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2010年08月20日(金) 今年の夏



 暑くてめだかがばたばた死ぬ。猫の額ほどの庭になった葡萄(100房位ある)に大量の黄金虫が取り付き食い荒らす。フランスから帰ってこっち、この黄金虫を捻りつぶし続けている。葡萄の本には、この虫ならこの薬病気が出たらこの農薬と、ざっと数えて十数種を散布しなければ葡萄は生き残れないらしい。
よく観察すると、葉っぱ穴だらけだが、未だに新芽が出て蔓を伸ばしている。葡萄はかなりやられているがそれでも生き残った奴は相当美味いので、殆ど自然にまかせて,わずかのボルドー液と木酢液だけで後は葡萄と虫の戦いを見守っている。虫と病気で全滅に近い状態になった事も過去あったが、それでも残っていた葡萄は本当に美味かった。去年は山から猿が来て食って行った。

 日中、扇風機と風鈴とうちわで涼をとっていて何の不快もないのでクーラは使っていない。が、コンピュータの前に座って十分もすれば、顔から汗が滴り落ちてとてもキーボードはたたけない。よってたん譚もなかなか書けない。クーラーを使わない理由は、夕方に汗をだらだら流して飲むビールが本当に美味いからだ。
それと、夏に窓を閉め切る事の愚にある時気がついた、開け放つと、蝉が飛び込んで来る、蛍がうろつく。今は大木が無くなったのでもう聞こえないが、風が葉をなぜていく音がして、それが心地よい、それだけの理由だ。

という事で、しばらく沈思黙考。



→2002年の今日のたん譚










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