この温泉は800年の歴史があるのだそうで、びっくりです。
川にかけられた橋に たくさんの旗が立っていて
「町を明るくする運動」・・・・ってなんだろう。
あんまり具体性のないような・・・。
夜にちょこっとおやつを食べたくて探したけど、
コンビニは一軒もないのでした。
スーパーもとっくに閉まっていて、温泉宿にはつきものの
ハーゲンダッツの自販機も ひなびた宿にはない・・・
甘味、甘味が欲しい・・・・と 思っておりました。
翌朝、旅館から車をバックで出すとき、
旅館の旦那さんが小走りに出てきて
通りのトラックを停めて、私たちの車を誘導してくれました。
トラックの若い運ちゃんまでも
右手を大きく水平に振って
「ハヤク デロ、イマダ デロ!」と 身振りで叫んでおりましたが、
それはまるで ねぶたの山車を引き回す誘導係のような迫力。
実際、この辺の人は 夏はねぶたに燃え上がるんだろうなあ・・・。
町のはずれには ねぶたの扇型の鉄骨が一つ。
これから和紙を貼って、津軽武者絵を描き込んでいくのでしょう。
黒石市を回り、弘前市を回って 美味しそうな
ケーキ屋さん発見。店内で食べられるのです。
「あれだ!」
こじゃれたかわいいケーキがズラリで、
よし!2個ぐらい食べたろう、と思ったのですが、
最初に選んだ「ピスターシュ・ショコラムース」
カワイイ見かけで 激甘甘で、途中で フォークを投げ出して帰りたくなりましたヨ。
というわけで 美味しい甘味欠乏状態で 機嫌悪く帰宅の途につきました。
弘前市のラベンダー香る中央分離帯。
延々いい香りが続きます。
十和田湖の山の上では 大変な豪雨でした。
湖面からは立ちこめる霧であたりはよく見えず、
立ち寄ったトイレにはペーパーがなく、
でものぞいた隣の個室の洋式便座には 敷き詰められたペーパー。
それが びしょびしょで ゴーゴー風のうなり。
「こんなトイレ入れないよ〜」と絶叫してしまいました。
それから西へ西へ 山間では雨もやみ、風もなく。
くねくねくねくね 走っても走ってもなかなか着かない
その温泉町は
駅にピンクのワニの像が立っている「大鰐温泉」(おおわにおんせん)。
ひなびた宿フリークの夫の好みの宿を探すのは なかなか大変です。
こんなお宿に泊まりました。
トイレは共同で、一泊2食で一人7000円なり。
ひなびた宿には おばあちゃんがつきもので、やはり
ここにもいらっしゃいました。
この階段を部屋まで案内してくれたおばあちゃまは、
お茶を入れる時も
「はあ、はあ、はあ、はあ、」なかなか息が整わないのでした。
「あのー台風はどうなったんですか?」と私がたずねると、
おばあちゃん、目をまん丸くして
「タイフウ?? コナイヨ〜〜〜〜」とキッパリ。
その声と口調は、うちの隣家の青森出身の奥さんにそっくりで
思わずのぞき込んだその顔も 似てる!!
顔も、シワの具合までもそっくり。
隣の奥さんの実母なのかも???
と
マジマジもう一度見てしまったのでした。
台風と地震の被害に遭われた方々に
心からお見舞い申し上げます。
前から予定していた青森一泊。
台風4号が心配だったけど 青森の空は晴れていました。
青森のオールドローズガーデン、十和田湖東岸の花鳥渓谷ばら園です。
花はもう ほとんどおしまいで、これは最後の遅咲き原種かな。
ロサ・ムルチフローラ・アデノカエタ。??
だんだん風が強くなり、空も曇ってきて パラパラ雨が・・・
ついに台風到着か・・・
花びらは目の前でハラハラ散って行くのでした。
すぐ近くの 奥入瀬渓谷。
シダや倒木がおりなす自然美。
原生林の中の中、とてもきれいな声の鳥の声が
響いてました。
だんだん空も暗くなり、雨粒も大きくなり、たくさんの観光客たちが
大あわてでした。
そして 見てしまった 捨て猫4匹。
ばら園の売店横に捨てられていたのだそうです。
手を出すとニャーニャー鳴いてよじ登ってきます。
人なつこいんです。涙。
「持って行きませんか?」と ばら園のおじさんに言われましたが
「すみません、もう3匹も飼ってるので・・」
あんまりカワイイのでパチリ。ごめん。
洗剤が切れて、買いに行こうと思っていた雨の日。
知人から「昼頃いく、ずっといるよね」の電話あり。
昼頃とは いったい何時を意味するのか・・・
人によっては午前10時ぐらいから「昼頃」と言える。
洗剤を買いに行けず、悶々としていると ピンポ〜ン!
「は〜い!」と知人と思って明るくドアを開けたら
玄関先に知らない若い女の子。
ラップを2本にょっきり突き出して にっこり。
「ア○パラ倶楽部ってご存じですか〜?」
「ああ、A新聞ね。新聞はとらないから。」
自慢じゃないが、勧誘撃退には自信あり、セールスにも絶対負けない。
A新聞は 今年からきっぱりとらなくなってる。
「そんなあ、オカアサン!お願いします。雨の中ドアを開けてくれたのは
オカアサンが初めてなんです。
アタシ北海道から盛岡来て ほんとに知らない人だらけで、
みんなドアも開けてくれない、話も聞いてもらえないんです。
もう助けてください。3ヶ月でいいんです。
3ヶ月だけで。お願いします。
オカアサン、お願いします、ムスメだと思って!!!!。」
いつからこんな娘ができたのだ、
「オカアサン」にも笑ったが
「ムスメだと思って!!!」の連呼には
腹を抱えて大笑いしてしまった・・・・
で、負けた。
3ヶ月だけ とることにしました。
彼女半泣きで
「アタシ もう泣きそうです、オカアサンありがとうございます
アリガトウゴザイマス!!!!オカアサン」と言って
大きなトートバッグの中から
「これどうぞ、これも これも全部あげます〜〜〜〜〜!!」と
ラップ2本、キッチンペーパー2本セット、ティッシュボックス、
台所洗剤2本、
トイレクリーナー、そしてメーカー品の洗濯洗剤一箱。
「洗剤・・今、買いに行こうと思ってたの」と言うと
「運命ですよ、運命ですね!!オカアサン!!」と
彼女はにっこり笑って立ち去ったのでした。
人助けをしたような ミョーな心持ちなのですが
彼女はこうして営業する凄腕なのかもなあ。。。とも
思ったのでした。
2007年07月12日(木) |
わたしの相づちは・・・ |
夫の話に「なるへそ」「なるへそ」と
相づちを打っていたら
「その『なるへそ』って 何ですか」、と
クレームがきました。
ゴールデン・ボーダーとバーベナ
夫は 毎朝デジカメを持って ウオーキングをしています。
おんや〜
日本カモシカ と、ばったり遭遇!!
カモシカ君 驚いて逃げます。
夫追う。
わりと近くの場所で、朝の出来事でした。
我が家の後ろには北上川が流れています。
茂みも多く、農業試験場もそんなに遠くないところにあります。
熊など、川沿いに伝い歩きをしてくるそうな。
カモシカ君も 川沿いに歩いているのでしょうか。
「三尺バーベナ」(ヤナギハナガサ)
バーベナ・ボナリエンシス
伸びる伸びる。
背丈は私の顔ぐらいまであります。
今年は暖冬だったので 根が冬を越したようです。
これはバラの鉢から伸びてるので 実は困るのですがねえ。。
タネもよくこぼれてあちこちから発芽します。
これも伸びる、伸びる。
「カンパニュラ・ラプンクロイデス」
これは「サワギキョウ」では??と 知人から指摘あり。
はて??
調べてみると サワギキョウはロベリア科で
花の形が違うのですよ。
そして ラプンクロイデスは 種も多く、発芽力も高い。
庭のあちこちでやたら増えてます。間引きしないと
蒸れて倒れます。茎はけっこう柔らかい。
株元の本数を減らしていくときれいに咲きます。
2007年07月08日(日) |
カラマツソウ宇宙に舞う |
これも個性的ですね。
以前に「シキンカラマツ」と言う名でいただいたことがありますが
だんだん生育が弱くなっていったので
あらたに購入。
「タリクトラム ・パフュームスター」でした。
まるで昭和の時代の商店街のお飾りのような愛らしさ・・・
こういうふうに散らばった花は、私の腕では写真撮るの難しいです。
さて、これは何でしょう。
これもお花です、これでもキキョウの仲間です。
「玉シャジン」と申します。学名「フィテウマ」。
「コメットスター」という園芸種ですが、
もともとはアルプスの高山植物だったそうです。
というわけで、暑いのキライ、乾燥キライ、育てるのが難しく
うちでも死にかけましたが、鉢にあげて一年養生
それから しめった場所に地植して 再生できました。
雨の滴がキラキラ。「ほうき星」とは わかりやすいですね。
もう一つ オマケ これもホラーな宇宙人??
いいえ、コナのアクビ姿。携帯でぶれてます。
ハークネスのバラは だいたい長持ちです。
雨でも頑張ってます。
「パトリシア・ケント」なんて素敵な名前でしょう。
鉢で まだ咲いてるクレマチス
「アリス・フィクス」
頑張るねえ、いい子、いい子してあげましょう。
ちょっと気が抜けてました。
さて 気を取り直して・・・
手前青いのは「バイパース・ビューグロス」
ちくちく痛いです。
2年草なので、これは一昨年発芽したもの。
毎年こぼれて絶え間なく咲いてくれます。
後ろに「アスチルベ」「すかしユリロリーポップ」
白いのは「オルレイヤ・レースフラワー」
ちらちら見える濃いピンクは「フランネル草」
左の黄色のバラは「ゴールドマリー’84」
黄色は「ゴールド・シャッツ」満開の頃。
花保ち悪くて、一日で散ります。
ピンクは「アスチルベ」その後ろは「サツキ」
6月は 目が回る忙しさだったけど、仕事もちゃんとしました。
7月15日発売の 竹書房の雑誌に描いた大長編、
読んで下さいませね。
2007年07月01日(日) |
夏風景になってきました |
ホタルブクロが咲き出しました。
こいつは 困ったちゃんで、抜いても抜いても根っこが
増えて 大変です。
雑草よりすごいと思います。
後ろの黄色は へメロカリス。
右側 終わったミヤコワスレ、今年は暑いので
終わるのが早いです。
手前クレマチス「アラベラ」が ちょっとだけ見えますね。
左のピンクは 大好きな修景バラ「ノア・メル」
ほとんどのバラが咲き終わる頃、
バトンタッチで咲き出すので寂しさを埋めてくれます。
紫のはムラサキツユクサ。
ぎゅうぎゅう詰めの一角です。
これも修景バラ「ノア・メル」と南天の花。
「ノア・メル」は 大好きなので3カ所に植えてあります。
三女は 県大会進出なりませんでした。
残念!!!演奏うまかったのになあ・・