2010年04月23日(金) |
キクザキイチゲのこと |
故郷の親戚に不幸があり、夫婦でお葬式に でかけました。
夫の実家のすぐ脇の小山の斜面に 「キクザキイチゲ」の白花が いっぱい咲いていました。
夫は休日 花を求めてデジカメを持って山登りに行きます。
「キクザキイチゲが こんなところに さもさも雑草のように!!」と 夫も私も驚きました。 珍しくもないから だれも足をとめない かえりみられもしない春の使者たち。
夫が山野草に目覚めたのは数年前のことですから、 花に興味の無かった高校生の頃 春ごとに朝夕その脇を通学しながら まったく気が付かなかったわけです。
幸福の青い鳥と同じようなものですね。
乗り場の行列の先は ご年配の杖をついたご夫婦。 動きがスローで、荷物も大きく、タクシー案内係の制服姿の 若いお兄ちゃんが、運んで手伝っている。
その後ろの40代のサラリーマン男性、さも忙しそうに 次に入ってきたタクシーに先に乗り込もうとする。
案内係のお兄ちゃん むっとして 順番ですから!と 制止。 タクシーの運転手さんも サラリーマン男性にはドアを開けない。
誰がどう見ても サラリーマン男性が悪い。 彼にも親はいるだろうに。
足腰の弱った老夫婦の姿は 自分の故郷の親と重ねてみえる。 私ぐらいの年になると、みんなそうだと思う。
商談に遅れそうだからって 老夫婦を押しのけて仕事がうまくいったら、 なんの商売であれ それは誠意あるビジネスとは言えないのでは・・・
それとも、あの男性は、自分の親といい関係を 築けなかったそういう生い立ちなのでしょうか・・・
などと 想像を巡らしてしまいました。
かけあし東京、寒かった。
わんこそばで有名な老舗だから、休日は観光客や家族連れで 店の外まで行列です。
行列一番前は、店内で立って待ちます。
私と長女が 立っていたら 目の前の 4人掛けテーブルでお一人だけの御年輩のご婦人が 「相席どうぞ、私一人だから どうぞどうぞ」と言ってくれました。 有り難くご厚意に甘えることにしました。
ご婦人はかけそば。
私は鴨せいろ。 アツアツの汁に おそばをつけてズルズル〜〜 ご婦人がこっちをチラチラ見てまして 「あのーー ちょっとお伺いしますが・・・ そのおつゆは熱いの?冷たいの?」とお訊ねになりました。
私 「これはアツアツなんですよ、カモの出しなので ヤケドしそうなくらい」 ご婦人「・・・・そういうのも あるのねえ」と しげしげ・・・
鴨せいろを ご存じない方もいるんだ・・・と 私もびっくりです。
「オニオンそば」とか「野菜そば」「牡蠣そば」「舞茸そば」 「ウニそば」珍しいメニューもたくさんある老舗で 市内では一番美味しいと思います。 鴨せいろ、 さして珍しいメニューではないと思いますが 例えばずっと一人暮らしだったりすると 馴染みの店でいつも馴染みの同じものを注文し続け 別のメニューに気づかないこともあるのでしょう。
そのご婦人が 次に「鴨せいろ」を召し上がってくれたら 嬉しいですね
隣のご婦人は 「おろしせいろ」とご注文。
おっ 同じじゃん。と思った 私は昨日から おなか壊してるから。
そのご婦人は「そば湯はいりません!」ときっぱり宣言。
ーーーー そんな人もいるんだ・・・・
北の国の花っこ第4号 最新版です
作り始めて4年が経ちました。 あっという間ですね。
こうして一冊の本が出来上がるまで 何人の方々のお世話になることでしょうか そして売ることに協力してくださる大勢の方々との貴重なご縁にも 心から 感謝いたします。 いつもいつもありがとうございます。 こんなに幸せでいいんでしょうか、と自分を振り返ります。 皆様 お一人ずつに ありがとうございますと 心を込めて申し上げます。
北国のバラの剪定、クレマチスの話、宿根草の話など載っています。 特別エッセイ広田せい子先生。
ガーデニングのお伴にどうぞ ネット販売はこちら
枯れ草を取り除いていると こんな青い実が現れました。
まるで宝石のような・・・「リュウノヒゲ」の実です。 うちのは斑入りの葉です。
暖かくなりましたね。
県内の大手書店のひとつ S書店さんが今年から「北の国の花っこ」を 扱ってくれることになりました。 昨年までは何度も売り込んだのですが okをいただけませんでした。
T書店さん、J書店さん、宮古市のK書店さんに続いて そしてS書店さんの店頭にも並びます。
また一歩前進です。
第4号は、今週末に完成いたします。
最近 我が家の回りをうろうろするこの子、
他にも 真っ黒猫、タヌキ猫、茶トラ猫、がいます。
にぎやかな春ですわ・・・
春休みまっただ中です。 長女と三女とイチゴ狩りに行ってきました。
八幡平市の「彩花園」さんのイチゴ 甘くて大好き!!
遠くに写ってるのが長女です。
これは三女の手です。
花苗もいっぱいですよー。 レアな山野草があるので、じっくり見てしまいます。 斑入りのジンチョウゲの小さな苗を買ってしまいました。
お世話になりました。
ずっと行ってみたかった、飲んでみたかった バリスタが作ってくれるカプチーノ。
こんなかわいい絵で運ばれてきたらもう 感激ーーーーーー!! 味も美味しかった。 ちょっとやみつきになりそう。
4号線沿いの 某カフェです。
|