見たかったロングキックも
ほとんどなく、たまに出れば精度が…(遠い目)攻守ともまだまだ、ですね。
特に守備が(ユース代表では彼が比較的守備的MFだったような記憶があるのですけど)
後で書く野沢さんにも共通して言えることだと思いますが、私は彼を
ずっと―思えば1年近いブランクのある気もする―U-20というカテゴリーの中で見てきて、
その中でのプレーを私なりに評価して、この選手の良さはここだと思って、
それを見たいと願ってきました(そして今日もそれで瑞穂へ行きました)
当然ですが、Jのトップにはそんな年齢制限などありません。
確かにナビスコ自体の位置づけ、鹿島の現状をかんがみると、非常に酷だとは思うのですが、
「蒼き挑戦者たち」で彼が何よりも求めていたのは試合出場経験で
(私、彼には本当にツーロンへ行ってもらいたかったのですが…)
形あるいはリザルトはどうあれ、彼は今それを得ているのですから、
これまでも「落差」を原動力に伸びてきた人です、きっと今後も
立派なボランチとして成長してくれると信じてます。…甘いかな(苦笑)
あと、バッグにつけてるケニー(マックがプレステキャンペーンやってた時に
ゲットしたキーホルダー)をゴール裏の椅子の隙間に挟んで
塗装ボロボロ傷だらけにしたのは私が悪かったです。謝ります。ごめんなさい。

#そういえば代表チップスの青木カードを見る(入手する、の以前に)という
#宿願(?)いまだ果たせずにいます。どなたかスキャンでもいいので…(吐血)

☆野沢拓也選手
長い後ろ髪も気になるのですが(…)もはや現状では最後の砦とも言える攻撃的MF。
当然のごとくプレースキックも担当(そういえば最後に名古屋で途中出場の
山口慶さんが、ショートコーナーとはいえ、CK蹴ったのには驚き)
特に後半、青木&熊谷を下げ石川&内田を投入し、名良橋&アウグストを前にあげるという
非常に変則的な“ミッドフィールド”となってからは、パスの出し手は
彼しかいなかったわけで、実際、石川さんからのパス交換などで何度か好機を作り、
また自身も果敢に(無茶にすら映る)シュートを放ってみたり、
プロ選手に対して失礼な言い様ですけど、この人もプロだな、と思いました。
あとゲームの流れには関係ないんですけど(…)ヒールでサイドへ開こうとしたり
長いボールをぴたりと足元へ止めてみせたり、技術は相変わらず高いな、と思いました。
敗戦後のスタンドへの挨拶も、頭下げてるのかどうか分からないぐらい、でしたね…。

☆石川竜也選手
GW最終日のデーゲームだけあって子供が多くて、珍しく投げ込みで熊谷さんが
目の前に来たのに隣の少年に手渡しされたりして、完敗だ、と思っていたのですが、
石川さんと青木さんだけは私服ではなくジャージに着替えてから出てきました。
そして、ゴール裏中央へ投げ込むように見せかけて、真上に投げる石川さん。
当然ブツは再び彼の手の中へ戻るわけですけど、ファンの反応を楽しむような
破顔一笑ぶりに―すごくキャラクター変わったな、と感じました。
ある意味本日最大の発見。なんでもアントラーズでは練習中も笑顔を振りまき、
また年下の選手の面倒見もよく、雄飛寮で感化されたのか、または筑波では
抑圧されていたのか、詳細不明の変貌ぶりのようで。ユース代表(ナイジェリア大会)での
姿を考えると後者になるのかな…なんかそうは考えたくないんですが(笑)
プレー自体は、アントラーズの一員としてやるんだ、という意思を
非常に強く感じて、好感度高かったです。多分フィルタリングかかってますが。

初スタメンの中村幸聖さんもそうなんですけど、ゲームに対する will は分かるのですが、
それをプレーとして具現化できない、うまく形に表すことのできない、
その原因はやはり若さにあるのかな…なんて考えた試合でした。

試合観戦数が物理的な理由からも精神的な理由からもワールドユース以降
激減しているのもあるんでしょうけど、残念ながら、私の中のサッカー時計は
やはり…やっぱり昨年の8月で止まったままですね。青木さんや野沢さんが
「進歩」を見せてくれて、「時間は流れてるんだ! 氷付けになっているのは
あの人だけなんだ!」と思わせてくれれば、まだ救われたかもしれないんですけど。
(氷付けって…RX-9の「氷の中の恋人」思い出す…(独り言))
後半、ゴール前いい位置での直接FK、野沢さんと石川さんが並んだ時、
一番強く感じました。間違いなく一年流れていて、なのに止まったままの私の「眼」。
野沢さんが蹴ったボールが枠を遠く超えていった時、どうしようもなくため息ついてました。

…思えば、このサイトを始めて、行き先を失った「愛情」を文章として昇華させ始めて
4年半、ずっと一つのもの(職業)を目指してきて、紆余曲折を経てそれになって、
でも壁にぶつかって、その道のプロに、二度も「君には無理だ」と言われて、
それでも壁を叩き続けるエネルギーはもうありません。
じゃあ壁に背を向けて、どこへ行けばいいんでしょうか、この広い世界で?
しばらくは、それを探す日々になりそうで…とりあえず今は疲れていて眠りたいので
明日あたりは泥のように眠り込んでやろうと思ってます、ええ、とりあえず。

最後にいい(?)知らせ。Rさん情報によると、宮原さん、4日に行われた
アビスパvsトリニータの練習試合にアビの36番として出ていたそうです。
どんな顔してボール蹴ってるんでしょうね…見てみたいものです。
また、そんな機会が訪れるなら…与えられるなら。


 2002年05月05日(日)   笠間の躑躅は何色をして咲いてた? 

―もちろん、アントラーズレッド、です。なんてね。

ミスチルのアルバムは10日に出るんですね。渋谷のハチ公口で…壁面の巨大広告、
うろ覚えなんですが「この世を嫌になるのも飽きちまった。
この世をもう一度好きになってみよう」みたいなコピーが書いてあって、じーんとしました。
絶対買います。というか何故ビックカメラではあのような安値で買えるのですか…?
名古屋で定価で買うだろう自分が嫌になるんですけど(苦笑)

今日(2002.5.6wrote)は某Play By Mailのファイナルイベントへ行ってきました。
昨夏あたり足掻いてた“趣味開拓事業”で始めた新しい pastime で、
オフィシャルのイベントに出るのは今回が初めて。
人見知りするので、どうしても話を聞いている時間が長かったのですが、
私は当然参加者の中でキャリア最小(推定)なので、聞いているだけで
いろいろ勉強になりましたし、何より楽しめました。良かったです。
詳しくは“気楽に行こうぜ!”でそのうち…。

とりあえず、コスプレだと称して幻の(自分で言ったら終わりだ…)羽田ユニを着てみたり、
ファイナル記念本だと称してフットボール布教短編(書いた本人はそのつもりらしい)を
配布したりと、なんか、自分はどうしようもなくフットボールジャンキーなんだと
思いましたね。今更というか、だからなんだってこともないのですが。
うーん、多分一生に一度の自国開催じゃないですか。ほんの少しでもいい、
一人でも多くの人がサッカーに関心を持って、その魅力に触れてほしい、
そういう気持ちは、このサイトを始める前から…サッカーが好きな人との交流を
手紙(もう書けなくなってしまって久しいものですね)でしていた頃から
ずっと変わらずに持っているものです。ZEPHYRも、無論、その一端です。

ああ…新作の申し込み振替用紙の上で荻さん@高校選抜が笑ってる…(半ば幻想の世界)

Rさんのご厚意で、ゲットするまでチップ食い散らかすと謳って果たせなかった
羽田さんカード&袋いっぱいのハネケン(笑。ポスペの犬です)と帰宅できました。
イベント開始までの暇潰し兼資料として、昔のaiやら蒼き挑戦者たちを
持参したのですが…羽田さんのページを読み返すと、今がどうであれ、
私はこの人がサッカーをする姿が見たくて仕方ないんだな、と改めて感じました。
それはすごく悲しくて、切なくて、でも同時に温かくて…うまく言えないんですけど。
だから、ぶつくさ言いながら、犬に囲まれて(笑)待ってますよ、帰りを。
「部屋に何かを飾ると選手が怪我する」問題に関しては、とりあえず
トレーディングカード類を全部片づけました。といっても中澤さんと本山さんだけですが。
写真は…「薬のみなさい」と、10番の背中は、昔からずっと飾ってますし、
関係ないと自分では思っているので…というか片づけられない…(遠い目)

とりあえず明日、青木さんと野沢さんのプレーを見られるのを楽しみに
もう寝て備えます。ちゃんとキックオフに間に合うように起きられるのを祈るのみ…。

…今回のBGMはミスチル「君が好き」でした。はい、好きなものは好きです。どうであっても。


 2002年05月04日(土)   未来を読む 

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/may/o20020503_30.htm
この記事を(正確には代表ニュースを)見ての第一声が「やっぱり」っていうのは
我ながらどうかと非常に自己嫌悪に陥っているところです。
こういうのを言霊というのかな…このLRやチャットで何度か口にしてきた
本山さんは瑞穂に来てくれないかもしれないという“恐怖”。
それが具現化しそうな(多分する)現状。怖いです…怖いですよ…。

まあ今、私の中では青木さん大ブームなので(…)野沢さんもいるでしょうし
瑞穂には行きますけど、なんか、引っ掛かりを抱えたままの90分になるのは間違いないでしょう。
…もうこういう“ささやかな”願い事も書かない方がいいのかな…。

笠間に行くとかわめいてた件は、目覚めたら11時半だった時点で没。
なんか珍しく幸せな夢を見ていた気がしますよ。よく覚えてませんけど。
私は基本的に逆夢しか見ないので、それもまた恐怖を増すだけですね。

…はぁ、そんな力なんか欲しくないよ…。


 2002年05月03日(金)   フットボール・リズム 

名波さん………(沈思黙考)

ai最新号のモノクロに、山口さんによる4年前のプレイバックがありましたけど、
とても目を通す気になりませんでした。私の心の片隅で氷結したままの記憶。
あれはあれで、私にとって必要な時間だったんです。あの半月は。
ずっと相馬さんを追いかけて、追いかけて、追いかけて、海を渡って。
トゥールーズのスタジアムで配られた、表に日本、裏にアルゼンチンの国旗が
(この辺の表裏解釈はあくまで日本人的に)プリントされた紙に、確か、私は
「3 SOMA 10 NANAMI 日本の生命線!」とマジックでごしごし書いた記憶があるのですよ。
当時の私にとって、それが代表のほとんど全てでした。
名波さんは自著で、あれを最初で最後のワールドカップだと書きました。
でも…あのチームの破片を背負って2002年のピッチに立てるのは名波さんだけだと思うのです。
いや、中田英寿さんや小野さん、そして市川さんが今の代表にはいますけど。
だから、正確には、4年前の私の記憶の断片を背負ってくれる人が
名波さんしかいない、と書くべきでしょう。中山隊長でもいいんですけど。

今日は刷って・折って・綴じての作業を軽く15部ほどこなして、
(やっぱりコピーで失敗して無駄にお金を使った私)
夜は楽しみにしてたNHKスペシャルを見ました。ジダン&キムタク。
木村拓哉さんの口にした言葉は、NHK的にオゲェなのか、というのも多少ありましたけど、
サッカーが好きだというのは確かだと思いました。でもあのトロフィーレプリカなんじゃ…。

つくづく思うのは、サッカーの深淵さ(あと3晩もちゃんと見たいけど見られるかな?)と
言葉という表現媒体との乖離ですね。本当にフットボールを語るのは難しいです。
たとえば、ホンジュラス戦での俊輔さんの2ゴール。
あれを表現しろ、と言われたら、生の一回では当然無理で、
ビデオで10回リプレイ見たとして「凄まじいカーブを描いて」あたりの
陳腐な表現に収まるんじゃないかと思います。
観戦記はいつもメモから起こすんですけど、直接FKは一番書くの難しいですね。
まずメモを現地で取る時点で、一応軌跡の矢印を書いてみたりするのですが、
二次元と三次元の違いは超えられようもなく、既に表現手段を失っているのです。

他にも中田英寿さんの「キラーパス」と小野さんの「エンジェルパス」の違い、
そう形容されるパスとの、たとえば小笠原さんや本山さん(なぜ45分で交代?!)、
あるいは野沢さんの繰り出すパスとの違い、もちろんそれらは全てTPOによって
緑のフィールドに描く軌跡(←この表現が既に二次元的な発想にとどまっている)を
異とし…言っていたのは木村和司さんだと思いましたけど、実況や解説なんて
途方もなく難しい作業だと思うんですよ。リアルタイムで言葉を当てはめていくなんて。

うーん、だから、フットボールは、スタジアムで、自分の目で…五感を駆使し
持ちうる限りの感受性と想像力を発揮して、体感するしかないと思うのですよ。
本当なら自分でボールを蹴ってみるべきなんでしょうけど…それは挫折したので(苦笑)

あまり先のことを考えず毎日をしっかりとやりたい。

やはり間違ってました、微妙に(笑)<SさんSpecial Thanks!
霧の中に立ちつくす今の私にとっては、重い言葉です。
親には「充電と放電は違う」と釘をさされました。しなければならないのは前者。
でも、やっぱり何もしたいこと(すべきことすら)が思い付かないのです。
それでも流れ行く日々。何かを得なければ、私の一番大嫌いな“無意味”な時間になってしまいます。
私も先のことは考えたくないです、今はただ、次にやることを見つけたいだけ…。

この心臓が動いている間に…動いている間に…悔いのない日々を…。


 2002年05月02日(木)   「あまり先のことは考えず毎日のことをしっかりやっていきたい」 

私の使えない脳ではこれ(↑)が精一杯の暗唱です(…)
どなたかai最新号(「蒼き挑戦者たち」と二分冊というか、U-21特集というか)を
購入された人、ランキングの最後の方に載っているセリフ補完していただけませんでしょうか?

…とにかく第一感想は「そういう登場の仕方ってありか?!」でした。
アメリカワールドカップのファイナルは、私が(羽田ファンとして)ずっと見たいと
願いながらかなわずにいるゲームの一つです。そんなにバレージってすごいのか、って。
(柳本さんもバレージ好きだったじゃないですか…正確にはその頃から引きずってる気持ちです)
あとはU-21関連を超斜め読みしただけですね。章吾さんのところとか(笑)←分かりやすい

で、Mさんと岐阜駅に新しくできたカフェで長々と話していた時にも愚痴ってしまったのですが、
彼は一体「毎日」クラブハウスの中で何をやっているのでしょう?
かなり素朴な疑問。今、一番行きたい場所は鹿嶋だろうのに、行けない最大の理由。
(クラブハウスじゃなくて、スタジアムと考えるようにすればいいのかな…)
とりあえずaiでは青木さん株が更にアップ、と。以上(笑)
あとMさん&Sさん、私があんな格好をしていたのは、待ち合わせの時間に間に合う
ラストの列車の出発まであと10分、という時刻までパジャマで寝ていたからです(死)

車窓から躑躅の花が見えるたびに、笠間の躑躅も綺麗なのかな、と思います。
今、5日のイベントに合わせて上京するのですが、前泊して…それ(4日)を
笠間観光に費やそうか、と割と真剣に考えていたりするのです。
いや、GWの笠間なんて人だらけで、岐阜駅の「みどりの窓口」にできた行列で
GWに出かけるなんてやっぱり嫌だ、と思った人間には向いていないとは思うのですが。

向き不向き…文筆業は私に向いているでしょうか?(苦笑)
言葉は、サッカー選手にとってのボール、私にとっての手足…これをもがれたら
もう私には本当に何も残らなくて…それが怖いのでしょうか???

…うーん、やはり試合を横目に単語を連ねるのには無理が(笑)
割と相手陣内でゲームをやっているように映るのですが…山下さんは当て馬なのかしら…?

やっぱり負けるのは悔しいですよ。所詮はステップとはいえども。
そんな感じで(廊下の伝言板と逆のこと書いてますよね)理性と感情が軽い葛藤中です。

とりあえず明日はいまいちやり方の分からない(…)両面コピーにトライせねば!
そして、ゲームに集中だっ!!!(魂の叫び)


 2002年05月01日(水)   誇り高き勇者のように 

近頃のお気に入りBGMはコブクロの「YELL」。
このくらい前向きの曲じゃないと、今の私は沈没するので(微苦笑)

躍動する敵の大軍を目前にして、どこか不敵ですらある微笑みをかすかに浮かべ、
決して太いとは言えない腕には細身の…片刃の刀を手にして、
その、明るくも妖しい輝きを放つ武器を手にし、毅然と斬り込んでいく。
舞うように屍を積み重ね、まとうオーラが…殺気が敵を遠ざけていく…そんな勇者様。
…いつからヒーローには日本刀と私の中では相場が決まったのでしょう?(笑)

ツーロンメンバー、また入れ替えがありましたね。井川さん→千島さん。
この前の飯尾さん→那須さんと足して2で割る(?)とちょうどいい…のかしら?
世間はフル代表一色ですが、各種年代の代表もインターナショナルな大会を控え
頑張ってもらいたいと願うのみですが…代表ニュースに田中さんが全治三週間で
“今回のワールドカップは諦めて2006年を目指す”という記事があって、
ものすごくブルー入りました。今一番見たくない手のニュースですね。

なんかくどいくらい書いてる気がしますけど…確かにサッカーにおいて
負傷は不可抗力です。だけど、4年というインターバルは、サッカー選手にとって、
いやアスリートにとってあまりにも長すぎる時間です。
私のような、ただの一般人だって、4年経てば描く夢も変わりますし、
(その清算をこれからせねばならぬのですよ…憂鬱だ…)
もちろん、4年後の姿なんて誰にも描くことなどできません。

だから、候補と呼ばれている皆様には、ベストのコンディションで運命の日を
迎えてほしいですし(無理な願いとは承知でも、やはり願ってしまう)
その日、エントリーの決まった23人には、出場機会があるのなら、あるのなら、
生涯、一生涯悔やまないパフォーマンスをしていただき、そうして生まれたリザルトなら
自ずと応援する我々は、それを“必然の結果”として受け入れるでしょう。

今までのどんな大会だって、涙を飲んだ選手がいます。
それに対してリベンジの機会を与えられるかは…神のみぞ知るところ。
確かに世界的には若いと呼ばれる我らが日本フル代表ですから、
4年後のドイツ大会にこそ成熟期を迎えるのかもしれない、
けれど、一方的に流れ行く歴史上において、2002年のFIFAワールドカップは
後にも先にも一度しかないもので、それは間違いなくサッカー界の
ターニングポイントになるでしょうから…もう辛い知らせを聞くのは嫌なのです。

いつも言っている…何かの受け売りなんですけど…「運命はそれをそう知覚(認識)した
瞬間からその身を縛る」んだと私は思います。「これは運命なんだ」と割り切った時から。
だから…羽田さんが『蒼き挑戦者たち』でこの単語を口にしていたのには、
正直、背筋が凍る思いがしました。そういう結論に達したのですね…と。

パッセの星野書店で見つけた『子午線の祀り』より―既に抜粋されまくっていて
この部分を取り上げること自体、陳腐な発想だとしか笑うしかないのですが。

(知盛と影身の内侍が星空を見上げている)
知盛「あの星から眺めれば、いつか必ずそうなる運命の中へ、一足一足
進み行っていく我ら人間の姿が、 豆粒ほどの人形の動きのように見て取れるのかもしれぬ。
星にももし情(こころ)あらば、それを哀れと思うか、健気と思うか―」
影身「星々に情などございますまい」
知盛「なに?」
影身「情ありませんからこそ、あの星々は動きを乱すこともなく、あのように
いつまでも老いず静かにめぐっているのでございましょう」

生きている以上…生まれてしまったからには、時には宿命について考えねばならぬ時もあるでしょう。
けれど道は…道は自分の前にはなく、自分の後ろにできるもの(また受け売り)。
この風吹く不毛の砂漠を越えた向こうに、目指す安住の地はあるのか、
分かりはしないけれど、そう信じて歩いていくだけ。それしかできないから。

幸福を求めぬ者など、誰一人とて存在しないのだから。

とりあえずは鹿島がナビスコカップの予選リーグをどうくぐり抜けるかですね。
代表選出者に負傷者、加えて出場停止選手…それも試練だと苦笑するしかないのでしょうか?

真なる強さを育むものが何であるかなど、不可知なのだから。知るよしもないのだから。


やぶ |MailWeblog