short story


2005年12月17日(土)


「雲の先」






音に包まれ
風を眺めて
私は今、星の近く。

普段は目に見えないとしても
必ずそこにあるものがあって
なんだかとても安心して
ただいまって言いたくなるね。

私の未来はきっと
あの雲の先にあるんだと思う。




2005年12月15日(木)


「誓いと笑顔」






誓いという名の
指先だからこそ
心の一番奥底にある
最も不確かなものに
触れていられるんだ。

それは例えば僕なら
寝入り際にあの娘と
今日あったことを話すように
きっと
いつだって
何度だって
笑顔にさせる。




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日記才人