Christmas Seed
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窓を開けると、 星空から、楽しげな歌声が。
一緒に、愉快に歌おう。 一年間の喜びに、感謝を込めて。
--- Merry Xmas ---
2001年12月23日(日) |
Xmasを楽しむために(10) アヴェ・マリアbyサラ・ブライトマン |
「アヴェ・マリア」の響きは、 疲れた心と身体のすみずみに、 スピリチュアルなメッセージを贈ってくれます。 ことに、この季節には。
サラ・ブライトマンのアルバム「クラシックス」には、 シューベルトのアヴェ・マリアの新録音をはじめ、 全16曲のクラシックを収録(ボーナス・トラックあり)。
クリスマス・タイムに世界じゅうで「求められていた」 おすすめアルバムといってもいいでしょう。 ロンドンのミュージカルで鍛えたサラならでは、 ロンドン・シンフォニーなど母国イギリスの 三つのオーケストラとの競演も話題です。
ヘンデルのオペラ「リナルド」から アリア「私を泣かせて下さい」(ネスレのCMに登場)など、 透明感のあるディーバのソプラノが響きわたります。
歌詞をつけて新境地を開いたギターの名曲 「アルハンブラの思い出」も新鮮でした。
※発売元:東芝EMI 2001.11.28
(マーズ)
2001年12月22日(土) |
Xmasを楽しむために(9) 「ジャック・フロスト」 |
大ヒットしたファミリー映画ということで、 「ビートル・ジュース」や「バットマン」の マイケル・キートンファンとしては、 今ごろになってやっと観ています。
Jack Frostは英語で「霜」や「冬将軍」を いいますよね。ううっ、さむい。
そんな名前の主人公、ジャックは売れないバンドマン。 いつもジョークを連発するお父さん。 知る人ぞ知る、といった渋さが少しずつ注目されたころ。 ひとり息子のチャーリー少年との大事な 約束を、仕事のためにすっぽかしてしまいます。 そして、クリスマスに訪れた最大のデビューチャンスを 家族のためにあきらめようとしたジャックは、 その夜、かえらぬ人となりました。
しかし、ここからがこの映画の始まり。 ジャック・パパは、わが家に帰ってきたのです! 一年後のクリスマス・シーズンに。 チャーリーがつくった雪だるまに"入って"。
この映画の日本語版は「パパは雪だるま」。 ちょっとおかしいほどですが、まさにそのとおり。 雪だるまになってしまったジャックは、チャーリーと 仲直りして、新しい思い出をつくるのでした。
この雪だるまの表情が、とてもユニークで、 「死」という境界をはさんでいることもあって、 涙をさそわれます。 マイケル・キートンの顔に似せた雪だるま、 とにかく表情がくずれていて、悩ましげで、愛嬌がある。 人間みたいに複雑なのです。 SFXはILM、アニマトロニクスは ジム・ヘンソン・スタジオとのこと。 日々進歩している世界では、3年前となると 技術的には古いのかもしれませんが、 親子の情愛は年を経ても色あせず、 死をへだてても気持ちは通じます。
それにしても、このママは美人ですね。 星のつえを持った、クリスマスの天使みたい。 そして、ジャックがシャウトする、 ジャック・フロスト・バンドのライブも なかなかでした。
子ども向けのファミリー映画、と 一筋縄ではいかない奥行きのある映画です。 (マーズ)
本当は樅の木かどうかは判りません。 うちの庭の隅の円錐形の針葉樹に 今年も灯を点しましょう。 長いイルミネーションコードをつないで まんべんなくライトが散って見える様に てっぺんからくるくる巻き付けていきます。
アメリカで売られていたツリーは 根元から切ってずらりと森の様に並べられて、 買われていって各家庭で綺麗に飾られた後で クリスマス明けには捨てられてしまいます。 最近は勿体無いからというので日本のような プラスチック製の何度も使えるツリーが人気だそうです。
うちのツリーはどうも去年より大きくなっているなあ。 二階に届くくらいの高さになってしまって、 これ以上背が伸びないように てっぺんは切り詰めてあるのですが それでもなんだか全体に大きくなっています。 来年はもう一本イルミネーションコードを継ぎ足さないと。 昼間は光が見えなくて淋しいので 赤と金の包み紙で包んだボックスの形のオーナメントを あちこちにくくりつけます。
緑の葉と金と赤のボックスの組み合わせは クリスマスカラーで充分きれいなのですが、 ちょっとまとまりすぎていて淋しいかな。 更に緑、青、紫、ピンク、銀のボックス型飾りを それぞれ100円ショップで買ってきて 薄暗がりの中で脚立に乗って樹いっぱいに吊るしました。 脚立から降りて全体のバランスを見て完成。 いつもは誰にも見て貰えない隅っこの針葉樹の 年に一度の晴れ姿です。
夜。 イルミネーションの光にボックスの銀紙が 光ってうっすら色が閃きます。
朝。 玄関からツリーを振り返ると今まさに朝日が射して きらきら七色の銀紙がとりどりに輝いて綺麗です。(ナルシア)
2001年12月20日(木) |
Xmasを楽しむために(8) 「ちいさなもみのき」 |
「ちいさなもみのき」(The Little Fir Tree)は、 世界じゅうのこどもたちに読みつがれている アメリカ生まれのクリスマス絵本。
マーガレット・ワイズ・ブラウンの 思いやりにみちた文章と、 バーバラ・クーニーの描いた、 愛らしいもみの木。
森のはずれにたったひとりで育つ 小さいもみの木は、病気の男の子の待つ家で クリスマスツリーになりました。 きらきらした飾りにつつまれた、緑の希望。 もみの木の香りを部屋いっぱいにただよわせて。
でも、ちゃんと根っこを大事にくるんであるので、 冬のあいだだけ男の子の部屋にいたもみの木は、 春になるとまた、森のはずれに戻るのです。 そしてお互いに、大きくなるのです。
男の子のお父さんが、 もみの木を掘り出すときに、 決して斧で切らずに、うちへ来てねとお願いするところ、 また来年会おうねと森に帰すところが この絵本の人気のひみつかもしれません。 (マーズ)
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「ちいさなもみの木」 著者:マーガレット・ワイズ・ブラウン / 絵:バーバラ・クーニー / 訳:上條由美子 / 出版社:福音館書店
2001年12月19日(水) |
☆ニュールンベルクのクリスマス市 |
手工芸が盛んで、「おもちゃの町」とも呼ばれる ドイツの古都ニュールンベルク。 ドイツらしさを残す町並みは、大戦中に破壊され、 戦後になって復興されたものです。 ワーグナーのオペラ「ニュールンベルクのマイスタージンガー」 でも知られ、また、画家のデューラーもこの街の出身とのこと。
ここニュールンベルクでは、 ドイツ最大のクリスマスマーケットが 11月下旬から、イヴの日の午前中まで開かれています。 これは、ちょうどアドベント(待降節)にあたる期間。 街の広場いっぱいに、赤と白のテントが埋め尽くし、 そこに並ぶのはすべて、クリスマスグッズ。
17世紀からの伝統を守るため、 このマーケットに出店する200ものお店は、きびしい審査が あるのだそうです。 クリスマスに関係のある、地元産のおもちゃやお菓子、 ツリーの飾りなど食品や工芸品に限るという定めによって、 伝統文化のイメージを守っているのはさすがです。 (マーズ)
☆サンタクロース
混雑する師走の街では車は少しずつしか進みません。 前にいるボックスワゴンのクモークガラスに スノースプレーで綺麗にステンシルされた トナカイのひく橇に乗ったサンタクロースが。 あの、もしやそのワゴンの後部には山積みのプレゼントが?
☆聖母子
お店の中で流れるクリスマス・ソングが 次の曲に変わったとたん、 真っ白のコートに真っ白のストールを羽織った 少女のような丸顔の女性がにこっ、と 満面の笑みを浮かべました。 それから棚の向うの通路から We wish you Merry Christmas, We wish you Merry Christmas, メロディーに合わせて綺麗な歌声が。 ぱたぱた、と小さな男の子が駆け寄って来て 1コーラス歌ってから透き通った声で 「ままのだいすきなおうただね!」
本当に、ままはこの歌が大好きらしいね。(ナルシア)
■ Christmastide −クリスマス・シーズン−
日本では「クリスマス」というのは、 24日の「イブ」がメインで、 25日の「クリスマス」当日は、 気の抜けた炭酸のような日になってます。 どうして、24日がメインなのでしょうか。 日本独自の「風物詩」というべきでしょうか。
ヨーロッパなど、キリスト教の国々では、 クリスマスというのは、 12月24日から1月6日までをさすそうです。 (このクリスマスの”期間”を 「クリスマスタイド」といいます。) 1月6日は、「エピファニー(顕現節)」と呼ばれ、 キリストが洗礼をした日だといわれています。 イエスの洗礼を記念する祝祭が「エピファネイア」 と呼ばれていたことに由来するそうです。
この間の12の夜を数えて、これが、「十二夜」。 「十二夜」というと、 私もすぐに、シェイクスピアを思い浮かべますが、 その当時の習慣の上では、 12月16日から2月2日の48日間が「クリスマス」だったそうです。
クリスマスが、キリスト教社会にとって、 大切な行事であることには間違いないのですが、 クリスマスのお祝いの背景には、 キリスト教の文化だけでなく、 キリスト教以前の社会の祝祭「冬至祭」の存在があります。
いろんな文化がまざりあって 新しい文化が誕生します。 宗教色のない日本のクリスマスも、 もう、新しい「日本独自」の文化なのでしょうね。 (シィアル)
2001年12月16日(日) |
☆ミックス・クリスマス |
先日、和風庭園のイルミネーションのことを 書きましたが、 またすてきな和風洋風ミックスを見つけました。
通りに面した数奇屋風門構えのお宅。 夕刻、すでにあたりはとっぷりと暮れ、 ぴったり閉ざされた門扉は、細い檜のストライプ。 その中央、目線の位置に、 電飾文字の"Merry Christmas"、 門の前には誰かがぽうっと立っています。
あ、スヌーピーのサンタだ。
中に灯りの入った、1mくらいの樹脂製スヌーピーは、 輪郭をにじませ、なんともいえずいい味を出しています。 背後の和風テイストと、なぜか不思議な一体感。
きっと子どもがいるお家なんだろうなぁ。 これで子どもがいなかったら、もっとすてきだけど(笑) (マーズ)
2001年12月15日(土) |
Xmasを楽しむために(7) 「ハリー・ポッター」 |
映画「ハリー・ポッター」は、もう観ましたか?
魔法使いの学校ホグワーツ魔法学校の クリスマスは、どんなだろうと楽しみでした。
入学が9月なので、楽しいハロウィーンがすぎると もうクリスマス(休暇)の足音がきこえてきます。 ホールでは、先生が厳粛なおももちで、 浮遊術を使って、大きなツリーに きらきら輝くオーナメントを飾り付けていたり。 キリスト教的な要素はあまり見られず、 冬の美しく楽しい行事として描かれていました。
寮に残るハリーとロンは、ほとんどの子たちが 家に帰ってしまったので、ふたりだけのクリスマスを お祝いします。 いつものけ者だったハリーにとって、 ともだちとお祝いするクリスマスは わくわくする経験でした。 プレゼントも、ちゃんとありました! なんだったかは、観てのお楽しみ。
2001年12月14日(金) |
Xmasを楽しむために(6) 「グリンチ」 |
映画「グリンチ」は、 クリスマスを何よりも愛する メルヘンの村「フーヴィル」の住民、フーたちと、 ゴミ捨て場のクランピット山に住む怪物(心が怪物)グリンチが クリスマスをめぐって、ほんとうに大切なものは なにか、気づいてゆく物語。
緑色で毛深くて、"ハートのサイズが2つ小さい"グリンチ役は ジム・キャリー。いじわるで人をよせつけない臆病者。 この役は彼自身の望みと聞いて、少し安心(笑)
監督はロン・ハワード。 現代のマザーグースと呼ばれ、 アメリカで1957年から50年近くも親しまれてきた Dr.スースの「グリンチはどうやってクリスマスを盗んだか」の 映画化です。
小さい子どもたちと一緒のクリスマスには、特におすすめ。 吹き替え版も、ナレーションがフーの街の不思議な雰囲気を それこそマザーグースを意識した日本語になっています。
グリンチの細長い、毛の伸びた指が妙にかわいい。 グリンチと友達になる少女、シンディ役のテイラー・マムサンも 茶目っ気たっぷりの表情で、とってもはまり役。 グリンチの犬のマックスも熱演しています。
------------------------------------------ 「グリンチ」公式サイト http://www.uipjapan.com/grinch/
2001年12月13日(木) |
☆「第九」が日本にやってきた。 |
ベートーベンのシンフォニー「第九」は、 年末の日本で恒例行事となっています。
どうして、第九なのか? だれが最初に日本で演奏したのか?
その答えは、第一次大戦の悲劇にありました。 当時、中国から送られたドイツからの俘虜 (捕虜ではなく『ふりょ』と呼ばれた)が 日本各地の収容所に入れられていたのですが、 なかでも徳島県鳴門にあった坂東俘虜収容所には、 1917年から3年間のあいだ、1,000人もが生活していました。
ここでは俘虜による自治が行われ、 さまざまな職業・技術を持った俘虜たちが 持てる技術を日本人にも伝えていました。 所内では新聞まで発行されていたのだから驚きです。 これはもう、収容所とはいえ、日本に ドイツの町が出現したといっていい状況ですね。
坂東は小高い丘のふもとにあり、 近くには四国八十八ヶ所の第一番札所もあります。 おだやかな農村の人々は、外国の俘虜を 親しみをもって受け入れました。 なんと、病気を治すという名目で、海水浴まで 許されたことがあったそうです。
そんななか、100回も行われたというコンサートは 俘虜たちの最大の楽しみとなっていました。 1918年(大正7年)、この坂東収容所において、 俘虜たちの「徳島オーケストラ」(ヘルマン・ハンゼン指揮)が 日本で初めて第九の演奏を行ったのです。 ベートーベンがシラーの詩に乗せて、 人間愛を高らかにうたった交響曲第九番を。
その背景には、坂東のこうした自由さと、 俘虜とはいえ、相手の人間性を尊重した 収容生活があったのです。 俘虜たちのなかの数十人が、戦後も日本に残ったといいます。 現在収容所の跡地は立派な記念館、「鳴門市ドイツ館」になっており、 第九を演奏した様子は、等身大の人形で再現されています。
最初の演奏は6月1日だったそうですが、 それから徐々に、年末に行う日本での第九演奏が 広まっていったのでした。
ちなみに、当時のガリ版刷りのコンサートパンフレットは 現在になってやっとその高度な技術が研究されはじめ、 こちらにも光が当てられているそうです。 (マーズ)
毎年このシーズンになると、とある曲り角の 日本邸宅に、明かりが灯ります。
道路に面した塀の向こう側は盛り土をした築山で、 高い場所に植わった植栽も道からよーく見えるのでした。 大きなおわんをふせたようなサツキにも、 刈り込んだ背の高いウバメガシにも、 シンプルではありますが、小さな星たちが てんてんと輝き始めるのです。
それでも、どこか普通の野外ツリーに比べると 異様なことには変わりなくて。 ああ、日本庭園だからか、と車で 通り過ぎるころに気付くのでした。
それでもそれでも、 今年もやってくれてありがとう。 (マーズ)
2001年12月11日(火) |
☆聖ルシア祭 12/13 |
13日は、北欧スウェーデンで 聖ルシア祭が行われます。
ルシアはイタリア生まれの聖女。 いわゆる「サンタ・ルチア」その人です。 ルシア役の娘は キャンドルの冠をかぶります。 白いドレスに赤い帯をしめた娘たちの一団は サンタ・ルシアの歌を歌いながら近所の家々をたずね、 明るいキャンドルの光を運ぶのです。
この日は、旧暦では冬至の日にあたり、 太陽の誕生日を祝っていたお祭り、ユールと 一緒になって伝わったそうです。
(マーズ)
緑のはっぱに赤いふさふさ。 キャットテールの赤いモールのような花って クリスマスっぽいと思いませんか?
暖かい室内で良く陽に当てていれば 真冬でも毛糸みたいな花が咲きます。 伸び過ぎた枝や花の終った枝は どんどん切るとまた元気に伸びてきます。 葉も小さくてあまり根をはらないので バスケットに入れてお部屋に飾ると可愛い。(ナルシア)
2001年12月09日(日) |
☆正しい!?日本のクリスマス |
以前わたしは、「あの方」のいない日本のクリスマスは おかしい、というような浅い考えをしておりました。
しかし、ここにきて、その正しさが わかりかけています(笑)。
キリスト教以前から、クリスマスは冬至の祭りとして 祝われていました。そこへ、正式な日の記述が残っていない キリストの誕生日をもってきて、合体させたのが キリスト教の「クリスマス」(キリストのミサという意味)なわけで、 その原型はあくまで、 長い閉ざされた冬がピークを迎え、太陽の出ている時間が 少しずつ長くなっていく日、冬至を祝う民間信仰だったわけです。
キリスト教以前からローマ時代のサトゥルナーリア祭りや北欧のユールなど、 冬至のお祭りが各地にありました。 英国では、1600年代には、議会から、 古い異教のなごりであるクリスマスを勝手に キリスト教と結びつけて祝って騒ぐことあいならず、 というお触れまで出たとか。
それなら、 西洋風のクリスマスからキリスト教的な要素を ほとんどすべて除いて受け入れた日本のクリスマスは、 正統的な冬至のお祭りの現代版といってもさしつかえないでしょう。
イタリアでは感謝祭は恋人と、クリスマスは家族と一緒に 過ごすものらしいですが、日本は感謝祭がないので、 お正月は家族と、クリスマスは恋人と、でも 案外理にかなっているのかもしれません。
クリスマスカードのやりとりは年賀状ですし、 プレゼントはお歳暮。 お餅はケーキを連想しませんか? 常緑樹のツリーにキラキラを飾る行事は、七夕の竹を連想します。 サンタさんは歳神さまの代理聖人?
冬至の日、ささやかにかぼちゃを食べたりゆず湯に入るだけでなく、 こうして盛大に国をあげてお祝いを行うのは、 歴史の偶然の結果とはいえ、まことに正しいのではないかと 考えてしまうこの頃です。 だから、本来は、クリスマスと正月を分けずに、 一連のつながりを持たせて、長い休暇を取るべきではないかと(脱兎) (マーズ)
樅の木でなくていいです。 立ち木ならなんでも、 木がなければトレリスや支柱だけでも、 夜になれば庭の主役。
長い長い電飾をバランスよく巻き付けるのも センスのみせどころで楽しいですが、 最近人気のネット式のイルミネーションは ひっかけるだけなので簡単(ちょっと高価)。
庭では点滅しないタイプのほうが見映えがします。 外付けコンセントのあるお宅ではぜひ。(ナルシア)
拾って来た木の枝、松ぼっくり、 剪定した枝、生け花用花材、 ドライフラワー、木の実、スパイス
あるいは貝殻、石ころ、 壊れたおもちゃ、
金か銀のホビー用カラースプレーで まんべんなくペイントして リースやツリーに結んだり 棚やテーブルの飾りにします。
スプレーは風のない庭やベランダで 新聞紙を敷いた上でかけます。 パールやラメ入り、スノー風スプレー等 いろいろな種類があるのでお試し下さい。(ナルシア)
2001年12月06日(木) |
☆蜜ろうのキャンドル |
蜜ろうでできたキャンドルは、すぐ燃えてしまいます。 ほんとに、燃えるのが早いです。 でも、キャンドル好きには欠かせない アイテムですよね。
部屋の中で火を燃やすのは危険といえば危険で、 先日も消し忘れて寝入ってしまい、 夜中にふっと目が覚めると、 まっ黒いキャンドル(アジア風のやつ)が ぼうっと燃え残っていました。
話がそれています。 蜜ろうのキャンドルづくりは、 ヨーロッパで紀元前200年ころからはじまったそうです。 カトリック教では 純粋と処女性の象徴とされている 蜜ろうのキャンドル。 単なる自然志向ではなく、 意味あって大切にされているのですね。
そういえば、使ってしまって 在庫がなくなっています(笑)
(マーズ)
2001年12月05日(水) |
☆聖ニコラウス祭 12/6 |
■12月6日は、聖ニコラウス祭り。
ニコラウスは、サンタクロースのことです。 聖ニコラウスは、小アジアのミュラに実在したといわれる聖人で、 サンクト・ニコラウスがもともとの名前。 長い間になまっていって、サンタクロースになりました。 今のようにクリスマスにプレゼントを配って 回る前は、この日がサンタクロースの日だったそうです。 ヨーロッパの子どもたちは、プレゼントと結びついた この日を楽しみにしているとか。
不思議なことに、 オーストリアのアルプスに伝わる ニコロスピーレンというお祭りでは、 まるで日本の東北地方の「なまはげ」に そっくりな行事を、サンタさんと一緒に 行っているそうで、おどろきですね。
そういえば、去年だったか、 サンタクロースのお堂の遺跡が発見されたという ニュースが写真入りで新聞に載っていました。 私たちの記憶では寒い国の住人サンタさんも、 なんだかあったかい感じの世界に 暮らしていたんだな、と思うような壁画でした。(マーズ)
2001年12月04日(火) |
☆色付くポインセチア |
去年のクリスマスに買ってからずっと 育てているのに、今年はまだ赤く色付かない 鉢植えのポインセチアありませんか?
ポインセチアは太陽の光の 当る時間が短くなると 赤い苞を出す短日植物です。 常夜灯や夜更けまで電燈が当るところに ポインセチアを置いてあると 冬になった事に気が付かないで いつまでも葉が緑のままです。
夜に灯の当らない場所に鉢を移動するか 夕方5時頃から翌朝8時頃まで ダンボールを被せて夜を作ってあげると 緑の葉の上に赤い苞が出てきます。(ナルシア)
2001年12月03日(月) |
☆クリスマスの本探し |
本屋さんのクリスマスコーナーも、にぎやかになってきました。 いなかの書店でも、クリスマスフェアをやっています。 でも、児童向けのフェアは、2階でひっそりと。
教育目的で子どもにプレゼントされる絵本もあれば、 私のように、実物を見てこの時期にまとめてクリスマス本を 手に入れようという不審な大人もいることでしょう。
平台に並べられているクリスマスの本は、 新しい本や、よく売れている本がほとんど。 わかりやすくクリスマスを解説した「クリスマス辞典」も 欲しいのだけど、と思いながらしぶしぶ台に戻します。
マイナーなクリスマス本は、取り寄せも面倒なのか、 ふだんの本棚にまだうずまっていて そういうのを掘り出す楽しみもありますね。
ちょうどゴッデンの「クリスマス人形のねがい」を 教えてもらって取り寄せていたので、 ついでに、他の本も物色します。 図書券があるもので、いつもより気分が大きい。
掘り出したなかには、トールキンの 「サンタ・クロースからの手紙」(評論社)もありました。 トールキンが子どもたちのために、サンタになりすまして 毎年送っていた手紙を、いわゆる手紙絵本の形式で、 封筒に入れてページのなかにはりつけ、取り出せるように デザインしています。 わざとふるえる筆跡で、寒い国から来たことと、 お父さんからの手紙ではないことを強調しながら。 日付を見ると、めまいを覚えます。 最初は、1920年。
しかも、けっこう大変なんです、サンタさん。 仲間のように暮らしている北極熊が、ドジで、失敗ばかり。 性格もいいかげんで、すぐむくれるらしく、大変。 なんだか、読んでいる自分が北極熊になったみたいで、 落ち着きません。
そんなアクシデントを、つらつら書き送ってくるサンタさん。 あんまり、というか90%くらいは、 いかに自分達が苦労しているかを知らせているのです。
読んだ子どもたちは、 「サンタさんも大変なんだから、今年のプレゼントは これでもしょうがないんだよね」 って、思うでしょうか。
そして、なぜかハロウィーンの本も、ちょうど見つけたので 来年のために買ってしまいました。 ちび魔女3人が活躍する「ちびっこ魔女の大パーティー」、 評論社の本です。 こうして見ると、いつもながら評論社の本をよく 手にしているようです。(マーズ)
2001年12月02日(日) |
☆初めてのクリスマスツリー |
■ 初めてクリスマスツリーを飾ったのは、 ドイツのストラスブルグで、 そこからイギリスを経てアメリカに伝わったと 言われています。
2001年12月01日(土) |
☆アドベント・カレンダー |
■アドベントとは、クリスマスの準備を整える期間。 11月最後の日曜から12月の三回目の日曜を含む、 クリスマス・イブ(12月24日)までの約4週間。 「待降節」ともいうそうです。
ちょっと、フライング気味でしたが、 12月1日より、アドベントカレンダーを始めます。 12月1日から12月24日までのカレンダー。 クリスマス・イブまで毎日、クリスマスの小さなお楽しみを お届けします。 本物のアドベントカレンダーが、日々めくるごとに、 素敵な絵やお菓子があらわれるように。
※ 参考図書 「クリスマス事典」(あすなろ書房)
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