永遠の愛

2000年01月03日(月) 過去記録3

2009年06月04日(木) 10年券

朝も昼も電話。

本当は、迷惑がられる前に、ペースダウンしようと思っていたのだけど。
電話をかけたいという衝動は抑えられず・・・。

「多分ムリやろね〜」という言葉に甘えてしまった。


「やっぱりダメだった〜」と。


あなたは、おきまりの毒を吐いてから、「まぁ、いいのよ」と、優しく言った。


「どうせさ〜、私から電話がこなくても、こなかったな〜くらいにしか思わないんでしょ?」
「まぁね」
「だったらさ〜、何も思われないんだったら、声が聞きたいって欲望に素直にしたがったほうがいいんじゃないけ」
「相変わらず前向きやんね〜」
「そうよ。これが私だもん」


「そうだな・・・」



そして、、。
あなたのほうから。

「また昼にも電話してこんか」と言われて、朝の電話は終った。




昼間は。。


「もしもし〜」と普通に言ったのに。
「よ〜う。相変わらずハイテンションな声やんね〜(笑)」と言われ。

「そっちこそ(笑)」というと。

笑ったまま、肯定も否定もしなかった。



「おまえに早く会いたいね」と言われ。。

2週間予定が入ってて会えないので。

「今週はお前に会えないのは残念だけど」と言われた。



3週間後の土曜日は、あなたの誕生日で。
ケーキを食べながらお祝いしようと言ったら、「そうだね」と言われた。
「プレゼントはあげられない代わりに、ケーキとおいしいコーヒー用意しとくから、必ず来てよ」と言うと。
「おまえがリボンつけて、座ってたらそれでプレゼントよ」と言われた。

「じゃあ、10年券をあげようか。10年一緒にいられる券(笑)」

「なんよ、そう言っておまえ、彼氏が出来たら、もう俺とは会えないって言うんだろう」

「まぁ、それはそうかもしれないけど(笑)」


「でも、欲しいでしょ」


「欲しいねぇ・・・」



本当なら、「いらんが〜」と絶叫するはずの場面で。。


あなたは素直に、静かにつぶやいた。


朝から電話をした。

もう、予想しているような毒を聞くこともない。

ドキドキしながら。
「おはよ〜」ってさらっと言ってみた。
そしたら、あなたも、「おはよ〜」って優しい声で返してくれた。

昔のあなたなら。

「なんよ〜?なんの用よ〜?朝っぱらからかけてくんなっちよ〜(笑)
朝っぱらからお前の声なんか聞きたくね〜っちよ〜(笑)」と、わざと毒を吐いていたはず。。


昨日のお昼休み。


電話をかけたけれども、電話に出ることができませんって、モードを切り替えられて。
やばい状況にかけちゃったかな・・・って焦った。


うざいと思われてるんじゃないだろうかとか。
タイミング悪い時にかけやがってと毒づいてるんじゃないだろうかとか。

昔のトラウマで、悪いほうにばかり、思いが傾く。


それでも、気を取り直して、明るくメールを送ってみた。


さっきはごめんって。
報告したかったことを書いて、急いで知らせたかったから、メールしてみたって。



そしたら、、夕方、返事がきていた。
昼間は電話取れなくてごめんって。
報告の内容に対するコメントが書いてあって。
最後に、チュッって顔の絵文字が入っていた。


まさか、彼からこんな絵文字がくるなんてって。
それだけで心が舞い上がる。
でも、シモネタも混じっていて。。


「も〜う、せっかくのメールなのに、あんな保存できないような内容を書いてきて〜!」ってむくれたら。
「保存せんか」って笑っていた。

「保存なんかするな〜。さっさと削除しろ〜(笑)」って言われると思っていたのに。

「だってさ〜、メールなんてめったにできないじゃん」って言ったら。
「なんでね。していいのよ」って返ってきた。


いつもなら、はやく切ろうとするのは彼のほうなはずのに。
私のほうから切り上げた。

「また昼に電話していい?」と言ったら。
「おう」と即答してくれた。
「もうよか」って言われると思っていたのに・・・。







お昼の電話では。。





嬉しいことがいくつかあった。





彼が、家庭で息苦しい生活を送っているので。
「仕事が早く終った日には、私の部屋でくつろいでから帰ればいいよ」と提案してみた。

せっかく早く終っても、家に帰れば小さい子が騒いでいて。
疲れは癒されないだろうと思って。
私の部屋が、彼が1人になれる、息抜きの空間になればいいと思った。

私は、7時過ぎにしか帰ってこないから、5時に終った彼がゆっくりするには充分な時間がある。


もうすぐ誕生日の彼に。
形の残るプレゼントは出来ないから。
合鍵を。。

それが私のアイデアだったのだけど。。


提案した私に、即答だった。


「うんにゃよ。おまえのいない部屋に行ったって、つまらんってよ」

「なんで?1人になれる空間だよ?くつろげるんだよ?」と言っても。

「おまえがいないと嫌だ」の一点張りだった。。


まさか、彼から、そんな言葉が出るなんて。
信じられない気持ちでいっぱいだった。



2009年06月01日(月) 再会

どうしても心が戻ってしまう。

愛しくて仕方なのないあなた。



2年ぶりに会った。
私が、彼氏と別れたから。

つきあっている間は、かたくなに、会うのをやめていた。
電話は時々していたけれども、彼とのことを報告するような内容。

あなたはいつも、私のことを心配してくれて。
うまくいかないと悩んでいた時も。
いつも吐く暴言が嘘のように、優しい言葉をかけてくれていた。


「おまえのよさは、あとからじわじわわかってくるものだからな」

「彼も、離れてみると、おまえのよさに気付くと思うんだけど」



まるで、自分の気持ちを言っているように聞こえるその言葉に、嬉しいようなせつないような気持ちを覚えた。


たまには会いたいという私に。
会うなら襲うという彼に。
それだったら会えないという私。
どうして?会うだけの、会って話をするだけの関係にはなれないの?と私。
それはできない。おまえとの関係を、何もなかったような関係にしたくないとあなた。

うまく伝えられないけど。
とても胸がしめつけられる思いだった。




彼氏と別れて、数ヵ月後。
戻ってはいけないと思いつつ。
衝動的に電話をしてしまった。


「よ〜う、久しぶり。彼とはうまくいってるか〜?」
「別れたよ」
「本当にか?」
「うん。だから、会えるよ(笑)」
「おまえ〜、だったら襲うんやっど?」
「いいよ(笑)」
「ええとや(笑)」
「うん。だって別れたし(笑)」

あっけなくOKする私に、肩透かしをくらったように彼は軽く笑った。

どうしてダメになったかという話を一通りして。。
最後に彼は、とても優しい声で、また「おまえはいい女だと俺は思うよ」とさりげなく言ってくれた。


「ねぇ、昔の男ってドラマがあったの知ってる?」
「知らん」
「忘れられない昔の男に再会した時に、相手は結婚してて、それでも好きで燃え上がって不倫になる話なんだけど。その中でね〜、こんなこと言ってたよ。
「昔の男はなんでも分かり合えていて、居心地がいい」って」
「それはお前、男にとっても、昔の女は居心地がいいのよ」
と、またおだやかな声でしみじみとそうつぶやいた。

私のことを言ってくれてるんだな〜と思えて。
とても嬉しかった。

でも、もう戻れないところまできている私たち。
3人目の父親になってしまったあなたは、落胆したようだった。
「でももう、ありえんやろ?」
「何が?」
「俺は3人の子持ちの男だよ」
「もう家庭を捨てて恋愛をする気になれない?」
「いや、俺がじゃなくて、お前が。こんな俺はもう嫌だろ?」
「そんなことないよ。浮気がばれて、奥さんが離婚したいって言って、子供はいらないって言ったら、私、育てられるよ」
「そうか・・・(笑)」


「あの時、私にしとけばよかったのにね〜」
「だからよね・・・」

素直にそう発言するあなたの言葉を、信じられない思いで聞く。


「でも、子供の存在は大きいよね」

という言葉に落ち込んだり。


「お前と子供って言ったら、子供を取るだろうけど、お前と嫁って言ったら、お前を取るだろうね〜」


という言葉に、嬉しいようなせつないような複雑な気持ちになり。。



いろんなことを話して、一喜一憂。







2009年01月01日(木) ひとりごと

今の状況を幸せだと言わずに どんなことを幸せだというのだろう


それなのに


欲望はとどまることを知らず


愛しくて愛しくて仕方がなくて


恋しくて恋しくて


長い一日 今日も上の空


あなたが言ったひとつひとつの言葉を、何度も思い出しながら・・・



2000年01月02日(日) 過去記録2

2009年06月21日(日) 写真

待ちに待った、あなたの誕生日。

ケーキを食べようと言って、あなたを待っていた。

私は手作りするつもりで、前から計画を練っていた。
あなたにはナイショで。

前の日も、朝も、「来れそう?」と確認して。
大丈夫よ。といわれた。


手作りなんて、愛がなければたいして喜んでもらえないと、過去の経験から知っていたけど。
今回は、喜んでもらえるような手ごたえがあって、作るのにとても気合が入った。


ピンポーンとチャイムが鳴って。
いらっしゃ〜いと言って。
「なんと、ケーキ作ったんだよ〜」と言うと。
「ほんとにか!」と、あなたは想像以上に驚いて喜んでくれた。

デコレーションが2種類あって、どっち食べる?って聞いてみた。

ひとつは、「Happy Birthday」ってお皿に文字を書いてあって。
上手く書けなかったんで、失敗した時を怖れて、もうひとつの皿には、書かなかった。

そしたら、あなたは、「せっかく字が書いてあるから、こっち」と、文字入りのほうを選んでくれた。

「すごいね〜。うまそうやらいね〜」とあなたは喜んでくれて、本当にうれしかった。

でも、ソファーに座って、私を呼んで。
「まずはおまえから」とキスをされた。
「先にケーキを食べると、ケーキ味になるからね」と言って、笑った。

甘いものが好きなイメージがなかったから、どうなのかな〜って心配したけど。
おいしいと言って食べてくれた。
小さいけど、生クリームもフルーツもたっぷりだったんで、「食べきれるところまででいいからね」と言うと「なんでね。全部食べるよ」と返ってきた。
「でも、今からご飯でしょ。無理しなくていいからね」と言うと「大丈夫よ」と言われた。
文字のチョコまで、フォークでガリガリ削って、食べてくれた。
ケーキに乗せた、ミントの葉まで。

本当に、ありがたいと思う。


ソファーに座って、のんびりと話をした。
歯みがきをしてあげるという約束や、全身マッサージをしてあげるって約束をしているけど、いつも1時間程度しか会えないので、いつも出来なくて。
「おまえとやりたいことがたくさんあるのに、時間が全然足りないな〜」と言ってくれた。
「だよ〜。飲み会の計画立てて、泊まりにきてよ〜」と言ってみたけど。
「そうだな〜」と言っただけで、その声に抑揚はなかった。


私は、あなたの精神状態を癒せるような、女になりたいと思うけれども・・・。
好きで好きでたまらなくて・・・。
愛情が欲しくて。
重くなってしまう。

あなたの重荷になるのが怖い・・・。
せつなさを隠して、笑っていられるのは、いつまでだろうか。。


あなたは多分、家庭を捨てる気はないだろう。
この生活に苦しくなって、終わりにするのは私。
この恋は、私次第。


あなたは、わずかにそれに怯えているけど。
それでも、それだけのこと。
私がいなくなれば、また、元の、今までと変わらない生活が訪れるだけ。
我慢しているようで、生活できているということは、そこまで追い込まれてはいないということだと、私は思っている。

世の中の、離婚をする夫婦は、どういう状況で決意するのだろう。

あなたには、まったくその気配が感じられないのだけど。。




ソファーで、あなたに抱きつきながら。
「ねぇ、写真撮ろうよ!誕生日の記念に」と言ってみた。
そしたら、あなたは、「撮らない〜」と言った。
撮らせてくれない理由は、こんな関係だから、証拠は残したくないから?と一瞬悲しくなった。
「なんでよ〜!撮ろうよ〜!」とねだっても、「嫌〜」と拒絶。

「前回が一夏で終ったからね。写真を撮ったら、おまえが写真を思い出に残して去っていきそうだから、まだ撮らない」と言った。

それが理由!?ととても驚いた。

状況は、私の知らないところで、深まっている。

こんな幸せな状況を、奥さんや子供のことで胸を痛めて落ち込んでいるなんて、ナンセンスと思いたいけれども・・・。

それでもやっぱり。
苦しくて、つらい・・・。



2009年06月17日(水) 素直

2日ぶりに、電話をした。

本当は、今週いっぱいかけずに頑張ってみようと思っていたのだけど。
耐えることができなかった。

どうしたんだろうって心配してるかなって思う反面。
以前、つらくなって連絡をやめて、向こうもそれを察してそのまま遠のいてしまったことがあったので、またそう思われていたら、意味がないと思って。


朝の電話は忙しくて、久しぶり〜程度の会話しかしなかったけど。。

お昼の電話では、たくさん話をした。
私は常に、終わりを意識していて。。
こんな関係は長くは続かないと思っていて。


「も〜う、電話してこないんだから。
どうしたんだろうとか思わなかったわけ〜?
このまま本当にずっと電話がこなくなったらどうするつもりだったの?」と訊ねてみた。

気になって仕方がなかったという言葉を聞きたかったけど。。
言われるはずはないと思ってはいた。

「どうしたかね〜」
あなたはものすごく考え込んで、「その時になってみないとわからん」と言った。

「どうもせんが〜」って本音を隠して即答すると思っていたので、意外だった。。


そして、「なんでお前はすぐ終るとか言うわけ?」と言われた。

「そりゃ、おまえには幸せになってもらいたいし、いい出会いがあればそっちを優先してもらってかまわないけど、
すぐすぐのことじゃないだろ。だから今は我慢とかせずに、会ったり楽しく話をしたりしたいわけよ」

「そうだよね。今の幸せを楽しまないといけないよね」

「そうよ。俺は前からそう思っているよ。我慢するとか考えるな」

「そっちも、好きなら好きとか、会いたいとか、電話がなくて淋しかったとか、素直に言ってよね〜」

「まぁ、最後の時に言うわ〜」

「最後って〜!そういえばね〜、また結婚相談所から、お見合いのアポがあったんだよ〜」

「なんよ、お前、モテモテやんね〜!」

「だよさ〜。だから、いつまでも今の状態が続くとも限らないんだよさ。
だから、好きなら好きとか、会いたいとか、思ったことを素直に表現してくれないと」

「そうだね〜」


多分、今までの習慣から、すぐすぐ愛情を表現してくれることはないだろう。

でも、私の言ったことに反応して、考えてくれたことに、とても驚いた。
昔のあなたなら、「言うか〜!」と即答だったに違いないのに。
思っていても、天邪鬼で言わないだろうし、私のためを思って言わないのだと思っていた。


二年前は、アイシテルとか、好きと私が言うことに対して、「もっと言え」と言って、ギュッと抱きしめてくれた。
でも、私が「私にも言ってよ」とおねだりすると。
「言わない」と言われた。
好きだと口にすることは簡単だけど、それによって、お前はつらくなるだろう?だから、俺は、あえて言わない」と。

好きだけれども。
愛しているけれども。

それ以上のおまえが望むことをしてやれないという、彼なりの優しさだったのかもしれないけど。


その思いが残っていて、今でも、言わないのかなと思っている。
あの思いが、今はどう変化しているのだろう。

私が、今でも忘れずに心に深く刻まれているあのセリフを。




2年前に、つらくなって、もう会わないと別れをつげたあの日から。



久しぶりに会えたあなたは。
私をギュッと抱きしめて。
「やっと会えたな」と言った。


前より少しだけ愛情を表現するようになったあなたに、もっと言わせてみたくて、いろいろ問い掛けてみる。


前より素直に愛情を表現してくれるようになったあなたに、昔以上の愛情を感じることがある。
気が付けば、これを相思相愛というのだろうか。。


人生で初めての。



今週末は、あなたの誕生日。


前々から、ケーキを食べようと言っていたけど。
「週末は大丈夫そう?」と聞いてみたら、「今のところそのつもりよ」と言われた。
「わからん」とか「行けたら行く」とかいう言われ方に慣れている私は、ついマイナスな感情に流されてしまうけれども。

「ちゃんと、会える時は会いに行くから」と言ってくれているあなたの気持ちを、素直に喜べるようになりたいと思う。



2009年06月09日(火) 誕生日

こんなに幸せなことってあるんだな〜。


家に帰り着くと、玄関のドアノブに、花束がかかっていた。


すぐに、H君!?って思ったけど。。


まさか、花束を贈ってくれるなんて・・・って、信じられなくて。
中を覗き込むと、メッセージカードが入っていた。

手書きで、おめでとうって。


本当は、朝の電話で、おめでとうメールが欲しいってお願いしてあったんだけど。
わかった〜って言ったのに、お昼になっても来てなくって。

お昼に、「まだメールこないんですけど〜?(笑)」って催促して。

「今日は会いに来ないの〜?誕生日だよ〜?」って言ってみたんだけど。
「どうしようかね〜」って言ってて。
「今日くらい遅くなるって言って帰ってもいいんじゃない〜?」って言ってみたりして。

H君は、う〜んと迷いながら「うんにゃ、おまえをこれ以上喜ばせる必要はない〜!!!」って大声で毒を吐かれて。
「も〜う」って言ってたんだけど。

彼の仕事がバタバタしてて、あまり話せなくて2分くらいで切ったんで、不完全燃焼で、メールをしてみました。


最近ゆっくり話せてないからしょんぼりだ〜みたいな。
おめでとうメール待ってるからね〜って書いて。
指輪の絵文字を出して、この絵文字希望って書いたの。
せめて、絵に描いた指輪のプレゼントをもらって、保存しとこうと思って。

でもまぁ、彼のことだから、甘えるな〜とか言って、送ってこないだろうな〜って思ってたんだけど。


結局、仕事が終って、メールをチェックしてみたけど、届いてなくて。
今から行くからって着歴が残っているわけでもなく。
今日は来ないの〜?ってダメだししようとして、電話をかけても、つながらないし・・・。

やっぱりダメか〜。
それだけの関係か〜ってせつなく思いながら、とぼとぼと家に帰ったのよね。


そしたら、花束が見えて・・・。



そして、その手書きのバースデーカードには。。。



メールできなくてごめん。

(指輪の絵)←これでいいですか?

って、手書きの指輪の絵が書いてありました。

いつまでも素敵な女性でいてくださいって…。


こんな憎い演出(>_<)


来ないって言ってたのに、花束を買って、届けてくれたなんて。

どんな顔をして、花束を注文して、メッセージを書いたんだろう。
階段を上がって、玄関の前で、花束をかけて。
ここに来てたんだ・・・と思うと。。



感動で、玄関先で、号泣でした。



2009年06月06日(土) 恋する瞳

会いにきてくれた。
仕事帰りに。

会いたいというと。
会ったら襲いたくなるから行かないと言われた。
大丈夫。そうならないようにするから。
と言うと。
我慢できないと言われた。

じゃあ、外で少しだけ会おう。
車に少し乗せて。
少しドライブしよう。
車の中でキスだけしよう。

と、提案すると。


じゃあ、少しだけねと言われた。



わがままだったとは思うけど。
会いたくて会いたくて。
わがままを通した。


着いたよと電話がきて。
うかれて降りていくと。

優しい顔のあなたが、迎えてくれた。
会いたかったと言うと。
俺もそうよと言われた。


カレーを作っていたので、食べにこない?と聞くと。
いいねぇと言ったけど。
襲わずにいられないからやめとくと言われた。


来てよ来てよとせがんだけど。
かたくなに断られた。


おまえが、Hせずに会うことは出来ないのって言うからよ。
と言われた。

なんとなく、体だけの関係なのかな〜と昔から思っていたところがあって。
今も、会うたびにHをするのかな〜と思って。
それ以外で会うことはないのかな〜って。
そういう思いがあったのだけど。
彼なりに考えたみたいで。

おまえがそんなことを言うから、違うってことを証明するためにも、こういう何もせずに会うって日を作りたいと言った。

そういうふうに、大切に考えてくれたことがとても信じられなくて、嬉しくて。
びっくりした。

これでもものすごく我慢してるんだからと、あなたは困ったように笑った。
お前にムラムラしてたまらないと言った。
そうなの?と照れ隠しで、笑いながら聞くと、そうよと、自分の固くなった股間を触らせた。


部屋には来ないというので。
長い長いキスをして。


渡したかったものがあったことを思い出して、取りに戻った。


お揃いの携帯ストラップ。
お揃いのものをつけたくて。


普通に買ったものをあげても、つけられないと思って。
考えたのは、ジュースについてるおまけ。

スーパーに行ったら、あんまりなかったんだけど。。
CCレモンのストラップを買ってみた。

お揃いで買ったから。
お揃いでつけようと言うと、「おう」と素直に受け取ってくれた。
いらないとか言われるかと思っていたのに。
でも、携帯につけるとすぐに取れてしまうから、車の中のどこかいい場所につけようって言っていた。
どこにつけても、お揃いだし、喜んでくれたことが意外だった。
嬉しくて、幸せだった。
また何か他にいいのがあったら、また買っとくから♪と言うと、わかった〜と言ってくれた。


離れがたかったけど。
もう帰れと言われ。
キスをして抱きつくと、優しい顔で微笑んで抱きしめてくれた。
随分話がそれたんで、どうなのかな〜と思って、まだ元気なの?と股間を触ってみると、「もちろんよ〜」と言った。
「なんか嬉しいね」って言って、チュッとすると。
「も〜う、お前は絶対許さん」と言われた。

車を降りる時に見た、あなたの、恋するような困ったような表情が忘れられない。
いつのまに、彼は私に対して、こんな顔をして見つめてくれるようになったのだろう。


嬉しいはずなのに満たされない。
こんな恋愛を選んだのは自分だけど。



2000年01月01日(土) 過去記録2

2009年09月06日(日) そろそろ

好きで好きでたまらない。

それでも、終らせなければいけない時はくる。


私はどんなふうに耐えればいいだろうか。

考えると。
心がギュッとしめつけられて、とても苦しくなる。


嫌いになったわけでもない。
相手にされなくなったわけでもない。

私もあなたも思い合う気持ちはとても強いのに。
それが感じられて仕方がないというのに。


それでも。



心を閉ざして。



胸が。。
しめつけられるよ。。




そろそろさよならをする時がきました。




2年前と同じ。




今回は自分の意志が弱くて戻ってしまったけれども。





今度こそ、二度と。。




あなたは幸せにしているだろうか。



遠いところで。
心の中で。


一生思い合えたらいいと思う。



2009年08月02日(日) おまえと・・・

「おまえともっとゆっくり出来る時間を作りたいね〜」

何度も何度もそう言ってくれるけど。
実現する気配はない。

それでも、そう言ってもらえるだけで、その瞬間はとても嬉しい。

すぐにその気持ちは下降してしまうのだけど。



会っていない時は、あなたの家庭でのことを勝手に想像して、つらくなって、もう終わりにしてしまおうかと思う。

でも、次の日になると、勝手に手が発信ボタンを押してしまい、あなたに電話をかけてしまう。


声を聞いたら、ポジティブな発言ばかりが口から出て、嬉しいね♪とか早く会いたいね♪とか言ってしまう。

そして、電話を切ったあとに、急にせつなくなって、気分が落ち込む。


その繰り返し。





2009年07月04日(土) ブレーキ

俺がお前に、好きとか愛してるとか逢いたいとか言わないのは、自分にブレーキをかけているってのもあるんだよ


そう言ってくれたことが、今日の最大の幸せな出来事だった。


そうだったんだ〜と、救われる思いがした。


言ってしまったら、感情が走り出してしまうのが怖いからだと、あなたは言った。
捨てられるものなら、家庭を捨てて、おまえと一緒になりたいとも。


でも、今はできないと。


ただ、出来ないと言われるより、どんなに救われただろう。



今日は、名前を呼んでもらえた。

気が付いたら、ずっと、「おまえ」としか呼ばれていなかったから。

「ねぇ、私の名前知ってる?」

と聞いてみた。

「知ってる?って、知らないとでも思ってるの?この長い付き合いで?」と、私の質問がおかしかったらしく、超うけていた。


「ねぇ、私の名前呼んでみてよ」


そういうと、あなたは、「いいよ」と言ってくれた。
そして、いつも、言おうと思ってのど元まででかかっていたと、言っていた。

私の名前を呼ぼうとしてくれていたこと。
それもなぜか、とても嬉しかった。

そして、私が「H君」と言うと「呼び捨てにしろよ」と言ってくれた。

なんだか、距離が縮まったような気がして、それもまた、嬉しかった。



2009年06月29日(月) タロット占い

ふたりは、カップルになるために出会ったといえるほどいい相性です!。点数はもちろん100点満点。

ただし、七夕に再会する織り姫と彦星のように、幸せなときが一瞬で終わってしまう可能性があります。そうならないように今のうちに手を打ちましょう。

ふたりの場合は、運も味方してくれます。友達関係なら偶然のチャンスも生かして積極的に!。恋人同士なら、同棲や結婚のチャンスを逃さないようにしてください。



2009年06月23日(火) タブー

今日はたくさん話が出来た。

ひょんなことから、あなたから、とても嬉しい言葉を聞くことができた。


「おまえ、昨日は何食べた?」
私の食生活を気にして、時々聞いてくれる。
自炊してるイメージがないのか、ちゃんと作っているのに、ちゃんと食ってるか?とか心配される。
「昨日はね〜。いんげんをもらったから、それを炒めて食べた」
「そんだけや?汁物はよ?」
「作ってないよ」
「大丈夫か〜?」

「そういう、そっちこそ、昨日は何を食べたの」
奥さんは料理をあまりしないイメージだったんで聞いてみた。

「うちはおまえ、子供がいるから、それなりに夕飯は作ってあるよ。まぁ、子供中心のメニューにはなるけどね」
「ハンバーグとか作ったりするの?」
「たまにはあるね」
「すごいじゃん。ちゃんと手の込んだもの作ってくれてるんじゃん」
「つうか、子供が野菜を食べるように小さく刻んでこねてるって感じよ」

「そうなんだ〜。子供は、好き嫌いあるの?」
「あるよ。ピーマンとかは食わんよね」

「あ〜、ピーマンはね〜。子供のうちは仕方ないよ。そのうち食べられるようになるよね」

「だよね〜。大人になってみてわかるよさっちゅーのがあるからね」
あとからわかってくるのよね〜。おまえみたいに」

「・・・・・・・・!!!」

そこで、そう言われたことにビックリして。
一瞬息を飲んだけれども。。
「そうそう私みたいに」と反芻してみた。

「後になって気付くのよ。おまえのよさには」

あなたも、また繰り返し言ってくれた。

いつもなら、本音をポロッと言った後は、冷静になって、話をはぐらかしたり、また言わせようとすると、「もう言わん」とか、「余計なことを言ってしまった」とか言うのに・・・。

それで私は調子に乗って「もっと早く気付いていればよかったのにね」と言ってみた。
そしたらあなたは・・・。

「俺もあの頃は青かったのよ。気付くのが遅かった」とまた本音を言ってくれた。

「8年前に気付いていればね」
と、ダメだし。
それでもあなたは、否定せずに、「だからよね」と言った。


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