目次|過去|未来
十人が一列横隊に並んで、左でも右でも端からある出来事(ニュース)を耳打ちし伝えて行く。最後の人は隣の人に伝えられた事を正確に発表しようとする。が、各人正確に伝えた筈のニュースは、往々にしてまったく頓珍漢な結末となり、それを皆で笑うというゲームがある。今ネット上で飛び交っている原発関係の殆どは、ある数個のデータ元から各有象無象があっちこっちに伝えたあげくの事だと見ている。 もっともやっかいなのはマスコミで、本人達の意識してかどうか解らないが、正確に伝えようと、微に入り細に入り伝えて安心しているが、これがもっとも風説を呼ぶのである。真剣に聞いても伝言ゲームで、最後の人に完全に伝わる事はまず無い。ましてやテレビは「絵」付きである。ちょっと見てあるいは真剣に見てそれを人に伝える時、間違いなく変形する。おまけに、テレビのニュースは昨日の数値と今日言った数値が違っているという事はここ連日である。
そこで、心安らかに過ごす方法。テレビは見ない。例えば過去の最悪と言われる放射能漏れ事故などの文献を読んでおく。放射能の知識を持つ事。放射能は普通に野菜にも含まれる事や、地球に住んでいる限りいつも放射能からの放射線を浴び続けている事など。 核爆弾と同一視しない事。 ネットのまことしやかな井戸端会議には参加しない事。巡り巡っているうちに情報は必ずおかしくなる。
過去を思いだす。かってマグロの水銀値の異常が騒がれ、基準値のン百倍あるとマスコミはこの世のおしまいのように連日騒ぎ立てた。ところがある日突然マスコミから話題が消えた。どうしてか。何の基準で作ったか解らない基準値を引き上げたらあら不思議、以後まぐろに毒はなくなったのである。 今マスコミが盛んに言っている「基準値」はそんなもんだろう。
ほんまに危機なら見てる横でばたばた死んで行くだろう。 不安なら広島長崎に戦後住み始めた人に聞いてみたら良い。放射線の事で言えば、半減期が何万年というのもあるのだから、いまだに被曝最中だ。 爆弾でこれなのだから、圧縮度の低い、完全に停止している原子炉による想像を超える被曝などあり得ないと考える。野菜はざぶざぶ洗って食べる。中国の農薬たっぷりの野菜は毒にはなっても薬にはならないが、放射線は健康に良いと言う学説もある。
ここで元気になるためのイエロージョーク。
温泉に避難して来た老人に某テレビ局のインタビュー。
インタビュアー 「福島原発十キロ圏内から来られたそうですね。」
老人 「いやー、平素は何も思わんかったけど、恐ろしいもんやと。偉い人がとにかく逃げぇ言うもんで,とりあえず体も疲れがたまっとるし、温泉に逃げて来た」
インタビュアー 「それはようございましたね、ゆっくり温泉につかって休んでくださいね、効能はなになに…、胃腸の疾患、神経痛、自律神経失調症や精神的疲労など精神関連…他、ふんふん何でもに聞くんですねぇ! で、温泉種は?」
旅館の主人 「はい、ラヂウム温泉です。」
野次馬 「被曝しとるやないけ!!」
→2002年の今日のたん譚
→2010年の今日のたん譚
2011年03月29日(火) |
ベクレル=壊変毎秒(かいへんまいびょう)2/2 |
ところで、津波で何万人も簡単に死んでしまうが、スリーマイル事故では、それによる死者はゼロ、チェルノブイリでは、中心にいた作 業員などを含めても、津波で無くなった人の十分の一もいない。地震と津波の被害がいつの間にか原子力発電の有無と恐怖に話題が移っている。辻本清美(自衛隊の顔まともに見られんだろう!!)の「自衛隊いらない!」 と同じような理想派が跋扈し始めている。
チェルノブイリのあの悲惨な地が十年後どうなっていたか。木々は繁殖し、鹿は群れ をなして走り回る大自然が帰って来ていた。池も水も勿論汚染?されている。チェルノブイリの森を書いたメアリー・マイシオは、人間にとっては汚染地であろうが、この復興した大自然・大地を見ていると、世界には人間がいない方がいいのではないだろうかとまで書いている。 もし、今後福島が大変な事に(あり得ないが)なったら、海に面した側半分を封鎖して置いておく。そうすると尖閣や北方領土の海以上に魚、陸には豊かな自然が十年後には戻って来る。
今の所、原発の直接被災者は足の裏に軽い火傷をした職員はいるが、それで死んだ人、放射線によってどうにかなっている人を知らない。
原発と原爆すぐに結びつけたがる人がいる。 広 島は炉が爆発したのではなく圧縮率90パーセント以上の核が爆弾として落とされ人々が虐殺されたが、不毛の地となり荒涼たる砂漠になるのでもなく、戦後すぐ人々によって復興され山は緑が繁茂 し人々は何事も無かったように生活している。原爆病と言われる後遺症を持った人々は沢山いる。しかしこれは爆弾の被害であって、原子炉がそうなる事はまず ないと考えられる。今次、地震と津波に於いても壊滅的状態にはなっていない。原発と言えど仕組は、蒸気機関車と同じで、機関車はコークスを燃やし水を沸騰させタービンをまわすか、原子力発電は核の熱で水を沸騰させ回すかの違いで共に蒸気機関である。
蒸気機関車で使う燃料は、常時空中に煙を出し続けて無駄が多い上に日常的に空気は汚染される。日頃乗っている車、これなどは、その燃料の五パーセントが移動のために使われ、後は、エンジン周りの摩擦抵抗、排気ガスなどに消費排出される事を知っておくと、原子力の効率がいかに良いかが理解出来る。 原子炉は一端事あれは放射能漏れになる事はあるが、平素は空気を汚染しない。音も出ない。今の所、人類にとって「民主主義」と同じく、これ以上の策が無い。
広島の某デパートで個展があった時に、ホテルの最上階のバーから広島を見たが、ここに原爆が落ちたという痕跡はまったく認められなかった。原爆記念館と、あほな言葉を書いた碑がなければ、この地に原爆が落とされたと解る手だては無いだろう。
日本人は原爆被害者(体験者)としての敏感すぎる放射能呪縛があり、米国は一般市民を一晩にして核爆弾で虐殺した加害者(観察者)としての原爆放射能呪縛がある。80キロ圏内に近寄らないのは実体験していないものとしての恐怖があるのだろうが原発は爆弾とは違うで。ヨーロッパはチェルノブイリ原発の放射能呪縛、かくて世界的に報道他が常道を逸する。
原発のおかげで、とっととクモの子散らすように逃げ出した在日の支那人の方々、在日(日本人ではありません)と言っていながら、お国(韓国)の徴兵の義務をも果たさない在日韓国人の蝙蝠のような皆さんに対して、外国人参政権なんて法案自体必要ない事がこれで解った。日本国は日本人の手で守りやって行こう。
2011年03月26日(土) |
ベクレル=壊変毎秒(かいへんまいびょう)1/2 |
被災原発のニュースを見ているとまた、突然のように何の前触れも無く「炉内の放射能…ベクレル」と言い始めた。あれ?シーベルトではないのか?ようやくシーベルトがわかり、身に付いたと思ったらベクレル。聞いた事がない。ベクトルなら知っている。調べたら衆生の知らぬ間に勝手に呼称を替えたミリバール→ヘクトパスカルの類いの一つで、たん譚が習った時はキュリーであった。 それなら知っている。勝手に知らん間に変えるな!!
簡単に言うとベクレル(キュリー)なら放射能の量
シーベルト(これも以前はレムと呼称) なら放射線の強さ。
さらにそれでもわかりにくければ、壊変毎秒(かいへんまいびょう)と依然日本語がまともだった時に使っていた和訳を使えばなーんとなく解るのではないだろうか。「秒ごとに変わり壊れる」これなら、勝手に壊れてくれれば良いんで、人に直接関係なさそうだ。
シーベルトは人間に影響を与える(シートベルトも命に関わる?!)。さらにいくら放射線に晒されても、人体に吸収される事無く突き抜けてくれれば問題ない。そこで、どれだけ吸収されるかが今度はグレイという単位で表されて、それに各放射線係数をかけたものが、このシーベルトらしい。 こっちに注目していれば良いと思う。
今日の新聞を見ると、炉内通常の一万倍!と衝撃的な見出しだった。 何が?通常って? 読んでいてとにかく数字を大仰にするため、操作を元天下のNHKもする。1シーベルトと言えばいいのに、わざわざマイクロレベルで表してゼロを一杯並べて驚かせる。分・厘・毛のように日本の昔からの単位で言えば,マイクロは「微(1の−6乗)」という単位である。「微」はわずかという意味で解りやすい。 これを1000000マイクロシーベルトと書かれればびっくりするに決まっている。 報道は初めマイクロレベルで言っていた、と思ったらミリレベルで一週間目辺りから言い出し、ある日突然ベクレルと言い出し、アナウンサーは何事も無かったかのようである。こういう時は、苦悶式じゃなかった、公文式(あの塾のテキストを見た事がある。要するに反復反復、死ぬほどの繰り返し練習で体得する)で言え。シーベルトはこうこう、ベクレルはこうこうと枕詞にする。 何遍も何遍も同じ基本的な事を冒頭に言うのである。嫌でも覚える。
…続く。
→ベクレル=壊変毎秒(かいへんまいびょう)2/2へ
ここまで、何から何まで仕分けした事が災いと直結した例はないだろう。神戸淡路の大震災の時、自衛隊が来る前に「自衛隊は違憲ですから食料などをもらわないようにしましょう」と言うビラを配っていた辻元清美異常の、一種超能力とも言えるほどの仕分けをした日本のためにならない存在が、台湾人だけども外省人(大陸系)のレンホーとかいう議員である。これはもう、犯罪である。世間に顔向け出来ない。たん譚なら腹切る。
TVで15人しかいない中国隊をしきりに映しているらしい。それと、人民解放軍が日本に来るかもしれないという。これはチベット侵攻時のやり方と酷似して、管政権は中国に日本を売り渡す事になるかもしれない。自衛隊は災害で大忙しで、その間隙を突かれて戦争状態になる事を考えるとぞっとする。地震はこの後、富士山に影響を与え、関西地方にも来るかもしれないので、福井原発などを止めた方が良いのではないかと以下の放送中の片桐さんの談話。
チャンネル桜 日本よ、今...闘論!倒論!討論!2011 【キャスター大討論・天災+人災 どうなる日本!?】中
片桐勇治(元国民新党広報部長・政治アナリスト)さんが示した資料
TV報道の数値を見て自分で判断せよ。
1シーベルト = 1000 ミリシーベルト 1マイクロ=1ミリの1000分の1
A 致死 シーベルト4以上 B 急性放射線放射線障害 シーベルト1以上 C 胎児障害 等 シーベルト 10分の1以上
D やや安全 シーベルト 100分の1以下 医療検診(CTスキャン)
E 安全 (胸部レントゲン) シーベルト 1000分の1以下 F 被災害の影響を無視出来る シーベルト 100000分の1以下
→2002年の今日のたん譚
2011年03月16日(水) |
パニックにならないための正しい原発の知識 |
人に対する「被曝」をTVの言い分を聞くと何だか大変な事になっているように思うが、以下のチャンネル桜に於いて報道された高田純(放射線防護学)教授の述べている事をちゃんと理解すると、いかにTVが大げさにあつかっているかがわかる。中国人の留学生は数千人規模で国からのチャーター機で逃亡脱出、ドイツ人も多くは帰国するか、現在ルフトハンザは運行停止しているため、関西に避難している。中国政府が守る対象の良民から外れて滞在している中国人は果てしなく怪しくないか?密航で来ている輩は当然チャーター機には乗れない。 無知と無理解が、上のようなあほな行為となって現れる。 落ち着けよ、日本人!
→2002年の今日のたん譚 →2003年の今日のたん譚 →2007年の今日のたん譚
NHKが、東京都内の被災報道で、九段会館が被災し専門学校の卒業式典最中の人々に死傷者が出たという出来事を、「都内の建造物」と報道し、固有建物名をぼかした。二度三度同報道を聞いていて、昔、紅白で山口百恵のヒット曲中「真っ赤なポルシェ」も「真っ赤な車」と改竄して唄わせたくらいだから、ばかめと思いながらも毎日朝方まで見ていた。ところが被災地をヘリでアップ撮影した映像を映した時に三階建位のビルのその屋上に巨大な「洋服のコナカ」と赤字に白抜きの看板があるのはずっと映して平気なのである。こちらはぼかさない。 ちなみに九段会館は国有財産で、それを法律に従って遺族会が運営している。名を伏せる理由が見当たらない。
この時、九段会館を九段会館と言わずにただ建物と報道したのにはある作為が働いている事がわかった。その後誰も見ていない時間の真夜中過ぎに同 NHKは見ている限り、一回だけ九段会館と報道したのを見た。 単純思考回路 九段会館→二・二六事件→先の大戦→日本遺族会(皇国史観)運営→靖国神社→戦争→悪→九段会館という脳内マヒに陥り、固有名を伏せた。ところが多分視聴者からクレームが入り仕方なしに誰も見ていない時間帯に一回だけアリバイ工作のために固有名を報道したのだろう。
それに続き、外国からの支援部隊の報道も何故か韓国が一番で、台湾が一番後。最初あいうえお順に書いてあるのかと思ったが、台湾が一番最後なのでそうでもないことがわかった。ここにも作為を感じる。支援隊を来た順番に書くなどというあほたれな報道はない、近い所が速いに決まっている。 韓国の一タレントが7000万円?ウォン?近くを寄付したとも報道していた。
戦後最大の NHK一万人訴訟(捏造報道)にたん譚も入っているが、ここまで来ると最早公的報道機関とは言えない。さらにチベット虐殺で名を挙げて出世した中国の温家宝の日本へのメッセージを執拗に何度も何度も流す。これはBSのNHKニュースしか見ていないので民放等はわからないが異常である。
これに対して目立たないが、台湾の個人の人々がユーチューブで展開している「日本がんばれ」運動は何故か伝えない。だからここで伝える。何かしたいという思い、個人でこれをやるのは結構手間がかかる、日本語を手に書いて撮影してネット上に最適な画像に変換し、アップロードするのは大変だ。 「感謝!台湾」
→2003年の今日のたん譚
東北で観測史上最大級の地震にともなう津波が起こり大変な事になっている。今日の新聞ではマグニチュード8.8から9.0に修正したと書いていた。伝わって来る津波の映像があまりにもぶれの無い鮮明な映像だったので、これは来る事を見越して、固定したカメラから撮ったものも結構あったんではないかと感じた。被災した人々の遺骸映像がまったくないのでその悲惨さは巨大台風一過と同じような感じに思えてしまうが、これはタイなどと違って放送の上での配慮なのだろう。特撮映像でやったとしたら、わざとらしく映ってしまうような車の被害状況など、事実は小説より奇なりを地でいくような光景だった。
宮城の塩釜漁港に、海産物を届けてもらっている仲卸の商店があり、すぐに安否のメールを出したが音沙汰がない。多くの亡くなった人々のご冥福を祈ります。日本の復興力のすごさは戦後も阪神大震災でも実績がある。世界が見ている、日本の底力。それにしても、原発、最大級の地震にも二度目の直下型の地震にもよく耐えた。これは今後の安全の礎になる。 チェルノブイリ(チェルノブイリの森、メアリー・マイシオ著)潜入本などからして、一部被曝された人々は今の情報の内容だとそう深刻になる事はないと思う。
管首相公式ページの7年前の書き込み 2004年10月23日 00:00 :
昨日今日と愛媛、高知の台風被災地の視察 数トンあるブロックが民家に飛び込んだ災害の視察を終えての感想
「あい続く天災をストップさせるには昔なら*元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか。」
その通り!!
*元号を変える。 度々最近たん譚に登場する吉良上野介、その父義冬の現役時代、世の中天変地異など頻繁におこるので、幕府朝廷橋渡し役の吉良は、後西帝(百十一代、在位期1654〜1663)に譲位を促す使命をおびて親子で京都に来て、二条関白ら公家や実父の御水尾院らと共に説得している。元号を変える事で世の出直しを計ろうとしていたようだ。在位当時、二度の江戸の大火、伊勢神宮全焼、諸国、大地震、大洪水があった。結果、在位十年で織仁天皇(後の霊元天皇)に譲位した。
→2002年の今日のたん譚
|