英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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後任が着任しまして、各方面への挨拶回り等で勤務時間は机に座っているヒマもなく、仕事が明ければお土産購入や後任との食事で家で落ち着く時間もなく、日記の更新が滞っております。
なるべく更新したいけれど、次の更新は帰国後になるかもしれません。ああ、帰国・・・。
今朝、何故か6時過ぎに目が覚めて、2週間後の今頃は、私はもうフランクフルトで、ダーリン(仮名)と一緒の布団にくるまることももうないんや、という気持ちでいっぱいになってしまいました。その気配で目が覚ました彼が黙って抱き寄せてくれて、それから1時間以上、2人でじっと抱き合っていました。
遠恋なんて、全然信じてないんですけど。ほんと、日本帰りたくない。
今日は朝からメランコリーに沈んでいます。
日本に帰るの、とても憂鬱です。日本はすごく好きで、日本に住むことを考えると嬉しくてしょうがない。でも、家探しとそれにかかるお金・労力、大学院への復学とそれにまつわる人間関係、アルバイト、そして彼とのこと。
実家には滞在したくないので、マンスリーマンションに住みつつ、家探しをする、ということになりそうです。つらつらネットを検索して眺めているのですが、家賃ってどうしてこんなに高いの?そして日本のマンションってどうしてこんなに小さいの?もう、築10年畳敷きでもいいから、大きくて安い部屋を探そうと思います。でも実際いろいろ見始めると、新しい物件に惹かれるんでしょうけれど・・・。
研究は好きです。授業を受けるのも好き。でもゼミという制度、その中の、なぜかいきなり中学生のクラブ的になる上下関係、そのようなものがすごく嫌い。
そして、一番の頭痛の種は、アルバイトです。一番考えられるのは、教師関係。塾講師か、家庭教師か、そんなところ。でもそういった仕事では長期休暇が取れません。夏休みや年末年始が勝負ですものね。アルバイトのせいでダーリン(仮名)と旅行できなくなるなら、学費と生活費を出してあげる、と彼は言います。でもそんなのなんだかイヤ。だからといって、貯金だけで学費、家賃、生活費を1年半賄うのはかなり厳しいものがあります。どうしたらいいのやら。
ダーリン(仮名)とのことは・・・どうなるのでしょうね。12月に日本に来る、と言っていましたが、どうやらガイドブックを熟読した結果、桜の季節に心惹かれ始めたよう。彼の中では、冬は暖かい東南アジアに一緒に旅行するか、イギリスの彼の家族を訪ねて、春は日本、夏はまた別のところで会おう、という計画が練られています。そして1年半後、わたしが無事に卒業した暁には一緒に住もう、と。本当に、そうなるといいのですが。
先週は、タンザニアのザンジバル島へバカンスに行ってきました。世界で一番ロマンティックな島、かどうかは分かりませんが、ロマンティック度はかなり高かったです。白い砂浜、遠浅の海、風によそぐ椰子の木、イルカの群。観光客のほとんどがカップルだからなのか、どこへ行ってもとても静かで、なんとも居心地のいいところでした。
ダイビングでは念願のサメが見られた上(でも一番期待していたジンベイザメと鯨は見られず。残念。)、ポイントへ船で向かっているときにイルカの群と遭遇し、シュノーケルとフィンだけつけて海へ飛び込んで、イルカと泳ぐことができました。ほんと目の前にイルカがやってきて、周囲を泳いでくれたりするのです。このボトル・ノーズという種類のイルカは、完全に野生のイルカでも人間に対してフレンドリーでビックリ。今でも目を閉じるとイルカの顔をくっきり思い出せるほど、心に残る経験ができました。
そして、恒例のショッピング。今回買ったのは、ダーリンがコンゴの盾、わたしがアンティークの木の箱。そして(ちょっと高かったので)2人でお金を出し合って、どこのものやらよくわからない花瓶も購入しました。(この花瓶、フォト日記の方に写真を載せてあります。←相変わらずまだ更新が反映されていませんが・・・。様式をご存じの方、いらっしゃいませんか?)
わたしも我ながらかなり金遣いが荒い方だと思いますが、ダーリン(仮名)もいいと思ったものは躊躇なく買ってしまう人です。今回、またもや2人合わせて6桁の数字があっさり飛んでいってしまい、やや将来に不安を覚えるわたしたち。常日頃、私が醤油味をダーリン(仮名)の食生活に導入し、ダーリン(仮名)がバターをわたしの食生活に導入したせいで、二人して塩分と油分の取りすぎで早死にするよね、と言っているのですが、どうやらそれより先に破産しそうです。
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