あ い の う た 。



2007年10月27日(土)  それぞれの


綺麗だったり

真っ直ぐだったり

強かったり

淡かったり

狡かったり

汚かったり

弱かったり

不器用だったり

どうしようもなかったり





そうゆう

気持ちとか

想い

とか。





ぜんぶひっくるめて、

悪いもんじゃないな、って

思えるこんな夜は





あなたにも

素直になれる気がするよ。





もう一度、って決めたものが

崩れそうになってもね、

信じられなくなってもね、

またもう一度 って思える

強さなのか

弱さなのか

わからないけど。

そういう気持ちを

握りしめる。





それぞれに。

そして、あたしとあなたに。

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2007年10月14日(日)  よくあるはなし。


そして、彼女は別れを告げました。















真っ暗な部屋の中

耳元で放たれた声と

彼を抱きしめる腕

どちらも自分のものではないような、

そんな感覚が彼女の中を走ります。





これまでの記憶を洗い流すように

彼を強く抱きしめながら

彼女はただ泣きじゃくるだけでした。





そして、ふたりは終わりを迎えます。















そう思っていたのは、

彼女だけだったのでしょうか。





彼はいくつかの嘘をつき、
いくつか本当のことを言い、

嘘か本当か分からない話をしました。





今となってはもうわかりませんが

彼女の選択は正しかったのでしょうか。





彼女は結局、彼を許したふりをし、

彼は結局、





また同じことを繰り返すのでしょうか。

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2007年10月09日(火)  だきしめる


26時 狭いベッドで

あなたが眠るまで

そばにいるよ。





2センチ先で

涙を流してても

気付かないようなひとを

好きになりたかったわけじゃないの。

ほんとは、

そんなんじゃないの。





あなたのこと

何があったって、許そう、なんて。

ただ 強がってただけで。





不規則な寝息の合間に

流れる涙を隠してみる。





許せるか わかんないけど、

ごめん。



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2007年10月08日(月)  落下


ひとりを

愛したり、大切にしたりするだけじゃ

満たされないのかな。

それとも

ただの、男のステイタスですか。





あー、もう。

無理かも。





目には目を とか

歯には歯を とか

馬鹿げてるけど、

ごめん。





もう、結構、冗談じゃなくなってる。

でも、こうしなきゃ

あなたに言いたくないこと

言ってしまう。





あー、でもなぁ。

もう、無理?





どっちでもいいよ、

なんて

最悪かも。

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