キッチンの小さなテレビで、紅白の終わりのあたりをみながら、古いモバイル機、FIVA206で、日記を書いています。この機械ともつきあいが長いっていうか、実に2001年頃からのおつきあいなので、やはり、手になじんで使いやすいですね。今使っている工人舎SA1Fよりも大きくて重いから、もう、遠出のお供には厳しいところがあるんですが。
あ、紅白が終わった。 「行く年来る年」スタート。わあ、雪景色。
この一年間をふりかえると、公私どちらにおいても、終わらせたこととはじめたことが、いくつも交互におきた年だったなあと。 来年は、今年スタートしたさまざまな事柄を、深めて行く年になりそうです。 ていうか、現時点で、来年はいろいろと忙しくなりそうなことがわかっていて、すごいどきどきなんですが。
まあ、がんばって、いい年にしたいと思っています。 実際、「いい年」というのは、自分で作り出すものなんだろうな、と思っています。 ただ祈っていても、幸せはやってこないし、願うだけでは、夢は叶わない。 ひとまかせでは、生きていくことは出来ない。 ひとは支え合い、励まし合って生きてゆくものだけれど、でも、「生きてゆく」のは、どんなに大勢の人と笑いあっているときでも、それぞれが「ひとり」なのですから。
公私ともにまわりにいる、いろんなひとたちを大切にしながら、感謝しながら、がんばって自分の道を生きていこうと思います。
来年の抱負は… おっと、年を越してしまいました。
今年の抱負は… 作家としては、いいお仕事をする。 人間としては、楽しいひとづきあいをする。 カードオタクとしては(笑)、ANAダイナースと、地元の駅ビルの無料マスターカードを作って、国際ブランドを五銘柄そろえつつ、手持ちのJCBゴールドカードをクラスにクラスチェンジするべく努力する、というところでしょうかねえ。 今年は、AMEXをプラチナにしてしまったので、来年はこれをちゃんと使わないとなあ、というのも抱負でしょうか。 …年会費貧乏になりそうだけど(遠い目)。
ではみなさま。今年もよろしくおつきあいくださいませ。
今年は、悲しい事件の少ない年になるといいなあ。
☆なんか最近、友人知人からいただくメールが増えたな、と思っていたら、日記の間があいていました。すみません。すみません。生きてます(笑)。
えーと… ここのところ、何をやっていたかといいますと、都内でお仕事を済ませて、いろいろ人と会ったりして、無事に長崎に帰ってきて。またじきに西新宿なので(笑)、その準備をしているところです^^; お仕事大変ですよ。楽しいけど。
まあね。盆も正月もないのが、自由業の常態というか、めでたい状態ではあるんですが。
東京行きの前に、風邪をひきまして、それがまだ少し残っている感じで、ゆったりモードで働いているところです。 そういうときは、ネットから離れて、連絡は携帯かミクシィで、となってしまいますので、こちらの公式日記は、どうしても気力とよゆうがあるときに復活、という感じになってしまいます。ごめんなさい。
☆来年は、大きな仕事や新しい仕事が増えるので、新聞広告とかにでちゃうかもしれません。微妙にですが、露出が増えるかも。でも、そのかわり、サイトの方がなかなか更新できなくなるかもしれません。 ですが、サイトをやめる気はないので、まったりとおつきあいいただけますと幸いです。
あとそれと、この先、私は、どんな仕事をしても、このまま子どもの本の作家ですし、ずっと地味に書いていくつもりです。おばあちゃんになっても、一児童文学作家でいたい。…お仕事が続く限りの話ですが(笑)。
☆「マリリン」ですが、あらすじを出版社さんに提出したあと、話し合いの末、「新作新シリーズよりも、こちらを先に書いていいですよ」と暖かいお言葉を担当さんからいただけたので、なんとか書けそうです。がんばってかくので、シリーズのファンの方は待っていてくださいね。 まだ原稿書いていないので、いつ本になるとかはいえないですが。
☆<香水日記>この冬は、コヴェットとか好きでつけていましたね。レモン+チョコ+洋酒+苔、という不思議な香り。うーん。苔むす森林のなかで、レモン飴なめながら、高級なチョコを楽しみ、お酒飲んでる感じ^^;? 不思議な香りなんですが、好きな人はやみつきになると思います。
☆<新刊情報>以前からお知らせしていた、ポプラポケット文庫の「ふしぎ探偵レミ」一巻が、一月初めに出ます。オカルト少女探偵もの、というくくりになるのかな? 風早街のお話です。「百年目の秘密」の潤くんの家の近所とか、蔦野屋敷の近所とか、ということは、「ミラクル」のさやかちゃんの南蛮屋敷の近所とかも登場します^^
新シェーラひめのぼうけんシリーズの図書館版も、後半が、一月初めに刊行になります。ハードカバー版で集めているみなさんは、後半一気読みの時間です♪
2007年12月09日(日) |
通りすがりのともひろくん |
新宿にきています。 週末は、健康を取り戻すこと優先で、のんびりモードで過ごしています。 お友達とご飯に行ったり、ホテルのお部屋で荷物をほどいたりしながら。
今日は朝はゆっくり起きて、近所に散歩に出かけました。 スタバの携帯のサイトを見ていたら、ホテルの近所にお店があるらしいとわかったので、どのあたりかなあ、と探しがてら。
無事見つけて、感じが良さげなお店で、でも今朝は、朝食のレストランでカフェオレをたくさんいただいていたので、ガラス越しに中をうかがっただけで、散歩に戻りました。 西新宿高層ビル街界隈は、空が青く、飛行機雲なんかたなびいていて、おだやかなよい日曜日でした。そぞろあるくひとびとも、楽しげな雰囲気です。
と、そんな中、ひとりのお母さんが、乳母車の中の自分の赤ちゃんに話しかけているのが目にとまりました。 お母さんは、横断歩道の前で、信号が青に変わるのをまちながら、自分は乳母車の前にきてしゃがみこんで、赤ちゃんの顔を、両手でなでまわしながら、幸せそうに、話しかけているのです。 「かわいいね。かわいいねえ。かわいいねえ」 赤ちゃんは、これまたものすごく幸せそうな顔をして、にこにこ笑っていました。 と、私の方を見て、笑顔で手と足を振ってくれたので、 「こんにちは、かわいいねえ」 と、声をかけると、にこーっと、笑い返してくれました。
お母さんの方に、「かわいいですね」と話しかけると、にっこり笑顔で会釈してくれました。そして、赤ちゃんに、 「よかったね。かわいいって。ともひろくん。よかったねえ」 ますます笑う「ともひろ」くん。
私は、こういう、幸せな世界に弱いのです。 弱いっていうのは、つまり大好きだっていうことです。 人が幸せそうにしているのをみていると、なんか幸福の余波を浴びて、へろへろになってしまいます。なんかこう、微妙に涙ぐんだりして。
「信号、青になりましたよ」 お母さんに教えがてら、私は少し歩く速度をゆるめて、乳母車に気を遣いながら、道を渡りました。 このあたりは、自転車がたまにすっとばしてくるので。
そのまま、とりたててさよならを言うこともなく、幸せそうな親子とは別れたのですが、心の中で、いまも、通りすがりのともひろくんと、そのお母さんの幸せを祈っています。
部屋に帰ってきて、パソコンを立ち上げて、仕事をしながら、ふと窓の外を見ると、今日も新宿のまちは日差しのなか、きらきらとひろがり、向こうには、あれはどこの山なんだろう、山並みが続き。 道路を光の流れになって、車がゆきかい。
窓の外を、根性のある鳥たちがゆきすぎていったりして。 (って、ここは、けっこうな高層階なんだけども。すごいな鳥)。
ああこの眺めが、私はやっぱり好きだなあ、なんて思いつつ。 しみじみと、この世界がこうして続いているということが、救いなんだな、と、思いました。
どんなに私が、この場所を愛していても、いつかは、ここに帰ってこられなくなるときがくる。 健康なまま老いたとしても、それでも、不死ではないですし。
でも、いつか私がいなくなっても、西新宿のこの眺めは変わらないだろうし、赤ちゃんを幸福そうにあやすおかあさんもいるだろう。 鳥たちは根性で、高層階の高さの空をかけるだろう。
私そのものはいつか地上からいなくなるとしても、この「私が愛した世界」が存続するのなら、それは私の一部が生き続けていることと、どこか同じなのではないかしら。
この街に、いろんな命が暮らし、あるいは通り過ぎてゆく。 そうすることによって、この街にはずっと光が灯り続ける。 いま、いつのまに夕暮れてきた高層階のホテルの窓に、私もひとつ、明かりをともしているように。
ずっと未来にも、きっと誰かが明かりをともし続ける。
今週末からの東京旅行に備えて荷造りしたりとか、携帯電話を機種変更(というか買い増しですね、FOMAだから)したあとの、アプリの再設定とか、なんだかんだいろいろと忙しいです。
風邪引きの方は、だいぶよくなったかな、と思って、今日は携帯持って外に出たのですが(バスで使う電子マネーの再設定が、バス会社さんにいかないとできない)、とまったと思った咳が、一度でだすとエンドレスだという恐怖の事実に気づき、ささっと用を済ませて、マスクを買って帰りました。
マスク苦手なんだけど、この年末に、ひとに風邪をうつすよりはいいよなあ^^; うー。
明日は、通信講座のお弟子さんの原稿に赤を入れて、できればお返しして(間に合わなかったら、羽田か新宿の郵便局から発送ですね)、腕時計の電池を変えに行かないと。
QUICPayの新しいIDがまだ届かない… 東京で使おうと思ってたのに。間に合わないかなあ。
思わぬ風邪引きで、描き上がらないままだった「マリリン5」のあらすじ、完全に書き終わり、担当さんにメールでお送りしました。
あらすじとはいえ、「完」の文字を打つと、感動しますね。 けっこう詳細なあらすじだから、これでもし私がばったり死んだりしても、あとは誰かがひきついでお話かける状態だ(笑)。 …いやそんなことはないけど、そう思っていると、自分が安心だから^^;
あとは、あれに肉をつけていくだけなんですけど、問題は、あらすじの段階で、四百字詰め六十枚を越えているという事実! あれに枝葉と装飾をつけていったら、いったい何枚の大長編になるんだろう?
今回、第一部第二部+エピローグという構成で、分厚い一冊にしましょう、と担当さんがおっしゃってくださっているんですが、分厚いっていうか、辞書みたいな本になっちゃうんじゃないかな。 かといって、五巻、六巻、と二冊にわけると、読者のみなさんのテンションがさがる連続した内容になっているので…
どうなるのかな^^;
あと問題は、教育画劇さん的には、マリリンよりも前に、別の本を書いてほしいという希望があるらしいということです。 そういうわけで。マリリンを好きでいてくださる読者のみなさん。 マリリンをかける算段は整いましたが(まあなんていうか、旅行だと、しっかり旅程表ができあがって、ホテルや飛行機の予約も終わってるような段階ですか)、原稿が仕上がって本になるのがいつになるかはまだわかりません。
原稿そのものは、できたら、私はこの年末年始で書きたいな、と思っているんですが、他のお仕事とのかねあいで、どうなるかは未定です。
でももう、大丈夫ですからね(^-^*) お待たせしました。
私は今から、エピローグの、十八才のマリリンの佐竹さん挿絵(絶対はいるはずだ)が楽しみでなりません。 クライマックスの飛行要塞での最終戦とか、王都アルシャンを今度こそ死守する女王アーケイシア、あとあのひととあのひと(ナイショ)たちのたちまわりも絵で見られるといいな〜
ゆっくり休ませていただきました。 あー、いろいろやらなきゃ^^; 東京行きのための荷造りもしなきゃ^^;
さあ、飛行機にのるぞのるぞ〜♪
今年の風邪は、「高い熱は出ないけど、のどが痛むタイプ」と、「おなかにくるタイプ」の二つがはやっているそうです。薬剤師さんからうかがいました。
現在、のどが痛い方の風邪まっさかりです。 病院にはちゃんといって、お薬も飲んでいるんですが、そう簡単には治らず、ごほごほいってます。 何が辛いって、咳き込んで夜に眠れないのが辛いですね。
ここでこじらせると、東京に行けなくなるので、仕事を休んで、おとなしく寝ていますが、なんだかんだただ寝ているだけというわけにもいかなかったりして、ごほごほいいながら、ときどき起きていたりもします。 でも会社に通勤して働いているお父さんやお母さんたちにくらべると、楽させていただいているなあと、申し訳なく思ったりもします。
そんなこんなで、ネット関係への出没が間遠になっていますが、ごめんなさいです。
今月は、ほんと、東京行きがあるので、気持ちはかろやかなんですけどね^^
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