あ い の う た 。



2006年12月31日(日)  2006年を振り返る。


1月
気持ちに逆行してでも
笑える毎日を選び取ることは
間違ってないって
正しくはないかもしれないけど
間違ってはないって
そう そう
思ってもいいかな

結局、そう思えなかったんだよね。
これといって 後悔することもなかったけど。
あったかい愛をお腹いっぱいもらうなんて、
あたしには向いてないんだろうな。
1月。何してただろ。
毎日ぼんやりしてた。
後期試験があったから学校には行ってた気がするけど。


2月
5年前 予想もしてなかった未来が
いま 此処にあるように
5年後だって きっと同じなんだろうな。

春休みに突入。
2月の後半からは学校の自治会みたいな団体に入って
たくさんの人に出会いました。
悩んだ末に選んだ道やったけど、今は良かったって思います。


3月
今までは 誰かに支えられて生きてきたけど
誰かを支えられるような、
そんなひとになりたいな。

ハタチになりました。
でも、成人になった実感に浸ることもなく、
めちゃめちゃ忙しい日々を送ってました。
春休みとは名ばかりの春休み。
学校のそばに引っ越しました。人生初の引っ越し。


4月
ただ毎日をこなして
ため息すら 吐けないから
存在意義を確かめることもできない
機械 みたい。

うん。機械みたいやった。
学校がはじまって、怒濤の新歓期。
毎日ひたすら会議、会議、会議・・・
それ以外思い出せません。


5月
あなたの 鼓動が早まることはなかったし
あたしの 思考が壊れることもなかった
これで 答えは全部 見えた。

忙しい毎日から、解放されたあの夜。
何かが大きく、動いただけなのか、崩れてしまったのか。
それとも積み重なったのか。
まだ分からないけど。


6月
触れなければ
消えてく気持ちなんて
もう いらないよ

いらないと認識することと
本当に捨ててしまうことは
全く異なるものなんだってことが分かった。
6月は、また企画が始まって忙しくしてたなぁ。。。


7月
隣で夢を見たけど 未来は見てなかったから。

企画の本番が雨で中途半端に終わって。
すっきりしないまま試験期間を経て夏休みへ。
友だちとファミレスで夜中勉強してたなぁ。。。
ちょっと新しく気になる人ができたりした。笑
結局確かな気持ちになることはなかったけど。


8月
ほら
馬鹿みたいに
数え切れないくらいに
ね。

疑似恋愛。。。
この頃が多分いちばんお互いに必要とし合ってた気がする。
何よりふたりして素直になれてた。
まぁあくまでも疑似なんやけど。
そして8月の後半はスペイン旅行に出発。


9月
いちばんに おかえり、を言ってくれたのは
あなたではなく 彼でした。

大半をスペインで過ごしました。
自分ととことん向き合えた旅でした。
価値観も変化したんじゃないかなぁ、と思う。
学校がはじまりました。


10月
素敵な嘘の後には
本当のことを 笑って話してください。

時差ボケを引きずりつづけて自堕落な生活を送ってました。
で、これは駄目だと思ってバイトを始めました。
それがしんどくてしんどくて…
毎日やめたいって言ってた。笑
今は随分慣れてきたけどね。継続は力なり。


11月
自由だから ひとりだから
ふたりになりたがるの。
ひとつになりたがるの。
あなたはきっと、違うよね。

バイトしかしてなかったなぁ…。
あとはゼミナール大会でまさかの決勝進出したぐらい。
ゼミの教授が大喜びしてくれてよかったです。


12月
手放す準備に不足はなくなってしまったけど。

色んな人といっぱい話しました。
あなたともいっぱい話しました。
だけど。答えは出ず。
お互い目を背けることが得意みたいで。
このまま年を越すことになりそうです。





さてさて。
大晦日です。
2006年はとにかく怒濤の一年でした。
予想してた通り忙しくて、
予想外のことがたくさん起きて。
たくさんの人に出逢って、影響を受けて。
とにかく密度の高い一年だった気がします。


今年も。日々支えてくれたすべての人に感謝です。







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2006年12月30日(土)  1230


細やかな感情たちは

ぜんぶ飲み込まれてしまったのかなって思ってたんだけどね、

蓋をして揺さぶられないようにしてしまってるだけだったりして。





この場所であなたを想ってたいくつかの季節も

そう悪いものじゃなかったかなぁって。

また立ち戻って思い返すことができてよかったよ。





あたしは、ここにいるよ。





初雪が降りました。
こっち戻ってきたら一緒におぞうに食べよぉ。






窓の外の白さが眩しくて

寒さの中

あったかい灯を握りしめる。




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2006年12月24日(日)  クリスマス・イブ


学校をさぼった金曜日。

四条通で 前方から歩いてくる姿。

視界に入った瞬間に気付いた。

視力の落ち続けてるこの目も

あなたはまだ見分けられるみたい。





淋しいから帰らないでと言ったあなたを

ひとり残して部屋を出て行ったあの日以来、

メールひとつしてなかった。





ふたりきりじゃなかったんだけど

一緒にいた相手が悪かったかな。

あの夜、あなたが何度も口にした名前。

そんなんじゃないのに。

何度否定しても

分かってくれたのか

ほんとはそこまで興味もないのか

もう わかんないや。





手を振って 歩き去るとき

あなたは確かに

あたしの後ろに視線を遣った。

その瞬間、なんだか後ろめたい感情が過ぎったんだ。





実際は後ろめたいことなんて 少しもないのに。

だけど 何事もなかったように連絡するのも

なんだか無神経な気がして。





浮かれる街にはイルミネーションが、

あたたかな部屋にはクリスマスツリーが。

ここにはイルミネーションはないけど、

小さなツリー。

足りないのは、あなた だけかな。



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2006年12月12日(火)  隙間なく


過去のおはなしをしました。

今のおはなしをしました。





聞かなきゃ、と思ってたことも聞きました。

でもね。






腑に落ちなかったことも

今なら十分過ぎるくらい理解できる。

今だから 分かるんだけど

今になっても、まだ、って 思う。





そして その疑問はあたしに返されたけど。





きっと、あたしがなんて答えるか

分かってて聞いたよね。

あのとき、あたしが違う返事をしてたら

受け入れてくれた?





何かを阻んでいるものは、

くだらないようでも

どうあがいたって消せるものじゃないってこと。

小さなことに思えても

だからこそ 取り除けないんだろうな。





わかったのは、

結局 わかんないや ってこと。

答えを握ってるのは ずっとあなただと思ってたけど

どっちに決断権があるのかも、わかんないや。

どちらでもあり、どちらでもないよね。





でも、もう少し時間が経てば、

何か変わるのかも。

他の誰かの影は 気付きたくなくても

見えてしまったけど、

不思議とそんな気にもなれたよ。





だから、もう少し、

エンターテイメントは続くのかな。

昨日 手放す準備に不足はなくなってしまったけど。



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2006年12月10日(日)  23:20


まるで、見計らったように。





でも、今何してる? じゃなくて

会おうって言ってよ。





言葉で汚し合ったり

譲り合わなかったり

だけど

慰め合ったり

受け入れ合ったり

そういうの。

そういうのが大切だってことを、

頭で理解するだけじゃなくて

ちゃんとやりたいから。





あなたとじゃ できないよね?







だから、そろそろ終わりにする?

あたしは 今ならできるよ。



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2006年12月08日(金) 


メモリも消したし、連絡することも来ることも、もうないと思う。



もし来たらどうすんの?










無視する。





できんの?









・・・・。







でもね、女のカンって当たるし、

たぶん あたしの推測は外れてないと思う。

1ヵ月が過ぎれば もう 間違いない。

今まで 何度も その繰り返しだった。




あと 1週間。




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2006年12月06日(水)  へだたり


やっぱり、何かが違うのです。

自分に合致するか、しないかは、

結局瞬時に判断されてしまって

その判断が揺らぐことはないのかな。

それとも、触れてみないと分からないのかな。





触れられて分からないことでも

この手が意志を持って触れてみれば

何か見えてくるかもしれない。

怖がってるんじゃなくて、

感情が。

感情が、湧かないだけだよ。





だってね、あなたの腕の中にいるときは

何も怖くないって思ったし

大丈夫って思えたし






でも、もうそれも失ったのかな。

わからないや。

明確な始まりや終わりは、やっぱり必要なのかもしれないな。

また そのうち、涼しい顔をしてここに来て

当たり前みたいに隣に座ってるような気もするし、

あなたの隣は もう他の誰かに埋められてるような気もするんだ。





失ったのか まだ この手の中にあるのかさえ分からないなんて

馬鹿げてるよね。




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2006年12月04日(月)  忘れてない。


他人のそら似、なんて言えないくらいそっくりで

グラスを置いた手は固まって

顔も固まって

視線が一瞬離れなくて

変な顔されちゃった。





でも、こんなとこに居るわけないしね。

たぶん、最後に会ったときのあの人じゃなくて、

6年以上前の、まだ大学生だった頃のあの人に

似てたんだと思う。





ずるずると、あの頃の感情が引き戻されるみたいになって

なんとも言えない気持ちになって

今 目の前にある あなたとのこととか、

瞬間、全部消えそうになった。






なんて もう言いたくない って、

そんなこと 考えることもなくなってたけど

やっぱり、あながち間違ってはないんだろうな。

『あの人が結婚しなかったら』

って、意味のない仮定だけど、

意味のない仮定だからこそ敢えて思うけど、

あの人が結婚しなかったら、

あたしはやっぱり今もあの人を想ってたのかな。

あなたがあの人を塗りつぶしてったのは事実だけど

それは、あの人が結婚したからであって。

そうじゃなかったら、どうだったんだろ。

それでも、あなたを好きになってたって思いたいけど

たぶん、好きになってないって 言い切れてしまうような。

って 考えてたらね、

あなたに固執する理由も、そうしたい気持ちもなくなって

ふわふわと 肩が軽くなった。





忘れてない。

結局、忘れてないのです。

でも もう リロードされるものではないから

何が どうなるわけでもなく。

やるせなくもあり、

少し しあわせでもあり。




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2006年12月02日(土)  じゅうにがつ。


いつもより 長い不在を

ほんの少しさびしく思いながら

気持ちが解けてくのを

間違いなく感じてる。

じゅうにがつ。





どんなに揺れてもね、

結局同じ場所に行き着くんだって思ってたけど、

自分次第で そんなのどうにでも変わるって、

ほんとは分かってるよ。

踏ん切りと勇気がないだけで。






お互いのこと。





だから 言葉が必要なのにね。

偽って 避けて

いつになれば、ちゃんとできるの?






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