LOVE diary
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2002年11月24日(日) もう何回言ったんだろう

明日はデートのはずだった。



でも、キャンセル。




『残念だけど、仕方ないよ。(^^)』

Takeshi からのメール。



いつも、いつも、私の都合でキャンセルになってしまう。


『楽しみが先に延びたって、自分に言い聞かせてるから。(笑)』


ごめんって言葉、もう何回言ったんだろうね。

そして、これから何回口にするんだろうね・・・。



ごめんね、Takeshi 。


2002年11月22日(金) 判ってる

どうしようもない今の状態に、涙があふれてくる。

ポロポロと涙がこぼれてきて・・・。


ここが駅の構内だという事も判っているけど、流れる涙を止めることは出来ない。


『そんなにMisaki が辛いなら・・・。俺は傍にいない方が良いのかな?』

Takeshi が本当に言いたい事も判ってる。
言葉の裏に隠されたことだって、ちゃんと判ってる。

「・・・・・・・わかんない。(泣)」

『判らないの?』

「・・・・・うん。わかんない。(泣)」

『「傍にいて欲しい」って、言ってくれないの?』

「・・・・・・・。(泣)」

『「傍にいて」って言って欲しいんだけどなぁ・・・。』

「Takeshi が傍にいても、いなくても、私の辛さは変わらないよ!」

あなたが居なくなっても、この状態は変わらない。
私があなたを好きでいる限り、この現実からは逃れられないよ。

『そうじゃないでしょ。(俺に)居て欲しいか、居て欲しくないか、どっちかだよ?』

彼がもう一度聞いてくる。 自分が必要なのか、どうなのか・・を。


そんなの・・・・。今の私には答えられない。

答えはどちらなのか、判っているけど答えられない。


2002年11月21日(木) 一時停止と早送り

今の私の気持ちなんて、判らないよ。絶対に。

Takeshi は経験してないもの・・・。だから、判らないよ。



焦りとか、苛立ちとか、悲しみとか、悔しさとか・・・。

そういうゴチャゴチャとしたものは判らないでしょう?


『気にしないの♪』と あなたが言ってくれても
「気にしてないよ♪」と 自分で言ってみても

全然解消されない。


『Misaki がそんな気持ちになるなら、俺は傍にいない方が良いの?』

そうじゃない、そんなんじゃないよ。

傍にいてくれても いなくても、この苦しみは解消しないから。


もし、1つだけ解決する方法があるとしたら、、、。

私の時間を一時停止にして、あなたの時間を早送りにするの。

そうして、2人にとって丁度良い距離に縮まったらそこからまた時間を動かすの。


そんなこと、出来ないかな・・・・。

ほんとに ほんとに できないかな。


2002年11月16日(土) 変わっていく私

どんどん変わっていく・・・。

Takeshi の手で、私は変えられていく。



ほんの少しのkiss で、ほんの少しの愛撫で。



私のカラダが変わっていくの。

今までの私じゃないみたい。


どうしよう・・・。

どうすればいい?


Takeshi に愛されれば 愛されるほど、怖くなる。

こんな風に変わっていく私は嫌らわれるのでは・・・と。



「こんな私を嫌いにならないでね・・・。」
朦朧とする意識の下で何度も繰り返す。

『嫌いになんかなるわけ無いだろう?』
私の上でゆっくりと動きながら、彼が答えてくれる。

そして『愛しているよ・・・。』の言葉と共に、その動きも想いも強さを増していく。


変わっていく私をもっと愛して・・・。


嫌いにならないで・・・。


お願い・・・。


2002年11月10日(日) 押し切ってはみたものの

「嫌いって言ったモン。」

蚊の泣くような声・・・って、こういうのを言うのか。
それくらいに小さな声でやっと言えた。

『え?なに??』

「『ここ(ブランド)のは嫌いだ!』って言ったモン!だから悲しかったんだモン!(>_<)」

『嫌いって言ってないよ?(^^ゞなんか気に入らないって言ったんだよ。(^^)』

武史曰く。
ここの商品は皆、色のトーンが暗すぎるらしいのだ。
鮮やかさに欠けていて、どうもおばさん臭い印象がある・・とか。

『もうちょっと、なんて言うのかな・・・、明るい感じだと良いんだけど。
 Misaki には似合わない色なんだよ。 だから気に入らないって言ったんだ。(^^ゞ』

一言、一言、私を説得するように言葉を口にした。


あぁ、そうね。 ここでも彼の正論が展開される。

確かにそう。 このブランドは、どんな年代の女性でも使える様に
上品なデザインがされている。が、裏を返せば、"地味"だと言うことなのだ。

その"地味"さ加減に拍車を掛けているのが、"色合い"なのだ。

"暗めのトーン"・・・かぁ。う〜ん、そうねぇ。そこは私も気になってはいる。


「だったら。そういう風に言えばいいじゃん!(>_<)
 人が気に入っている物を『嫌いだ!』って否定されたらどうよ?
 頭ごなしに言われたら、嫌な気分にならない?どう?
 私が言いたいのはそこなのっ。(>_<)」

う〜ん、苦しい言い訳だね。(苦笑)

Takeshi の言いたかったことに気が付かないフリをして、
さり気なく論点を逸らそうとしている。

なんて姑息なヤツなんだろう。(呆)


『嫌いだなんて、言ってないよぉ。(苦笑)』
「言ったモン。(>_<)」
『言ってないって。(^^ゞ』
「言ったモン。言ったモン。言ったモン。。。」

あーあ。 まただだっ子が始まったよ。
これが出ると、もうダメなことを彼はよく判っていて

『う〜ん、(嫌いと)言った・・・かな。(^^ゞ』

と、引いてくれるのだった。


結局。 こうやって仲直りと言うか、ねじ伏せたと言うか、押し切ってしまった。



最終的には彼が引いてくれて一件落着・・・となったけれど、
そこに至までの課程が、最近はずいぶんと違ってきたように思う。

自分の思ったこと、考えていることをなかなか口にできなかった彼が
ズバリ!と物を言うようになった。
私の顔色を伺いながら言いたいことも言わずに我慢していたのに、
この頃は根性が座ったのか時折辛らつな言葉を浴びせるようになった。

今回はなんとか私が押し切ったけれど。
そのうちに、それも出来無くなるんだろうな。


強くなったよね。 ほんと、Takeshi は変わってきている。


いつの間にか、あなたは大人になって行くね。

そして、私を必要としなくなる日が来るんだろうね。


褒めてあげなくちゃいけないんだろうね。
大人になったね、男になったね、って、褒めてあげなくちゃいけないんだよね。



でも・・・、違うの。

不安で、不安で。あなたのその姿が私を不安にさせるんだよ。


押し切ってはみたものの、本音は不安で不安で、たまらないんだよ。


2002年11月09日(土) 彼のペース

『だったら!初めから俺に意見を求めるなよっ!!』

背後からTakeshi の言葉が突き刺さってきた。


そう、そうよね。
あなたの言うことは正しいワ。


怒鳴られるなんて思ってもなかったから、とても驚いたと言うこと。

彼の正しさを認められない、自分の心の狭さと。

"お気に入り"を否定されて、酷く頭に来たことと。

この期に及んでまでも自分を正当化しようと考えている、愚かさと。

せっかくのデートを、逢って30分もしない内に終わらせようとしていることと。

仲直りのきっかけをどこに見いだせばいいのか、判らずにいることと。


ゴチャゴチャといろんな事が頭の中で渦巻いていた。



エスカレーターを降りて、デパートを出た私は取りあえず駅に向かった。
これと言って良い案が浮かんだ訳じゃないけれど、
人混みの中で、大声を上げて言い合いをしたくはなかった。


チケット売場まで、お互いに一言も口をきかなかった。


財布を出して、券売機にお金を入れようとしたけれど・・・。
彼が何も言わないことが、私にはとっても悲しくなった。



「うーーーっ!(>_<)」

耐えきれず、Takeshi の方を振り向いたが。私の口から出た言葉はうめき声。
まったく・・・。 どこまで意地っ張りなんだか。(苦笑) 我ながら呆れてしまう。

彼は・・・と言うと、ニコリともせず私を見つめていただけ。

それがまた悔しくて、悲しくて、結局切符も買わずにまた歩き出した。


『はい、はい・・・。(苦笑)』

まるでだだっ子をあやすように私の手を取ると、駅の柱の陰に連れていった。


『なんなんだ?うん? 言ってごらん。言いたいことがあるんでしょう?(^^)』

「うーーーっ!うーーーーーーっ!(>_<)」

『うめいてないで。(爆笑) ホラ♪』


悔しい。

完全に彼のペースだ・・・。


2002年11月08日(金) いつもみたいには・・・。

どうすれば、この状況を打開できるのだろう。

険悪な雰囲気のまま今日1日を過ごすのか?
いや。それは避けなくてはいけない。

ううん、それよりも、大切なことは。

彼の言ったことは正論だと言うこと。


実のところ、それを認めるのが悔しかったんだ。


だからTakeshi に言い返せず、黙ってしまったんだ・・・。


正論だから、返せなかった。

言い返せなかったことが、悔しかった。

正論だから、悔しかった。   by"三段論法"



でも、このままじゃいろんな意味でいけない。

何か言わなくちゃいけない。何か・・・。何か・・・。



気まずい空気が流れる中、私達は下りのエスカレーターに乗った。


お互い黙ったまま。 手も繋がず。寄り添うこともなく。


ふと、Takeshi が背後から私の腰に手を回してきた。

いつもみたいに。



思えばこの時、彼の方から歩み寄ってくれたんだよね。
なのに、それを"なし崩しにされる"と思ってしまって・・・。


私は、腰に回された彼の手を邪険に払いのけてしまった。


『・・・・・。』

自分のことでいっぱい いっぱい だった。

彼の心を読みとることが出来なかった。



いつもみたいに、もう一度彼は私に近づいてくるだろう。
こういう場合は強引にでもくっつこうとするから、そうしたら
思ったことを言えばいいんだ。 嫌な気分になったのは私の方だし。

あんな言い方をしても、きっと折れてくる。
いつもそうだから。『Misaki は悪くないよ。悪いのは俺の方。』と言って謝ってくる。

そうに違いない。

いつもみたいに。そうやって事を納めよう。


いつもみたいに。

いつもみたいに。


いままでそうやって、全て片を付けてきたんだから。
今回だって上手く行く。絶対に。

いつも通りに、いつものように。 いつもみたいに・・・。



しかし、私の予想は次の彼の言葉によって、見事にうち砕かれてしまった。


『だったら!初めから俺に意見を求めるなよっ!!』


どうやら、いつもみたいには行きそうになかった。


2002年11月07日(木) 強気な彼


今までとは違う彼の態度に、少し戸惑っている自分がいる。

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・



Takeshi と1週間振りのデートだった。

食事をして、ショッピングをして、、、。
ラブラブに過ごすはずだった。


食事の前に少し予定を変えて、2人でバッグを見に行った。

以前から私のお気に入りのブランドで、何点か買い揃えていた。
もちろんデートにも持って行ってる。


"カジュアルにもお洒落にも合わせられて、質の良い物。"
"今期限りのデザイン物・・・などではなく。長く使える物。"
"同じ買うなら、納得の行く良い物を身につけていきたい。"
などと言うコンセプトで捜した結果このブランドに行き着いたのだった。


Takeshi も私の考えは十分承知してくれていて、買い物に付き合ってくれるときも
そう言った観点から似合う・似合わないを教えてくれる。


今日もそのつもりで一緒に見て貰いたかった。

なのに・・・。


あるバッグを手にして、鏡の前でバランスチェックをしていた。
大きさに少し不満が残るものの、全体のイメージも、質・デザインも気に入っていた(もちろん価格も/苦笑)。

「どう?(^^)」彼に意見を求めた。
するとTakeshi はチラとだけこちらを見て、私にだけ聞こえる様な小声で言った。
『いまサン。』

え? 今イチ(ひとつ)・・・じゃなくて、今サン(3)なの??

ちょっとショック。。。 気に入ってるのにナァ。←心の声

そしてさらに追い打ちをかけるようにこう呟いた。
『ここ(ブランド)のバッグは、嫌いだ。』


Takeshi は言い終わると、売場を出ていってしまった。


・・・嫌いだ。

・・・嫌いだ。
・・・嫌いだ。

頭の中で彼の言葉がリフレインされた。


私は、彼に追いついて店を出ると、これ以上ないって言うくらいの不機嫌な声でこう言い放った。

「もうイイッ!二度とここ(ブランド)には一緒に来ないッ!!」

せっかく気に入ったブランドを見つけたのにッ!←心の声
それを頭ごなしに否定すること無いでしょう!←  〃

ブリブリ怒ってスタスタ歩き始めた。


いつもだったらここらで、Takeshi の方から『ごめん、言い過ぎた。(泣)』と
謝罪をしてくる。
私が怒ったり機嫌を損ねたりすると、途端にオロオロして・・・。(苦笑)

関係を修復するために、取りあえず彼が謝ってくる。
         ↓
そして、私の思っていること(何故怒ったのか、など)を伝える。
         ↓
『反省するよ、以後気を付ける。ごめんな。(謝)』と彼の本気の謝罪がされる。
         ↓
「次から気を付けようね♪」と私が許して、エンド。 となる。


ハズだった。


だけど、、、。

背後から聞こえてきたのは全く違った言葉だった。


『なんで思ったことを口にしちゃあいけないんだ?(怒)』

『俺は意見を聞かれたから感想を言ったまでだろ?それがいけないのかっ!?』



強気な発言だった。

今までにない、強気な言い方。。。


私はどうやって彼に答えればいいのか判らず、言葉を失ってしまった。


2002年11月01日(金) 嬉しかったこと





メールが届きました。

律儀な貴女らしい・・・。


そんな風に周りに気ばっかり使うから、幸せの女神も

『もう少し後でも、この人なら許してくれるかな?』

なんて、思っちゃうんだよ。 ったくぅ。(苦笑)



でも、ありがとう。 嬉しかったです。 ありがとう。







Misaki |MAIL

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