☆今日は、某作品の韓国語版についての同意書をだしました。どの作品が韓国版になるかは、もう少ししたら、サイトでお知らせしますが、イラストが韓国オリジナルになるそうで、かなり楽しみにしています^^ 韓国の人って、デザインのセンスが、いいですよね^^
☆あとは、ポプラ社「レミ」のキャラクターのラフが、森友さんからきたので、電話で感想とかよもやまとかお話ししたり。猫話とかも。 あいかわらず、森友さんは上手でうまい方です。完璧です。 今回、メインキャラで、きゃしゃ(猫またみたいな妖怪です)の子猫をだすのですが、そのデザインが、怖かわいくて、非常に良かったです(笑)。 担当Kさんと、「あやしい感じでいいよね」と、ウケました(笑)。かわいいんだけど、目がどこかあやしいんです(笑)。森友さん、うまいなあ^^;
もちろん、主人公レミちゃんや、たくみお兄ちゃん、令嬢ゆりかも素敵でした。いにしえの福音館版でのデザインとは微妙に違っていて、陰影があります。これは私が原稿を全部書きたした…どころか、描き直して長編にしたので、そのぶん、リアルなキャラクターになったんですね。 冬刊行予定ですので、「おおぽけ」連載時代のレミをご存じの方も、当時を知らない方もおたのしみに^^ いずれ、もうちょっと発売に近づいたら、情報を詳しくだします^^ 「レミ」は、雑誌連載当時から、とても思い入れのある作品だったので、今回やっと活字にできることになって、それもシリーズものとして出版していただけることになって、本当に、嬉しいです。 ポプラ社さん、ありがとうございます^^ Kさん、「チームレミ」で、がんばりましょーねv
☆それにしても、今年の夏はずいぶん元気だったのですが、ここ数日のだるさは、やっぱり夏ばてなんでしょうね。 今夜、友だちの濱野さんと電話で話していて、やっぱり彼女もだるいとかで、みんな今の時期、だるいのかなあなんて思いました。 なんていうかこう、力つきた感じのだるさ。みなさんもそうですか?
☆だけど、私は、この夏は当社比元気だったですね。 これはやはり、昨年からのカウンセリングの効果もあるんだろうなあと、何回目かでひとりうなずいています。 とにかく、無理な人間関係からすべて遠ざかったし、やりたくないことは一切しなくなったし。それでだいぶ、自分のための時間が増えました。それだけで楽になったなあ。
私はACで共依存体質で、「他人のためなら疲れを知らない」状態にたやすく突入できるんですが、意識的に、それを「しない」方に思考をもっていくくせをつけたんですよね。 で、「自分が疲れているかどうか」を、客観的に判断するくせをつけた。 以前は、「他人のために」動いているときは、自分が疲れているかどうか、自分で感じられなかったんです。 誰が悪いわけでもない、自分がそういう自分であることが幸せだったから、そうしていたんですけどね。
でもそれだと、私という人間はすりきれてしまう。 そして、私に依存する人々を甘やかし、自分で歩けない人間にしてしまう。 なんといっても私は、注意しなければ、無限に他者のために我が身を削れる人間だからです。悪くいうと、「誰かを無限に甘やかす才能」をもっている。悪意はなくても、そんなのバケモノと同じです。
ので、無理はしないことにしました^^ それが私にも世界にも優しいことだから。
で、自分に余裕があって、そうしたいときだけ、まわりに気をつかうようにしました。それと、「疲れる」段階に至る前に、「嫌だな」と思ったときに、相手が誰でも「嫌だ」「無理だ」「できません」といえるようになった。
これが…こんなささやかなことができるようになるまで、どれだけ、主治医の先生と私との間での攻防戦があったことか(笑)。ありがとうです、先生。
あと、偶然というのか必然というのか(笑)、ミィさんと同時期にいろんな「気づき」があったのも、私には「近くの道を行く旅の道連れ」がいるような感じで、励まされました。 まあ、「近くの道」っていっても、彼女はちょっと宙に浮いてる、スピリチュアルな道を行ってるので(笑)、ふしぎな旅の友になってるんですけどね(笑)。
まああれですよ。ほんとカウンセリングはお勧めです^^ 認知のゆがみは、ひとりで治すのはなかなかむずかしい。 私なんて、心理学は興味があって、少しだけ勉強もしていて、知識もあるつもりだったけれど、自分自身を治すことはできていなかった。
☆なんて、夜中にこうして日記に文章をまとめることも、また自分の勉強のためであり… いつか作品でいかすための(笑)、貴重なメモでもあります^^
…転んでもただでは起きるもんかい(笑)。
童心社さん「母のひろば」の原稿(廣嶋玲子さんの「はんぴらり1」の紹介文です)を、かき終わってメールで発送。 静岡放送さんの同録CD(先日、「たそがれ堂」を番組で紹介していただきました。感謝です)を拝聴して、お礼メールをしたためて発送。 どちらも正確には、28日早朝のこと。
はんぴらりは、まったりしていて、よい本でした。古典的なよさがあります。癒し系だなあ、と思いながら読んでいました^^ 静岡放送さんの「たそがれ堂」の朗読と、紹介の言葉は、そして、アナウンサーの方からいただいたお手紙は、心がこもっていて、ありがたかったです。 静岡のみなさま、「たそがれ堂」、よろしくお願いします^^ いい本ですよ、とか自分でいったりします(笑)。
あとは猫どもとときどき語り合ったりして、夜なべのお仕事は、のんびりと終わりました。
で。 「うみねこ」のBGMをききながらノートと向かい合っていたんですが、ふっと気が抜けると、ものがなしい気分に引きずられて困った(笑)。 「この曲は、○○さんが死んでいたときに流れた曲だ」とか、「この曲は、○○さんが泣いていたときの」とか、なにかしらありますからね(笑)。 切なくきれいな曲ほど、誰かの死体の情景とかぶってたわけで^^; (かといって、楽しげな曲を聴けば、「あの頃は○○さんも幸せそうだった」と、生前をしのび思い出をなつかしむモードに入ってしまうという…)。
一番「くる」のはエンディング。映画音楽みたいな、壮大で、きれいで、すごくかっこいい曲なんですが…その曲と一緒に流れていた文章を想い出すと〜(笑)。
明るい展開になるであろう、シリーズの終わりあたりの物語を、早く読みたいと思います。
連絡待ち、待機の状態で時間ができたので、夏休みということで、遊ばせていただきました。
うみねこのなく頃に を、ちょいとプレイしてクリアしてました^^ 「弟切草」みたいな感じのサウンドノベルです。 謎の魔女伝説がある孤島の洋館で起きる連続殺人事件の謎。隠し財宝の行方は? 君は生き残ることができるか、みたいな感じですか。
学生時代だったら、一晩徹夜で二日くらいでクリアする分量のゲームでしょうかしら? わたしは、あいまに休んだり、仕事関係の連絡とったりしながら、三日くらいかかったと思います。
面白かったです。 久しぶりで、ゲームが手元にくるまでのどきどきや、手元にきてからのどきどき、プレイ中のどきどきを楽しませていただきました。
主人公の高校生が喜怒哀楽がはっきりした、さわやかな少年だったのがよかったですねえ。あと、空気読めて気が利く繊細さがひじょーに好ましかった(笑)。 序盤でいちばん頼りになりそうなキャラクターがいなくなってしまうので、最後、殺戮の嵐になったときは、「ああ、ここで◎◎さんがいてくれたら」と、主人公と一緒に思ってました(笑)。
今日は私はもう仕事モードに戻っていて、詳しい感想をここに書くだけの余力と時間がないのですが、いつかちゃんと感想をまとめたいなあと思うほどに、好きなゲームでした。面白かったなあ。 (ただ、この日記を読んでくださっている方の中で、子どものみなさんには、このゲームはあまり勧めません。お話はおもしろいし、テーマもいいと思うのですが、殺人事件のシーンや死体の描写が子どもにはまだ少し早いと思うので。高校生以上向けかなあ。一応おとなのはずのわたしでも、ゲームクリア後に、死体の描写とか思いだして、げっそりする程度には凄惨でしたから^^; あと、グロテスクなグラフィックはありませんが、血のグラフィックは怖いし、効果音も説明文も、けっこう怖い〜)。
以下、メモ書き程度に簡単に、わかったかな、と思った「謎」についてを書いておきますが、ネタバレも多少混じると思いますので、これからプレイする人は読まないでくださいね。
推理はたぶんはずれるかもですが、ていうか、絶対にはずれそうですが、はずれたときは、遠慮なく笑って下さい(笑)。 わたしも笑います(笑)。 ていうか、早く続きが読みたいし、正解も知りたいなあ(笑)。
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わたしはふつうに推理小説は好きなんですが、暗号は苦手なので、暗号の解読は投げました(笑)。ていうか、あんな「といたらなにがあるか」の設定から謎に設定されている暗号なんて、わたしにゃとけません(笑)。
ので、登場人物の設定からだけ、多少読み解けたことを書いておきます。 作者さんの記述の仕方の「癖」から読み解いてみました^^ 竜騎士さんは、多視点をかなりきっちり使い分ける人です。どういう脳の構造になってるんだと思うほどに。で、そのひとりひとりの視点と心理で、世界を「みて」描写するので、その人物の認知にゆがみがあると、世界がダイレクトにゆがんで描写されます。多視点で一人称で、これをされるので、素直に読むとまどわされてしまう。 でも、さりげなく、大事なことは前提として記述されていることがおおい。だからフェアな作家さんだと思います。
で、今回読み解いていく上で、ヒントになるのは、「もし魔女が人を殺さないとするならば、誰かがうそをついているはずだ。誰ならうそをつくだろう」と考えるということだろうと、わたしは仮定しました。 キャラクターによっては、特殊な条件下ではうそをつく(意識しているときもあるけど、そうでない時もある)こともありそうだ、と。
今回、あれだけ、「魔女の仕業だ魔女がやったんだ」という作りになっている以上、人間が犯人だと素直に思っていいと思ったので。 きっと、作者さんの好みからいって、魔女的存在の設定はありそうだし、島に土俗の妖怪やら幽霊やら妖精やらがふつうにいそうですが(笑)、今回の第一話に関しては、人間が犯人というのが正解なのだろうと思います。
そいでまあ、メモ。
☆使用人のひとり、庭師の嘉音は、女の子である。 これは、登場するシーンの描写がいかにも、なところもあるのですが、沙音が、「この子を弟とは思っていない」というような発言をしているので、まず間違いないと思います。 沙音はとっさの嘘がつけない少女という設定になっています。「妹」と思っている子のことを、弟とはいえなかった。 なんで男装しているかということですが、それはこれからのお話で見えてくるのでしょう。執事の源次とのやりとりをみると、なんだかわけありっぽいですね。実は本人が知らないだけで、館の正統な後継者なのかもしれないです。 とにかくこの子はどうも、重要なキャラクターである予感がする。 (雰囲気が似たキャラクターで沙音がいるというあたりが、あやしいと思います。似た感じでキャラクターが二人でている場合、実は片方は重要人物、というのは、ありそうなパターン)。
☆お館様の部屋には中庭に出る出口や隠し通路がある。 源次は「ない」といいましたが、もうひとつの扉はあると思います。源次は金蔵のためなら嘘がつけるから、嘘をついたのだと思います。 使用人たちがきいた「謎の足音」は、隠し通路を行く金蔵の足音だったのだと思います。 つまり金蔵は犯人のひとりだと思うのですが…。 (でも「謎の足音」の正体が、実は座敷童子だった、なんて話もいつかでてきそうですね(笑))。
☆夏妃は、二重人格である。 これはちょっと想像が入りますが、「生まれつきの頭痛持ち」という設定と、子どもの頃からもっている「お守りの鏡」があやしい。 脳に腫瘍か何かあって、もともと乖離しやすい性格だったのではないかと。子どもの頃から、鏡を相手にひとり遊びする癖があったのではないかなあと思いました。 それを、久しぶりに鏡を手にしたことから思いだした。で、久しぶりに第二の人格が目覚めて、抑圧されていたぶん、爆発した。 睡眠薬は自分が処方されているのが手元にあるので、それを応接間にいた人々に飲ませて、そのあと殺したのでしょう。 つまり、最初の六人を殺したのは夏妃(のもうひとつの人格)。ドアノブの血は自分がつけたもの。無意識に手を洗ったので、覚えていない。 最後の「自殺」は自殺ではなく、他の誰かに殺されたのだと思います。 しかし、夏妃さんは、最後の方のシーンの燭台をかんぬきにして、のあたりがかっこよくて泣けます。
☆戦人の妹(?)縁寿のこと。 この子はたぶん、妹だろうと。それも、年令は戦人と大して変わらない、中学生か高校生なんだろうと思います。 戦人が、父親の裏切りを許せないと、あそこまでいうのは、父の浮気が相当長い間だったからなんじゃないかなあと思います。 それと、作者さんの思考にちゃぶ台返し、じゃなくて(笑)、「チェス盤をひっくり返してみる」と(笑)、もうひとりくらいメインヒロインがいた方が書きやすくて愉しそうだし、かなり「読者受け」しそうなキャラクターが作れそうなので、まさか小さい子にはしないだろうと。
で、縁寿がティーンエージャーの女の子だと仮定するとですね。かなり陰影のあるキャラクターなんじゃないかなと予測されるわけです。 お母さんはあの霧江さんなんですから、頭はいい子だろうと。それでいて、「愛人の娘」です。伝え聞く腹違いの兄は、優しくよい子であるらしい。物陰から、数回は戦人をみたことがあるかもしれません。戦人は覚えていないけれど、子ども時代、会社のパーティー会場とかで会話くらいしたことがあるかも。 戦人が優しく明るい少年であればあるだけ、この子は自分を責めたのではないかなあと。 親族会議にでてこないのは、ぐあいが悪いのではなく(病弱なのは本当かもしれない)、自己嫌悪と戦人への遠慮と、親戚たちへの反感があるのではないかな、と思いました。それがわかる霧江だから、会議に参加しなさいという無理強いはしないんじゃないかと思います。
…なんて、推理というより想像を書いてみましたが(笑)、あたるあたらないはともかくとして、「考える」のが楽しかったです^^
いい時間を過ごしました。
☆ただいま、仕事の合間の中休みタイム〜ですが、こういうときは、仕事関係の連絡が飛び交う時期でもあります。友人知人関係との連絡も、ひゅんひゅん飛び交います。 書かなくてはいけなかったお礼状もお出ししたりしなくてはいけないし、いまはいまで、大切な時期です。 やりとりやつながりが、お仕事と人生を作り上げていくんだなあ、と、秋が近づいた空を見ながら、思います。
☆今日は久しぶりに、カウンセリングにいってきました。 お盆のじきに、久しぶりに過激なじんましんがでたりしたので、その相談をしたりもしました。もういまはじんましんは一気にひいて、あとしか残っていないのですが、病院の先生も薬局の薬剤師さんも、「大丈夫。その症状ならストレス性です」と太鼓判を押してくださったので、一安心^^ 内心、血液とか内臓の病気だったらどうしようとはらはらするくらいの、苛烈なぶつぶつというかまだらというか、みみずばれがでてたんですよ^^; でもやっぱり、ストレス性だったのね。
で、主治医の先生に、毎度の内容の通りに最近の出来事や、考えていることなどをお話しして、「これこれこういう思考をたどって、いまは気が楽に生きやすくなりましたよ」ということを報告していたら、先生が腕を組み、 「その考え方は、認知行動療法的ですね。あなたは、認知行動療法の思考でよくなっていってますよ。再決断療法とは少し違いますねえ」 「あれ? この病院は、再決断療法のカウンセリングしてるんですよね?」 「そうですよ^^」 「あれ^^;?」
なぜか、病院で習っていない、自分で勉強もしていない認知行動療法で状態が改善されているらしいむらやまなのでした(笑)。 先生は、でも、あかるーく笑って、「いやあ、なんでよくなってもいいんですよ。よくなることが大切なんですから、ははは」 「そうですよねーははは」
今日も笑い声がたえない診察室になってしまった…
まあ、よくなればいいんですよね^^ ほんと^^
2007年08月20日(月) |
ひとつひとつ荷が軽くなる |
☆先日、長崎市内で、童心社担当氏とうちあわせしました。新シェーラに関しては、これが最後のうちあわせです。ちょっとしみじみして感無量。 最終巻、きちんとできあがっていると思いますので、読者のみなさまは楽しみにしていてくださいね^^ 我ながら良くあの枚数でまとめたものだと思う^^;
九月中旬よりも終わりくらいには、書店さんに並ぶと思います。ネット書店さんだと、数日早くなるかしら?
☆あとは…児文協のお仕事をひとつ終わらせて、先ほど、メールでお送りしました。これでまたひとつ肩の荷が軽くなった^^
☆明日からは、ポプラの冬発行予定の「レミ」一巻関連のお仕事に戻りつつ、児文協の他の仕事のフォローもそろそろだろうし、某社さんにご依頼いただいた短文も書かないといけない。
けど、まあ、今日明日あさってくらいは、ちょっと新作のゲームとか遊んでもいいかなあ、残暑休みに^^ この夏は、よく働きました。
ここ数日、暑さのせいで人が亡くなるニュースが多いので、きいていてとても辛いです。 お年寄りが、お布団の中で亡くなっていた、とかきくと、 「ぐあいが悪いなあ、あと少し寝ていれば元気になるかな」と思いながら亡くなってしまったのだろうか、とか、「涼しいところにいきたい。水が飲みたいけど、体が動かない」と思いながら亡くなってしまったのだろうか、とか、想像して切ないです。
お年よりは、電気をむだにしてはいけないからと、クーラーを極力使わずに、窓を開けてしのごうとしたりするから、でも、もうそんなことじゃ、暑さに耐えられないのが、いまの日本の夏ですから。 最近は、テレビでも、「クーラーは弱で夜通しつけていてください」なんていうようになりましたね。 昔は、「寝る前に二時間くらい冷やしてから寝るか、タイマーで寝付くまで冷やすようにしましょう」なんていっていたのに。
お盆で家にきた年上のいとこは、お魚を商う仕事をしているのですが、最近は、熱帯魚のような魚がとれるのだといっていました。 故郷の海ではみたこともないような、それこそ沖縄でとれるような色あざやかな魚が網にかかるらしい。 「そぎゃんとは、どうせうれんしぇんか、すつっとよ」 (そういう魚は、どうせ売れないから、捨てるんだよ)
日本はどんどん暑くなっていって、世界も地球も暑くなって。 人間の暮らしは、なかなかそれについていけない。
せつないなあ。 ただただ、切ないと思います。
部屋の片付けなどしていて、ふと我が家の最初のパソコンの箱がまだあるのに気づき、処分することにしました。 ソーテックの一体型の機械。e-one500A。発売当時、地元のパソコン屋さんに予約して買ったのでした。 パソコンのことはなにもわからなかったので、初心者向けの雑誌やムックを何冊も買って、読み返して、付き合い方を覚えたのでした。 いま機械本体は、ハードディスクが壊れたので、永眠しています。思い出が多すぎるので、本体はたぶんずっとおいておきますが、箱はまあもういいかなと。 「パソコンが入っていた箱は捨ててはいけません。修理にだすときに、箱にいれてメーカーに送るからです」当時読んだ雑誌に書いてあったので、たたんでおいていたのでした。 でももうあの機械を修理にだすことはありませんし。
OSが98SEということは、機械も箱も、十年くらいかな我が家にあったわけですね。思い返すとそのころは、我が家の最初の猫ランコが元気でいました。ランコはいまはもういなくて、パソコン屋さんもあのお店はなくなってしまった。
箱からシリアルナンバーのシールをはがし、大事に手帳に貼りました。そして古い箱を、ゴミ捨て場まで大事に運んだのでした。
児童文学者協会関連のお仕事しつつ、今朝方シェーラの再校も終わったわたくしです。 キッチンのテーブルで、モバイル機で音楽再生させつつ。ヘッドホンした耳がいいかげんしびれてますが、種ともこはやはりいいなあなんて思いつつ。「瞳の中の少年」「カナリヤ」「きみとあるいてく」あたりはエンドレスで再生しても燃える。
シェーラ最終巻は、文章と構成が我ながら美しくて満足しています。最初のかたちから数十枚削ったので、その作業はさすがに大変でしたが、そのぶん大吟醸というか、磨かれて光ってる感じです。たぶんね。
今回のお話で、謎はすべてとけて物語は終わります。全体の構成が、小さい子たちには難解になっちゃったことは、ごめんなさい。あと完結してからよもうと待っていてくださったみなさん、ごめんなさい、お待たせしました。九月に一気読みができます(笑)。 …自分で書いてて、一番の「勝ち組」さんは、秋に一気読みコースの人たちのような気がしてきました(笑)。新シェーラ10冊を、あいだあけずに一気に読んだら、たのしいだろうなあ(笑)。
そういうわけで。これから少し寝てまた起きて、読み直したら、編集部にFAX送って、いよいよシェーラも終了です。
☆室内の温度が、用心していると三十一度を超える時期になってまいりました。夏ですねえ。今年はまだ、「毎日三十五度こえてる」とか「今日は三十七度。微熱じゃん」みたいな日は到来していないので、これからだなあ、と思っています。 長崎市は、毎年、十月の長崎くんちくらいまでは暑い日が戻ってきたりするので、まあほんと、これからが夏の本番ですねえ。
でも、夏が嫌いなのは、気持ち的には返上してしまったので、のほほんとしています。なんで夏が好きになったかという話は…あそうか、日記よりも、来月にでる新シェーラ最終巻「天と地の物語」の後書きでかいたのでしたっけか。 とにかく夏の暑いのも愛しく感じるようになった今日この頃です。
でもでも、気持ちとは別のところで、年取ってれば、体はそれなりに疲れるものなので、こりゃだめだと思ったら、すぐにクーラーを効かせた部屋に逃げ込むことにしました^^; (数日前、「熱いのも気持ちいいなあ」なんて、室内で汗かきながらだらーんとしていたら、具合悪くなってめまいがしてきて、焦ったという。ほんとばか。何事もほどほどに、ということですね)。
☆通信講座の添削も終わり、お返しして、今日はまた、児文協のお仕事がどっと届きました。いやこれもけっこうな大役です。 シェーラの再校ゲラも、じきに届く時期なので、その前までに、こちらも終わらせなければいけません。
☆児文協編集、新日本出版社さん刊行の反戦童話アンソロジー「傘の舞った日」に、原稿用紙四十枚ほどの作品を寄せさせていただいています。私の書いた作品は、ちょっとレトロめなSF風味というか、少し前のジュブナイル風味ですね^^ (この本は、わたしの作品のために買うと、子どものみなさんには、高いかもしれません。無理せず、図書館で取り寄せるなどして読んでいただけると、わたしも嬉しいです。お金に余裕のあるおとな読者のみなさまは、止めはしませんので、ぜひ、買っていただけますと、児文協が助かります^^)。
☆シェーラが完結すると、そのあと一年間は、少しだけ時間に余裕ができるはずなので、あとまわしになっていたご依頼原稿を、少しずつ、描いていくことができそうです。 続き物の新刊とか、新しいシリーズとか、いろいろ^^ 読者のみなさま、あと少しだけ、お時間くださいね。
2007年08月01日(水) |
初校返したあとがき書いた |
☆そんなこんなで、真面目に働いていました^^ おかげさまで、新シェーラの初稿ゲラもお返しし、後書きも今日、書き終わって、メールで送りました。 「名文でしょ」と送ったら、担当氏が「なるほど名文ですね」と返してきてくれたので、今回の後書きも、名文です♪
いまはじんわりと、いいあとがきが書けたかな、とかみしめていたりして。
☆来週から、児文協のアンソロジー関係の仕事がまたひとつ始まるので、明日は通信講座の原稿を拝読して、郵便局に送りに行くぞ、と思ってたんですが…
台風うさぎがきてるとかきてないとか。 外に出られないかなあ…
被害が少ないことを祈ります。
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