我が家の味ってありますよね。 おふくろの味ってやつですよね。
でも、ばあさん。 これどう考えても「おでん」じゃなくて、 「でっかい鍋で炊いた煮物」・・・ 「食卓に土鍋のまま置かれた煮物」・・・。
三世代もいるとあれです。 味の好みも料理の好みもバラバラごっちゃになってくるものです。 家族は似るーと言いますねー? いやいや・・・嘘でしょ。 毎回、誰中心の料理になるかでサバイバルですよ。 米の炊飯具合から既にデッドヒートですよ。 同じカレーでも作る人によって変わりますから(ウチの場合)。
母さんはスープ風カレー(ルーが異様に少ない)。 ばあさんはゼリー風カレー(ルーが異様に多い)。 てゆか中間のを作ろうよ、と弟が作り直したカレーの中にはリンゴとハチミツが入ってたりします。 店主が作るとにんにくが入りません。 じいさんが作ると全ての野菜がほぼ原寸大のまま、皮付きでゴロゴロと入ります。 先日は母さんが主導権を握ったため、米を通過するカレーでした。 カレー茶漬けみたいな。 でも2日目は寝かせて熟して丁度良いから(というのが彼女の拠り所)。
そんな我が家の味って何だろうね、と相談した結果、 めでたく「毎回味が変わる白菜と豚肉の煮物」に決定しました。
え、レシピですか? 白菜と豚肉とを適当な味付けで煮るだけです。 簡単なのでお宅でも是非(野菜は何でも煮物にしたがる家なんです)
計量カップなんて使った覚えがありませんよ。 あれ? そういや、家に計量カップってあったっけ・・・?
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