広島というとこはホントに気候に恵まれていて、 台風が来るぞ来るぞと思っても、結局なにもないことが多いのだが。 今日はホントに来た。 13:30で路面電車が止まり、14:30にバスも止まり、 仕事も店じまい。 会社から出て、10歩ほど歩いたらもう傘が曲がった。 15時過ぎには家についた。
雨戸もしめたし、自転車も倒しておいたし、 こんな日はゆっくり本でも読もう。
今年は、遺品を原爆資料館に託す人が例年よりも多いそうです。
“原爆の恐ろしさを伝えていきたい” “自分が死んだら、この遺品は意味のないものになる” という人もいれば、 “父が被爆したときの遺品を、父亡き後誰も引き取ろうとしない” (被爆者であることを隠したい、放射能が残ってるんじゃないか?など…) という、ちょっと別の意味で悲しくなるような理由も。
資料館に行くたびに増えている遺品は、 どんな詳しい解説や写真よりもインパクトがある。
その遺品の背景には、ごく普通の日常生活があったということ、 あの8月6日も、私たちが会社へ出かけるようないつも通りの朝だったということ。 忘れたくないなと思います。
遺品からのメッセージが、それぞれの身近なこととして伝わりますように。 たくさんの人が資料館を訪れますように。
|