日々



ライブ感想

2005年03月13日(日)

今日は寒かったですね。昨日ほどではないけど風も強かった。
またもや花粉症でグシグシしながら仕事に励みました。
ですが、今日は15時で終わらせてもらってライブへGO!

『綾戸智絵 Live 2005』

自宅から会場までは車で約30分。
16時ちょい過ぎには着きましたが、駐車場は既に車が一杯。
なんとか停めて、会場に入って、軽食をとって、着席。
3階席だったので高い所が苦手な私には少々きつかった…。
17時開演、19時閉演。なんとも短い2時間でした。

とにかく語りが面白かった。笑いすぎて涙が出た。
歌の合間に喋る、喋る。マイク片手に歩き回って喋りまくる。
最前列にいた方々はかなり突っ込まれてて楽しそうでした。
笑える話だけではなく、音楽との繋がり、音楽との付き合い方、
この人は本当に音楽が好きなのだと会場中に伝わっただろう。
ピアノの弾き語りだけでなく、ハーモニカ・ギター×2人との
セッション(?)や、その方々の小ネタもあったりで充実。

何よりも生歌は素晴らしかった。
英詞なので残念ながら私には詞の内容が分からなかった。
だけど声から感じ取れる情景があった。確かに、あった。
人が歌をうたうとこんなにも強いパワーを生み出すのか、と
いう事に今更ながら驚かされてしまった。
踊るピアノ、弾む声、絡み合うハーモニカ&ギターの音色。
とても良質な音楽を久々に堪能できたと思う。素晴らしかった。


映画感想(邦)

2005年03月12日(土)

薬が効いているのに花粉症の症状が出てツライです。ぐあー。
今日は特に立体型マスク着用の人をたくさん見掛けました。
苦しいのは自分だけじゃあない。

邦/『誰も知らない』是枝裕和監督

昨年夏、映画館で上映している時に本当は見に行きたかったが
夏場は職場の人出が足りなくて見れないまま上映終了。
11日にレンタル開始になったので早速借りて見てみました。

作品の時間は約140分。2時間強という邦画にしては長めの作品。
カンヌ映画祭で最年少主演男優賞を獲得したという話題性も
あったけれど、私は作品の題材が気になり、見たかった。
まるでホームビデオを見ているかのような自然な笑顔。
年少組2人の無邪気な様子が微笑ましくも、物悲しい。
作品中、子ども達はほとんど涙を見せない。笑顔は溢れるのに。
大人の勝手に振り回されながら、生きる為には何が必要か考え、
それらを得るために走る。迷い、傷付きながらも、また走る。

見ている間は大丈夫だったのに、最後の場面からスタッフロール
に画面が変わり、メニュー画面になったところで涙が溢れた。
『この子達はこれからどうなるの?』
それを考えると胸がギュウギュウ締め付けられた。今も苦しい。
淡々としている為にこういう作品が苦手な方もいるだろう。
だけど、こういう事が実際にあったのだと思うと、ほんの僅かでも
考えさせられるのではないかと思う。切ない。苦しい。

仏映画『息子のまなざし』がOKの方なら、これもいけると思う。
見て良かった。苦しすぎるから何度も見れないかもしれないけれど。

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