私達は遠まわりをしました。
私は、長い永い時間を掛けて やっとあなたの大事さを知りました。
そんな気の遠くなりそうな時間を あなたは手を差し伸べたまま 穏やかに待ってくれていたのです。
気付いて良かった。 見逃さないで良かった。
遠まわりをしたからこそ 知った思いもあるのです。
今日、あなたの夢を見たよ。
内容なんて 起きた時に忘れてしまったけれど
とてもふんわりとした気持だったよ。
自分の事を、強く思ってる人が夢に出てくるって そんなお話を聞いた事がある。
だから 少しだけ
あなたも私を思っていると
過信しても良いですか?
「平気だよ」
私が言った言葉に
貴方は少し考えて
私の事をぎゅっと抱き締めてくれる。
「もっと我侭言っても良いよ」
強がりな私を判ってくれる。
我侭を言えない私を判ってくれる。
それだけで幸せ。
それだけで幸せ。
ねえねえ って呼んだら
うん? ってあなたが振り返ってくれる。
そんな単純な事に
一寸だけ幸せを感じた春の日でした。
ゆっくりと
本当にゆっくりと
自分の足で踏みしめていく事の大切さ。
そうして
少しオトナになって
あなたを少し
驚かせてあげる。
貴方の声を聞かないと
夢の中へ入れない。
貴方の優しい声が
わたしの心の安定剤。
睡眠薬。
2002年03月07日(木) |
不安になるという事。 |
貴方に逢えない夜
不安になって
貴方に恨み言を言う私を
貴方は笑って聞いてくれるけれど
そんな優しさじゃなくて
貴方の温もりが欲しいのよ。
ねえ。
どうしたら
わたしはあなたで
あなたはわたしに
そう
なれるのかしら?
子供じみた
そんな願いを
今日も抱える。
今日の夢にも
多分あなたが。
こんなにも
心惹かれていたのに
アナタの顔も
記憶の彼方。
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