short story


2005年10月18日(火)


「起源」






私が光の中から生まれたのだとしたら
やっぱり私も
光なんだと思う。

私が何かを生み出すとしたら
それもやっぱり
光であって欲しいものだ。




2005年10月12日(水)


「暮れなずむ頃」


その温度はまるで目に見えないで
肌に当たって突然に生まれたように
優しい世界から
まぶたを透かしている。

僕はその様子を
目のあたりにした。


2005年10月04日(火)


「斜光」






触れられるかどうかは
触れてみないと分からない。

触れられないと分かっても
あまりに私の心を揺さぶるから

次はもしかしたら。
って。



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日記才人