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紙のお月さま

2013年01月12日(土) 2年4ヶ月

年末の着信から2週間近く経った一昨日のこと。。

また同じ番号からの着信。
聞こえてくるのは懐かしい声。
2年4ヶ月振りの声。

大好きだった人の声。


まるでなにもなかったかのように普通に話してくる彼。
ったく・・らしすぎて笑える(笑)

『飲みに出られませんか?』

   出ないよ・・もう出ないよ。

『行きたいライブが3月にあるんだけど、一緒に行こうよ。』

   行かないよ・・もう行かない。


わかっている。
一緒に飲めば楽しいことも
ライブだってきっと盛り上がる。
2年4ヶ月のブランクなんてあっという間に消えてしまうことも。


でももう決めたから。
ちゃんと前を向いて進もうって。
今、わたしを想ってくれる人を大切にしようって。

ちゃんと決めたけれど・・

とても胸が苦しい。


大好きだった。
過去形だけど嫌いにはなれない。
忘れることもできない。

きっとずっと一生『大好きだった人』のまま。

諦めてきっぱり電話を切った彼は、もう二度とかけてはこないだろう。

それが淋しくて
少しだけ泣けた。



2013年01月03日(木) 2013年元旦

『お正月だし・・会えるとは思わなかったよ』

いつもの駅で待ち合わせて
初めて再会した神社で初詣。

どうするぅ?なんてとりあえずは言いながら、いつものホテルへ。

いっぱいおしゃべりをして
気持ちのいいセックスをして

時間が過ぎるのはあっという間。


そして今日、自宅へ戻る彼を空港で見送って。

寂しかったけれど、それ以上に一緒にいられる時間はうれしくて楽しくて。

今月はもう帰れないかも・・って一昨日は言っていたのに
たぶん月末の週末に帰省するよって。

こんなわたしなのに。
そんなに好きになってもらっていいのかな。

彼の大切な時間を
こんなわたしに使わせてしまっていいのかな。


いつか
彼の魔法は解けてしまうのだろう。
いちばん大切なモノがなにか、は本当はわかっているのかもしれない。

それまで、わたしは『初恋のさきちゃん』を無邪気に演じよう。

楽しい思い出をふたりでたくさん作ろう。


願わくば

そんな日々が長く長く続きますように。。


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