永遠の愛

2014年12月31日(水) 年末のごあいさつ

年末年始はあいさつをしようと約束していて。


昼過ぎにメールが届いた。


今年はとても良い一年でした
来年はもっと素敵な一年にしたいですよ


嬉しい言葉をありがとう。


私も、とっても幸せで嬉しい一年でした。


来年はもっともっと、愛が深まるといいなと思う。




ここ最近は、夏にばっかり交流があって、冬までもったことがなかった。



10数年くらい前に、あなたと交わした年末の会話を思い出す。

「来年もよろしく」

ショッピングモールの屋上駐車場にいる時にかかってきて、そう話したのを、はっきりと思い出すことができる。


あれから、長い期間を経て、やっとあなたとここまでの関係にたどり着くことができたこと。


本当に本当に、幸せに思う。


私はまだまだ、欲深くて、あなたの愛に満足できていないけど。

あなたは、「俺としてはものすごく進歩してると思うけどね」と言う。

確かに、そう。

あなたは本当は、とても硬派で、好きだとか愛してるとか、言う人ではなかった。

私のために、一生懸命素直な気持ちを表現してくれる。

それに、心から感謝したい。



私でなくて、奥さんを選んだことが、とても悔しいと胸をしめつけられる思いに苦しむ毎日だけど。


「今更ながら、おまえのよさに気付いたの」と言ってくれるあなたの言葉が全てを物語っている。


あの時ではなくて、今なのだ。

昔のことをくよくよ思い悩んでも仕方がない。

いつか私と一緒になると思ってくれているあなたを信じて、私もあなたへの愛を貫きたいと思う。



2014年12月23日(火) 外を見て

電話がきて、「外を見て」と言われた。

「今からおまえんちの前、通るよ」


私のマンションは、国道沿いで、何度か、あなたから、おまえんちの前を通ることがあると言われていた。

「そのたびに、電話しようかね〜と思って、やめた」と聞かされていた。


「今、ケンタッキーの前通った」と言われ、わくわくしながら待っていると、大きなダンプが見えた。

「見えた見えた!!!」と手を振ると、「おお、おまえも見えた」と言われ、2人で手を振りあった。


私はなんだか興奮しまくって、「なんか、いいね〜!」とものすごくハイテンションになった。


あなたは、私の興奮した様子に、笑っていた。



「今日は昨日のこと思い出してた?」と聞くと、「よ〜う」と言い、「思い出して俺の心はなんだかすっかすかよ〜」と言った。

「余韻に浸って、心ここにあらず?」と聞くと「昨日があまりにもよすぎたからね〜。やっぱり、比べてしまって、現実がきつくなってきた」と言われた。

本当に!!!?と嬉しくなる。

もう、思いはそこまで大きくなってきてるんだ〜と、信じられない気持ち。


「また会って、幸福を感じさせてあげるからね」と言うと、「幸福もだし、楽しいし、癒されるし、最高だよ」と言われた。

「二人で笑顔になろうね」と言うと「お前の笑顔で俺も笑顔になる」と言われた。


あなたが、もっともっと、私に会いたいと思ってくれますように。


私のことをこんなに好きになってくれて、本当にありがとう。




2014年12月21日(日) 夢時間

昨日はあなたの忘年会で、そのあとに合流して会った。


最初は、飲もうかって計画も立ててたんだけど、ホテルでゆっくりしたいねってことになって、イルミネーションの綺麗な夜景を見に行って、カラオケに行った。

どうしても、あなたに、前川清の「花の時・愛の時」を歌ってほしくて。

15年くらい前に、あなたが、「おまえに捧げる歌」と言って、歌ってくれた曲。

あの頃は、歌詞なんて全然気にしてなかったけど。

最近、歌詞を検索して、こんな気持ちだと思って歌ってほしいとずっと思っていた。

とはいえ、あの頃のあなたも本当に歌詞を吟味して歌ってくれていたわけではなかったと思うけど。

あなたは嫌がって、なかなか歌ってくれなくて、違う曲ばかり歌っていた。

「あの頃」という項目を出して、「おまえと出会ったのは何年け?」と言われて、「1991年くらいじゃない?」というと、そこから年代ごとに選曲して、懐かしい歌をたくさん歌った。

中山美穂の「ROSA」を歌っていると、「おお〜、そういえばおまえ、歌ってたね〜!」と思い出してくれた。


松田聖子の「あなたに会いたくて」を歌っていたら、急に歌詞が入り込んできて、ふたりでしみじみした。

「どんなに愛しても叶うことない愛もあることなど 気付きもしないほどあなただけ 見つめてた愛してた私のすべてをかけて」

「こんなふうに強く思い合いたいね」と言ったあとに、「いや、これ、終わってる歌じゃん!ダメダメ!」と二人でつっこんで笑った。


そして、最後の最後に、「花の時・愛の時」を歌ってもらって、ロンリーチャップリンをデュエットして終わった。




そして、お酒とおつまみを買って、ホテルに行った。


おやすみと、おはようが言える日。


ソファーに座って、お酒を飲んで、お笑い番組のDVDを見ながら、くつろいで過ごして、「夢がいろいろ叶ってるね!」と幸せをかみしめた。


「あれから何か、妄想した?」と聞くと、「いや〜、何かとバタバタしてて、そんな余裕なかったね〜」と言ったあとに、「いや、したした!」と言い直した。


「子供たちにね、父ちゃんの好きな人だよ〜って紹介してたわ」と言った。


あなたの妄想はいつも、不思議な表現をするので、反応に戸惑う。

また、夢?と頭の中に?マークが浮かんでいたけど、質問する前にあなたが語り始めた。

「夢とかじゃなくて、そういうふうに紹介することを想像してたよね〜」と言った。

「こんなことを考えるくらい、おまえの存在が大きくなってるってことなんやろね〜」と言っていた。


「愛してるよ」とか、「俺のほうがおまえのこと思ってると思う」とか、「お前に夢中」とか、「おまえは最高」とか、言われることに変わりばえはしなくなっているけれども、何度言われても嬉しい言葉ばかり。


「いつになるかはまだ見当もつかないけど、いつか必ずおまえとは一緒になりたい」と言ってくれる。


「それまでは、こうやって、小さいことをつみかさねて、関係を深めていこう」


「私が別れられないかもよ?その時は待っててくれる?」と言うと、「もちろん待つよ」と言った。


「先に別れて、待ってる?」と聞くと、「俺はもう、子供が成人したらって決めてるから、先に別れて、今度は俺がおまえを待つよ」と言っていた。


そんなこともあるんだな〜と、不思議な気持ちになる。


あなたは何度も、「いいなぁ、こうやって時間を気にせずゆっくりできるのは」と言った。


あなたがこの幸せをかみしめて、またこういう時間を過ごしたいと思って、ずっと会っていたいと思って、こういう時間を作ってくれたらいいのにと思う。



2014年12月10日(水) 好きなところ

会えた。


「私のどんなところが好き?」と聞いてみた。


「そうだなー」とあなたは少し考えて。


「優しいところ〜、思いやりがあるところ〜、かわいいところ〜、落ち込んでても笑顔になってくれるところ〜、こんな俺のことも好きと言ってくれるところかな」と、ゆっくり考えながら言ってくれた。


たくさん好きなところを言ってくれて、ありがとうと、優しい気持ちになる。



10年をめどに、必ずおまえとは一緒になりたいと思っていると、、改めて言ってくれた。


籍を入れる話にまで及んだので、私はびっくりした。

「結婚するの?」と聞くと、「え?しないの?」と言われた。

「したいけど、入籍することまで考えてくれてるの?」と聞くと「そうだよ」と言っていた。

最初の夢は、一緒に暮らすことが目的だったのに、いつのまにか入籍するというところまであなたの中で思いが膨らんでいるんだと嬉しくなった。


現状に納得いかなくて、今すぐあなたとどうにかなりたくて、落ちこんで落ち込んで、仕方なかったりするけど。


よく考えると、あなたが将来一緒になろうと言ってくれること。

そんなことを言われていることがどれほどすごいことか。

今は無理な理由もわかっている。

あなたからちゃんと伝えてもらっている。

私はそれを理解して、待ちたいと思う。



2014年12月02日(火) おやすみ

今日も、おやすみメールが届く。

ありがとう。。

朝の電話の時、今日から夫が出張でいないので、夕方も電話してねと言ってあったのに、かかってこなかった。

夫が出張でいないと聞いて、「旦那がいないからって、出っさるくなよ〜」と朝の電話で言われた。

私の交友関係の広さを、やきもちやくような口調で、咎めることが増えた。

もちろん、わざとだけど。

「なんでね。出歩くのは旦那がいても同じよ」と言って、「でも、私と結婚したら、遊ぶなって言うんでしょう」と嬉しそうに言ってみると「やっどー」と言う。

「まぁ、女友達はいいのよ。男友達と遊びに行くようだったら、俺は許さんね〜」と言う。

「男友達とは今でも遊んでないし」と言って、「まぁ、一緒になったら、あなたといつでも一緒にいたくて、女友達とも遊ばなくなるかもね〜」と言った。

あなたは、「どうだろうか〜」と言い、「私だって、あなたが一人で遊びに行くのを許さないかもよ。おまえ〜、旦那は自由にさせてたんじゃないのか〜、話が違うぞ〜って思うかもね」と言うと、笑っていた。

朝っぱらから、「愛してるよ。愛してるか?」「愛してるよ」と言い合い、「俺のほうがお前の気持ちより強いと思うけどなー」と言われた。


そんなはずはない!!!と断言できるけど、本当のところはどうなんだろうと、時々思う。


もっと愛を示してほしい、もっと私のことを好きになってほしいと言うたびに、「もう、そうとうお前に入れ込んでるんだけどねー」と抑揚のない声でボソッとつぶやく。

そして、信じられない気持ちと、嬉しい気持ちとで、「もう私なしではいられない?」と聞くと、あなたは照れ隠しなのか、一転して、「どうだろうか〜」とニヤニヤしながら言う。

「どうだろうって、なんね〜!ちゃんと素直に言いなさい〜!」と私が言ったあとに、ギュっと抱きしめられる力強さに、答えを知る。


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まひろ [MAIL]

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