2009年02月23日(月) |
ブログ更新しました。 |
☆ブログの新刊日記、更新しました。 一月新刊の絵本についてなんですが… ずいぶん出遅れてしまった。 自分でいうのもなんですが、ちょっといい絵本ですので、小さいお子さんのいるご家庭におすすめですv 新刊日記
☆某通信教育の小学三年生さんのコースで、送ってくる本に、今年は連載をします。今年の四月号からですので、新三年生さんですね。 小さなうさぎのぬいぐるみが活躍する話です。 もうちょっと時期が近くなったら、正式にサイトにかきますね(^-^) 原稿、一年分先にかいちゃおう、と、一気に書き上げました。それに没頭していたので、ちょっとネットおちしてたんですね。 細かい修正はまだ入ると思いますが、大体終わったかんじです。 このお仕事は、担当さんが、子どものころ私の本の読者さんだったというお嬢さんなので、なんだか仕事するのが楽しくて仕方ないです。 なんかねえ。我が子を見ているようで(笑)。
☆明日からは、童心社フォア文庫の新シリーズ第一話を、ついについに、書き始めます。ずっとこれが書きたかったので、はりきってます。 がんばります。 東京行きの準備も、もう始めてます。
なんかもう、お仕事はてんこ盛り状態なんですが、こんなに楽しくていいのかな、と思う。 ああでも、肩とか首とか、こって痛くて、湿布貼りまくりなあたりが、美的でなくて許せない今日この頃。
☆長崎に帰ってきて、働いてます。 が、また東京に戻ります。必殺とんぼ返り。 だんだんどちらが自分の本拠地かわからなくなってきたなあ。
都内には私の仕事があって、担当編集者さんたちがいて、友だちも先輩も弟子もいて、居酒屋デートにつきあってくれるひとがいて、と、いろいろと得難い存在があって。 そして、あそこには、私の定宿がある。 あの場所に滞在する時間そのものも、私には上京するその理由のひとつだったりします。 安らぎと安心と安全、完璧でフレンドリーなサービスがある、あのホテルで過ごす時間はプライスレスです
☆ホテルをチェックアウトしたあと、羽田に向かうリムジンバスの中で、窓の外の景色を見ながら、ぼんやりと自分の現状について考えていました。 四十六歳になった私は、以前よりは健康ではないし、以前よりはお金持ちでもない。仕事は忙しすぎて、どこかに逃亡したいくらい。何しろ今は出版不況で、不況以前と同じ量を働いても、同じだけのお金は返ってこない時代。これはなかなかにシビアです。
でも、私はいま、以前よりも幸せなんじゃないかなあとか思っていました。 唯一の贅沢と自分に許している、お気に入りのホテルでの滞在はまだできている。以前よりもたぶん品よくホテルでふるまえるようになっているし、ホテルの人たちも私のことをお客さんとして、とても大切にしてくださる。 都内では時間が足りないほど、あいたいひとたちがいる。仕事だって忙しいけれど、いまどきそれは贅沢すぎる悩みだ。仕事がある、私の原稿を待ってくれている人たちがいるってなんてすばらしいことなんだろう。
今より若くて今より健康で、今よりお金持ちだった頃の私は、この穏やかさを持っていたかな、と思います。今の私もたぶん傲慢ですが、若い頃の私は、遙かに傲っていたと思う。
もう私は若くはないけれど、自分を大切に、穏やかに生きていければいいなあと、東京の空を見ながら思っていました。
長崎に帰ってきて、ノートパソコンで仕事をしながら、呼吸をしていること、キーボードを叩いていること、そのひとつひとつの動作ができることに、静かな幸福を感じています。 この一瞬一瞬の穏やかな幸福を忘れないように、作品を書いていこうと思いました。
☆家の片付けなどしつつ、パソコンのキーボードをたたいています。 仕事したり、仕事関係の連絡を取ったり。 夜中に人知れずぱたりぱたり。気分は鶴の千羽織り。
ここ数日、ちょっと体調を崩して、思い切って、休んでいました。 昼も夜も、何もしないで、ねてみました。 究極の贅沢ですね。 そして今日、寝るのに飽きてきたので、起き上がって、またそろそろと働き始めています。
今週はまたちょっと東京にいってきます。 児童文学者協会の運営委員会に参加したり、お友だちと居酒屋さんでご飯食べたり、あとはホテルと空港で働いてきます(笑)。
お仕事関係でここみてくださってる方は、急ぎの用事はメールでね♪ (郵便物だと私はそこにいない可能性が…)。
☆新刊日記のブログの方に、近日中に情報あげる予定ですが、佼成出版社さんの絵本、「ドロップロップ」(絵は杉田比呂美先生です)、好評発売中です。缶の中のドロップをみながら、いろんなことに思いをはせる小さな女の子のお話です。絵がきれいですよ〜
五月発売予定の、童心社フォア文庫の新シリーズ「くるみの冒険」は、画家さんも決定して、いまのりのりで準備しているところです。こちらの情報は、あと少ししたら、いろいろ公開できるかな。 とにかく、挿絵が素敵ですので、乞うご期待。 現代日本を舞台に、魔女っ子が、魔法の杖を手に戦う話です。お話のトーンとしては、ほんわかファンタジーで、わりと明るめのトーンで笑いもあって、でもときどき骨があるって感じでしょうか? 私の既存のシリーズだと、「アカネヒメ」がいちばん雰囲気近くなるかな、と思います。 書店さんには、そろそろ、注文書(っていったかしら?)が、届くのではないかと思います。カットがかわいいですよ。かわいいだけじゃなく、技術的にうまいって感動する絵なんですよ。 私なら、百冊は注文しちゃうかわいさです♪ …とか、作者が宣伝したくなるくらいに(笑)。
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