goyan's diary

2000年12月31日(日) 2000年を振り返って

やはり年の終わりにはそう思う。
振り返ってみるほどのことはないけど・・・

今年もよく遊び、よく働いた。
大きな決断もした。
いろんな人と出会い、仲良くなれた。
マシンも壊したし直した。

家族が増えて楽しみが大きくなった。

いろんなことがあった。
いい年を送れたことを家族と友人と同僚に感謝した。
来年もいい年にしたい。
その時その時を大事に。



2000年12月30日(土) お掃除天女

それは晴れた日でなければならない。
雲一つないのが理想だが、まあ薄くかかっているまではよしとしよう。
そして、何故だか早起きしている日。
で、それでもって私が自分の部屋にいる時でないと、その効果は薄い。

そう、年に数えるくらいにしか降りてこないお掃除天女である。
他の部屋にいる時に降りてくると、その部屋をきれいに掃除してしまう。
天女が掃除するのではないのだ。
天女に乗り移られた私が掃除するのだ。
天女は機嫌がいいと2週間ほど滞在するが、機嫌が悪かったり天気が崩れたり、お腹がすいていたりすると数時間で去ってしまうこともある。
そうなると悲惨だ。
やりかけた掃除が中断してしまう。
なので、天女が降りてきたら必死でもてなす。

あ、乗り移られているからもてなす必要はないのか。
やり残した掃除のあとを見ながらそんな事を考えるのである。
ちなみに、今日は土砂降りだが、明日まで滞在してくれるらしい♪



2000年12月29日(金) 忘年会

今日は職場の忘年会だった。
今の仕事に就いてから、めっきりつき合いでの忘年会は減った。
夜遅い時間まで仕事というせいもあるが、仕事上でのおつき合いというのがあまりなくなったためかもしれない。

友人との忘年会はちょこちょことあるのだが、今年は風邪で寝込んだり多忙だったりしたため、ほとんど出席していない。
なければないで寂しい気もするが、普段からなかなか友人に会えないため、その分機会があると出かけるようにしていた。

そんな中で職場の忘年会は久しぶりの「会」という感じがした。
ホテルの和食を食べに行ったのだが、とてもおいしくて楽しかった。
忘年会というと飲んで騒いでというイメージがあるが、翌日早朝から大掃除のため、食事会という趣だ。
しかし、普段ならあまり行けないようなお店でゆっくりと食事を楽しむことができ、1年の労をねぎらってもらい、とてもいい会だった。

騒ぐだけではなく、「お疲れさま」という気持ちのある忘年会もいいものだと思った。



2000年12月28日(木) 愛しのマシン

昨日は我が愛しのマックの話。
で、今日はもう一台のマシン。
車になると「マシーン」とのばしたくなってしまう。

私は4年ほど前からカプチーノに乗っている。
軽自動車で二人乗りのやつだ。
当時、日産のNZ−1に乗っていたが車の調子が悪くなり、修理不能ということで、中古車を購入した。
オートマしか乗った事がなかった私が、沖縄に戻ってきて初めて乗った車がそのNZ−1。
マニュアル車のため、一月ほど泣きながら乗っていた。
車を乗り換えることになり、今度は軽自動車でオートマにのろうと思っていた。
が、見に行ったらマニュアル車が私に手招きするのだ・・・
ああ、あの車、私に乗って欲しいって言っている・・・
同行した父も車を気に入ったようだが、オートマじゃないため躊躇していた。

あ、文字入力がおかしくなったので続きは後日・・・



2000年12月27日(水) 愛しのマシン

私が普段自宅で使っているパソコンはマッキントッシュだ。
ウィンドウズのマシンもあるが、それはほとんど両親専用。
自室にあることもあって、普段はマックのG3を使っている。
購入して1年以上たつが、まだこのマシンをフルに使いこなしていない。
自分が使える範囲でセットアップをし、環境を作ってきたが、トラブルのたびにヒーヒー言いながら再セットアップを繰り返している。

今日も先ほどまで日本語を入力するとフリーズするという現象で困っていた。
最近出てこなかった症状だったので、先日のメンテで治ったと思っていた。
が、久々に以前悩まされていた現象が・・・
考えられる対策は以前講じていたため、今回は手のつけようがない。
今もたまにおかしくなる。
今度の正月休みはマシンにつきっきりになるだろう。

でもメインのマシンは愛しい。



2000年12月26日(火) 知りたくない自由

以前から思っていたことだけど、インターネットというのはとても便利なものだと思う。
自宅にいながらにして、世界の様々なサイトを見て情報を得ることができる。
また、自分のサイトを運営して文章や作品を送り出すこともできる。
外出できない人にとってはとても素晴らしいコミュニケーションツールにもなる。
また、遠方にいる友人とのやりとりも便利だ。
今まで特定の場所に行かないと閲覧できなかった資料も簡単に見ることができる。

その反面、自分が見たいと思わないものも見てしまうことがある。
ここ数日とみに増えてきたメールがある。
親しげなタイトルだが、差出人には見覚えがない。
本文は2〜3行程度だが、顔見知りの人からの内容かと思ってしまう。
そしてURLが3つ。
クリックすると怪しげなサイトが表示される。
そのメールは見ただけで、その手の宣伝と思われるから、届いたからといって削除すればそれで終わり。
が、友人から「このサイトおもしろいよ」というメールが届き、見てみると今話題の事件を起こした人の情報を暴露したサイトだったり、誹謗中傷するようなものだったり・・・

情報に関して知る権利という言葉をよく耳にするが、「知りたくない権利」や「自由」も尊重されるべきでは・・と思ってしまった。

私のサイトはどうだろうか?
自問してみた。



2000年12月25日(月) 今年嬉しかったこと

一年を振り返る事ってあんまりしないんだけど・・・
今年は嬉しいことがたくさんあった。
いつもの年より多かったような気がする。

その中で一番嬉しかったのは
素直に感動する気持ちが戻ってきたこと。

本当に嬉しかった。



2000年12月24日(日) クリスマスの空に

昨日、午後から外出してあちこち行ってみた。
どこもかしこもクリスマスの飾りに彩られ、街がキレイに見える。
一般の家庭の庭も、飾り付けが施され、夜の電飾も伺える。
日が暮れると、街はいっそう輝きを増す。

以前から行きたかった北中城のホテル跡地に行って来た。
幼い頃からクリスマスの電飾を見て、あこがれていた場所だ。
期待通り、趣向を凝らした飾り付けできれいな街並みだった。
そこだけ、映画の中の風景のよう。

だが、その飾り付けが有名になってしまったからか、見学者があとをたたない。
自分たちもそうではあるが・・・
車を家の前に横付けし、記念撮影をしている人までいた。
もう夜の12時近いというのに、フラッシュをたいて嬌声をあげている。

厳かなクリスマス。
それを楽しみに待つ人々が、クリスマスを迎えるために家を飾り付けていたのでは・・・
なぜだか、本来の目的から外れた楽しみ方になっているようで、少し複雑な気持ちになってしまった。

でも、平和なクリスマスや正月を迎えられることの幸せを感じることはできる。
相変わらず夜間訓練のヘリは上空を飛んでいるが、平和な国であることを素直に喜びたい。



2000年12月23日(土) ネットでの楽しみ

インターネットを使う上で楽しみ方は人それぞれだと思う。
ここ最近、私が楽しんでいるのはインターネットラジオ。
今年のGWに好きなギタリストのライブ中継を聴いてから、とても楽しむようになった。
それまでは話のネタとしてしか興味がなかったが、アメリカで行われているライブを沖縄の自宅にいながらにして楽しむことができたことが驚きだった。
そのライブを一緒に聴いている人達と掲示板やメールで情報を交換していた。
さながら、野外コンサートでゴザを敷いて、一緒におしゃべりしながら聴いているようだった。
英語がよくわからない部分を説明してもらったり、自分で写真や音を録音したり・・・
離れた場所にいるのに、友人達と楽しくライブを聴いているような錯覚までした。
インターネットを始めた頃はこんな楽しみ方ができるとは思わなかった。
不思議だな、と思う。

同じことを感じたのは私だけではなく、一緒に聴いていた人たちもそうだったようだ。
Mac Fan12/15号に掲載されているコラムにも紹介されている。
現地に出かけることができなくても、そのライブを楽しむことができる。
テレビの番組のようにスポンサーがなくてもインターネットならそれが実現できるのだ。
大多数のファンだけのためではなく、少数でも地球のどこかで聴く人がいる限り、このような放送は広がっていくだろう。

今日も昼頃からその中継を聴いていた。
来日がなかなか実現しないが、ライブを聴いて、クリスマスプレゼントをもらえたような気分。
いいクリスマスだ♪



2000年12月22日(金) 忙しい1週間

今週は何かと忙しかった。
風邪をこじらせてしまったので、寝込んでしまったせいもあるかもしれない。
休みをとり、病院に行き・・・
などとしているうちに1週間が過ぎてしまった。

まあ、公的に大きな事があったので、それで自分の周辺が忙しかったかも。
しばらく気持ちに余裕がなかったが、今日あたりから落ち着いてきた。
たまっていたメールの返事も出し始め、いつものペースに戻りそう。

どんなに忙しくても好きな音楽を聴いて、きれいな景色に心が動くようにしていたい。
久々に夕焼けをゆっくり眺めながらそう思った。



2000年12月21日(木) 夜景

この時期になると北中城のヒルトンホテル跡に行きたくなる。
各家庭のクリスマスの電飾がきれいなのだ。
幼い頃、あこがれながらよく見に行った。

最近では珍しくなくなった飾りだが、今でもそこだけ時間が止まったような感じがする。

駐車場から見える基地の明かりとクリスマスツリー。
何を象徴しているのだろう。



2000年12月20日(水) お買い物

今日は休日だったので、先週末行けなかった買い物へ。
友達が結婚したのでお祝いを送ろうと出かけた。
車を駐車場に入れ、その上のデパートに行った。
デパートって1階のいい場所に化粧品売り場があるんだよね。
通り過ぎるだけのつもりだったのに、きれいなディスプレイに足を止めてしまった。
むむむむ・・・今でこそあまり構ってないが、以前は化粧品マニアだったのだ。
見ているとだんだんと欲しくなってしまう。
んでもって、今月のご褒美だーーーとミニサイズの口紅セットを買ってしまった。
ああ、先月はケタ違いのご褒美を買ってしまったから、しばらくご褒美なしって決めていたのに・・・

まあ、今年は頑張ったからよしとしようと、自分を甘やかす。
たまにはいいかな・・・

肝心の友人のプレゼントは琉球ガラスのお皿を購入。
友人からの嬉しい知らせは私も幸せになる。



2000年12月19日(火) お正月の楽しみ

ウチではお正月になると、大きな鍋にたっぷりと鰹と豚肉のだし汁をとる。
これがとても美味しい♪
いつも「味見」と称してこっそりいただく。
だし汁に塩としょうゆを少したらして味を整える。
小さいお餅を焼いて、エビや三つ葉と一緒にお雑煮として食べることも。

私が台所で静かにしていると、すぐ「また飲んでる!」とばれてしまう。
サザエさんちのカツオ状態。
でもやめられないんだなあ。



2000年12月18日(月) カミナリ

私はカミナリが苦手。
あと地震も。
沖縄にいると地震はあまり多くないが、カミナリはよく落ちる。

幼い頃、高い場所によく遊びに行っていたが、そこから向かい側に山が見えて
カミナリが山の稜線を伝う所を見て以来、とても怖いものになった。

それと、家の近所に大きな木があって、そこによく落ちた。
一部焼けただれたガジュマルの木を見ると、カミナリがとても恐ろしいものに思える。

大きくなっても怖いものは怖い。
今日も帰路、長い坂を上がっていると、空が何度も光った。
ガソリンを給油しながらも、早く家に帰り着きたかった。
自分のとこには落ちないと思っても、怖いのだ。
大きくなったら怖くならないと思っていたのに・・・・
参ったな、と思いながら無事家につきました。ホッ



2000年12月17日(日) 欲しかったもの

ここでは雪は降らない。
冬の寒さも期間が短い。
なので、冬のおしゃれというのはあまり楽しめない。
幼い頃、手袋とマフラーにあこがれたものだ。
特にミトン。
ここではよっぽどのことがないと手袋をしない。
お正月に晴れ着を着ても、暑くなってしまうとすぐ縫いでいた。
あまり晴れ着のありがたみがなかった。

今では・・・
関東で生活していた事もあるので、コートは何着か持っているが
こっちに戻ってきてからはほとんど着ることがなくなった。
せいぜい薄手のコートくらい。
寒いのは苦手だけど、たまには冬のおしゃれを楽しんでみたいと思う。
たまには、ね。



2000年12月16日(土) 風邪ひき中・・・

朝からなんとなくいつもと違う感じはしていた。
なんか顔が違うなあとか、そんな感じ。
今思えばむくんでいたのか・・・

仕事中にものすごく気分が悪くなり、早退してしまった。
こんなに気分が悪くなったのは久しぶり。
吐き気と寒気がひどく、頭痛もする。
熱はないようだが、足がガクガクしてちゃんとたてない。
早退して家に帰って眠った。
夜中に一度起きてショウガ湯を飲んだ。
寒気は収まっており、少し気分も良くなっている。

体が休むことを要求しているんだな。
薬でその場その場の対処をしていたが、根本的には疲れがたまっていたかも。
夜の約束も日曜の予定も全てキャンセル。
はやく元気になれ〜



2000年12月15日(金) 夜の雲

今日は月がきれい。
空気は冷えているが、夜空にはポツンポツンと雲が見える。
月に照らされて雲の影ができる。

夜の影って何か不思議。
ずっと追いかけてみたくなる。

食事に行く時に、なだらかな坂を下っていった。
月が後ろから追いかけてくるように空を照らす。
坂を下りながら、西に見える街並みが、地上の星のようだった。



2000年12月14日(木) 光る川

今日は朝大雨だった。
週末までこんな天気なんだろうな、と思いながら車を走らせる。
しばらく晴天続きでほこりっぽかった街が洗われているかのようだった。
かくいう私の車も雨に流されピカピカ。
雨が降ると気温が下がり、私の動きも鈍る。

午後からは晴れて、気温も上がってきた。
夕方、いつもの南への道で、少し時間があったので車を停めて写真を撮る。
厚い雲が切れ、夕陽が差し込む。
灰色の雲の間からオレンジ色ともピンク色ともいえない、光の川が見える。
雲が早足で動いている。
ちょっと目を離すと川の形が変わっている。

空気は冷たくなっているのに、その色を見ていると不思議と暖かい気持ちになってきた。
ここ最近気持ちがささくれだっていたが、こんな景色をみることで、優しい気持ちが戻ってくるんだ・・・



2000年12月13日(水) 冬の雨

なぜだか、寒くなってきた時期の雨は人恋しくなる。
気温が下がるせいなのか、年末になってきたせいなのか。
普段はうっとうしいと感じる太陽でも、曇り空が続くととたんに恋しくなる。
冬の夜に雨が降ったら友達とゆっくり飲みたい。
他愛もない話をしながら、ゆっくりと。



2000年12月12日(火) 雨のにおい

雨が降る前ってなんとなくわかる。
においがする。
水っぽいにおい。
今日も夕方から水のにおいがしていた。
案の定、夜は結構降っていたが、小雨だったため、濡れていたい気分だった。
それでも今日の気温は最高が20度。
ここ沖縄にしては寒い方。
2月が一番冷えるが、12月は日中でも汗ばむほど。
最近は晴天が続き、朝晩は冷え込んでいたが、日中はクーラーが必要な陽気だった。
今日みたいにあまり気温が上がらないと室内がとても寒く、ガタガタしてしまう。
他の地域に比べると気温は高いのだが、暖房器具がほとんどないため、室内はとても寒い。
早く暖かくならないかな・・・・

昨日、12月12日と思いこんでいたのに、今日は時計みるの忘れちゃった。
こんなもんだな。



2000年12月11日(月) 思いこみ

私は思いこみが激しい。
今日も仕事先で、なぜだか日付を一日間違えてしまっていた。
それも多数の人々の前で。
みな、きょとんとしてはいたが、誰も訂正してくれなかった。
その事実に気づいたのは帰宅後。
掲示板を見た時だった。
・・・・・穴があったら入りたい。
それともよっぽど12月12日に何か思い入れがあったのか?

それは疑問だ。
単なるゴロあわせのギャグでも思いついたか??
いくら私でもそこまでではない。
うーーん、多分朝起きた時から一日ずれていたんだろうな。
もしかしてボケ・・・・とも思ってしまった日でした♪



2000年12月10日(日) 昼寝

私の休日はあっという間に終わる。
週に2日休みがあるが、日曜日と水曜日のため、連休というのはあまりない。
連休を利用して遠出したい時もあるが、なかなかできない。
以前別の職場で働いていた時には、金曜日は夜更かしして、土曜日の午後から行動!というパターンが多かったが、今は夜更かしすると休日がなくなってしまう。
普段から休日も平日もほぼ同じ時間に起きるのはそのせいかも。
日曜日は毎週来訪者がいるため、自宅にいる事がほとんど。
朝起きて、いろいろ片づけて、お客様を迎える。
午後は小さな来訪者と一緒に昼寝、というパターンが私の休日。
不思議なことに、昼寝はいくらでもできる。
しかも何度もできる。
夕方から寝てしまうと昼寝とはいわないけれど、それでも・・・・

短い時間、眠っただけでとてもたくさん休んだような気がする。
昼寝の数だけ元気になっていくようだ。

寝ぼけた頭で外に出たら、きれいな満月だった。
今年最後の満月。見逃さなくて良かった。



2000年12月09日(土) 影踏み

最近、夜も天気がよいので、月を楽しんでいる。
自宅で車を入れ、門を閉めるときに、一人で影踏みをして遊んでいる。
とても明るい月。
自分の陰がくっきりと庭に映し出され、今が夜であるのを忘れてしまう。
木々の陰、花の形。
昼間とは違った色合いで見えてくる。

ピンと張りつめたような空気。
瞬いている多数の星。
そして大きく輝く月。
冬の沖縄の美しい色がここにもある。
いつまでもこの夜空を見ていたい。



2000年12月08日(金) サトウキビの花

毎日サトウキビの話題ばかりのようだが、毎日見ているのでしかたない。
それに私の冬のマイブームなのだ。

今日はいつもと違う道から夕方の仕事場所へ向かった。
東側から南西に向かって車を走らせていくと、ちょうど夕焼けの時刻。
晴天だったため、雲も少なく空がどんどんオレンジ色に輝いていく。
市街地を抜け、どんどん道は畑の中へと入っていく。
両脇にはキビ畑。
いつも帰り道に通っているが、反対側から来るのは初めて。
それに普段は遅い時間に通っているため、景色がぜんぜん見覚えがない。
サトウキビの花がチラホラさいているのがわかる。
私の背丈より高いサトウキビ。
その先端に銀色に輝く花が咲いている。
まだ畑全体というわけではないが、3割ほど開花しており、とても美しい。
きれいな夕焼けをバックにキビの花がなびく。
写真に撮りたいなあと思いながらも、急いで車を走らせる。

目と頭にしっかり刻み込んで。



2000年12月07日(木) サトウキビ

12月に入ってからほぼ毎日、サトウキビ畑の側を通る。
行きの道は急いでいるので風景があまり目に入らない。
というより、ここ最近は晴天続きで夕焼けがとてもきれい。
よって、道ばたの風景より空に目がいってしまう。

今年はなかなかサトウキビの花が咲かないなあ、と思っていたら
今週に入ってから段々と花が咲くようになってきた。
旧正月の前にサトウキビの刈り入れがあるので、これから年末に向かって
サトウキビの花は満開になる。
大規模な畑になると、サトウキビの花が波のように見える。
銀ともベージュともつかない色。
ああ、ちょうど私の車の色に似ている。

幼い頃から冬の思い出はこのサトウキビの花。
晴れた日の一面のサトウキビ畑の花は、まるで海を眺めているかのよう。
銀色の海。
見てみたくない?



2000年12月06日(水) ゴロゴロ

今日は休日。
久々にどこにも出かけない日。
先週からのハードなスケジュールが続き、腰が痛くなったり調子悪くなったり。
ただ、普段より夕食を家で取ることができたのがせめてもの救い。
何も予定しない、出かけない日は本当に久しぶり。
朝もゆっくり起きて、午後は借りていた映画を見たり、昼寝をしたり、母とおしゃべりしたり。
ぼーっとする時間がたくさんもてたことで、とてもスッキリした。
ゴロゴロしていただけだが、長期の休暇をとったかのように気持ちがいい。
さあ、明日もがんばるぞ!おー



2000年12月05日(火) 空気が澄んできた

今日は夜空がとてもきれいだった。
夕方からオレンジ色に輝く太陽をしょって移動していたが、雲がすくなくきれいな夜空が見れるかも・・と期待していた。
仕事を終えて帰宅し、準備を整え車を出す。
自宅から目的地までの道は昼間通っても好きな道だが、夜はさらに明かりが美しくて大好き。
少し遠回りだが、いつも好んでよく通る。
国道330号線をナハから北上。普天間交差点を左に曲がり、国道58号線に向かう。
しばらくまっすぐ走っていくと、なだらかな長い下り坂。
その右側は基地の住宅地。
この時期は屋根から庭まで賑やかに電飾で飾られている。
映画「シザーハンズ」の世界。
晴れた日は水平線が見え、その色は幼い頃より目に焼き付いている。
今日みたいに空気が澄んでいる日は、夜景も普段より美しい。
空の星が地上に落ちてきたようだった。
オレンジ色の街灯に彩られ、そこだけ別の場所のようだった。



2000年12月04日(月) 夜のヘリ

先週の土曜日の昼間、昼食を買いに行く道でヘリの音が聞こえたので空を仰いだ。
青空に白いヘリが旋回ではなく、一カ所で止まっている。
日曜に行われるマラソンの下準備だろう。
かなり高い位置に見えたが、音はすごい大きかった。
職場の近くでヘリを見かけることはそう多くはない。
何かのイベントの時くらいだ。
だが、自宅近辺はほぼ毎日その姿を見る。
演習用のものなので、色も暗く、低い位置を飛ぶ。

今日は9時過ぎに帰ってきたが、その時間も演習していた。
自宅近くの基地へはこのヘリと輸送機がよくやってくる。
何かあると明け方近くまでエンジン調整の音がうるさい。
ウチはまだ離れている方だが、基地周辺の家は眠れないだろうなと思う。
二重サッシの窓になっても、うるさいものはうるさいだろう。
同じ市内にある普天間第二小学校は、基地の中に運動場がある。
墜落や落下物との危険もあり、本当に早くいい方向に返還が進んで欲しいと思う。

夜中の低空飛行のヘリ。日中のヘリ。
ヘリに乗っている人の顔が見えることを普通だとは思いたくない。



2000年12月03日(日) 映画の中で

今日は借りてきていた「Babe」を見た。
ストーリーはある程度知っていたので、画像を観察しながら見ていた。
牧場ののどかな風景と古いが居心地のいい家がとても印象的。
夕焼けの空の色や早朝の冷たい空気の色にいたく感動してしまった。
羊の群がいる牧草地の緑。その周りの柵。
必要なものを必要な所に配置しただけだろうが、とても美しかい。

あの空の色。
ここでも見ることができるだろうか。
あの居心地の良さそうな家。
古いカップボードまでが暖かい空気を醸し出していた。
自分の好きなものを大切にしたいと思った。



2000年12月02日(土) 降ったりやんだり

最近、日中は晴れ間が多いが、夜になると雨が降ったりやんだり。
一雨ごとに気温が下がって、だんだんと冬になってきたような気がする。
カレンダーでは12月に入ったのに、日中はクーラーを入れないと車中はキツイ。
以前、路線バスに乗った時に「12月になりましたので、省エネのためクーラーを止めさせていただきます」との張り紙があった。
笑ってしまったけど、お断りしておかないといけないことかもしれない。

雨がやんだ後の道が好きだ。
特に自宅近くの国道が。
なだらかな上り下りが続く坂だが、信号が道路の水に反射してとてもきれい。
初めて夜中にそこを通った時が雨上がりだったからかもしれない。
車が全然走っていない道に、ポツンポツンと信号が反射していた。
その印象が強かったせいか、今でも雨上がりの深夜はその道を通りたくなる。
しかし、降っている最中は危険な道なのであまり通りたくない。
身勝手だとは思うけど、正直な感想。

これからだんだんと寒くなっていくんだろうな。



2000年12月01日(金) 冷たい月

空気が冷えてくると、月の色も冷たく感じる。
青々とした感じに見える。
気のせいなんだろうけど・・・
南からの帰り道。昨日と同じ道を走りながら、目の前の月を見る。
青く冷たく光る月。
HeartのDog & Butterflyがちょうどいい感じ。
アンの声は好きだが、ちょっと大げさな気もする。でもうまいな。
月に照らされた砂糖キビ。冷たい風に揺られて海のよう。

いつもと同じ月なのに、冷たく感じるのは私の見方のせい?
冷たく見えるようになったのか。

窓を開けて冷たい空気を吸い込む。
頭を覚ませ、心を冷やすな。


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