あ い の う た 。



2011年09月30日(金)  夢から醒めた夢の中で


こころを見せることさえも、

拒まれる。

甘えが許されないのは

きっと、甘えを知らない人だから。





寄りかかる心地よさを

認めない人だから。





向けられた背中を見て、

そんなことを思う。





午前0時を迎えることも

愛のことばも

望まない代わりに





そのこころを溶かせる人に、

わたしは

なりたかったのかもしれない。



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2011年09月24日(土) 


口にしてはいけない言葉が

行き場をなくして

ゆらゆらと泳ぐ。





ほんとうに

すべてを

なかったことに

出来ればいいのに。





そんなこと、

思ったの

はじめて。





we know we might not get tomorrow.



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2011年09月05日(月)  薄れゆくこと


この胸を焦がした人を

振り切ること、

それは

どんなときも

かなしく困難なはず、





だけど

やさしさを

貰わなければ

終わること、終わらせることの

苦しみも生まれない。

そんなことに気付いては

空っぽな日々を思う。





重ねた時間は

あまりにも身勝手過ぎて





せめて

秋の訪れに気付いたときの

感傷くらい

遺してくれたなら、

まだ意味があったのに。



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