short story


2006年08月21日(月)


「少なくとも僕は」







少なくとも僕は
希望を持っている。
多少の不安なんて
関係ないくらいの。

少なくとも僕は
期待をしている。
多少待つことなんて
苦にならないくらいの。

少なくとも僕は
理解している。
いつだってすべきことを
すべきだってことを。

少なくとも僕は
覚悟している。
それら全てが無に帰す事だって
有り得るってことを。






2006年08月09日(水)


「最愛の友人」







僕らは生まれた時から
隣り合っていて
これから先もずっと
そうして生きていく。

ひとつ考えることは
もし、違う出会いをしていたら
僕らは友人になったかってこと。
これは興味深い問題だ。

今そうであるように
君が僕を一人の男として
認めてくれるかどうかは
要はいつだって僕次第。
君にとって最愛の友人であるなら
これに勝ることなどないよ。

おかしな話だけど
君ほど信頼できる友人などいないからね。





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日記才人