東京丸の内に、ものものしい警備と
人だかりがあった。
そのウキウキ感からして
「これは、宮様のおでまし」と直感。

数分後　皇居から一直線の東京駅に、
護衛付き普通車が　一台入ってきた。


「きゃー」「わー」黄色い歓声と
さかんに手を振る人々の後ろで、車の屋根しか見えない。
写メールを突き出す右手、右手、たかれるフラッシュ。

「まさこさまー」「あいこさまー」「あいこさまはー」

どよめきが　３度ぐらい聞こえた。

まもなく散り始めた人々の会話から察するに
「あいこ様、見えなかったね」
「紺のスーツだったわね」
「やせたわー」
雅子様のご一行だったらしい。
ご年輩の方は　目頭を押さえていた。


その日の７時と９時のNHKニュースで、
皇太子様、雅子様、あいこ様が
那須の御用邸に到着と伝えられ、
愛くるしいあいこさまのビデオも流れた。


全国民が、雅子様のご病気は知っている。

精神的に落ち込まれていた雅子様が
やっと回復なさって、姿を見せてくださったところを
なぜ写メールする？

両手で持って写すカメラと違い、写メールは、片手を高くあげて
高い位置から、気軽に撮るから、どうしても「無礼」感が強い。

誰か一人が　携帯を天に突き出すから、
それを見て　右習えで、われもわれもとマネっこするのが、一般大衆なり。

一人一人に悪意はない、
ただ鈍感なだけ。

自分の大切な人が、心の病気から立ち直ったところを、
写メールでパシャパシャやられたら、どうでしょう。

皇太子さま、
記者会見で　おっしゃってください。
「わたしの大切な雅子を、写メールするのは、遠慮してほしい」と。

それくらい言わないと、鈍感な日本国民は、気がつかないのですよ。

みんなが　写メールをやめたら、雅子様のご病気の回復も　もっと早まったはず。
これから先も　心落ち着いて過ごされると思いますが、いかがでしょう。。

パソの前で、忙しく調べものをしてるとき
携帯がなった。

覚えのない番号０８０から、男性の声で

「もしもし、アナタこの番号の持ち主さんですよね。」

私「はあ？」

男「あなた、この番号の持ち主さんでしょ？」

私「いいえ、違います。」機嫌悪いから　むっとして。

男「じゃあ、誰ですか？あなたこの携帯盗んだんですか？」

私「これ、娘のですけど、あんたこそ誰？
　　どうして　この番号にかけるの？」

男「私はキタダ商会のものです。
　　娘さん？今、いらっしゃいますか？。」

私「いいえ」

男「いつ帰ってくるの？」

私「知るもんですか、だいたいあんたに、何の関係があるっての？」
だんだん、私も怒ってきたぞ。

男「なんですか、あなた、その言い方、
　　　そっちこそ未払いで滞納してるんですよ。」
なんの未払いなのか、キタダ商会がなんなのか、なにが滞納なのか

パソ画面は、エラーばかりなので
だんだん腹立ってきたから、

私「警察呼ぶよ、アンタ、いいかげんにしな」等、ドスをきかせました。

男「この会話全部録音してますからね、いいですか
　　そっちこそ訴えてやる！！」

私「おめーは　あにをいうとるだ、バカタレがー」等、さらにドス。

男「こんなろくでもないオバハン　どーたらこーたら！！！！！」

お互い興奮したので、なにを言い合ったか、よく覚えてない。
根負けした男が　先に電話を切った。


反省。
もっと冷静に対応すべきだった。
「アンタいくつ？奥さんいるの？子供は？
　いい大人が、こんな詐欺みたいな仕事して
　自分の子供に恥ずかしくないの？」と、諭してあげた方が、もっと効果的だったかも・・


テレビで前に見たぞ「キタダ商会」

サラ金関係に強い高名な北田弁護士の名前を勝手に使って
電話をかけてお金をまきあげる詐欺グループ。

まさか、うちにかかってくるとはね。
全国１００万読者の皆様方、こんなガサツなおばはんでごめん。

２泊３日、東京に行って来た。

次女と一緒に、志望大学の説明会に。

ついでに私は　仕事の営業２件。

東京駅丸の内で、那須のご用邸に出かける雅子様ご一行と遭遇。

両国の、江戸東京博物館で、エルミタージュ美術館展を見た。

池袋で、猿回しもみた。


神保町の三省堂で、本を買い、３冊読破。

友人と会って、東京ドライブ。

根津のそばや　「夢境庵」につれて行ってもらう。

その後　日暮里　芋坂の「羽二重団子」で舌鼓。美味！！！

子規、漱石、はじめ　文豪に愛された団子なり。

帰りは、新幹線で　また大失敗。

あまりに恥ずかしいので、なにをしでかしたか

詳しくは書けない、が

家族に話したら、「はずかしいーー！！」「あほじゃない？？」
「やだーー」とののしられた。

ああ、恥ずかしい。

仙台で降りたお若いお姉さん、ごめんなさい。

朝のタクシーに乗っていたら、タクシー無線の連絡が聞こえた。

「全ドライバーさんに、連絡します。

　本日朝４時頃、k山付近で・・・・」しばし沈黙。

ひき逃げ事件かな・・と思ったら、

「行方不明になった方がいます。

　全ドライバーさん、それらしい方を見かけたらすぐに連絡をください。

　７１歳、女性、痴呆気味。

　服装は、ネグリジェ、緑のトレーナー、スリッパを履いたままだそうです。」




いつか私も、県道１３号線をスリッパで　歩くかもしれない、

「バラ園へ行くの」と　つぶやきながら・・


女性は見つかったのだろうか。

無事に見つかって　暖かいベッドで眠っていてほしい。

ああ〜サイボーグゼロゼロナイン〜〜♪

というソノシートも持っていた。

第４巻は、貯金箱あけて、１円玉、５円玉、１０円玉を
じゃらじゃら音させて　小さな小さな本屋へ走った。
たしか２４０円だったと思う。

岩手の東のはずれの漁港の　ちょっと大きな本屋でさえ
ましてや小さな本屋には、秋田書店の
あのコミックス群は、めったに入って来なかった。

どんなにどんなに注文しても、
新巻はおろか
途中の欠けた第○巻など、手に入れるのは奇跡だった。


００９の寂しげな大きな瞳に恋していた。


漫画のキャラクターに恋するなんて変、とみんなに言われた、
自分でも　自分は変だ、と思った。

工作のレターラックには、００９の横顔を、彫刻刀で
丹念に彫り込んだ。
本気で　００３に嫉妬したよ。

やたらスマートな　黒くて艶のある未来の乗り物、
コマのスピード感、ストーリーの間の取り方、
１ページに１コマ使った山場の盛り上げ。
疾走するようなペンの流れ。

すべてが　かっこよかった。

そして、石ノ森先生も、マッハ３のスピードで
人生を疾走して逝かれた。



好きで好きでたまらなかった００９、

ほんとは、宮城のコインロッカーに　絵が描かれるのもいやだ、
石巻のあちこちで、ノボリとなってはためくのもいやだ、
グッズとなって、いっぱい売られるのもいやだ。
フィギュアが出回るのも　いやなんだ。

でも　記念に買ってしまったよ、メモパッド。

北上川に沿ってどんどん下って、ついに太平洋に出た。
石巻市。
街のあちこちで　はためくノボリが呼ぶ「寿司の街、石巻」！！！！。

宿は、1０キロ先の　女川（おながわ）。
潮の香りの牝鹿半島のつけねを　東に向かった。

この辺は　津波は　来ないのか。
道路の目線の近くに水面があるのって、不思議。

女川では、ちょうど『秋刀魚祭り』の開催日で、帰る車が　いっぱいだった。
「旅館の食事は　たぶん秋刀魚の刺身だな」と、夫の言った通り
秋刀魚の刺身だった。

登米は、明治の頃　マユや米を運ぶ　北上川舟運が栄え，
石巻と内陸を結ぶ中継基地として繁栄した。

明治１２年，当時最高の木材を集めて、
有名な建築家の監修のもと、２年半の歳月をかけて
登米尋常小学校は、完成した。

気品と自信に満ちた建物は、現在 「教育資料館」として
昭和５６年に　国の重要文化財に指定されている。

木造の手すりにもたれて、風に揺れる中庭の柳を見た。

そこから出発する祭りの山車も見た。

通りを超えた向こうにも、山車が行く。

お囃子と太鼓、揺れる花飾りが、ゆっくりゆっくり重なって進むのを見た。

小さな町なのに、山車が多い。

大手の自動車メーカーの看板もない
大手スーパーも，大手ドラッグストアのネオンも看板もない、
企業の看板を拒否して，町を美しく保つ人々の、
誇りと心意気を感じる。

武家屋敷の一角の『春蘭』と言う名のお茶処で、
ずんだ餅とお抹茶をいただいた。
「あーーこんな家に住みたい」と夫は　天井を見ながら
繰り返した。

町を抜け、登米大橋を渡り、初めて北上川を目にした。

盛岡の我が家のすぐ裏を流れる北上川だ、
こんなに広大になって。。。
川幅は何百メートルあるのだろう。

そうだね、大昔から、文化は　川沿いに発達してきたのだね。

光る水面をたどって振り返ると
遠ざかる登米の土手にも、
山車と人々の群れが　ゆっくり進むのが見えた。

東北自動車動を南下して、
若柳金成（わかやなぎかんなり）で高速を降りた。
（SAで買った「焼きホヤみそ味」は、期待したわりに、いまいちだった。）

目指すは　登米（とよま）町。
『みやぎの明治村』と言われている。
古い建物好きな夫を連れて　かねがね行ってみたかった。

まず途中の若柳町で、『ニューシネマ、パラダイス」そっくりな
古い古い年代物の映画館の建物を見た。
今は、バイク屋さんになっていたが。

そして、道ばたに『サイボーグ009』の立て看板が立っていたので
おおいに驚いた。。。

が、ここは宮城県。
かの有名な石ノ森章太郎先生の生まれ故郷なのであったよ。
小学生の頃、好きで好きでたまらなかった009 と
こんなところでこんな形で　会えるなんて。
すっかり忘れていたけど、石ノ森漫画館にも行こうね、と
夫と約束。


登米は、観光地としてあまりメジャーではなく、
若柳からの案内も
標識もさっぱり見つからず、ネットから印刷した案内図も大雑把で
国道を見つけるまで、かなりうろうろした。

夫は　見知らぬ土地で迷うのが、大好きなので、
眠ったような静かな町をぐるぐる回り
あちこちでUターンし、迫川の土手にも車で上ったり。

そうして、やっと　たどりついたよ　田んぼの中の登米町。

伊達氏開幕４００年の城下町は、ちょうど秋祭りの真っ最中だった。

まだ見てないと思って　借りて来たけど、
画面の　はしばしに記憶がある。
はてーーこれ　前に見たンだっけ？？と首をかしげながら・・

愛しのハリソン・フォードのこの系の映画を
自分が　見てないわけないのだ

やっぱり前に見たの借りてきたらしい。

すっかりボケボケです。

で、「ランダム・ハート」
妻の不倫に気付いた実直で哀しい中年男の目が
やるせない。

ハリソン・フォードの相手役
クリスティーン・スコット・トーマスが　美しい。

前には　目に入らなかったのは　なぜ？？
若さばかりではない本物の美しさってあれね。

「イングリッシュ・ペイシェント」
「モンタナの風に吹かれて」等も
まだ見てないから、お楽しみはこれからね。

今日の大輪バラ、真紅のウインショッテン。
日々　花が成長してます。どこまで大きくなるのだ。
情熱の赤いバラ。強香。

市内のママさんのサークル「ママーズ」の４人の
編集者と話をした。

素人のママさん達が、年４回の季刊紙を発行し続け
しまいに
市内の小児科病院紹介の本「もりもりマップ」を発刊し
本屋さんで売り上げベスト１０に
食い込んだ。
すごい機動力、すごいパワー。

そっちの方こそ、漫画のネタとして、いただきたいくらいです。

お姑さんと同居の方もあり、
子供４人の方もあり、
みんな明るく前向きな姿勢が、すばらしい！！

これからも頑張ってくださいませ。

気持ちのよい秋晴れの一日だった。
久々に花巻バラ園に行って来た。
花巻は、行くたび　心がなごむのは何故だろう。

我が家のスターライトも咲きました。強香、青バラの香り。

夢の中で踊ってるんでしょうか。

家族５人で一台のPCを使っているので、毎日
「どいてどいて！」と、誰かをどけないとPCに触れない。

長女は、毎晩だれかとチャットをしている。

次女はお絵かきブログをしているので、毎日
絵を描くのと、日記で忙しい。

三女は、お気に入りのゲームと占いのページがある。

夫は、PCで、音楽CDの編集をするのが趣味だ。

しかし、うちのマックが古いせいで、書き込みがやたら時間が
かかるので、夫が編集・焼き付けを始めると、異常なほど
時間がかかり、みんなのひんしゅくを買う。

それで、夫が　専用のPCをやっと買った。

は〜助かった。
新しいPCのあと見ると、うちの　このマックG3のなんて古いこと・・・
涙・・
しかし愛着があるので、まだまだしばらく働いて貰うつもりだ。

「愛と哀しみのボレロ」完全版見ました。
　
大昔　最初にビデオで見た時、ちょうど長女を出産直後でした。

ユダヤ人が護送される列車から　赤ん坊を線路におろす場面が
胸が張り裂けそうにショックで、
それ以上　見られなかったのでした。

あれから１８年、
やっと見る気持ちになって、レンタル店で借りてきました。
（半額だったし）

まあ、それが、長い・・・長い長い、
まだ終わらないの？と
家族にも何度も言われたし、私自身も、まだかーまだかー
歯を食いしばる感じでした。

終わったのは、４時間半後でしたよ・・・・。

ストーリーは　面白かったですよ、ただ、途中で
これは一体誰だ？？と何度思ったことか・・・・
我慢強い方、見てみて下さいませ。完全版ですから。

そして、今日は　歯医者に行って　　左の奥歯を抜きました。
去年から、抜かなきゃならないと言われていた歯です。

やっと歯医者に行く勇気がでたのさ。
天気も良かったしね。

射手座は、運勢が最下位で、
「物事が　思い通りにいかず　焦る」だった。

その通りになった。

宅急便の営業所に　７時半ちょいすぎに原稿を持っていって
「まだ間に合いますね」と念を押して
原稿を出した。

後は、おかずを買って、ついでにケーキも買って
家に帰って食べて　あとはグーグー寝るはずだった。
この半年間は、めっちゃ忙しかった。
ほんとにほんとに忙しかったわーーなどと　つぶやきながら
ウトウトしていたら　

９時過ぎ、さっきの営業所から電話があった。

「手違いで、明日の午前中には　向こうに届きません」

うがーーーっ
「だったら、今から　引き取りに行きます。」

そう、そして明日の新幹線便で出すのが、最後の手段。

また手元に戻ってきたよ、原稿、

そうそう、あのページのあのコマの背景を書き足そう・・・
と　いうのは、負け惜しみだな。

がっくりである。

ここで私が哀悼の意を表しても、何にもならないし、
むしろ言葉にしてしまうと、安っぽくなってしまうので
そういうことは　日記では　極力避けている。

が、ロシアのテロは、映像をみるのもつらい。

タフマンのフタを、カラコロカラコロ追いかけて
延々居間で遊び続ける子猫のコナ。

最後は、テレビの下、ピアノの下に入って
取れなくなっちゃうみたいね。

それで、このように、口でくわえて大事に運んで
広い場所でまた、カラコロカラコロ始めます。

高２の次女のクラスメイト
大変なハリポタファン。

昨日も早速　新作をゲットして読みふけったらしく
今日、授業中つい居眠りを・・

やがて、先生に「Sさん、Sさんはどうしたの！？」と　起こされて
「は、は、はい。ハリーッポッター？？」と返事したそうで、
先生は「ハリー・ポッターじゃありません！」と　答えたとか。

ちなみに我が家も予約のクロネコブックサービスで、
自宅にお届けしてもらいました。
「不死鳥の騎士団」

なんと、
上下巻入れるバッグとハリポタ定規とドアノブハンガーの他に、
クロネコ・バスタオルが　おまけにつきましたよ。♪

肩こりがひどくなりすぎて、夜　寝ていても痛いくらい。

で、近所の馴染みの病院に
筋弛緩剤と鎮痛剤をもらいにいった。

これが、頭痛、肩こり、目の疲れ、更年期っぽい諸症状に
良く効く。

保険証を出したら、受付のお姉さんが
「これ、７月３１日までのなんです、
　新らしい保険証はお持ちでないですか？？」
慌ててバッグをガサゴソ、あるのは娘達の社会保険のカードだけ。
（わたしは国民健康保険）

帰り際「おうちでよーく　お探しになってくださいね〜」
と　
にこやかに言われてしまったよ。

いつから新しくなってたの・・・全然気がつかなかったよ・・

それから、ビデオ２本、DVD３枚の返却日が　昨日だったよ・・・コレは痛い・・・