英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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あせもが・・・。かなりショックです。肌はめちゃくちゃ強いと思っていたのに、なんでダーリン(仮名)と3ヶ月ぶりに会うというこのタイミングで、首にブツブツができなきゃいけないの!?とにかく今夜からは、電気代・・・とか、地球の温暖化・・・とか考えずに、あせもを直すことだけを目標にして、クーラーつけて寝ることにします。
出発まであと3日。実質2日。書かなければならないレポート2本。
荷造りをしてみたら、余裕で預けられる荷物の重量を超え、ちょっと泣きそうです。途中からはビジネスなので大丈夫なんですが、そこまでは格安エコノミー。電話で航空会社に聞いてみたところ、超過料金1キロ当たり5500円ですってー。ありえない。今のところ10キロオーバーしているので5万5000円。そんなんアジア旅行一回行けるやん!!
とにかく、今日は一日資料をコピーし直すことに費やしました。1枚1ページから1枚4ページへ。文字は米粒のようになりましたが、2キロくらいは軽くなりました。これで1万1千円。かなり大きいです。
他の荷物は2ヶ月分の日用品(コンタクト洗浄液、シャンプー、コンディショナー、洗顔料、基礎化粧品、化粧品、日焼け止めなど)や、衣服(訪問予定の5ヶ国のうち、3ヶ国は寒く、2ヶ国は40度以上の猛暑なので、2種類の衣服。それに加えて、ダイビングのための水着や海辺で着るリゾート服。修士論文のためのインタビュー用にスーツ。さらにどこかの大使館で晩餐会的なものがあればダーリン(仮名)に連れて行かれるので、夜会服とショール。そしてそれぞれの場面に合う靴を最低4足。さらにさらに、ダーリン(仮名)の仕立て終わった浴衣とせっかくだからわたしの浴衣。)、11月の試験に向けた簿記の資料など、どうにも減らせないものばかり。
かつて、仕事でしょっちゅう出張者を連れて空港へ行き、荷物の超過料金まけてーまけてー、と言っていたものですが(そしてたいてい成功したのですが)、某航空会社に勤めている友人に聞いてみたら、日本ではけっこうきっちり料金取るらしいですね。はあ。どうしよう。
夏休み前最後の修士論文報告会が終了しました。後は、夏中とにかく書くだけ。今のところ方向性に問題はないようなので、ほっとしました。できれば8月中に2章分くらいは書いてしまいたいなあ。そうすれば、ずいぶん気が楽になるのですけれど。
ダーリン(仮名)は久しぶりのロンドンを満喫しているようです。2分くらい電話で話して、「もうコインがなくなった!国際電話ってイギリスからでもこんなにお金がかかるのか・・・。普段いったいいくら使っているんだろう」とブルーになりつつ通話終了。だからすんごい高いって言ってるやん。彼には大使館を通して通話料の請求がくるので、まだわたしが日本に帰ってきてからの電話代を支払ってないらしいのです。めっっっっっちゃ恐ろしいことになってそう。うちには、15分くらいの通話を3・4回しただけで、1万円以上の請求がきますもん。彼からかけてくれるときは、たいてい1時間くらい話すので、考えたくもない金額になってそうです。
まあ、来週にはわたしが会いに行き、10月にはイギリスに彼が帰るので、そんな不便な思いも、もうこれっきりなんですけれど。イギリスだったら格安の国際電話もいろいろあるし、ネット環境もずっといいやろうし、ほんと嬉しい。これまで、「遠距離で大変なの〜」という発言に、国内の遠恋どころか、日本とアメリカでも、そんなんで遠距離なんて言わんというて欲しいわ!と心の狭さは針の穴でしたが、これからは太平洋のように広い心でいられそうです。
数日前の日記も更新しています。
ダイビング用デジカメを買ってしまいました。Aquapixです。年に数回しか行かないのに、完全なリゾートダイバーなのに、ほんまにいるんか!?と散々悩んだのですが、どうしても誘惑に勝てず・・・。ほんとはモーターマリンが欲しかったのですが、さすがにそれはガマンしました。
この夏潜るのは、ジブチと南アのケープタウンです。ジブチは紅海沿いなので、なんとなくイメージが湧きますが、ケープタウンはちょっとドキドキ。さんご礁の海でしか潜ったことがないので、大西洋とか普通に流されていきそうでちょっと怖いです。写真どころじゃないかも。
とりあえず、今日はダイビング雑誌を買って帰ります。
アマルティア・センの講演を聞きに行ってきました。会場が遠かった。しかも半分くらい内容がわからなかった。英語力のせいなのか、理解力のせいなのかはわかりませんが、まあ、そもそものきっかけだったミーハー心は満足したので良しとしましょう。
今日は土用の牛なので、雨の中うなぎを買いに行きました。国産の1000円のうなぎと、中国産の600円のうなぎ。400円の差がすっごく微妙。これが500円違えば悩まず中国産にするし、300円の差なら国産にすると思うんですよね。でも400円。全然味が違うなら出しても惜しくないお金だけど、スーパーで買うんだからどっちにしても大して変わらないような気もするし・・・と、悩みに悩んだ挙句、けっきょく慎ましく安い方を買って帰りました。そしてお昼は、残してもしょうがないので、贅沢に一尾全部使ったうな丼。白いご飯が見えないほどのうなぎを1人で食べて、あと2週間、日本の夏を乗り切ります。
2004年07月20日(火) |
出会いから付き合うまで【5】 |
いまさらですが、この日の続きです。彼との出会うから付き合うまで。なぜ、こんなものを今書いているかと言えば、論文報告会を3日後に控えているからです。切羽詰ると机の整理をしたくなるような現実逃避癖は、中学生の頃から変わっていません。
その後、ダーリン(仮名)に誘われて、ボーリング、クラビング、ハイキングと二人きりで何度も出かけました。週に2・3回のペースで。これって、いかにもわたしに気がありそうじゃないですか?期待してしまうじゃないですか?
なのに、何にもないのです。キスどころか、手をつなぐことすら。
最初のうちは一緒に出かけるだけで楽しかったのですが、だんだん頭の中が謎だらけになってきます。友達だと思われているのか、それとも気にはなってるけどまだ確信がないのか、それともただの暇つぶしなのか。今、振り返ってみれば、あの頃ってば一番楽しかったときなのよね〜ドキドキして☆、と思えますが、当時は毎日、不安と期待の入り混じった不安定な気持ちで過ごしていました。
そんな日々が3週間ほど続き、いい加減にしてくれ!と思い始めたある金曜日の夜。
この日は彼の家でサルサを教えてあげる、ということになっていました。一応踊れるのですよ。サルサ。中・高とダンス部だったので、一通りなんでも踊れます。体は硬いし、ダンス部一下手っぴでしたけど。
サルサテープを片手に彼の家に行き、ゆっくりめの曲で練習します。コツさえ掴めばそんなに難しいステップではないと思うのですが、ぜんぜんリズムに乗れてないダーリン(仮名)。はっきり言って下手すぎる。何曲か体を近づけ合って練習し、「もーー、それじゃあ踊ってるんじゃなくて、歩いてるのと変わらないよー」と胸板を軽く叩いたときに、不意に強く抱きしめられました。
流れていたのはSalsa de Noche。A面最後の曲でした。
今でも、あのメロディーと、ダーリン(仮名)の腕の感触と、見つめられた目の青さが脳裏に焼きついています。
その後、キスから次のステップに進むまでまた3週間くらいかかり、別の意味でヤキモキするのですが、そのお話はまたいずれ。
毎日イヤになるほど暑いですね。早く日本を脱出したい・・・けれど、目の前のレポートの山を乗り越えねば、関空にはたどり着けません。はあ。
この間の修士論文の報告会で、某教授に(「教授」に!!!)、「日本人の我々が、この国の国内問題に関する論文を読まなければならない意義がわからない」と言われました。
ありえない・・・。
先日の「人間の安全保障シンポジウム」で、どこかの大学生が「日々忙しい僕らが、アフリカにおける人間の安全保障を考えなければいけない理由はなんですか」という、聞いているこっちが空しくなるような質問をしていたのですが、それに対する返答が、「無関係ではないからです」でした。その答えをこの教授に、そっくりそのままぶつけてやりたい。
無関係ではないからです。
安全保障に関わる問題は(安全保障じゃなくても、ですけど)、一国内だけの問題ではありません。日本は日本だけで成り立っているとでも思っているのでしょうか。グローバル化が進んで、相互依存の関係が深化し続ける現代だからこそ、たとえ日本から遠く離れていても、地域紛争を研究する意義があるのだと思わないのでしょうか。
それに100歩、いえ、1000歩譲って、日本人とは無関係の研究をしているとしても、それがアカデミズムにおける知識の蓄積というものだと思います。明日あさって役に立たないようなことでも、研究すること自体に意義があると思うのに、それを職業にしている人がこんな鈍感な発言をすることに、ほんとにがっかりします。
わたしの研究が、きっと彼としては耐え難く出来損ないでくだらなく思えたのだと思いますが、そもそもそんな発言をすること自体が信じられません。非常に幻滅しました。
ダーリン(仮名)は出張でイギリスへ。ついでに3年ぶりに家族に会うために、休暇も取り、わたしが某国に到着する一日前に戻って来るそうです。頑としてヨーロッパ系の飛行機にしか乗らない私と違って、某最貧国航空会社を愛用するダーリン(仮名)。ビジネスだと80キロまで荷物を運べるからなのですが(わたしが利用する航空会社だと、ビジネス+マイレージの上級会員という合わせ技を使っても40キロしか運べません。今回は資料を大量に持って行く必要があるので、超過料金を払わなければならないかも・・・それでもあの不快指数100%の飛行機に乗るのはイヤですが)、何が不安って、ちゃんと飛行機が飛んで、わたしが着くまでに帰ってきてくれるのかということ。ダーリン(仮名)に、空港に迎えに来てくれなかったらかの国で最高級の某ホテルに泊まっちゃうし!それもスタンダードじゃなくてジュニアスイートにするし、しかも大使館レート(そんなものがあるのです)じゃなくて一般レートやから一泊500ドルは下らへんねんし、絶対それまでに帰って来てよ!!と散々念を押しておきました。いや、二年間住んでいたところなので、実際はなんとでもなるのですけどね。
誰かに毎日メールを書いているなんて生まれて初めてだ、と言い切るほどマメさのかけらもないダーリン(仮名)なので、出張に出てしまうといつも全然連絡がとれなくなります。まあ普段の出張先は国際電話がなかなかつながらないようなところなので仕方がないのですけど。イギリスからは電話するよ、と言ってくれていますがきっと二週間で1回だけやろうし、インターネットカフェなんて間違っても行かへんやろうし、久しぶりのイギリスにワクワクしているダーリン(仮名)は微笑ましいですが、わたしはそれほどハッピーではありません。二週間後には会えるし、その後は二ヶ月も一緒にいられるし幸せだねえ、とほんわかしてるダーリン(仮名)が羨ましいというか、鈍すぎて小憎たらしいというか。
でも、会えるのはうれしいです。ほんとに。
体調が非常に悪いです。やはり、往復夜行バスでの日帰りは無茶でした。もう若くないんだから、という悲しい台詞が頭をよぎります。今度からは飛行機にします。
明日はタカラヅカを見に行きます。
充電の切れそうな携帯からコワゴワ更新しています。修論の聞き取り調査のために東京に来ておりまして、いま夜行バスで関西に帰っているところです。本当は一泊して明日帰りたかったのですが、授業の関係と経済的状況から、バス帰りを決行しました。実は行きも夜行バスで、今朝東京に着いたので、さすがにちょっと体力的にキツいのですけど。
聞き取りではかなり有意義な情報を得ることができて嬉しい反面、論文の根幹を揺るがす情報にショックも大きいです。嘘を書くよりマシだけど、知りたくなかった気もします。うーん困った。今週末、また論文報告会があるのですが、それまでに理論を立て直さねばなりません。
ダーリン(仮名)は今週末からイギリスに出張です。ついでに休暇も取って3年ぶりに家族に会いに行くそうです。私も一緒に行きたかったのですが、それどころではないので断念。これから月末までに論文報告会が二回、まだ手をつけてもいないレポートが3つあります。まさに地獄絵。普通にやばいですから。彼のお母さんも会いたいと言って下さっていたのに、ほんと残念です。
おみやげに欲しいものはある?と聞かれたので、テディベアを頼んでおきました。そこまでぬいぐるみが好きなわけではないですが、なんとなくテディベアは一つくらい持っていたいかな、と。前に持ってたテディ、日本を発つときに前彼に預けたら、返ってこなかったんですよね。返してとも言えないし。いや、返して欲しいのはぬいぐるみに限らず、いろいろプレゼントというか、二人で共有するために買ったものがあるのですが、とても返してくれとは言えません。やっぱりこれは諦めるしかないでしょうか・・・。
2004年07月13日(火) |
Solidarity |
*昨日の日記も更新しています。
先日、読売新聞と外務省が主催する「人間の安全保障フォーラム」に出席しました。
それほど修士論文に関係のない「人間の安全保障」についての議論を聞くために時間を割いたのは、ただ単にパネリストの緒方さんやソアレス(すごい天然なおじさんだった・・・)、クマロー大使や北岡大使というビッグネームに惹かれたというだけだったのですが、なんだかしみじみ感動してしまいました。大学院生という立場上、なんとかフォーラムにはよく参加するのですが、たいてい途中で眠たくなってくるんですよね。時計を見ては、そろそろ終わらないかなー、もう帰りたいなー、と思ってしまうことがよくあるのですが、今回だけは、一言も聞き漏らしたくない、と思い、トイレに行くのもガマンするほどでした。
特に、「人間の安全保障」を作ったといっても過言ではない緒方さんによる解説は、今までどれほど授業を受けても、論文を読んでもいまいちピンとこなかったこのコンセプトの、特に開発や人権との違いについて、明確に理解することができました。
つまり、「人間の安全保障」とはコミュニティ構築のためのフレームワークであり、アプローチである。人権を基礎とした「人間開発」へのアプローチという面で「開発」とは異なり、「人権」よりもより緊急事態への対応に重点をおく。
たぶん、何度も目にしたことのある解説ではあるのですが、実際に本人から説明を受けたことで、ようやく自分の中で消化できたように思います。今までははっきり言って、外務省の小手先手段だとしか思っていませんでしたから・・・。
そして何より、それぞれ国際機関や日本の外交で第一線にいらっしゃる方々が、「人間の安全保障」の重要性について「Solidarity」(共有)をキーワードに熱い思いを持っていらっしゃることが伝わってきて、変な言い方ですけれど、捨てたものじゃないなあ、と思いました。下手に現場のそれも一番末端の部分を見たせいで、外交には何の期待もしていないのですが、やはりトップの人たちは違うし、そういう人たちがリーダーシップを発揮されている限り、多少は希望を持てるのかもしれません。
大阪の万博跡地にある国立民族博物館に行きました。
もうね、大感動。わたしの大好きなマスクやバスケットや彫り物がウェーブのように押し寄せてきて、隣接しているエキスポランドなんて目じゃないほど興奮しました。いや、この博物館はまさにマニアの遊園地ですよ。はっきりいって、大英博物館の同種の展示よりも見ごたえがあると思います。確かに大英の方が質的にはいいものがそろっているのですが(かなり早い時期に強奪もしくは1丁の銃と引き換えに大量の芸術品を奪ってきているのですから当然ですが)、国立民族博物館はそれを補って余りあるバラエティと量で、見る人を圧倒します。願わくば、もう少し詳しい説明が欲しいところですが、わたしのような半端なマニア以外には、これ以上は必要ないのかもしれません。真のマニア(民族学を専門にしている人々)は、別に説明なんて読まないでしょうし、一般の人々には「ブルキナファソのお面」で十分でしょう。(もしかしたら、「アフリカのお面」でも十分かも・・・)
わたしはアフリカのお面が大好きなのですが、その影響でダーリン(仮名)までアフリカンマスクのファンになり、彼の方が金銭的にゆとりがあるのと、家が広いのとで、今ではダーリン(仮名)の方がずっと数多く持っています。高いんですよ。アフリカンマスクって。お土産用に作られているようなものでも、ちょっとセンスのいいものを選ぼうとすると1万円は下りません。ほんとのアンティークともなると、目玉が飛び出るほどの値段がします。
しかも日本のアパートに飾るには大きすぎるものが多いので、わたしはほとんど持っていないのですが、民族博物館のアフリカコーナーにはすごくステキなものが沢山あって、久しぶりにアフリカンマスクに囲まれ、しみじみ幸せになりました。
夏生まれだし、夏は大好きなのですが、かつてサークル内での投票で「夏女」に選ばれたほど薄着好きで、夏を満喫するタイプなのですが・・・こんなに暑くなくても。日本ってこんなに暑かったっけ?3年ぶりの日本の夏(しかも盆地でありえないくらい蒸し暑い)に、蕩けてゆきそうです。
短くてすみませんが、明日の論文指導会のために修論のレジュメを作らなくてはなりません。ダーリン(仮名)にネイティブ・チェック(英語で書いているので)を頼んでいる都合上、あまり遅くなるわけにはいきません。それでも、日本時間の明け方近くまで大丈夫なのですけれど。ネイティブ・チェックのために焦っているときが、時差があって、しかもこちらの時間が進んでいるバージョンの時差があって良かったと、唯一思える時間です。
流行の、といっても少し時期はずれですけど、「負け犬の遠吠え」という本。まだ20代なので、みっちり負け犬定義に当てはまっているわけではありませんが、十分負け犬候補生な私&周囲の友人たちにはやはり気になる話題です。この本で描かれている、一生知らなくても構わないようなことを経験したがる、長期的視野を持たず快楽主義に走る、都会に出たがる、などの負け犬気質を読むたびに、「これ、うちらやん・・・」と思わずにはいられないんですよね。
特に、前の仕事での同期の女の子たちに、動揺が広がっています。大体、2年間の短期契約なのは最初からわかっているのに、海外とか大使館とかいう単語に踊らされて、就職の内定を蹴ってきたり、一流企業を退職してきたり。まさに負け犬気質です。結婚とか安定とか、考えている節が見当たりません。このままじゃ、気がつけば30を過ぎ、堂々と負け犬の仲間入りをしてしまうと、先日、脱負け犬対策会議と銘打って(要するに遊ぶ理由が欲しかっただけですが)友人と晩ごはんを食べに行きました。
元同期で、いまは航空会社勤務。美人で、性格良くて、何一つ欠点がないように見えるのに、何故か彼氏と長続きしないという悩みを抱えた彼女と、キャリア志向という致命的な欠陥を持つ自身の性格に加え、コミットメントを恐れる「ダレ男」疑惑の彼氏を持つ私。アンタたちほんとに真剣に将来について考えなさいよ、と我ながらアドバイスしたくなりますが、フランス料理を食べながら話したことといえば、このワインのPrivate Collectionはおいしくないだとか、メルローを置いてないなんてあり得ないとか、このチーズはもうちょっと室温においておいた方がいいとか、ベトナムで食べるフランス料理はコストパフォーマンスが最高だとか、このレストランはサービスがイモくさいとか、可愛くない話題ばかり。
お互いホテルや旅館に泊まるのが大好きなのですが、こないだ一緒に泊まった恵比寿のウェスティンも大したことなかったねえ、と言い、シェラトンはラグジュアリーコレクションじゃないと泊まる気しないよね、という意見で一致したあとで、ハッと「ねえ、これって絵に描いたような負け犬の会話じゃない?やっぱり『わたしワインとか全然わかんないの。お任せします☆』『フォアグラ食べるのって初めて。感動しちゃう』とか言わないと、勝ち犬にはなれないんじゃないの?」ということに気がつきました。
こんな、いらん経験ばかり豊富な女、どう考えてもモテるはずがありません。ワインリストを見ながら、「カタカタで書かれてもわかんないよね。ラベル見せてもらう?」なんてくそ生意気なことを言っているようでは、一生勝ち犬に縁がなさそう。我々に残された道は、根本的な体質改善を行うか、かなりランクの高い男(いったいどこにいるのか。)を捕まえるかの、二つに一つしかないようです。
修論の報告会(今月3回)と学期末のレΓテート(4つ)でかなりせっぱ詰まっています。やばい・・・あと1ヶ月で出発なんてあり得ない。修論も進んでないし、簿記も進んでないし、部屋は汚れてきてるし、毎日暑いし、もうほんとやばいです。はあ。
もうすぐ買い物天国シンガポールに行くので、今夏のバーゲンからはぐっと目を背けていたのですが、先日、友人とデパートの中で待ち合わせをするという過ちを犯した挙句、とうとう散財してしまいました。
購入したのは、Theoryのスーツ(サイトのなかでWomenの06として紹介されているものの色違いです)。白地に薄い茶色のピンストライプが可愛くて、どうにも抗いきれませんでした。値引き後でも5万円くらいして、全然安くなかったのですが、来年からは毎日スーツ出勤になることを考えれば、まあ必要かな、と。
Theoryは体のラインが綺麗に出て、大好きです。それにストレッチも効いているので、すごく着心地がいいし。この春は、リクルートスーツとしてTheoryの黒のスーツを愛用していたのですが、就職活動が終わった後も、ジャケットの単品使いで大活躍しています。
ほんとは、靴とかばんも欲しいのですけど、それはシンガポールで買うつもりです。マロノ・ブラニク、売ってないかな。(身の程知らず)
今日はこの三ヶ月で二度の結婚式に出席してきました。すっかり結婚式貧乏です。まあ、毎回感動して号泣してしまうので、それなりに楽しんでいるのですが、友達の人生最良の日を共有して、懐かしい友人たちと二次会を含めて7時間をも一緒にいることが、3万8000円の価値があるのかどうか。ギリギリのところでしょうか。
大勢の人といるところで、たいして意味のない話をすることにあまり意義を見いだせないわたしとしては、可能であればもう少しコンパクトにして頂きたいと思わずにはいられません。何がイヤって、意味がないと思っているのにそういう場では八方美人ぶりを発揮して、そつなくこなしてしまう自分自身です。
いろいろ書きたいことはあるのですが、しなければならないことが多すぎて、時間があまりありません。いつか時間があって、さらにまだ覚えていたら書きたいのが、
1.中小企業の経営者のこと:日本の基盤はここにあるのだと思った 2.ビューティフル・マインドを観たこと:理系頭脳が見る世界と、天才として生きるということ
今日から、修論を一日1ページ書くことに決めました。そうすれば、3ヵ月後には書きあがっている、という。スバラシイ。そんなわけで、短いですがこの辺で。
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