anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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1981年05月08日(金)

character->>林檎

半年間だけ付き合った、4歳年下の人。
かなりややこしい経緯で付き合うことになった。
結果的にはYosshyとの二股だった。
Yosshyと林檎、お互いの存在を知っていたにもかかわらず
半年も付き合えたのは、ある意味、すごいことだと思う。

冬寿と同じ、チャットのメンバー。
付き合う寸前までは、そこまで仲良くもなかった気がする。

これでもか、これでもかというくらい理詰めで物事を考える大学生で
名（迷？）台詞の数々を残す。一番印象に残っているのは
『欠点は欠点として認識しない限り、欠点ではない』
という言葉。欠点を欠点と自覚しない時点で、それが欠点なのでは？
と、今では思う…心の底から思う…。当時は言えなかった。
まるで年下とは思えなかった。常に上に立たれていた。
私を更生（？）させようと、かなりいろいろな手段に出たけれど
それが吉と出たのか、凶と出たのかは、未だにもって謎のまま。
私の思想の根本に大きな影響を与えたことは確か。
だけど、あまりにも硬質な性格のせいで、大いに傷つけられもした。
機械ヲタク、改造マニア、熱心なMac信者。どこに惹かれたんだか。

遠距離恋愛ではあったけれど、6ヶ月の間に3回、計2週間ほど一緒にいた。
冬寿より、よほど頻繁に会っていた気がする。気のせいではない。
別れがあまりの泥沼だったため、私は2年以上も引きずっていたのだけど
（文字通りに病気になって入院してしまうほど）
突然親交が復活し、今では普通に友達だと思っている。

身長180cm、体重55kgと、もうありえないくらい細かった。
顔はまあまあ？カラオケで服を脱ぐ癖があるみたい…。
Yosshy、林檎、冬寿、3人の共通点は『華奢な眼鏡』。
私の趣味の悪さ（というかマイナーさ？）全開。
母親に言わせると、私は頼りない男ばかり選んでいるらしい。
…中身はそんなでもないんだけど…皆…。やはり外見が問題か…。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。

written by：Kyo Sasaki
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