中国に実在するテーマパーク「世界公園」 日本でいうところの、東武ワールドスクエアみたいな感じですね。 その公園のショーで踊るタオの日常生活を 彼や友人と丁寧に描いていきます。
とにかく目を見張るのは、オリンピックに向けて 発展していく北京の街。 道路は車が渋滞とまでは行かないものの、 かなりの数が通り。 (どうも自転車が多いというイメージでした) 建物も、どんどん新しくなり。 でも、国の目指しているものと 市民の暮らしの向上は伴わず。
世界公園の緑から遠く眺める街並みは 美しく、そして懐かしいような。 ちょっとモノレールが通るあたりが 港区あたりを連想しました。
タオ演じるチャオ・タオがいいですね。 暗いホテルで、ビニールのレインコートをまとい ベットに丸まって横になる姿が印象的です。 欲をいえば、もっとショーのシーンが 観たかったなあ。 色とりどりの民族衣装に身を包む素敵でした。
すっかりタオに感情移入しつつ 物語の終わりが、実は私にはどう解釈してしてよいのか、 ちょっと考えてしまいました。 昨日の毎日新聞のジャ・ジャンクー監督のインタビューで納得。 深いですねー。
ひゃー10月日記をつけてなかった。。。とりあえず上映中の映画も何作か観ていたのに。。思わずパスワード忘れそうになってました(爆) 気合を入れて今月は行きます!すでに4本観てるし(笑)
実はこの作品、以前アメリカでヒット中にニュースで観ていたので、 楽しみにしていました「ナポレオン・ダイナマイト」 日本じゃあ上映しないのかあああと思っていたら。 DVDでやっと観れる!!と思ったら邦題 「バス男」 なんかあんまりじゃありませんか。 正直ニュースで観てなかったら、観ないよ。しょぼ。 だってバスと全然関係ないし、恋愛ものでもないし。 ナポレオンの魅力(というのか!)が伝わらないよなー。 まあオタクではあるんだけどさ。
とにかく主人公のナポレオン(名前負け・・失礼)演じるジョン・へダーが すごすぎ。一体何処まで地?演技?なんて程です。 ぼそぼそ話すことは、変だし。行動も怪しいー。 一緒に観ていた家の人は 「なんかキング・オブ・コメディの今野みたい」 って違うと思うけど(笑) さらに同居している家族も微妙に変(笑) その上、熱いおじさんまでやってきちゃう日には、 観ている方も、脱力です。
ナポレオンの日常生活を、淡々と変に描いているだけなので、 特にすごいドラマや感動があるわけではないのですが ほんと可笑しい。 ただ正直、後半が笑いより、青春ものっぽくなってしまったのが 返す返す残念。 全編コメディで乗り切ったらもっと好きかも。 って私だけか(爆)
アメリカで大ヒット!というほど日本でヒットするとは 思えないけれど(あ。私は好きですよー勿論^^ふふ) へダーの次の作品も勿論観てみたいです。 あ。普段の彼は、あの映画とはだいぶ違うようです(そうですよね) いっそ双子だそうなので、二人で出てきて欲しいなー。
で、もってやっぱり「バス男」のタイトルはなんだか。 登場人物以上に脱力(爆)
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